第19回椋鳩十児童文学賞の決定
第19回椋鳩十児童文学賞の決定についてお知らせいたします。
受賞者
宮下すずか(みやしたすずか)
受賞作品
『ひらがな だいぼうけん』
受賞出版社
株式会社 偕成社
作者プロフィール
1957年(昭和32年)長野県生まれ51歳女性
職業:学術書編集
住所:東京都板橋区在住
「い、ち、も、く、さ、ん」で第21回小さな童話大賞(2004年毎日新聞社主催)大賞受賞。
本書が初の単行本となる。
受賞作品の紹介
ある夜のこと、どこからか、ひそひそこしょこしょと話し声が聞こえてきました。どうやら、らっちゃんが机の上にページを開いたまま置きっぱなしにした本から、聞こえてくるようです。〈は〉の文字がいうことには「あーあ、いそがしいったらありゃしない。ぼくは『ハ』とよばれたり、『ワ』とよばれたり、たいへんだよ。」それを聞いたほかの文字たちが、「ぼくはたいせつな出番を今か今かとまっているんだ。」「自分だけが活躍しているなんて思わないでよ。」と、おこりはじめたから、さあたいへん。とんだりはねたりのおおさわぎで、〈き〉が〈さ〉になったり、〈さ〉が〈ち〉になったり、すっかりへんてこな文ができあがってしまいました……。
子どもたちにもなじみぶかいひらがなたちを主人公に、一文字一文字が持つ特徴を活かしつつ、独特の視点で楽しく新鮮な世界をえがきだした一冊。ひらがなの豊かさを味わえる全三話を収録。












