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鹿児島市立美術館 > 展覧会 > 令和2年度夏の所蔵品展

令和2年度 夏の所蔵品展

特集:富嶽十景~郷土作家たちが描いた富士山

 今年は、葛飾北斎が誕生して260年目の記念の年です。また、その代表作《富嶽三十六景》の制作に着手してから、およそ190年が経とうとしています。それにちなんで「富嶽十景」と題し、所蔵品の中から富士図10点をご紹介します。
 18世紀初めまでは、まだ活火山であった富士は、万葉集でも燃える恋心の象徴として歌われてきました。一方で、日本最高峰としての神々しい姿は、信仰の対象となり、大日如来を本尊とする山として、また、仏教の理を表す三峰型の山として描かれるようになります。さらに東方の名所の一つに過ぎなかった富士が、江戸遷都によって一気にメジャーな風景として認識されるようになっていきます。狩野派は富士図の様式化を進めるとともに探幽以降は写生も取り入れ、琳派はより単純化して意匠とし、南画家たちはダイナミックな筆さばきで捉えるようになります。《富嶽三十六景》で取り上げられ、広重が《東海道五十三次》で描く頃は、庶民が富士詣でに熱中した時期でした。明治以降は、海外輸出品に描かれるジャポニスムの必須アイコンとなります。富士がわが国の象徴としてもてはやされる時期は意外と遅く、この逆輸入現象の故であると考えられています。
 日本最高峰の山岳として、またその神々しいまでの美しさから、様々なイメージをまとわされてきた富士。江戸中期から昭和まで、鹿児島ゆかりの日本画家や洋画家たちが描いた、様々な富嶽の表現をお楽しみください。

■会期

2020年8月12日(水曜日)~ 10月11日(日曜日)

 

■会場

2階常設展示室

 

特集の主な展示作品

 富嶽之図

 木村探元《富嶽雲烟之図》1754年

 床次「富士」

 床次正精《富士》制作年不詳

 和田英作「富士(吉田より)」

 和田英作《富士(吉田より)》1933年

 

その他、所蔵品展の展示作品

  

  黒田アトリエ

 黒田清輝《アトリエ》1890年 

 睡蓮

 クロード・モネ《睡蓮》1897~98年頃(※およそ五か月ぶりの展示となります)

お問い合わせ

鹿児島市立美術館

〒892-0853 鹿児島市城山町4-36

電話番号:099-224-3400

ファクス:099-224-3409


最終更新日:2020年8月10日

  • 休館日カレンダー

  • 常設展観覧料など

    • 開館時間
      • 9:30~18:00
        (入館は17:30まで)
      休館日
      • 月曜日
        (祝日の場合はその翌平日)
      • 12月29日~1月1日
      常設展観覧料
      • 一般 300円
        (年間パスポート600円)
      • 高大生 200円
        (年間パスポート400円)
      • 小中生 150円
        (年間パスポート300円)
      • 観覧料の詳細はこちらから

      ※特別企画展はその都度定める料金
      ※2F展示ギャラリー・アートライブラリーのご利用は無料
      ※毎月第3日曜日は小・中学生常設展示観覧料無料

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