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2019年の豪雨災害
- 2019年6月28日から7月4日にかけて梅雨前線が九州に停滞し、前線に向かって南から暖かく非常に湿った空気が流れ込み、前線の活動が活発化しました。
- これに伴い、鹿児島県では6月27日から7月3日にかけて局地的に猛烈な雨が降り、寺山炭窯跡の周辺での総降水量は700~800ミリに達したものとみられます。
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- この大雨の影響により、炭窯は6月28日及び7月1日の2度にわたって被災しました。
1度目の被災(2019年6月28日)
- 6月27日から降り続いた大雨により、炭窯の外周を囲む石積の裏側の土が水を含み、石積がその重みに耐えられなくなったため、正面右側の石積が高さ約2.5メートル、幅約2メートルにわたり崩落しました。
6月28日の石積崩落状況
2度目の被災(2019年7月1日)
- 6月27日から断続的に降り続いた大雨により、炭窯の北東側の斜面において、幅約30~50メートル、長さ約100メートルの土砂崩れが発生しました。
- これにより、大量の土砂と樹木が資産範囲内に流入し、炭窯の正面左側の石積が高さ約2.5メートル、幅約3.5メートルにわたり崩落するとともに、炭窯の大半が流入土砂に埋没しました。
7月1日の石積崩落状況
7月1日の土砂崩れ状況(北東側の斜面)
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