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更新日:2019年12月12日
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令和元年11月22日(金曜日)に、市内のボイラー利用事業者等を対象に「木質バイオマス熱導入支援セミナー」を開催しました。
当日は2名の講師をお招きし、医療法人聖峰会田主丸中央病院の友田真二氏には、木質バイオマスボイラーの導入成功事例として、導入したボイラーの仕様や稼働状況、導入後の燃料・CO2削減量、運用面に関する注意点などについて、実体験を踏まえて詳しく解説していただきました。
株式会社森のエネルギー研究所取締役九州営業所長の佐藤政宗氏には、森林・林業の現状や木質バイオマスの特性、導入事例の紹介など、導入のためのノウハウについて分かりやすくご講演いただきました。
鹿児島市では、木質チップなどの燃料を利用した木質バイオマスボイラーによる熱利用を推進しています。
木質バイオマスは、燃焼により二酸化炭素を発生しますが、樹木の成長過程では二酸化炭素を吸収するため、全体でみると、石油などの化石燃料に比べて大気中の二酸化炭素を増加させないことから、地球温暖化対策に寄与するとともに、間伐材などの森林資源の有効活用につながるなどの特徴があります。
出典:岡山県真庭市HP(燃料価格は平成25年3月時点のもの)
鹿児島県などでの木質バイオマスボイラー導入事例を紹介します。
(1)鹿児島大学病院
用途:蒸気(滅菌、空調、給湯及び調理等)
(2)道の駅たるみず湯っ足り館
用途:給湯(温浴施設)
(3)医療法人聖峰会田主丸中央病院(福岡県久留米市)
用途:給湯、温水プール
(4)特別養護老人ホーム銀河の里
用途:給湯、冷暖房
木質バイオマスを導入した場合のコストや効果などについて、農林水産省が取組事例を紹介していますので、木質バイオマスボイラーの導入にご活用ください。
平成30年11月1日(木曜日)に、市内のボイラー利用事業者等を対象に「木質バイオマス熱導入支援セミナー」を開催しました。
講師に、一般社団法人日本木質バイオマスエネルギー協会の川越裕之専門調査員をお招きして、木質バイオマスの熱利用状況や燃料の特性、全国の導入事例など、導入のためのノウハウについて分かりやすくご講演いただきました。
参加者から解体した木材利用についてなどの質問が出てきたほか、講演後には川越専門調査員による個別相談も行いました。
木質バイオマス利用設備の導入に対する、国の支援制度があります。
上記リンク先の「13.木質バイオマスに関連する国の支援策」でご確認ください。
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