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更新日:2017年6月15日

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第1回鹿児島市景観写真コンテスト受賞作品

私が見つけた魅力ある“かごしま市”をテーマに、平成21年8月17日~同年10月9日に募集した鹿児島市景観写真コンテストには117点の応募がありました。

鹿児島市景観審議会で審査し、最優秀賞1点、優秀賞2点、入選12点を決定しました。

最優秀賞

最優秀賞「桜島の夜明け」

 

 最優秀賞「桜島の夜明け」池田 孝さん

(撮影:錦江町)

鹿児島らしい火山と南国の植生を同画面で収めた写真。少し見上げた構図の中に、広い空、印象的な雲、噴煙の桜島のシルエット、中央に向かってやや傾いた樹木が配され、一瞬の時間と場面の切り取り方に感銘を受ける。ほのぼのとした夜明けの明るさと、末広がりの桜島の造形性が将来への希望を訴えかけているようである。

優秀賞

優秀賞「溶岩に囲まれて」

優秀賞「溶岩に囲まれて」大社 正照さん

(撮影:有村町)

雄大な錦江湾にある、こじんまりした穏やかな港であるが、激しい噴火と溶岩の流れによってつくられた景観である。噴火から再生までの歴史を感じるユニークな地形である。対岸から知ることはできないが、桜島に渡るとこのような景観に出会える。荒涼とした溶岩原に見事に緑が復活し、錦江湾の青い海との調和が美しく表現されている。

優秀賞「浄水場の春」

優秀賞「浄水場の春」萩之内 明弘さん

(撮影:皆与志町)

探せばこんな場所が見つけられることを気づかせてくれる写真。段々に重なっている構図の中に、道がうねうね曲がっていく景観が面白い。起伏に富んだ鹿児島の地形が作り出す、どこにもありそうな風景であるが、どこか懐かしく穏やかな気持ちになれる温かみのある風景である。平凡さの中によさを「発見」したことに価値がある。

入選

入選「鎌倉時代の五輪塔群」

入選「鎌倉時代の五輪塔群」北島 俊英さん

(撮影:郡山町)

常盤御前の墓といわれる鎌倉時代の五輪塔などがあり、鹿児島では古い歴史が残る数少ない場所、歴史に思いを馳せるよい場所である。地域社会を作り上げてきた歴史や文化を再認識させる景観である。

入選「ビバ イルミネーション」

入選「ビバ イルミネーション」里村 強志さん

(撮影:山下町)

都会的な匂いがしてよい。手前の噴水と、イルミネーションで飾られた樹木による動と静の対比が効果的である。天文館とは異なる夜の景観の楽しさと美しさがよく表現されている。

入選「師走の朝」

入選「師走の朝」里村 強志さん

(撮影:吉野町)

この夜景は昼間以上に鹿児島市と自然との関係を気づかせる。遠くに市街地、さらに向こうに開聞岳が見え、鹿児島の地形を実感させる。普段、こういう角度から見ることは少ないが故に新しい発見がある。

入選「甲突河畔・桜の下の楽士たち」

入選「甲突河畔・桜の下の楽士たち」鹿島 美和子さん

(撮影:下荒田一丁目)

西郷銅像・大久保銅像以外に、甲突川河畔にあった銅像。日常的な景観であるが、まちが楽しいという感じが伝わってくる。まち歩きを楽しめる風景写真と言える。

入選「棚田秋景」

入選「棚田秋景」大社 正照さん

(撮影:郡山町)

日本人の心の原風景である棚田の雰囲気がよく出ている。青々とした空の下、森があり棚田があり、コスモスが咲く。秋の実りを直前に控えた風景の中、農作業の車が山里の営みをうまく表現している。

入選「古城」

入選「古城」木元 邦義さん

(撮影:城山町)

石垣の持っているよさがうまく表現され、橋の感じと升形となっている城門の造りの面白さが伝わってくる。鹿児島の歴史的な遺産としての精神性までも感じさせる。これからも大切にしたい場所である。

入選「アコウと海と霧島連山」

入選「アコウと海と霧島連山」荻田 勝郎さん

(撮影:桜島藤野町)

沿道に群生したアコウ。大きく張り出した樹枝越しに錦江湾、さらに遠く霧島連山が見え、近景から遠景まで見事に切り取られている。大木が景観をつくるうえで、重要な役割を持つことに気づかされる。

入選「噴煙」

入選「噴煙」萩之内 明弘さん

(撮影:城山町)

市街地・錦江湾・桜島から成る定番の風景を木陰が引き締めている。市民にとって厄介な噴煙であるが、桜島の力強さや共に生きていく市民の思いなどが感じられる。桜島はシンボルであることを実感させる。

入選「供花の冷やし場」

入選「供花の冷やし場」吉田 多津雄さん

(撮影:下福元町)

身近な生活空間にとけ込んだ昔の水くみ場の風景であるが、潤いのある地域の景観をつくり出している。何気ない日常の中で、撮影者の日ごろの観察力が新たな景観ポイントを見つけた。

入選「私の散歩道」

入選「私の散歩道」福留 義之さん

(撮影:谷山塩屋町)

水辺の道から地域の人々の生活の匂いが伝わる。小さな川が宅地の木々とともに住宅地に潤いを与えている。石橋が小さいながらも残され、この一帯が歴史と共に品格を作り上げていることが感じられる。

入選「石垣のある八重の棚田」

入選「石垣のある八重の棚田」堀之内 誠さん

(撮影:郡山町)

手入れの行き届いた石垣の持つ素材感とうねりが美しい。自然の素材が醸し出す質感は他を持って代え難い価値がある。この棚田を作り出した先人の努力に敬意を感ぜずにはいられない。

入選「田を見守る田の神さあ」

入選「田を見守る田の神さあ」諏訪園 保さん

(撮影:有屋田町)

田の神の姿は鹿児島独特のもの。素朴でありながら動きがあり、見る者に親しみを感じさせる。風雪にさらされて醸し出されてきた姿からは安らぎも感じる。地域の守り神であり、景観のアクセントである。

 

(注)優秀賞、入選の掲載は応募順

よくある質問

お問い合わせ

建設局都市計画部都市景観課

〒892-8677 鹿児島市山下町11-1

電話番号:099-216-1425

ファクス:099-216-1398

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