市長メッセージ(令和3年4月号)

市民の皆さまと 直面する課題を乗り越え 確かな未来の礎を築いていきます

令和3年度が始まりました。

私にとりまして実質的な一年目が始動するに当たり、新型コロナウイルス感染症の拡大と人口減少の急速な進行という、これまで誰も経験したことのない事態に直面する中、「新しい時代に対応する鹿児島市」の創造に取り組んでいくための予算を編成しました。環境や社会、経済の変化を的確に捉え、アフターコロナも見据えながら、将来においても本市が持続的に発展していくための基盤づくりを目指してまいります。

コロナ禍の影響は、本市にも極めて厳しい財政状況をもたらしており、予算編成に当たっては、これを踏まえ、既存事業の徹底したしゅん別・見直しや財源確保に努めたところです。

その中で、最優先かつ最重要の課題は、新型コロナウイルス感染症への対応です。市民の皆さまの、いのち、くらし、しごとを守るための対策をスピード感を持って実施してまいります。

また、ICT（情報通信技術）の積極的な活用や、誰もが安心して子育てできる環境づくりなど、マニフェストを踏まえた事業をはじめ、諸施策に全力で取り組んでまいります。

この春、多くの方が新生活をスタートされることと思います。新しい環境や長引く新型コロナの影響の中で、精いっぱい前へ歩み出す方々へ心からエールをお送りします。私も、「市民のための市政」を掲げ、市民の皆さまと共に、躍動する鹿児島市づくりに積極果敢にチャレンジしていきます。