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更新日:2020年9月29日

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応急手当講習テキスト7

応急手当(1)

傷病者の体位と移動

楽になるような姿勢にして安静を保つ・安全な場所に移動させる
傷病者を横向きに寝た姿勢(回復体位)
反応はないが普段どおりの呼吸をしている傷病者で、嘔吐や吐血などがみられる場合

※回復体位は長時間の同じ向きを避け、定期的に反対向きにしてください。

首の安静

傷病者の頭を手で両側から包み込むように支える
自動車にはねられたり、高いところから落ちた場合など、傷病者が首の骨(頸椎)を痛めている可能性がある場合には傷病者の首の骨が動かないようにする。

※傷病者の頭を手で両側から包み込むように支えてください。傷病者の頭を引っ張ったり動かしたりせず、そのままの姿勢保持してください。

止血

直接圧迫する方法(直接圧迫止血法)
出血部位を確認し、ガーゼ、ハンカチやタオルなどを重ねて出血部位に当てて、その上から圧迫する。ビニール手袋を着用するか、ビニール袋を手袋の代わりに使用する。

※血液感染の恐れがありますので、感染予防に努めてください。

傷口の手当

すみやかに清潔な流水で十分に洗う
傷口をすみやかに水道水など清潔な流水で十分に洗う。洗浄後すみやかに医師の診察を受ける。

やけどに対する冷却と水疱(水ぶくれ)の保護

すみやかに流水で冷やす・水ぶくれはつぶさない
すみやかに水道の流水で痛みが和らぐまで冷やす(10分以上の冷却は避ける)水疱(水ぶくれ)は傷口を保護する効果をもっているので、水疱ができている場合は、つぶれないようにそっと冷却し、ガーゼなどで覆い医師の診察を受ける。

冷却が大事

骨折・捻挫・打ち身(打撲)に対する手当

骨折はできるだけ動かさない・捻挫などは冷却する

  • 骨折
    変形した手足を動かさずに、そのままの状態で安静に保つ(変形した手足を無理に元に戻そうとしない)
    移動するさいに骨折部位が動いて痛みが強い場合には、固定することで痛みを和らげることができる固定には添え木や三角巾などを使用し、できるだけ動かないようにする
  • 捻挫や打ち身(打撲)
    冷水などで冷却する(20分以上続けて冷やさない)
    氷枕などを使用するさいには、皮膚との間に薄い布をはさんで、直接当たらないようにする

お問い合わせ

消防局 救急課

〒892-0816 鹿児島市山下町15-1 

電話番号:099-222-0240

ファクス:099-227-3119

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