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更新日:2020年12月23日

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令和2年6月2日(火曜日)市長定例記者会見

記者会見の動画は鹿児島市動画チャンネル「動画で見る鹿児島市」をご覧ください。

令和2年6月2日市長定例記者会見-1

日時:令和2年6月2日(火曜日)10時00分~10時42分

場所:鹿児島市役所東別館3階災害対策室

報道提供資料はこちらをご覧ください。

 

皆さん、おはようございます。

先月25日、国の緊急事態宣言が、約1カ月半ぶりに全て解除となりました。

本市においては、4月20日を最後に、新規の感染を確認しておらず、市民の皆さまのご努力とご協力の賜物であると、深く感謝申し上げます。

今後、梅雨や台風が到来する季節となり、避難行動においても感染予防対策が求められます。

市民生活の各面において「新しい生活様式」の実践を周知しながら、感染拡大の防止と、社会経済活動の維持との両立を図ってまいります。

本日は、新型コロナ対策をはじめ、3項目について発表します。

市長発表項目:新型コロナウイルス感染症対策に係る新たな取り組み

はじめに、6月議会に提出予定の、補正予算第2号に盛り込んだ、新型コロナ対策関係の新たな取り組みについてご説明します。

ご覧のとおり、新型コロナ対策関係として、総額約16億5千万円、うち、本市独自事業分として、約5億円を計上いたしました。

各事業についてご説明します。

次のページをご覧ください。

まず、「事業活動への支援」策です。「プレミアム付き商品券発行支援事業」は、プレミアム付きの商品券を発行する商店街等に対し経費を助成するものです。

プレミアム率は、上限まで自由に設定できるので、各商店街の皆さんの工夫が、市民の皆さんの消費の喚起につながることを期待しています。

次に、「中小企業資金融資事業」として、中小企業の皆さんが本市や県の融資制度を利用した場合、ご覧の補助対象者が実質無利子となるよう、利子補給を行います。

次のページをご覧ください。

「市民生活への支援」策です。

「地域の飲食店子ども食堂プロジェクト事業」を実施し、活動自粛をしている子ども食堂と、飲食店が連携し、子育て世帯の子どもさんなどにお弁当を提供する活動資金について助成します。

また、ひとり親世帯に「臨時特別給付金」を支給するとともに、「住居確保給付金」の支給要件の緩和に伴う、対象者の増加に対応いたします。

次のページをご覧ください。

「きめ細かな感染拡大防止策」です。

まず、「妊産婦寄り添い支援事業」です。

ご自身と赤ちゃんのどちらについても、健康面などの不安を抱えながら生活している妊産婦の方に対して、感染拡大防止を図りながら、総合的な寄り添い型の支援を行います。

また、ご覧の表のとおり、児童や高齢者、障害者の皆さん方が利用する施設などにおいて、衛生用品等の整備を進め、サービスの継続を図りながら、地域における感染拡大の防止に努めてまいります。

次のページをご覧ください。

「地域経済の再活性化の機運づくり」です。

まず、「県外観光客宿泊キャンペーン事業」です。

国の「Go Toキャンペーン」実施の状況や、今後の感染流行の動向なども踏まえながら、県外観光客を対象に、市内の宿泊施設で宿泊の割引を受けられるクーポンを、市独自に発行し、宿泊客の誘致により、本市観光の早期回復につなげます。

次に、「宿泊施設等新型コロナ対策支援事業」は、段階的な緩和による人の移動の再開等が見込まれる中において、感染症の再流行等に備えつつ、本市観光の早期回復につなげるため、市内の宿泊施設や貸切バス事業者等の利用者回復に向けた取り組みに対して、幅広く支援するものです。

次のページをご覧ください。

「ECサイト・ホームページ導入等支援事業」は、PRや販売の機会を逸した製造業者に対して、収束後も見据えた販路拡大やPRのため、電子商取り引きの導入に係る経費等を助成するものです。

また、本市の観光サイトでは、自粛期間中に人気がさらに高まった、通信販売のページを設け、鹿児島の特産品をPRするなど、新たな取り組みが始まっています。

市民生活、事業活動のいずれにも、新型コロナの影響は誠に大きいものがあります。

喫緊に必要とされる対策に、スピード感をもって着実に当たるとともに、第二波への備えに万全の体制を維持し、時機を捉えた新たな取り組みを進めていきたいと考えております。

引き続き、市民の皆様、事業所の皆様、医療関係の皆様方のご理解・ご協力をいただきながら、対策に全力を傾注してまいります。

市長発表項目:「防災診断で災害に備えよう」推進キャンペーン

次に、「防災診断で災害に備えよう」推進キャンペーンについて、ご説明します。

大雨・台風シーズンを前に、各家庭などで、日頃の備えや災害時にとるべき避難行動を確認する「防災診断」を広く呼びかける推進キャンペーンを展開します。

防災診断は、「い」、「の」、「ち」で始まる3つのチェック項目で災害への備えを確認します。

お手元のリーフレットは、昨日から全世帯へ配布しております。

全230か所の指定避難所一覧や、避難所における新型コロナウイルス感染症対策についても記載していますので、ぜひご活用いただきたいと思います。

また、防災診断の見方を分かりやすく解説した動画を制作しました。

動画では、自宅避難か自宅外避難の確認のため、「わが家の安心安全ガイドブック」や「かごしまアイマップ」の利用方法などを分かりやすく紹介しています。

ここで、この動画を抜粋したものをご覧いただきたいと思います。

動画は、本日から順次、市ホームページで公開するほか、本庁や各支所のロビーでの放映や、町内会や自主防災組織等へDVDで貸出しを行い、防災診断の普及啓発を行ってまいります。

次のページをご覧ください。

その他、河川ハザードマップの公開や全ての避難所に周辺のハザードマップを掲出するなど、災害に備えるための環境づくりも進めています。

令和元年6月末からの大雨では、平成5年の8・6豪雨災害を上回る雨が降っており、私たちの身の回りで、災害はいつ起きてもおかしくありません。

市民の皆さんにおかれましては、ぜひ、この「防災診断」を実施し、万が一、災害が発生しても、適切な避難行動がとれるよう、日頃の備えをお願いいたします。

市長発表項目:剪定枝の分別をスタート

次に、家庭ごみにおける剪定枝の分別スタートについて、ご説明します。

これまで「もやせるごみ」に含まれていた剪定枝の分別を6月から開始しました。

剪定枝は、「もやせるごみ」の日にごみステーションに出すことはできなくなり、今後、堆肥などの原材料として資源化を進めてまいります。

家庭での処分方法は、ご覧の3つになりますが、本市では、粉砕機の無料貸出や、購入費の補助に加えて、無料で戸別収集を行います。

新型コロナの関係による外出自粛の影響もあり、2月から4月にかけて、ごみ排出量は前年度と比べて増加しました。

市民の皆さまには、剪定枝の分別とともに、改めて、ごみの減量化・資源化へのご協力をお願いします。

本日は以上でございます。

報道のご協力をよろしくお願いします。

質疑応答要旨:「防災診断で災害に備えよう」推進キャンペーン~"いのち"を守る、3のチェック~

(記者)コロナ禍での防災対策についてですが、発熱のある場合、原則は(避難所に)入れないというホームページの表現がありますが、そのような感染者を避難所で出さないような工夫というか、改めてどのような思いで今回の出水期に取り組みたいかお願いします。

(市長)通常の大雨、そしてまた豪雨等に対して避難所開設をしております。今回はコロナ対策ということで、複合災害が起こる可能性がありますので、特にコロナ対策としては避難所に消毒液や体温計、また避難所にそれぞれ避難する際のスペースの確保、2平米だったのを4平米に変えたり、2メートル間隔で避難していただいたり、収容人員が超過すると別な避難所を案内したりということで、そのことが今回の防災マップにも記されておりますので、これらをしっかりと確認して、それぞれ自分の命は自分で守るという思いで避難をしていただければと思います。

(記者)あわせて、発熱があった場合は、事前に知り合いだったりを頼るべきという指摘もありますが、その辺はきめ細やかな説明が必要だと思うのですが、クラスターを防ぐための対策等を(教えてください)。

(市長)(チラシを)配布しましたけれども、先ほどのDVD等を含めて、「市民のひろば」なり、ホームページ等でもしっかりと市民の方々にも周知をしていかなければいけないと思います。今現在もやっておりますし、また、そういう対応をしなければならない事案が起きましたら、そういう方々が特別に避難していただくような手だても取っておりますので、避難される場合に熱があった場合には事前に避難所なり、保健所、また市の担当部局のほうに連絡をしていただけたらと思います。

質疑応答要旨:新型コロナウイルス感染症対策に係る新たな取り組み

(記者)観光の回復について、市長としてどのようにお考えなのか改めてお伺いさせてください。

(市長)本市を含めて鹿児島県はやはり観光が最も誘客に結びつく大きな事業だと、これまでもインバウンド事業を含めて国内外から多くの皆様方を迎え入れる体制を取ってまいりました。そのためのイベント等もいろいろと取組を進めておりましたが、今回の新型コロナウイルス感染症により、それらのイベント、またインバウンド等を含めて国内外の流通が全くストップしてしまいまして、観光が本当に大きな打撃を受け、また、それぞれの事業所も事業を継続するかどうかという瀬戸際に立っている状況にあると思っております。

そのような意味でも、鹿児島の最も大きな事業である観光事業をコロナウイルス感染がある程度収束をした際には、すぐに回復できるような取組をしっかりとしていくことが今後の鹿児島市の振興、そしてまた、まちの活性化にもつながっていくと思っておりまして、そのための今回の6月補正で今記載しておりますそれぞれの観光に対する事業を提案するところであります。

(記者)8月から事業開始ということで、もう少し先の話かと思うのですが、県外観光客誘致のために県外の方に広報していかなければならないのかなと思うのですが、その方法でしたり、ほかの自治体もこういう動きをされたり、他県もこういう動きをされてくるのかなと思いますが、そこで鹿児島市としてどのように先手を打っていくのか、何かお考えがありましたらお願いいたします。

(市長)やはりそれぞれの自治体、地域の方々も同じような思いでこういう取組を進めていくと思います。また、国が「Go Toキャンペーン」を実施していきますので、それに呼応してそれぞれ独自の政策、事業を情報発信していかなければいけないと思っております。SNSやホームページ、また私どもとしては東京事務所等を活用しながら多くの皆様方にこのようなキャンペーンをしているということをしっかりと情報発信していければと思います。

(記者)鹿児島国体も鹿児島市の観光にとってはすごく影響を及ぼすのかなと思います。開催が危ぶまれておりますが、市長として今の状況をどう受け止められていますでしょうか。

(市長)今後、報道等の情報によりますと県をはじめ、四者において、選手、また大会関係者などの安全確保を最優先に判断をされると言われておりますので、できればコロナ感染症が収束して国体を予定どおり開催していただければ大変ありがたいと思いますが、まだまだ予断を許さない状況です。知事によりますと、6月にその判断を下されるということですが、それまでは我々としても準備をしっかりと進めていかなければいけないと思います。

(記者)例えば、今年の秋の開催が厳しければどのタイミングでの開催を求めたいとか、県に対してどのようにスポーツ庁なりに求めてほしいなど、何か鹿児島市、森市長として要望がありますでしょうか。

(市長)これまで国体に対して鹿児島市を含めて県内自治体、特に県が中心となって準備を進めてきております。この危機的なコロナ対策が拡大したことによって、国体はできるかできないかという大変な岐路に立っています。できれば今年中にしてほしいという思いがありますが、もしできなければ来年実施をしていただければと思います。これまで本当に多くの皆様方にご協力をいただきながら、そして、しっかりとした対応を進めてきておりますので、オリンピックも来年ということになりますので、国体も来年開催していただければ大変ありがたいと思います。

(記者)プレミアム付商品券ですが、ほかの自治体では市が発行するという手法を取っているところもあると思うのですが、今回の事業を見ると、発行する商店街などへの助成だと思います。市が直接発行しないということの考え方を教えていただけますでしょうか。

(市長)通常、プレミアム付商品券は、これまでも市が発行して各団体にお願いしていたケースがございました。今回は、それぞれの商店街振興組合とか、通り会、そういうところが独自に商品を開発して、プレミアム付商品券を発行することに対して鹿児島市として支援をしていくということで、これはそれぞれの商店街なり、通り会が独自に、そしてまた迅速に対応ができると、そのことが一番大きなメリットではないかなと思っておりまして、今回は市が発行するのではなくて、それぞれの通り会が発行した商品券事業に対して補助をするという形をとらせていただきました。これは、先ほど言いましたように理由は迅速に、的確に、また多くの通り会関係並びに商店街関係の皆様が波及をする、そういう効果があるのではないかと、それが理由ですね。

(記者)県外宿泊客のキャンペーン事業ですが、コロナの収束が見えない中で、まず県内の需要を喚起する自治体もあると思うのですが、今回、県外の観光客を対象にした理由、そこを区切っている理由というのを教えていただけますでしょうか。

(市長)県内の観光客に対するいろいろな支援は鹿児島県で対応されるということが発表されましたので、先ほど言いましたように鹿児島は観光産業というものが大きなまちづくりの中心となっておりますので、やはり県内だけではなくて県外の方々にも収束を見て、そしてまた、県境を越えてそれぞれ通い合うという状況がしっかりと確立したら、県外の方々にぜひ来ていただいて鹿児島を体感していただく、そういう狙いであります。

(記者)子ども食堂への支援ですが、県内の自治体で子ども食堂への支援というのはあまり聞いたことがないのですが、どうしてこういう事業を行おうとお考えなのか。

(市長)やはり新型コロナウイルス感染症でなかなか子ども食堂も開設されていないという状況を踏まえ、そのことによってこれまで子ども食堂で食事を提供されていた方が大変不便されている状況を鑑みて、子ども食堂をしっかりと推進し、経営をしておられる「かごしまこども食堂地域食堂ネットワーク」に補助をすることによって、子ども食堂でこれまで食事を提供されていた方々に満遍なくそれを提供できる環境が整うことができるということを判断してこのような支援をすることといたしました。

(記者)今回、この仕組みを見ると、実際にお弁当を提供しているのは、提供する飲食店だと思うのですが、その「こども食堂地域食堂ネットワーク」に対して補助金というのは、どういった考えでこういう仕組みにされたのですか。

(市長)ネットワークがそれぞれの子ども食堂の皆様方の中心となって運営をしておられますので、それぞれの食堂に補助するよりも、そのまとめをされているネットワークに補助することで、やはりこれも迅速、的確にそれぞれの子ども食堂に支援が行き渡るということでネットワークに支援をすることといたしました。

(記者)今回も様々な市独自の支援策を打ち出していらっしゃいますけれども、これまでも打ち出してきました融資事業とか事業継続支援金がありますが、そういったものの現状をどう捉えていらっしゃるかということ、当初見込みよりも利用が少ないものもあると聞いていますが、その辺についてお伺いできればと思います。

(市長)これまでもコロナウイルス感染症対策について様々な取組を進めてきております。事業継続支援金もそうですし、また、資金融資利子補給に対する補助とか、そういう取組を進めてきておりますが、今お話がありましたようになかなか事業が進んでいないということは、まだまだ多くの対象となる方々に周知されていないということではないかなと思いますので、再度こういう事業があるから活用してください、こういう取組をしておりますのでぜひこういう取組を活用してくださいということを再度色々な形を使って広報、周知をしていかなければいけないと思っています。せっかくつくった取組ですので、多くの皆様方にこの事業を活用していただければと思います。

質疑応答要旨:特別定額給付金について

(記者)特別定額給付金の郵送の申請が昨日から始まっていると思うのですが、給付時期が6月中旬となっているのですが、もし日時等が分かれば教えていただけますか。

(市長)6月5日から振り込みます。今受付をして、そのチェックをしておりますけれども、早い方は6月5日から振込をできるように必死になって頑張っております。

(記者)大分早くなったと思うのですが、その辺、市民の声とかいろいろ考えたと思うのですが、どうしてですか。

(市長)特別定額給付金をできるだけ早く市民の皆様方のお手元に届けるように職員も一生懸命頑張ってもらっていますし、また多くの皆様方から、早くしてくれないかという要望も寄せられておりましたので、迅速に、また内容等もチェックを早くできるように、人数をかけて、できるだけ全世帯に早く行き渡るように努力をしております。今申しましたように、当初は中旬ごろからという話で計画をしておりましたけれども、6月5日から順次お手元に届けるようにします。

(記者)特別定額給付金の給付について二重の支払いがあったと存じております。先ほどお話があったように、職員の方、必死になってされている中で起きてしまったことだと思うのですが、市長としてのお受け止めがあればお聞かせお願いいたします。

(市長)起きてはならないことが発生したと思いますが、やはり約30万弱の世帯の方、60万市民の皆様方にしっかりとお届けをするために、職員も必死になって頑張っております。システムの関係だったと報告を受けていますけれども、やはりこういったことがあってはならないと思います。とにかく間違いのないように、しっかりとしたチェックをし、そしてまた、早くお手元に届けるように、さらに職員には奮起をしていただければと思いますし、また、そういった事案が発生しないように、細心の注意を払ってもらいたいと思います。


質疑応答要旨:高校生の町内会長誕生について

(記者)鹿児島市の唐湊2丁目で高校生の町内会長が誕生しました。高校生が町内会長をするということに対してどのようなお考えを持っていますか。

(市長)今回、唐湊の町内会で高校生の町内会長が誕生いたしました。大変うれしいことだし、また、そういった若い方々が町内会のコミュニティの中心になって活動していただくことは、今後、鹿児島市のまちづくりにとっても大変大きな財産になるのではないかと思っております。

こういう若い方々が積極的にコミュニティ組織に参加し、そして多くの方々といろいろと意見を開陳しながら、その地域のまちづくり、振興策を提案していただいたり、また実現に向けて活動していただければ大変ありがたいし、またそのことが鹿児島の今後の未来を担う大きな資源になるのではないかと思います。

(記者)恐らく全国で初めてと言われているので、今後、鹿児島市が全国的に注目される可能性があるわけですね。その中で、市独自に町内会の加入率の向上だったり、活性化の事業というのは市長個人的には何かお考えなのでしょうか。

(市長)今、町内会加入率というのは年々低下をしてきておりまして、大変危機的な状況にございます。特に若い方々、また単身赴任で来られる方、そしてまた、マンションに住んでおられる方々など、様々な未加入の方々の経緯がございますけれども、やはり、そういう方々にコミュニティの在り方等についてしっかりと情報をお伝えし、そしてまたコミュニティがあることによって、様々な利点があるということもご理解いただくそういう取組を進めていかなければいけないと思いますし、またマンション等については、不動産関係の方々との協定を結んでおりますし、また学生の皆様方には、私どもが各大学で事業等をする際にもぜひ参加をしてほしいとか、あらゆる手だてを使って町内会加入に協力をいただくようにお願いしているところです。

質疑応答要旨:次期県知事選挙について

(記者)今月25日、県知事選の告示がございますが、市長ご自身も待望論があって、これまでの経緯ということで、今のところ4人がお立ちになる予定でございますけれども、市長として知事選への対応といいますか、個別の選挙の支援を含めまして、どのような心積もりか、もしそのあたりがあればお尋ねいたします。

(市長)私自身、市政をこれまで運営する際の最も大きな柱としたのが市民目線、市民が主役の鹿児島市の実現ということでこれまで市政運営を推進してまいりました。やはり、県政においても私は一緒じゃないかなと思っております。県民目線、そしてまた県民に寄り添った県政を推進していく。そしてまた、県民の声にしっかりと耳を傾けて、そして、それらのいろいろな課題に真摯に向き合って取り組んでいく、そのことが大事ではないかなと思っています。

また、私どもそれぞれの自治体の首長からすると、地域で抱えたそれぞれの課題がございますので、それらにもしっかりと向き合って、そして対応をして、やはりそれぞれの地域が発展することは県全体の発展振興にもつながっていくと思いますので、そういった意味でもやはり情報を共有し、そしてまたそれぞれの課題に向けていろいろ意見開陳をしながら、そして解決に向けて、真摯に誠意を持って対応していただける、そういう方が知事としてふさわしいのではないかなと思います。

質疑応答要旨:保育所等、児童クラブにおける待機児童について

(記者)保育所と認可保育施設と児童クラブのほうでも待機児童が発生しておりますけれども、市は2021年度をめどに解消を図りたいという目標を掲げていらっしゃいますが、現状をどう受け止めていらっしゃるのか、また今後について(お聞かせください)。

(市長)保育所等の待機児童については、昨年、解消する意味で230人分の整備を行ったところでございますが、やはり、保育を必要とする保護者の保育需要が引き続き高くなっている反面、施設によっては、保育士不足等によって受入れ人数を減少することで待機児童の解消に至っていないところであります。令和2年度には、既存施設の活用等によって480人分の定員増を図ることといたしております。

また保育士確保のためにICT導入の経費と保育士等のための宿舎借り上げの経費の助成など、保育士を確保することによって保育環境が整い、また待機児童の解消にもつながってくると思いますので、そういった視点の対策をしっかりと進めていくことが大事だと思っております。なかなか待機児童が減っていかないということは本当に残念に思いますし、さらなる努力が必要だと考えております。

もう1つは、やはり児童クラブにおいても昨年から今年は増加している状況にあります。宅地開発等によって児童数が増加している校区とか、また高学年の利用者希望が高くなっていることが1つの要因であると思っております。今後もそれぞれの地域で不足している児童クラブを市が増設をしながら、また運営をする方々にもご協力をいただきながら、児童クラブにおける待機児童の解消についてもしっかりとした対応をしていかなければいけないと思います。

質疑応答要旨:本港区における県の施設整備について

(記者)ドルフィンポート跡地の計画について、コロナの影響もあるかと思います。市長としてコロナの影響をどう受け止めていらっしゃるのか、今後どういうふうに進めていってほしいのか、市長としてお考えがありましたらお願いいたします。

(市長)ドルフィンポート跡地については、当初、県のほうで公募型の事業推進をしていくということで発表されましたが、それが延びてしまいました。鹿児島市においてもドルフィンポート跡地、鹿児島市のまちの活性化、回遊性の確保等について大きな魅力のある地域であります。また、鹿児島市でも路面電車観光路線等についても影響がありますし、また、サッカースタジアム等の候補地にもなっております。様々な事業が鹿児島市と鹿児島県の間で今後協議していかなければいけない、そういう地域ではないかと思っております。

新型コロナウイルス感染症でいろいろな事業がストップしている状況ですが、やはり感染症が収束をする時期が見えたら、ぜひこのドルフィンポート跡地についても早急な対応をしていただくように、そしてまた、市と県と意見交換ができるような状況をつくっていただくように県のほうに要請をしていきたいと思いますし、先ほど県知事選の話が出ましたけれども、県知事選までの間はなかなかコロナの関係もありますし、また、選挙の関係もありますので、そういう状況が目に見えて進まないとは思いますけれども、それ以降、今の方が継続されるのか、新しい方がされるのか分かりませんけれども、その知事さんとまた新たにしっかりとした意見交換をしながら、ドルフィンポート跡地についての開発並びに振興策について協議をしていかないといけないと思います。

質疑応答要旨:市長選について

(記者)今年冬に予定されております鹿児島市長選への出馬について、現時点でのお気持ちをお聞かせください。

(市長)今は4期目を全うすると、これまでと一緒でございます。コロナ対策にしっかりと対応して、市民の皆様方が安心して安全で日常生活が送られるように、そしてまた、経済復興なり、産業振興が図られるように全力を傾けていくことが今の私の使命だと思います。

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