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更新日:2020年12月23日

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令和2年8月26日(水曜日)市長定例記者会見

記者会見の動画は鹿児島市動画チャンネル「動画で見る鹿児島市」をご覧ください。

2020年8月26日市長定例記者会見1

日時:令和2年8月26日(水曜日)10時00分~10時37分

場所:鹿児島市役所東別館3階災害対策室

報道提供資料はこちらをご覧ください。

 

皆さん、おはようございます。

今年の夏はことのほか暑く、残暑厳しい毎日が続いています。

熱中症にも気を付けながら、新型コロナ対策のマスクを着けてすごす生活には、多くの方にいろいろなご苦労があると思います。

このような基本的な感染対策を継続していただいている市民の皆さんをはじめ、医療機関や検査機関、また、さまざまなところでご尽力くださっている方々に、改めて感謝申し上げます。

本市としても、今後さらに、感染拡大の防止対策を実施していくとともに、市民や事業者の皆さんへの新たな支援等に取り組んでいこうと、この9月議会の補正予算に盛り込んだところです。

本日は、まず、この新たな新型コロナ対策についてご説明いたします。

市長発表項目:新型コロナウイルス感染症対策~市民生活と地域経済をさらに支援

新型コロナの影響が長期化する中、このたび、補正予算第4号に、新型コロナ対策経費として盛り込んだのは
総額約26億円で、感染拡大防止と社会経済活動との両立に向けて、1ページ、2ページでご覧の各事業を一層強力に展開していくこととしております。

それでは、主な事業についてご説明いたします。

3ページをお開きください。まず、「感染拡大の防止」 についてです。

「市民サービス提供体制の確保」に関する主な取り組みとして、「キャッシュレス決済導入事業」は、手数料の収納が多い28の窓口で、住民票などの発行手数料の支払いに、クレジットカードや電子マネーなどを使えるようにするものです。

今年度、必要な機器の導入を行います。

「災害救助に要する経費」は避難所における予防対策として、パーテーションやダンボールベッドなどを購入するものです。

右側の4ページをご覧ください。

「子育て・介護福祉サービスの提供の確保」に関してです。

児童クラブや保育所、介護施設などで、地域における福祉サービスが継続して提供されるよう、消毒・清掃等の従事者の人件費、衛生用品の配備や施設整備についての支援を行ってまいります。

続いて、「学校教育の機会の確保」に関する主な取り組みです。

「ICT環境整備事業」は、臨時休業時等に、児童生徒が家庭にいても学習を継続できるよう、貸し出し可能なモバイルWi-Fiなどを学校に整備するものです。

また、「感染症対策・学習保障等対策事業」として、感染症対策の徹底や、児童生徒の学習保障のための取り組みを、各学校において迅速かつ柔軟に対応できるよう、学校教育活動に必要な経費を学校に配当します。

次に、5ぺージをお開きください。

「市民生活への支援」です。

まず、「子育て世帯への応援給付金」の支給です。

これは、市独自の給付金で、今年10月分の児童手当の受給者を対象として、児童一人につき1万円を支給します。

対象となる児童数は、約8万2,600人となっており、支給は、11月下旬開始を予定しております。

また、「育児応援金」の支給は、国の特別定額給付金が支給されない、基準日(4月27日)の翌日以降に生まれた子どもさんの育児を応援するため、本市独自に10万円の給付金を支給するものです。

対象は、今年4月28日から来年4月1日までに出産され、ご覧の要件を満たす産婦さんで、対象児は、約4,900人です。

10月から案内を開始する予定です。

右側の6ページをご覧ください。

の「事業継続への支援」についてです。

まず、「路線バス事業維持支援補助金」です。

外出自粛等により利用者が減少している路線バス事業者に対し、感染拡大防止の徹底に取り組むこと等を条件に、路線バス事業の維持を支援するものです。

バス1台につき3万円、上限200万円の支給とします。

また、障害者の就労支援事業所や認可外保育園など、地域における、福祉サービスの担い手の活動を支援するとともに、市内の花農家や畜産農家、水産加工業者などへの支援を行ってまいります。

続いて7ページをお開きください。

ECサイト立上げへの助成については、全業種に拡大することとし、地場産品のPR活動をさらに後押しします。

右側の8ページをご覧ください。

「地域経済の活性化の機運づくり」についてです。

まず、「かごしま移住支援・プロモーション事業」です。

新型コロナの影響下、「新しい生活様式」への対応として、地方都市での暮らしを希望する人たちへ、オンライン相談や移住を検討中の方への特典サービス、「移住奨励金」の新設により、本市への移住を働きかけます。

次に、「かごんまのよかもん!あげちゃう!キャンペーン事業」です。

県外在住で、市内にご家族等がいる学生さんに、特産品の詰め合わせを送付してPRし、合わせて、ECサイトの案内により、今後の販路拡大にもつなげようというものです。

焼酎をはじめ、鹿児島ならではの味や工芸品で、ふるさとの温もりも感じていただきたいと思います。

9ページをお開きください。

「Withコロナ 新観光プロジェクト事業」です。

新型コロナの影響下での観光振興と、収束後も見据えた、観光メニューの充実を図っていきます。

「かごしまワクワク体験推進」として、市民の皆さん3万人にクーポン券を発行して、本市の魅力を体験してもらうほか、マイクロツーリズムのモニターツアーにより、事業者の皆さんと課題等の共有を図るとともに、オンライン観光の取り組みへの補助を行っていきます。

右側の10ページをご覧ください。

第4期観光未来戦略策定支援事業ですが、次期戦略の策定作業に向け、観光トレンド等の調査・研究などを前倒しで行うものです。

その他、NPO法人や町内会、文化芸術団体など、市民の皆さんのいろいろな活動に関して、感染予防に必要な物品等に関する支援を行っていきます。

また、現下の厳しい状況の中で、事業の継続や拡大を目指す中小企業の皆さん方の、新たな取り組みへの支援策も実施していきます。

11ページをお開きください。

観光分野の活性化対策として、まちのにぎわいをつくる水族館と動物公園、地元プロスポーツチームの感染防止の充実などを図ってまいります。

このたびの新型コロナ対策は以上です。

引き続き、感染拡大の防止と社会経済活動との両立に向けて、市民や事業者の皆さんと一緒になって取り組み、全力で地域の活気を取り戻してまいります。

それでは続いて、その他の4項目についてご説明します。

12ページをご覧ください。

市長発表項目:災害に備えて安心 防災ラジオ

まず、防災ラジオについてです。

災害時等に、市の発令する避難情報などをフレンズFMの電波を通じて受信し、電源が自動的に入って最大音量で放送する「鹿児島市防災ラジオ」の有償提供を始めます。

受け付け期間は、9月1日から9月30日までで、本庁 危機管理課及び各支所で受け付けます。

災害時に適切に避難できるよう、ご高齢の方などに、この防災ラジオをぜひお役立ていただきたいと思います。

また、今年度中に新たな指定が見込まれる土砂災害警戒区域等について、県による住民説明会が、本市内でも開催されます。

がけ地付近にお住まいの方など、多くの方にご参加いただきたいと思います。

市長発表項目:高齢者の健やかな暮らしを応援します

次に、高齢者の皆さんの健やかな暮らしを応援する取り組みについて、ご説明します。

本年度も、永年にわたり社会のために貢献してこられた高齢者の皆さんに敬意と祝意を表し、さらなる長寿を祈念して、市職員が民生委員とともに「敬老訪問」に伺います。

今年は、新型コロナの感染予防に配慮しながら訪問します。

また、「すこやか長寿まつり」を開催し、高齢者の皆さんの生き生きとしたご活躍を応援します。

9月21日は敬老の日です。

高齢者の皆さんが、住み慣れた地域で安心して暮らしていただけるよう、取り組みを続けてまいります。

市長発表項目:第5回"食の都かごしま"フェアの開催

次に、第5回"食の都かごしま"フェアの開催について、ご説明します。

本フェアは、首都圏の飲食店で、"食の都かごしま"の魅力を発信し、本市のシティプロモーションを行うものです。

9月1日から1ヶ月間、浅草の「まるごとにっぽん」を拠点に、都内の計10店舗で開催します。

9月1日には、オープニングセレモニーも行います。

今回は、黒牛、黒豚、桜島大根など、鹿児島の多彩な食材を用いた期間限定メニューを提供するとともに、開催期間中には、スマホアプリ「かごぷり」を使ったスタンプラリーや特産品を販売する「薩マルシェ」などのイベントも予定しています。

首都圏在住者をはじめ多くの方が鹿児島の食の魅力を存分に楽しみ、本市への関心を高めていただくことで、コロナ収束後に本市にお越しいただく契機となることを期待しております。

市長発表項目:おすすめイベント情報~今だからこそ鹿児島の魅力を味わおう

最後に、おすすめのイベント情報を別冊でお知らせします。

本日は以上でございます。
報道のご協力をよろしくお願いします。

質疑応答要旨:新型コロナウイルス感染症対策~市民生活と地域経済をさらに支援

(記者)今回の補正予算はどのような思いを込めて作成したものなのかをお聞かせください。

(市長)新型コロナウイルス感染症が拡大する中で社会経済情勢が大きく変化をしておりまして、大変環境も悪化している状況です。また、市民生活も大変支障を来している状況ですので、まずは新型コロナ感染症の防止策、そしてまた社会経済活動がスムーズに、迅速に行われるような対策として今回の補正予算に約26億円を計上したところです。

(記者)キャッシュレス決済導入事業が一番最初に掲載されていますが、この事業の効果というか、具体的にどういうスキームになるのか教えていただけますでしょうか。

(市長)キャッシュレス決済は現金に触れない、衛生的で市民と職員の接触機会を減らすという利便性があると思っています。現金を通しての接触を少しでも減らすために導入するものです。このことで市民と職員との接触機会が少なくなり、感染防止の対策になるのではないかと考えています。

(記者)特に市民課の窓口は待ち時間が長くなってしまっているというのが1つ問題というか、課題になっているかと思うのですが、この事業を導入することによってどれぐらいの時間短縮というのが図れるとお考えでしょうか。

(市長)具体的にどのくらいかは計っていないですが、大分効果があるだろうと予測しておりますし、まずは先ほど申しましたように感染防止策、そしてまた現金を出す、受け取る、そういう時間的な短縮にもつながってくると思いますので2つの利便性が図れるのではないかと予測はしております。時間的なものについては今後機器を導入した際、しっかりと検証していければと思います。

(記者)4ページ目のICT環境整備事業についてですが、コロナ禍においてオンラインを活用した学習、授業というのは他県と比べて鹿児島は決して進んでいる状況ではないと私は思っているのですが、改めて森市長の認識をお願いします。

(市長)子供たちの学びを継続することが可能な環境を整えることが大変大切であろうと思っています。非常事態宣言後、学校がやむを得ず休校する事態が生じました。その際にやはり学習がなかなか進まない、低下するという懸念もありました。そういった中でICTを活用した多様な学習を行うことで情報活用能力の育成にもつながっていくのではないかと思っています。

今ご指摘がありましたように鹿児島の教育環境が少し遅れているという懸念もありますので、そういったものをしっかりと補完するべく、このICTを活用した学習活動ができればと思って今回予算として計上したところであります。

(記者)具体的にはモバイルWi-Fiなどを貸し出して、学校で授業をやったものをネットで家庭で見てもらうという、いわゆるネット授業ということになりますか。

(市長)そういう形になっていきます。

(記者)今回、子育て世帯への支援策を2つ上げられていますが、この予算を組んだ市長の思いをお聞かせください。

(市長)子育て世帯は今回のコロナウイルス感染症で大変な思いをされ、育児をするための下支えがなかなかできていないという状況にあろうかと思っております。そういった中で2つの事業、育児応援金については多くの方々からのご要望もありましたし、私自身も4月27日を基準日として国が特別定額給付金というのを支給されましたけれども、それよりあとに生まれた方々にも平等、公平に支給をしなければいけないという思い、生まれたお子さんをお祝いするとともに、日常生活を制約されながらの子育てを応援する必要があろうという考えの下で今回はこの事業を推進いたしました。

また、子育て世帯への応援給付金支給事業についても子育て世帯の生活の安定を図るという意味での効果をしっかりと構築するために支援をするということで、国の給付金に上乗せをする形で臨時特別給付金とプラス、鹿児島市の育児応援金を支給するという形を取ったところであります。

(記者)このタイミングでの子育て世帯への支援というのは、やはり新型コロナウイルスの影響の長期化というのが背景にあるのでしょうか。

(市長)新型コロナウイルス感染症はいまだ収束の兆しはなく、またいつ出るかということの懸念もありますので、そういった中で自粛を迫られ、また家庭内での育児を迫られる方々に対してしっかりとした応援、支援をする仕組みが必要であろうということで今回の補正予算に計上させていただきました。

(記者)バス事業のことについてお聞きしたいのですが、4月以降、南国交通、鹿児島交通に移譲されたわけですが、コロナの影響というのは市電・市バスにも影響を及ぼしています。確認ですが、バス事業は維持するということで約束をされて移譲されているわけですが、今回の支援については両者からの申入れということなのか、それから3万円というのは大体1台にそれぐらいのロスといいますか、赤字が出ているのかなということなんですが、その根拠ですね。

それからもう1つ、民間に移譲されて、それぞれ民間が努力されることだろうと思うのですが、コロナという大きな影響があって致し方ないという面ももちろんあると思うのですが、バス路線は非常に厳しい状況なので、これをきっかけに支援というのが恒常化しかねないといいますか、そのあたりについてのお考えをお聞かせ願えればと思います。

(市長)今回の交通事業者に対する補助に対しては、要請があったというわけではなく、新型コロナウイルス感染症によって市民の皆様方が自粛をやむなくされ、それに伴って公共交通機関を利用する方々が減少するといった状況を見て、やはり交通事業を継続しなければいけないという思いで、市として今回の事業に取り組んだところです。

また、金額の3万円と上限200万円については、類似都市等を参考にして今回の事業の編成をしたところです。とにかく今、交通事業、それぞれ民間事業者の方々は大変なご苦労をされているし、また経営状況も大変厳しいものがあろうかと思っています。やはり市民の利便性や生活環境を維持していくためには公共交通機関の維持は大変重要なものですので、そのことをしっかりと我々も受け止めて今回の支援を予算の中に組み込んだところです。

質疑応答要旨:かごしま国体・かごしま大会について

(記者)鹿児島国体についてですが、鹿児島県の塩田知事が2023年の開催に向けて大きく前進したということで、佐賀県知事との調整が1つ進んだという状況ですが、まず、2023年の開催が少しずつ見えてきている状況について市長の考え、受け止めを教えてください。

(市長)今回、国体の開催について、塩田知事が佐賀県の山口知事と協議をされたり、また、滋賀県の三日月知事とも対談をされたりして、積極的にこの国体に関して取組を進めておられ、私どもとしても取組が進んでいるということに対しては大変評価をしたいと思っております。

また、2023年という形に今はなっていますが、まだ確定的なものではないですが、そういった時期的なものが明確にされることが今後我々の取組にも大変大きな影響も出てきますし、また、鹿児島の経済浮揚、まちの活性化にもつながるってくると思いますので、ぜひこの2023年の鹿児島国体に向けて県を含めて、我々市町村もそうですが、それらの団体とも協力をしながら、実現に向けて働きかけを強めていければと思っています。

(記者)中止ではなく延期という形が決まって、ただ延期されているだけでも既に各自治体の負担金というか、これまで費やしてきたお金とか、莫大な費用がかかっているわけです。3年後ということで、取材をしていると、市町村によっては、もういっそのこと開催よりも、中止とかにしてもらったほうが市町村としての自治体の負担としては低くなるんだ、助かるんだという声も聞かれたのですが、このあたりはいかがでしょうか。

(市長)今年の鹿児島国体に向けて、それぞれの自治体で様々な環境整備をしてまいりました。また、受入れ体制の準備もしてまいりました。

そういったいろいろな財源も確保しながら取り組んできたところでありますが、3年後になりますと、それがさらに予算的な逼迫というか、予算的に不足する面も出てくるだろうと思っていますが、やはり私としては、国体はぜひ実現してほしいと思いますし、先ほども申し上げましたように、国体が開催されますと、これまでの推計では600億円を超える経済効果があるということを言われていますので、やはり鹿児島にそういった意味で大変大きなプラスの影響をもたらすイベントですので、ぜひ実施をしていただきたいと思いますし、また、この実現に向けてしっかりと我々も協力をしながら努力をしていければと思います。

そしてまた、財源等については、国また関係団体からしっかりとした支援をしていただければ我々としてもしっかりとした取組ができると思います。

質疑応答要旨:県総合体育館整備について

(記者)県の新たな総合体育館について、先日、塩田知事が県庁東側での建設計画をある意味で白紙に戻すということで、振出しに戻るような格好となりました。これは鹿児島市との向き合いも非常に大きなところですが、このことについてはどうお考えでしょうか。

(市長)やはり鹿児島市にとってもスポーツを通じたまちづくりを進めていますので、県の総合体育館というものは大変重要な施設となっております。塩田知事が今回また白紙に戻すということになりました。この体育館問題については、もう10年越しの大きな課題になっており、実は私が市長になってもう3人の知事が替わっております。そのたびにいろいろ方向性が変わってきております。

今後は白紙に戻すということでありますので、市に造られるということも白紙に戻されるのかどうか分かりませんが、鹿児島市にはやはり大きな重要な施設であろうと思いますので、しっかりと情報を共有しながらこれから総合体育館に向けての取り組みを進めていただければと思っています。建物を建てるというだけではなくて、その建物を建てることによってどういう効果があるかという、そういうことまで含めたあらゆる面に気をつけながら進めていただければと思います。

(記者)鹿児島市のまちづくりの観点から考えたら、この辺りに造られたら望ましいなどのお考えはありますか。

(市長)そこはまだないですね。今はとにかく最初は県庁の東側、次は中央駅の西口、そしてまた県庁の東側に変わりました。そういった面では、鹿児島市内に様々な候補地があろうかということは私自身もある程度分かってはおりますけれども、今後は県の塩田知事が検討委員会をつくられるという話でありますので、そういった中で十分な議論をしてほしいし、また、建物だけのことではなくて、先ほど言いましたように、そういった周辺の情報、環境とか、経済効果とか、また拠点施設となりますので、それのありよう等について様々な観点からいろいろ検討して、この総合体育館の建設をしてほしいと思います。

質疑応答要旨:市長選について

(記者)総合体育館の話の中で、知事は3人替わってという話があったのですが、森市長は4期目の任期満了が少しずつ近づいてきていますけれども、次の選挙に向けての思い、考えというのがあればお聞かせ願えますでしょうか。

(市長)市長選に向けては、今の状況では先ほどから話をしますように、新型コロナウイルス感染症が拡大し、収束が見えない状況の中で、市民の皆様方の生活の安定と安心感、それをしっかりと確保するためには、やはり感染防止対策、また、社会経済活動の両立の対応をしっかりとしていかなければいけないと思いますし、また、今お話があったように、今年は私の4期目の締めくくりの年でありますので、市民の皆様方に約束をした様々な施策の総仕上げをする年でもあります。

そのことをしっかりと踏まえながら、市民の皆様方に対して私の持てる力をしっかりと示すことが今の私の責務であろうと思っています。また、次期市長選につきましては、私自身熟慮をしまして、また、いろいろな方々のご意見等もお聞きをしながらしかるべき時期に最終的にどうするかということは決めたいと思っています。

(記者)現時点で出馬要請などが来ているというのはあるのでしょうか。

(市長)現時点で公的にはないです。

質疑応答要旨:県総合体育館整備について

(記者)県の新総合体育館ですが、市長は鹿児島市に造ってほしいと思っていらっしゃいますか。

(市長)はい、思っています。

(記者)それは、やはり体育館があることで効果があると(いうことですか)。

(市長)そうですね。先ほど言いましたように、スポーツの力というものは、まちづくりの活性化なり経済振興にも大きな影響を与えますので、やはり鹿児島市に造っていただくことで、その効果というものは大きく現れると思いますし、また県都でありますし、人口が集中している都市でもありますので、そしてまた、交通の利便性とか他の様々な観点からも鹿児島市にぜひ造っていただければと思っています。

(記者)県は今後、第三者を含めた検討委員会を立ち上げる予定ですが、その中に鹿児島市も入ってほしいというような要請というのは今のところありますか。

(市長)先ほど私も言いましたが、やはり鹿児島市にもし造っていただけるということ、また鹿児島市に造ってほしいという思いもありますので、もし検討委員会がつくられるということであれば、鹿児島市もぜひ参画をさせてほしいと要望はしたいと思います。

(記者)まず、機能や規模など話し合ってから適地を探すというふうに塩田知事は説明されたのですが、その進め方については、森市長はどのようにお考えでしょうか。

(市長)これまでがまず場所ありきで進んできたのではないかと思っていますので、場所も含めて規模等もどういったものを造るかということでその地域がある程度限定されてきますので、そういった観点からしますと、そういう手法も必要ではないかと思います。

(記者)先ほど10年越しというお話がありましたけれども、もう失敗というのはできないのではないかと県民としても思うのですけれども。

(市長)やはり期待されている総合体育館です。今の体育館も相当古くなっていますし、また、耐用年数も過ぎていると思います。当初は国体を目指して国体の時期に完成するようなスキームで取り組んでおられたと思っていますが、3年後になりましたら、それに間に合うかどうか分かりませんけれども、できるだけ早く検討委員会をつくっていただいて、早い時期に決定していただければと思います。

質疑応答要旨:塩田知事就任について

(記者)塩田知事が間もなく就任1か月を迎えられるのですが、この1か月で県と市で関係性が変わった部分が何かありますか。

(市長)私自身は1回、最初に知事に当選をされたときにお会いしただけで、その後は、なかなかお会いする機会はありませんけれども、国体等の時期等についてある程度迅速な対応を図っておられますし、また、様々な方々との意見交換もされているようでありますので、順調に滑り出しをされているのではないかと思います。

(記者)公式には就任の翌日の7月29日に会われていると思うのですが、非公式に会われた機会とかお話しされた機会というのはあるのですか。

(市長)就任する前には何回かありました。

(記者)就任後はないですか。

(市長)就任後はそれだけですね。

(記者)市と県の良好な関係性というのはどう築いていくかというのはこれまではずっと指摘されてきた課題でもあると思うのですが、どのように関係性の構築というのを進めていかれようと思っていらっしゃいますか。

(市長)塩田知事は鹿児島市の出身でありますし、また、これまでも様々な鹿児島市のイベント、取組等についても積極的に参画をし、いろいろ行動もしていただいておられましたので、鹿児島の情勢等については十分把握もされておられると思います。そういった中で、今後はトップ同士お互いにしっかりとした取組が進められるように、ぜひ機会あるたびにお会いし、意見を開陳しながら、県勢発展、また市勢発展のために取り組んでいければと思います。

質疑応答要旨:市長選について

(記者)先ほど市長選の話が出たのですが、コロナ禍の中で市民生活の安定が大切だということで、安定のためにご自分で続けられたいというような思いはありますか。

(市長)今のところ白紙ですね。

(記者)前回4年前のときは、ちょうどこの8月の定例会見のときに出馬の表明のお話をされていたようなんですが、今回、ちょっと混乱した状況ということもありますが、遅くともいつぐらいまでには決めたいとか、ご自分で見通しみたいなものは立てていらっしゃいますか。

(市長)見通しは立てていません。先ほど言いましたように、今のこの情勢は大変大きな社会環境の変化がありますし、大変市民の皆様方も苦渋を強いられておられますので、解決策をしっかりとすること、対応することが今の私に課せられた責務だろうと思っています。

4年前とは大分環境が変わってきていますし、また、今後、私自身の行動等については様々な方々にもご意見を伺いながら、そして最終的に方向性を決めたいと思いますが、今の段階では市長選についてはどの時期にどういう形でということは全く考えていません。

(記者)5期目をするということに関しては、どちらかといったら前向きに検討とも言いがたいですか。どうでしょうか。

(市長)ないですね。まだ白紙です。

(記者)引き続き市長選についてですが、まだ今は感染防止対策、社会経済活動との両立に邁進されるということですが、一方で、9月をもう迎えることになりますが、市長選を考えられるのは11月頃だと思うのですが、なかなかほかの候補者の方の動きが硬直してしまうのではないかという声も出てくるかとは思うのですが、再度お伺いしたいのですが、大体いつまでには決めたいというのは、もう一度お聞かせいただけますでしょうか。

(市長)今のところはそういう思いはありません。他の候補とか言われましたけれども、私自身のことですので、市政を担う方がおられればいつでも手を挙げられると思いますので、私自身は私自身でしっかりと思いを伝える時期が来るときに発表すればと思っています。

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