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更新日:2022年4月5日

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令和4年3月29日(火曜日)市長定例記者会見

記者会見の動画は鹿児島市動画チャンネル「動画で見る鹿児島市」をご覧ください。

040329市長定例会見写真1

日時:令和4年3月29(火曜日)10時00分~10時19分

場所:鹿児島市役所東別館3階災害対策室

報道提供資料はこちらをご覧ください。

皆さん、おはようございます。

まず、今月16日に発生しました福島県沖を震源とする地震により、亡くなられた方々に、衷心よりお悔みを申し上げますとともに、被災された皆様に対し、心からお見舞いを申し上げます。
一日も早い被災地の復旧と住民生活の安定をお祈りいたします。

また、今回のロシアによるウクライナへの軍事侵攻により、主権と領土が侵(おか)され、多くの尊い命が奪われていることに、深い悲しみと憤(いきどお)りを感じざるをえません。
犠牲になられた多くの方々に深く哀悼(あいとう)の意を表しますとともに、平和都市を宣言している本市の市長として、1日も早いウクライナの平和と安定、そして世界の恒久平和を心から願っているところです。

さて、この4月、令和4年度のスタートとともに、第六次総合計画に基づく、今後10年間のまちづくりが始まります。私も、決意を新たに、市民の皆さまのいのち、くらし、しごとを守るため、全力を尽くしてまいります。
第六次総合計画に掲げる都市像「つながる人・まち 彩りあふれる躍動都市・かごしま」の実現に向けて、市民の皆さまと一緒になって、着実な一歩を踏み出してまいりたいと考えています。

この第六次総合計画のリーフレットを、4月1日から各世帯にお届けしますので、ぜひ手に取って、ご覧いただきたいと思います。

それでは、本日は、5項目について発表します。

市長発表項目:引き続き「新型コロナ感染対策」の継続を

はじめに、「新型コロナウイルス感染症対策の継続」についてのお願いです。

新生活のスタートや春の行楽シーズンによる人流の増加に伴い、感染拡大が懸念されます。
既に、本市の感染者数は、3月22日以降、急激な増加傾向にあります。
特に、20代の感染が多く、会食による感染も増えている状況です。
昨年も4月から感染者が増加しました。ゴールデンウィークを迎え、5月から6月上旬にかけて感染拡大が続きました。

新規感染を抑えるため、市民の皆さまには、基本的な感染対策の徹底に加え、「飲食の場での感染対策」、「十分な換気」など、気を緩めることなく徹底していただきますようお願いします。

特に、歓送迎会などでお店を利用する機会が増える時期を迎えています。今申し上げたお願いを踏まえて、改めて、お店側と利用者側の皆さまそれぞれに、私からお願いがございます。

お店を利用する際は、第三者認証の店舗などを選んでいただきたいと思います。
そして、お店の方には、客席の間隔確保や従業員の体調確認はもちろんのこと、お客様にマスク会食を必ず呼び掛けるなど、感染対策の徹底をお願いします。
利用者の皆さんには、同一グループの同一テーブルでの飲食は4人以下とし、マスク会食の徹底はもちろん、お店の感染対策に必ず協力をお願いします。
感染拡大を抑えるためには、お店側、利用者側の両方の協力が必要不可欠です。自分と大切な方々を守るためにも、それぞれが強い警戒感をもって、対策の徹底をお願いいたします。

また、花見のシーズンを迎えていますが、団体による飲食を伴う宴会は自粛をお願いしています。
ご家族等で散策される際には、咳エチケットやマスク着用など感染拡大防止へのご協力をお願いします。

次のページをご覧ください。

新型コロナワクチンの接種についてです。
本市における追加接種の接種率は、34.5%となっております。
2回目接種からの接種間隔に応じて、毎週、接種券を発送していますので、予約及び接種をお願いします。

4月からは、12歳から17歳への追加接種も始まります。
対象となる方は、約2万6,000人で、4月6日から接種券を発送し、届き次第予約可能となります。
ワクチンは、現在18歳以上用として国から配分されているファイザー社ワクチンのみを使用することとされています。
しばらくは12歳から17歳の専用予約枠を設けることとしており、今後ファイザー社ワクチンの需要が高まりますので、18歳以上の方で早期の接種を希望される方は、モデルナ社ワクチンの検討をお願いします。

また、5歳から11歳の小児への接種が今月から始まっております。
小児科を中心に44の医療機関で接種が可能となっています。
接種にあたっては、接種券に同封の案内や、かかりつけ等の医師の説明により、有効性や安全性について、保護者の方も十分ご理解いただいた上で、検討をお願いします。

引き続き、国の方針を踏まえながら、着実に接種を推進してまいります。

市長発表項目:アフターコロナを見据えた観光再生とまちのにぎわい創出に向けた取り組み

次に、「アフターコロナを見据えた観光再生と、まちのにぎわい創出に向けた取り組み」について、ご説明いたします。

まず、「アフターコロナ・リカバリーサポート補助金」の申請受け付けを4月15日から開始します。
コロナ収束後の観光需要回復を見据えた魅力づくりや受入体制の充実に向けた取り組みを支援するものです。
なお、宿泊施設等における衛生対策については、切れ目なく、4月1日から受け付けします。

また、「宿泊施設バリアフリー化支援補助金」についても、4月15日から申請を受け付けます。
令和5年の特別全国障害者スポーツ大会に向けたユニバーサルツーリズムの推進のため、宿泊施設における受入体制の充実に向けた取り組みを支援します。

国が進めている「観光施設における心のバリアフリー認定制度」を活用し、本市でも事業者の皆さんと連携しながら、誰もが安心して観光を楽しめる環境づくりを進めてまいります。

次のページをご覧ください。

中心市街地の商店街等が実施するイベント等を支援する「中心市街地にぎわい創出支援事業補助金」の申請受け付けを本日から開始します。
センテラス天文館のイベント広場を利用したイベントなど、再開発事業との連携も図りながら、中心市街地のさらなるにぎわい創出や回遊性の向上が図られることを期待しています。

次に、「プレミアムポイント事業」についてです。

4年度も本事業を通じて飲食店の支援や、地域における消費喚起を行ってまいります。

4月28日から9月30日までの期間に、参加店舗で飲食され、スマートフォンの電子マネー「Payどん」で決済すれば、最大で、利用額の25%を「Payどんポイント」として翌日に付与します。

事業の実施に先立って、参加登録する店舗を4月14日から8月31日まで募集します。
ぜひ多くの飲食店の皆さまの参加をお願いいたします。

市長発表項目:センテラス天文館に"観光案内所"と"天文館図書館"をオープン!

次に、「センテラス天文館にオープンする本市の施設」について、ご説明いたします。

まず、観光案内所についてです。
観光客等のさらなる受入体制の充実を図るため、1階に「鹿児島市観光案内所 天文館」を設置します。

開設日は、4月1日で、10時から20時まで、年中無休で開所します。
なお、報道機関等を対象とした内覧会を3月30日に、プレオープンを3月31日に実施します。

案内所では、観光や交通の案内のほか、観光スポット等が検索できるタブレット端末や、マイボトル対応型給水機なども設置します。

また、外国語対応を含む質の高いサービスを通じ、国際観光都市としての案内機能の向上を図るとともに、国の「心のバリアフリー認定制度」に認定された施設の一つとして、ソフト面でのバリアフリー対応にも積極的に取り組みます。

「誰もが安心・快適に観光できる鹿児島市」の実現につなげてまいりたいと考えております。

次のページをご覧ください。

「天文館図書館」についてです。

まちなかで誰もが気軽に本と触れあうことができる天文館図書館を、4階及び5階のフロア内に設置します。

供用開始は、4月9日で、10時から20時まで開館します。

図書の貸出や閲覧のほか、多彩なイベントや、アーティスト等の作品を展示する有料ギャラリーの設置などのサービスを提供します。

約4万冊の様々な分野の蔵書を備え、セルフ貸出機や座席予約システムなど、ICT機器も活用します。

幅広い世代の皆さんが、読書をはじめ、それぞれの目的に応じて過ごすことができる図書館が、天文館はもちろん、鹿児島の新たな交流拠点として、親しまれることを期待しています。

市長発表項目:市ホームページを活用した町内会加入促進の取り組み

次に、「町内会加入促進の取り組み」について、ご説明いたします。

居住地の町内会をオンラインで検索できる「町内会区域図」や、「加入申込フォーム」を本市ホームページに公開し、申込手続き等の利便性向上と加入促進を図ります。

4月1日から運用を開始します。

「町内会区域図」は、グーグルマップを通じて、住所から町内会名を検索できます。

また、加入希望者は「申込フォーム」から申し込みが可能となり、情報を市から各町内会に提供し、町内会において手続きを行っていただきます。

市民の皆さまにとって身近なコミュニティ組織である町内会は、温もりある地域社会を形成する上で、重要な役割を果たしていただいております。

就職など住所異動が多いこの時期、ぜひ、「申込フォーム」を活用し、異動手続きに併せて町内会に加入していただきますようお願いします。

市長発表項目:提案型によるネーミングライツパートナーの募集開始

次に、「ネーミングライツパートナーの募集」について、ご説明いたします。

今回、ご覧の鴨池公園水泳プールをはじめとする8件14施設のスポーツ施設について、ネーミングライツパートナーを「提案型」で募集します。

「提案型」とは、市が公表する対象施設の中から、法人等が愛称を付けたい施設を選んで、愛称や金額を提案いただける制度です。

次のページをご覧ください。

募集に当たり、まずは、ホームページで対象施設を公表し、法人等の皆さまからのご希望を「事前相談」という形でお受けいたします。
3月29日から開始します。
愛称の使用開始までの流れは、ご覧のとおりです。

令和5年度に「かごしま国体・かごしま大会」の開催を控え、今後ますます、スポーツに関する機運や注目が高まることが期待される中、国体等の会場を含む施設が対象となっておりますので、ぜひご相談をお願いします。

ネーミングライツは、私のマニフェストでも掲げ、積極的に取り組んでいるところです。
今後も引き続き、効果的な活用を図ってまいります。

本日は以上でございます。
報道のご協力をよろしくお願いします。

質疑応答要旨:新型コロナワクチン接種について

(記者)追加接種に関しまして、接種率が34.5%とありますが、この数値に関する評価をお願いします。

(市長)追加接種の実施に当たっては、私としては、接種を希望する方が早期に受けられる状況の確保、環境整備ということを第一に取り組んでおります。その点からは、現在、本市においては滞りなく順調に接種が進んでいるものと考えておりまして、追加接種を希望される方が希望に応じて接種を受けていただいている、そういう状況にあると、順調に推移をしていると私としては捉えているところです。

(記者)今の追加接種に関連したことなのですが、小児(5歳から11歳)への接種が今月から始まって、41,000人中、3,200人がおととい時点で接種しているということで、率にしたら7.8%ということなのですが、これが想定より低いのか高いのか、想定どおりなのか、それと併せて市長の評価というのを伺えればと思います。

(市長)どのぐらいの方が受けるのかという想定はなかなか難しいところでありますので、想定どおりなのかということは、そもそも鹿児島市としましては、希望される方が接種を速やかに受けられる状況をつくるということが我々の責務であると考えておりますので、接種率がどこまでいけば想定どおりで、どこからが想定から外れているかということはないところです。ただ一方で、接種に関しましては、現在、供給量に合わせて予約枠を設定しておりますが、予約可能枠の8割が埋まってきている状況でありますので、そういった面からは鹿児島市として接種を希望される方に機会を提供できていると認識をしているところです。

質疑応答要旨:アフターコロナを見据えた観光再生とまちのにぎわい創出に向けた取り組みについて

(記者)アフターコロナを見据えた観光再生とまちのにぎわい創出で2点お伺いします。
1つ目が、1のアフターコロナ・リカバリーサポート補助金で、まず、(1)の観光需要回復というのは具体的にどういったものを想定されているのか。あと補助金の予算規模、今年度の予算に組んでいると思うのですが、それが幾らぐらいかという点についてが1つです。
もう1つが、「まちのにぎわい創出」の2のプレミアムポイント事業で参加登録店舗数をどのぐらい想定されているかという2つについて教えてください。

(市長)それでは、まず、プレミアムポイント事業の想定についてですが、まずは、今年度、同様のプレミアムポイント事業を行いましたが、その事業に登録していただいた方には引き続き登録を見込んでいるところです。これがたしか700後半でしたかね、ここをベースにこれからの積み上げを考えているところです。
具体的な目標については担当のほうから答えてください。

(補助職員)産業支援課でございます。参加登録店舗は第1弾のときには744店舗で終わっているところです。今、市内の第三者認証店が3月23日現在で2,157でございますので、そういったところに働きかけをしていきまして、できるだけ増やしていきたいと考えております。

(市長)まずこの点はよろしいでしょうか。
続いて、アフターコロナを見据えた観光再生についてでありますが、私としては、まず重要なのは、観光の再生は2つやらなければいけないことがあると思っていて、まずは目の前の需要減に対する対応と将来の稼ぐ力の向上、この2つをやらなければいけないと捉えております。今いただいた点については、前段のほうですね。目の前の観光需要の回復ということにつきましては、まず何といってもお客様が安心して利用できる、そういうマインドの回復が重要であると考えておりますので、当然のことでありますが、衛生対策の強化、ここにまずは力を注いでいきたいと思っております。
そして、直近の観光需要回復の具体的なメニューについては担当のほうから答えてください。

(補助職員)こちらについては販売力強化につながるものということで、広報や宣伝をするための経費、例えば、オンラインの旅行サイトなどに掲出したり、そういった取り組みを対象にしているところでございます。以上でございます。

質疑応答要旨:動物殺処分ゼロの取り組みについて

(記者)3月議会でも質疑の中であったのですが、市長がマニフェストに掲げていらっしゃる殺処分について伺いたいのですが、今年度、殺処分がゼロになる見込み、ほぼもうゼロということが確定していると伺っているのですが、マニフェストで掲げている中でのこういう状況に対してどのように受け止めていらっしゃるかということが1点と、新年度以降もこのゼロを続けていくためにどのような取り組みが必要なのか、課題などあれば伺えればと思います。

(市長)まずこの殺処分ゼロの実現につきましては、私としては非常にうれしく思っております。何といっても市民の皆様、そして関係の皆様、そして関係の職員が全力で頑張っていただいた、その成果であると捉えております。また、これは1つマニフェストの効果であろうとも思っております。やはりマニフェストに掲げることによって方向性を明確に示し、そして、そのゴールに向かって担当職員はもちろんのこと、市民の皆様、関係の皆様と協力をしながら全力でその達成に向かっていく、これは1つマニフェストというものの効果が現れた事例であったろうと思っております。もちろん、ここで立ち止まってはいけないわけでありまして、来年度以降も継続できるようにまず今やっていることをしっかりと続けていく、その上で、その時々の課題をしっかりと的確に把握し対応してまいりたいと考えております。

(記者)今、何か課題として感じていらっしゃることというのはありますでしょうか。

(市長)やはり課題としては、常に対策を行っておりますが、地域猫のことであったり、あとは当然に飼い主の方々への終生飼養の理解の啓発、ここは引き続き行っていかなければならないと思っておりますので、これまであった課題に対する対応を引き続き行っていきたいと考えております。

会見終了後のあいさつ

(市長)最後に、私からも一言ありまして、この3月という時期は恐らく記者の皆様も異動を迎える方もいらっしゃるかと思います。異動を迎える方々におかれましては、新天地でのご活躍も期待いたしますとともに、引き続き、ぜひ鹿児島市の取り組みについて愛情と関心を持っていただければありがたいと思っております。

また、引き続きのお付き合いとなる皆様には、ぜひ鹿児島市の取り組みを報道、広報いただきますことを、そして、新年度もよろしくお願いいたしますと申し上げて、本日の会見を終わりたいと思います。
改めて、ありがとうございました。

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総務局市長室広報課

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