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更新日:2015年3月20日

市民とともに・平成21年1月号(新春市長対談)

対談にのぞむ森博幸市長と稲森いずみさんの写真

 新春に当たり、昨年のNHK大河ドラマ「篤姫」で、大奥筆頭御年寄「滝山」を好演された鹿児島市出身の女優・稲森いずみさんをゲストに迎え、森博幸市長が対談を行いました。稲森さんが、「篤姫が運んだ"追い風"を、今後のまちづくりに生かして」と言えば、「持てる情熱とパワーのすべてを注いで、市民とともにその期待に応えたい」と力強く答える森市長。和やかな雰囲気の中で、鹿児島弁を交えた会話が弾みました。(この対談は、広報紙「かごしま市民のひろば」第500号(平成21年1月号)に掲載されたものです)

大河ドラマ「篤姫」を振り返って

市長 稲森さんは、昨年放送された大河ドラマ「篤姫」で、知的でクール、それでいて温かい真心を持った大奥筆頭御年寄「滝山」を演じられ、好評を博しましたね。鹿児島に生まれた者として、大変うれしく思っています。滝山が登場すると場面がピーンと締まり、篤姫と滝山の心の通い合いも楽しみで、最終回まで本当に目が離せませんでした。ドラマを通して稲森さんから感動をいただいたことに、60万市民を代表してお礼申し上げます。大河ドラマ「篤姫」との出会いは、稲森さんにとって、どのようなものになりましたか。

稲森さん 鹿児島市出身ですから、本当は薩摩側の役をしたかったんですよ(笑)。でも、私が出演した鹿児島ゆかりのドラマで地元が盛り上がってくれて「こんなにもうれしいものなのか」と思いました。ドラマが始まるまで、鹿児島でも篤姫を知っていた人はほとんどいなかったのでは。実は、私は歴史好きの父から「鹿児島から徳川将軍家に嫁いだ女性がいたんだよ」と子どものころ聞いていたんです。ですから、私が「篤姫」に出演することが決まって、父も大変喜んでくれました。

市長 大河ドラマ「篤姫」は、高視聴率をキープして全国的なブームとなり、稲森さんをはじめ、俳優・榎木孝明さんや作曲家・吉俣良さんなど、多くの鹿児島ゆかりの方も参加され、大いに沸きました。これまでと比べて女性の視聴者が非常に多かったと聞いていますが、人気の理由は何だったと思いますか。

稲森さん そうですね、これまでの大河ドラマは戦場が舞台となる男性の話が多かったですよね。でも、今回の主人公は女性で、どちらかというと初めは普通の身近な存在だったからではないでしょうか。そして、将軍の御台所(みだいどころ)にまで上りつめたというシンデレラストーリーが、女性を引きつけたのだと思います。「女の道は一本道にございます。さだめに背き、引き返すは恥にございますよ」というセリフがありましたが、時代の流れに身を任せるだけでなく、自分の意志をしっかりと持って、与えられた役目・役割をきちんと果たした篤姫の生き方が、多くの視聴者、特に女性の共感を呼んだのではないでしょうか。

市長 そうですね。私も、毎週放送が楽しみで、妻と一緒に涙を流すことも多かったですね。

稲森さん 私も、第1話で桜島と錦江湾が出たときはグッと来て、思わず涙目になりました。

市長 主人公も、周りの人も女性というのは大河ドラマとしては大変珍しかったですね。その中でも滝山の存在感は、ひときわ大きかったように思います。

稲森さん そう言ってくださると本当にうれしいです。

鹿児島の好きな場所

市長 ところで、稲森さんは高校まで鹿児島に住んでおられたそうですが、ふるさと鹿児島の好きな場所・思い出の場所を教えてもらえますか。

稲森さん そうですね、私は、鹿児島で生まれ、アメリカの大学に留学するまで、ずっと鹿児島で育ちました。実は鹿児島に戻ってきた時に、必ず通る道があります。それは「桜島と錦江湾が見える海沿いの道」です。空港から市内に向かう時、高速道路を途中で降りて、国道10号線を走るんです。特に、仙巌園の辺りが大好き。「鹿児島に帰ってきたなあ」と実感します。外に出ると、なおさら鹿児島の素晴らしさが分かります。ドラマで、篤姫が故郷を思い、何度も眺めていた「桜島の掛け軸」がありましたよね。私、篤姫の気持ちが本当によく分かります。鹿児島を離れれば離れるほど、私にとって桜島の存在は、ますます大きくなっています。

一味違う鹿児島~創ります!行ってみたいまち・また来たいまち

市長 大河ドラマ「篤姫」を通して、ふるさと鹿児島について再発見したことは何かありますか。

稲森さん ドラマを通して改めて思ったのは、やっぱり桜島をはじめ鹿児島の自然の美しさ、豊かさでしょうか。それから、「篤姫」の収録時に、私の楽屋に鹿児島名産の食べ物をいっぱい差し入れてもらったのですが、楽屋を訪れてくれたお客様が「本当に美味しいね」と全部食べてくれました。鹿児島には誇れる特産品がいっぱいあるなと実感しましたね。市長さんは「篤姫」ブームを、これからのまちづくりにどう生かしたいと考えていますか。

市長 大河ドラマ「篤姫」は、幕末の激動期に自分の正しいと信じる道をまっすぐに生きた篤姫や滝山などの生き方が共感を呼び、大きなブームとなりました。その「篤姫」人気のおかげで、昨年は、さまざまなメディアで鹿児島の自然や歴史・文化・食などの話題が全国的に取り上げられる機会が多く、鹿児島の観光は非常に活気づきました。放送に合わせてドルフィンポート内にオープンした「篤姫館」は、当初20万人の入館予想でしたが、県内外から予想を上回るお客様が来場され、昨年11月に入館者が50万人を突破しました。好評につき今年3月末まで開館を延長することになっています。都市間競争が激しさを増す中、これからは、鹿児島の地域特性を存分に活かし、観光客から「行ってみたい、また来たい」と思われるような個性と魅力あふれるまちづくりを進めることが、ますます重要になってくると思います。「篤姫」ブームを引き継ぎ「新幹線全線開業」などの効果を最大限に生かせるよう、官民一体で、中心市街地の活性化や回遊性の向上、地域の観光資源の掘り起こしを行い、また、全国初となる温泉を生かした平川動物公園のリニューアルなども進めて、鹿児島の魅力を高め、それを全国に向けて発信したいと考えています。

稲森さん なるほど、私も同感です。ぜひ、そうした取り組みを進めていただきたいですね。

環境リーディングシティの創造~進めます!みどりあふれる地球にやさしいまち

稲森さん 鹿児島に帰ってくるたびに、「市電軌道敷の緑化」が進んでいて、とてもうれしくなります。見た目も素晴らしいし、観光客も喜んでいるみたいですね。環境にやさしい鹿児島のシンボルみたいな美しい緑の景観だと思います。市長さんは環境についてどう考えていますか。

市長 地球のため、未来のために、今、世界が一つになって温暖化防止など有効な環境対策を講じることが強く求められています。鹿児島市では、環境にやさしいまちづくりのため、温室効果ガス排出削減目標の設定や、公共施設の緑化を進めてきています。特に、「市電軌道敷の緑化」は、ヒートアイランド現象の緩和に加え、中心市街地に「緑のじゅうたん」という魅力あふれる都市空間を創り出し、市民生活に潤いと癒やしを与えてくれる景観となっています。この全国初の「市電軌道敷の緑化」は、環境や都市景観の面で高く評価され、昨年、「緑の都市賞」の国土交通大臣賞を受賞しました。

稲森さん そうなんですか。おめでとうございます。すごいですね。緑いっぱいの街って、環境にも、目にも優しくて、なんだか住んでいる人も、元気に、優しい気持ちになれそうな感じですしね。

市長 ありがとうございます。これからも道路との併用区間全線で「市電軌道敷の緑化」を進めるとともに、公共施設などに緑を積極的に取り入れ、緑あふれる街並みづくりを進めたいと考えています。それから昨年、環境学習や環境保全活動の拠点となる「かごしま環境未来館」を開館したことに合わせて、豊かな環境を保全・創造し、未来に引き継いでいく本市の姿勢を広くアピールする「かごしま環境都市宣言」も行いました。今後も市民や事業者の皆さんと連携・協働しながら、市政のあらゆる面で可能な限り、環境の視点を取り込んだ積極的な施策を展開し、地球環境時代をリードする都市を目指していきたいと思っています。そういえば、環境未来館のホームページで、稲森さんのエコライフを紹介させてもらっていましたね。

稲森さん そうなんです。よくご存じですね。私は、小さなことからでも環境にいいことを始めようと心掛けています。そしてエコ上手になって、もっと工夫できるようになれたらいいなあと思っています。今、実践しているのは「エコバッグ」。車や家の中にいくつか用意しています。それから「待機電力の解消」。電気湯沸器やドライヤーのコンセントなど、こまめに抜くようにしています。

市長 今のお話は、市民の皆さんにとっても、大変参考になると思います。鹿児島市では、一カ月ごとの電気使用料などをもとに、二酸化炭素排出量が計算でき、環境にやさしい取り組みも紹介した「かんきょう家計簿」を作っていて、多くの市民の皆さんにご利用いただいています。

稲森さん そうしたしたエコの輪がどんどん広がるといいですね。

「人とみどりが輝くまち」を目指して

市長 ところで、稲森さんの今年の抱負を教えてください。

稲森さん そうですね。大河ドラマ「篤姫」の時もそうでしたが、いろんな役柄や人との出会いを大切にして、ドラマや舞台にチャレンジしたいです。二期目を迎えた市長さんの今年の抱負はいかがですか。

市長 平成23年春の九州新幹線全線開業は、鹿児島市が引き続き発展するかどうかの大きな分岐点です。「篤姫ブーム」をはじめ、昨年、鹿児島に吹いた「追い風」を一過性のものとして終わらせず、その勢いをさらに加速させながら、九州新幹線全線開業に、しっかりとつなげていきたいと考えています。「人とみどりが輝くまち・かごしま」をスローガンに、「環境」「観光」「中心市街地の活性化」「子育て支援」「教育」「協働」などに重点的に取り組み、元気都市・かごしまの実現に向けて、持てる情熱とパワーの全てを注いでいきたいと思っています。

稲森さん 私も、市長さんとお会いして、鹿児島の発展にとって、「環境」や「観光」がとても大事なことなんだと、よく分かりました。鹿児島に住んでいたころ、よく出掛けた「天文館」などの繁華街をもっと盛り上げてほしいし、都会にはない鹿児島の豊かな「自然」や素晴らしい「歴史・文化」も大切にしてほしいと思います。市長さんの「人とみどりが輝くまちづくり」にとても期待していますし、私なりにふるさと鹿児島を応援したいですね。今度、鹿児島に帰るのを楽しみにしています。

市長 ありがとうございます。稲森さんからエールをもらい、ますます元気が出てきました。「女の道は一本道」にあやかり、私も、「元気都市・かごしま」の創造に向けた”一本道”を、市民の皆さんとともに全力で駆け抜けていきたいと考えています。そして稲森さんのこれからのますますのご活躍をお祈りしますとともに、またお会いできる日を楽しみにしています。今日は、貴重なお話をありがとうございました。

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