緊急情報

現在、情報はありません。

閉じる

ホーム > 暮らし > 平和 > 催し、展示会等 > 平和都市宣言25周年記念入賞作品

更新日:2021年6月3日

ここから本文です。

平和都市宣言25周年記念入賞作品

「鹿児島市平和都市宣言」(平成2年2月26日)の啓発のため、毎年、市内の小学5・6年生と中学生から平和に関する標語を募集しています。


平成27年度は、鹿児島市平和都市宣言25周年を記念して、例年の標語に加え、作文及び絵画を募集しましたところ、7,836点にのぼる多くの作品が寄せられました。

これらの作品はいずれも、次の時代を担う若い世代の平和に対する想いや願いが込められたすばらしい作品ばかりでした。

その中から各部門の最優秀賞、優秀賞、入選作品が決定しましたので、紹介します。(敬称略)

これらの作品が多くの人々に読まれ、平和を尊ぶ心の醸成に寄与することを願っております。

 

 

【表彰式の様子】

 

表彰式1

表彰式2

標語の部

最優秀作品

『千羽鶴 憎しみ越えて 大空へ』

伊敷台中2年 篠原 由衣伽

【講評】

この標語と出会ったとき力強い平和へのメッセージを感じました。2年生で取り組む修学旅行等の平和学習を通して学んだ平和の大切さを、わかりやすくストレートに表現している標語です。また、過去の歴史において、「憎しみ」が戦争のきっかけの一つになっていることを踏まえ、平和な社会を創り上げていくための心構えを「憎しみ越えて」と表現している点も素晴らしいです。平和に向かって取り組むべき方向性をわかりやすく表現した標語です。

 

優秀作品

『守りぬく 受けついだ平和 未来まで』

西陵小学校5年 吉村 芙花

【講評】

小学校5年生にとって、平和都市宣言をテーマに標語を作ることは難しいと思います。そのような状況の中でも、5年生らしい視点で言葉を選び、平和への思いがよく伝わってくる作品がたくさんありました。吉村さんの作品は、これから私たちがこの平和を守っていくという強い思いが「守りぬく」という言葉から伝わってきました。吉村さんの言葉通り、「受けついだ平和」を「未来まで」守れる都市、日本、世界であることを願います。

 

『平和こそ 今の世界が 残すもの』

紫原小学校6年 井手 翔大

【講評】

井手さんの標語は、平和な世の中は、当たり前に続いていくものではなく、私たちが平和を残すという志を高く持って行動することによって、次の世代に引き継がれていくことを考えさせる作品になっています。「平和こそ」と強調された表現は、次の世代に伝えたい平和の尊さや大切さを明確に示しています。今の世界に生きる私たちが、平和の尊さや意味をよく考えて、平和を願いながら、平和な世の中を創り、発展させていきましょう。

 

『もう二度と 歴史に「痛み」は 刻まない』

城西中学校1年 福屋 傑

【講評】

今を生きる私たちは、70年前の出来事をどのように受け止めたらよいのか。映像や書籍、戦争体験者の話でしか知ることのできない戦争。半世紀以上前の遠い昔のことであるにも関わらず、福屋さんの作品からは戦争の恐ろしさや悲惨さを痛切に受け止める心が感じられました。戦争が残したものを「痛み」と表現し「もう二度と」の言葉には平和の決意が満ちています。この思いを後世にもつなげていくことが今を生きる私たちの使命なのです。

 

『つなげたい みんなが夢を 持てる世界』

鴨池中学校3年 田中 向日葵

【講評】

戦後70年を迎えた日本は平和な日々を過ごせる国になっています。そこに住んでいる私たちにとって、戦争は想像のつかないものでしょう。しかし、世界に目を向けると戦乱によって苦しい思いをしている人たちがいることを、中学3年生になった田中さんは学習したのでしょう。世界の人々が平和に暮らせる世の中にするためには、どうすれば良いのか。そんな問いかけが聞こえてくるような素晴らしい作品になっています。

 

入選作品

 

小学5年生の入選作品

標語

氏名

小学校名

引きつごう ゆたかなきょう土 この平和

小村 英太郎

田上

かごんまの 平和の一歩 「笑顔」から

堀切 泉咲

中郡

つなごうよ 平和のバトン 豊かな郷土 初田 結 春山
鹿児島から 世界へとどけ 明るい未来 堂園 みとせ

皇徳寺

未来にも 平和の音色 ひびかせたい 上薗 ほの花

皇徳寺

 

小学6年生の入選作品

標語

氏名

小学校名

ぼくたちが 未来に残すぞ この平和

瀬戸口 裕矢

草牟田

平和な未来 かかっているんだ ぼくの手に 四元 遥

優しさの 思いで包もう この都市を 藤田 涼花 中郡
育てよう 優しい心 平和への道 野村 綾花 星峯西
なにげない 日常にこそ ある平和 福森 光彩 皇徳寺

 

中学1年生の入選作品

標語

氏名

中学校名

合わせる手 祈りは今と 未来の平和 

是枝 叶乃 郡山
桜島に 二度と見せない あの姿 二宮 綾美 長田
未来へつなぐ 変わらぬ平和と あふれる笑顔 吉田 紫乃 東桜島

この日ざし 過去からもらった 平和のサイン

エンズ 仁奈

星峯

ありふれた 日常こそが 平和の証

吉永 康詩

鹿児島大学教育学部附属中

 

中学2年生の入選作品

標語

氏名

中学校名

広げよう 平和な薩摩の 笑顔の輪 矢野 めぐみ 西陵
平和の種 みんなで育てて 花開く 川元 彩加音 鴨池
永遠に つなげ僕らの 和の心

谷口 瞭

西紫原
つなげよう みんなで築く 平和の輪 里中 志帆 和田

平和とは みんなが願い 守るもの 

堀之内 ひなの 鹿児島修学館

 

中学3年生の入選作品

標語

氏名

中学校名

鹿児島の 平和の鐘は 世界にひびく 鶴野 美咲 郡山

次世代へ 平和の思いを つなぐ虹

増田 心 長田
平和こそ 語りつぐべき 宝物

竹下 委花

甲東
平和都市 みんなの笑顔 灯る場所 井手上 大輝 城西
平和の歌 奏でてみせる ここから世界へ

山下 菜々子

鹿児島修学館

作文の部

最優秀作品

荒田小学校5年 田中 啓太

【講評】

広島への旅行で、戦争について考える機会を持った作者の心の動きが伝わってきました。兄の試合を見て、野球好きだった特攻隊員の気持ちを考えたこと、出征して帰らなかった曽祖父が乗っていた軍艦の模型が、かっこいいけれど悲しく見えたことなどの表現は、とても心に響きます。戦争で亡くなった人のことを思い、「ぼくたちは決して戦争を起こしません」と誓う言葉が、題名と力強く重なっています。

 

優秀作品

坂元中学校1年 渡邉 怜衣

【講評】

地元である鹿児島の戦災と復興に視点を向けて書かれた作文です。特攻隊のことだけでなく、市街地を9割以上焼失した鹿児島の空襲のことなどがとても詳しく調べられています。テレビの映像や本など、間接的にしか戦争を知ることはできませんが、作者は、復興資料などを寄贈した人の気持ちになって、これから戦争をしないためにできることを考え、その思いを丁寧に文章に盛り込んでいます。

 

鹿児島玉龍中学校2年 川邊 茉里奈

【講評】

「物言わぬ証人」である広島の原爆ドームについて考え、さらに、81歳になる祖父の話を通して、本当の平和を改めて考えた作者の気持ちが伝わる作文です。いつもの青空、何気ない毎日を当たり前に過ごすことの大切さ。その平和を守るために、自分たちがしていくべきことをよく考えて表現しています。「終戦百年の年をむかえられるように」という締めくくりの言葉が印象的です。

 

吉野東中学校3年 春花 真美

【講評】

戦争のことは、白黒写真のように現実味のないことだったのに、戦争を題材とした演劇で登場人物になりきることで、苦しいまでに戦争が現実味を帯びてくる・・・・・・。その気持ちの変化がとてもうまくまとめられています。戦争の実体験を伝えられる人が少なくなってきた今、演劇という手段を使って、平和への思いを伝えていくことの可能性が感じられる作品です。

 

入選作品

小学校5年生の入選作品

作文題名

氏名

小学校名

ぼくのひいおじいちゃん(PDF:108KB)

野口 伶音

清水

戦争を語りつぐ(PDF:117KB)

外園 千佳子 福平

 

小学校6年生の入選作品

作文題名

氏名

小学校名

戦後七十年をむかえて(PDF:122KB) 上村 有香 西谷山

 

中学校2年生の入選作品

作文題名

氏名

中学校名

平和とは(PDF:131KB) 山田 美空 坂元
違いを受け入れて(PDF:135KB)

宇住庵 薫

甲東
戦後七十年の今を生きること(PDF:130KB) 福井 来未 紫原
「平和」とは(PDF:135KB)

上野 笑花

松元
戦争と現在(PDF:122KB) 北村 悠太郎 鹿児島玉龍
戦争から考える(PDF:135KB) 新村 美夢 鹿児島玉龍

 

中学校3年生の入選作品

作文題名

氏名

中学校名

戦争から学んで・・・・・・(PDF:136KB)

西郷 李保

坂元

戦後七十年目の夏(PDF:133KB)

末留 壮真 

坂元
本当の戦争を聞く(PDF:144KB) 盛 利香子 鹿児島玉龍

私たちと戦争(PDF:136KB)

下山 真央 鹿児島玉龍
あの頃を胸にこれからも(PDF:135KB) 山元 百音 鹿児島玉龍

絵画の部

最優秀作品

最優秀賞(福島)

『平和のにじ~鹿児島から世界へ広げよう~』

田上小学校 6年 福島 花菜

【講評】

鮮やかな色がたくさん使われ、絵全体から楽しさや生きる喜びを感じ取ることができます。また、桜島から飛び出した鳥が紡ぐ虹色のリボンで、世界を包み、いろいろな国の人々や動物たちが安心して幸せに過ごせる世の中を表現してくれました。平和都市鹿児島からの発信というイメージが、感性豊かに形として表れた優れた作品です。

 

優秀作品

優秀賞(西屋敷)

『平和な鹿児島市』

吉田小学校5年 西屋敷 華琳

【講評】

静穏な桜島の上を平和の象徴である2羽の鳩が飛び交い、色とりどりのたくさんの花々が眼前に広がっています。中央に大きな桜島を配置し、景色を単純化した構図で、「平和」のメッセージを強調する効果が出ています。また、描かれた人々が笑顔で手を広げている姿から、より一層、平和の地、鹿児島をアピールしてくれているようです。

 

優秀賞(川田原)

『平和の願い』

福平中学校1年 川田原 ひかる

【講評】

淡い色づかいで、絵全体からほんわかした温かさが感じられます。人や動物の表情からも、幸せ感が漂い、癒されそうな作品です。そのような中、Tシャツに描かれた2つの世界から平和と戦争を想像させ、一歩間違えば、この幸せな世界が暗黒に染まっていくことを予想させるような強いメッセージが伝わる作品です。

 

入選作品

小学校5年生の入選作品

入選(今村)

「平和のリボン」

田上小学校5年 今村 結

 

小学校6年生の入選作品

入選(内山)

「鹿児島の平和と世界の平和」

田上小学校6年 内山 優士

 

入選(福永)

「平和なハートの都市

田上小学校6年 福永 悠花

 

入選(山下)

「平和な世界」

西陵小6年 山下 響己

 

中学校2年生の入選作品

入選(冨山)

「PEACE・ピース・ぴーす」

明和中学校2年 冨山 龍雅

 

中学校3年生の入選作品

入選(樋高)

「みんなの平和記念日

谷山中学校3年 樋髙 鈴亜

 

入選(竹之内)

「流れゆく空」

福平中学校3年 竹之内 理那

 

入選(小川)

「PEACE」

福平中学校3年 小川 胡桃

 

よくある質問

Adobe Acrobat Readerのダウンロードページへ

PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe Acrobat Readerが必要です。Adobe Acrobat Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先から無料ダウンロードしてください。

お問い合わせ

総務局総務部総務課

〒892-8677 鹿児島市山下町11-1

電話番号:099-216-1125

ファクス:099-224-8900

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

このページの情報は役に立ちましたか?

このページの情報は見つけやすかったですか?