排水設備の維持管理

1.排水設備とは

家庭や工場などから発生する汚水を公共下水道に流入させるために設けられた排水管、掃除口（汚水ます）、その他の排水施設をまとめて「排水設備」といいます。

2.排水設備の修繕負担区分

「排水設備」は建物の所有者等の財産です。
維持管理や排水管の詰まり、掃除口（汚水ます）の破損修繕等は、お客様に行っていただくことになります。

また、汚水管や取付管の詰まり、破損修繕等は水道局負担で修繕いたしますが、排水設備の適切な使用がされずに詰まり等が発生した時は、お客様の負担で現状復旧していただく場合があります。

• 「分流方式における修繕負担区分」の画像を表示（PNG：171KB）

 

※建物内の全ての排水が流れない場合は、汚水管や取付管が詰まっている可能性がありますので、
水道局へご連絡ください。
連絡先（代表）099-257-7111

分流方式

鹿児島市では分流方式を採用していますので汚水管に雨水を流すことはできません。雨水が汚水管に流入すると道路上のマンホールから汚水があふれたり、下水処理場の機能を阻害するおそれがあります。ご自宅の増改築や庭のつくりかえをされる際は、雨水は確実に側溝に流れるように適切な工事と管理をお願いします。

洗濯機の排水について

ベランダや屋外で使用される洗濯機の排水を雨排水管や側溝等に流すと悪臭や害虫の発生につながり、周辺の都市環境と公衆衛生の悪化を招き、河川や海等公共用水域の汚染原因にもなります。ベランダや屋外で洗濯機を使用する際は必ず排水設備に接続して下さい。
設置箇所に排水設備がない場合は水道局指定排水設備工事事業者に排水設備の改造を依頼して下さい。

• 鹿児島市水道局指定工事事業者一覧へのリンク

樹木の根にご注意ください

樹木の根が宅地内の排水設備（汚水ますなど）に入り込み、詰まりの原因になることがあります。排水に異常がみられる場合は水道局へご相談ください。

そのままにしておくと汚水が逆流し、家財を汚損することがあります。

宅地内の植樹の根が原因で詰まりが起きた場合は、お客様の負担で修繕していただくことになります。

市道上の街路樹や隣接する公園樹の根が原因で詰まりが起きた場合は、公園緑化課へご相談ください。

木の根が入り込んだます