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昭和時代以降の水道

(1)主要な経緯

 

 昭和11年(1936) 9月30日 滝之神水源地が竣工
 昭和14年(1939)5月 鳥越配水池が竣工
 昭和24年(1949)4月1日 水道会計が特別会計となる
吉野水道組合の水道施設を買収
 昭和27年(1952)10月1日 地方公営企業法施行に伴い、水道事業に法の規定の全部を適用
 昭和28年(1953)1月1日 企業会計制度を実施
 昭和40年(1965)4月3日 河頭浄水場通水式
 昭和42年(1967)4月29日 谷山市との合併に伴い谷山市水道事業を合併
 昭和50年(1975)3月29日 滝之神浄水場通水式
 昭和51年(1976)6月1日 水道局現庁舎落成式
 平成元年(1989)6月30日 万之瀬川導水事業完成・平川浄水場通水式
 平成5年(1993)8月6日 集中豪雨による水道施設の損傷で全給水戸数の約40%(76千戸)が断水
 平成15年(2003)4月1日 川辺ダム供用開始
 平成17年(2005)4月1日 平成16年11月1日の旧5町(吉田町、桜島町、喜入町、松元町及び郡山町)との合併に伴い、旧5町が運営していた簡易水道事業を統合

 

(2)水道施設の拡張

  昭和になると、隣村合併に伴い人口は増加し、給水人口も増加するなか、昭和5年夏には水量不足の現象が現れたので、昭和7年滝之神水源地の築造工事に着手し、昭和14年には鳥越配水池も完成、七窪、滝之神二大水源をもって本市の給水体制を整えた。

工事中の滝之神第2水源地

  工事中の滝之神第2水源地 

滝之神第1水源石橋工事

  滝之神第1水源石橋工事 

 

  第2次世界大戦下の空襲により一時壊滅状態に陥った本市の都市機能は、戦後の復興事業により徐々に回復し、水道施設の復旧も着実に進んだ。戦後は人口も増加し、特に郡元・鴨池地区において住宅、工場等が急増し、配水量の不足と水圧低下が見られたので、昭和23年旧海軍施設の郡元水源地を買収し、改良補修のうえ、旧海軍の配水施設を利用してこの方面への給水を開始した。また、標高200mの高台である吉野地区における水道施設を整備するため、昭和24年吉野水道組合の水源施設を買収し、増補改良を加え、同地区における給水の万全を期した。昭和25年編入した東桜島町では、飲料水を天水にたよるなど水の便が悪く、産業振興、観光行政面からも水道施設が急務となったため、牛根村(現在垂水市)散花平に水源地を新設し、昭和27年7月通水を開始した。旧市内においては、市勢の発展に伴い住宅、工場等の建設が進み、既設の水源施設ではこれらの水需要に対応できなくなってきたため、昭和24年以来数回の拡張を行い、市民の生活用水の確保に努めてきた。中でも昭和37年に着手した第7回水道拡張計画においては、従来地下水だけ取水していた本市の水道に初めて河川甲突川の表流水を水源とする河頭浄水場が建設され、昭和40年4月から給水を開始した。

水道配水管移設 昭和21年

  水道配水管移設(昭和21年) 

完成した散花平水源地

  完成した散花平水源地 

 送水管布設工事 後ろは散花平

  送水管布設工事(後ろは散花平)

 


  昭和40年代に入ると、昭和42年4月谷山市との合併に伴い谷山市水道事業を本市水道に合併し、地域の拡大と人口増加、生活様式の近代化、産業の興隆発展等による水需要の更なる増大に対処するため、昭和43年度から昭和55年度を目標年次とする第9回水道拡張事業に着手した。昭和47年度までは第一期工事として河頭浄水場その他の施設の整備拡充を行うとともに、市内各所に配水池を新設し、昭和47年度からは第二期工事として地下水開発による水源地築造を行うとともに、昭和47年度に滝之神発電施設全部を買収し、昭和49年2月に滝之神浄水場建設工事に着工、昭和50年3月には一部通水を開始して、昭和52年度にはほぼ完成した。

 

完成した河頭浄水場全景 第1期工事

  完成した河頭浄水場全景(第1期工事) 

 滝之神浄水場建設工事

  滝之神浄水場建設工事


  オイルショック後、高度経済成長は終えんを迎えたものの、依然として鹿児島市への人口集中化、都市部・臨海部の発展は続き、昭和53年、54年には渇水にみまわれ、昭和40年代後半に発表された市域外導水計画の早期解決の必要性が高まった。その後、昭和56年9月に万之瀬川地元関係者からの同意が得られ、昭和57年2月に県と市で基本協定が締結され、市域外導水計画が実施に踏み出した。
  第10回水道拡張事業は、市域外導水である万之瀬川導水事業及び平川浄水場の建設を事業の根幹とするものであり、昭和57年12月に着工した。当事業は、目標年度を平成23年度、計画給水人口55万3千人、1日最大給水量23万8千立方メートルとしている。
  平成元年6月には、万之瀬川導水事業及び平川浄水場の1期工事が完成し、同年7月1日から1日3万立方メートルの能力を有する平川浄水場の運転を開始した。
  また、平成15年3月には、万之瀬川から安定して取水するため、鹿児島県との共同施設である川辺ダムが完成し、同年4月から供用を開始した。
  平成16年11月1日に、隣接する吉田町、桜島町、喜入町、松元町及び郡山町の5町と合併したことに伴い、平成17年4月1日に、旧5町が運営していた簡易水道事業を統合した。
  なお、本市の平成19年度末の施設能力は、表流水6カ所179,230立方メートル/日、湧水35カ所62,790立方メートル/日、地下水74カ所47,020立方メートル/日、伏流水4カ所650立方メートル/日、合計289,690立方メートル/日となっている。

 

 

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