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更新日:2019年3月22日
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生活道路では、幹線道路からの抜け道として利用するクルマやスピードを出すクルマなどにより、交通事故が発生したり、安心できる歩行環境や静かな生活環境が守られていないといった問題が起きています。
鹿児島市では、身近な道路である生活道路において、歩行者や自転車が安全に通行できるよう、平成25年度から「ゾーン30」の整備に取り組んでおります。
今回、国土交通省と連携して、ゾーン30の整備を予定している真砂本町地区において、道路上に「ハンプ」を設置して、通過車両の更なる速度抑制の効果を検証するため、実証実験を実施しました。
車道上に盛り上げた凸型の緩やかな段差を設置し、通過車両の速度抑制を図るものです。
生活道路における歩行者等の安全な通行を確保することを目的として、幹線道路で囲まれた区域(ゾーン)を定めて最高速度時速30キロメートルの速度規制を実施します。
中央線を消して車道の幅を狭めたり、路肩を広くしたりして自動車の速度を抑え、歩行者や自転車が通行しやすい道路をつくります。
また、29年度からはゾーン30の整備にあわせて、「ハンプ」や「狭さく」、「スムース横断歩道(写真引用;MyFunaねっと)」等の設置に取り組んでいます。
実証実験にあわせて、交通量調査やアンケート調査、騒音・振動調査などを実施しました。
実証実験の効果を定量的に評価するため、実験前の9月27日(木曜日)と実験中の10月18日(木曜日)において交通量調査や走行速度調査、騒音・振動調査を実施するとともに、ハンプ設置時における走行への影響や今後の本格的なハンプ設置などの意見を伺うため、地元住民のほか鴨池小・中学校教職員、道路利用者などにアンケートを実施しました。
検証の結果、通行車両の速度抑制や騒音低減が見られ、また振動はほとんど変化がなく、地域住民からもハンプ設置に関して理解が得られていると判断したことから、今後、整備を予定している地区において、地元の方々の理解・協力を得ながら、ハンプ等の設置を含めた安全対策に取り組んでまいります。
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