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更新日:2020年8月28日
次世代自動車は、ハイブリッド自動車、電気自動車、プラグインハイブリッド自動車、燃料電池自動車、クリーンディーゼル自動車、天然ガス自動車などのことをいいます。
地球温暖化の原因となるCO2の排出が少ない、又は全く排出しない、あるいは燃費性能が優れているなどの環境にやさしい自動車です。
内燃機関とモーター等の原動機を併用して走行する。
(1)ハイブリッド自動車
低公害や省エネルギーを図るために、複数の動力源を組み合わせて走る自動車です。ハイブリッドの意味は、「複合」、「混成」という意味で、いろいろな動力源の組み合わせがあります。一般的には、ガソリンエンジンやディーゼルエンジンと電気モーターとの組み合わせです。
通常の走行時には、ガソリン車やディーゼル車と変わりませんが、減速時の制動エネルギーを電気エネルギーに変えて保存し、発進や加速、登坂時には、そのエネルギーを使います。
(2)プラグインハイブリッド自動車
ハイブリッド自動車の機能に加え、家庭用電源などの電気を車両側のバッテリーに充電し、電気自動車としての走行割合を増やすことのできる自動車です。
プラグは「プラグインハイブリッド車」の場合のみです。
バッテリーに蓄えた電気でモーターを回転させて走行する。
電気自動車は、自動車からの排出ガスが一切なく、走行音もガソリン車やディーゼル車と比べ大幅に減少します。太陽光や風力など再生可能エネルギーによる充電であれば、発電から電力消費までCO2を全く排出しない自動車になります。
バッテリーの性能が向上しており、現在はリチウムイオン電池を搭載した電気自動車が販売されています。
水素と酸素の化学反応によって発電した電気でモーターを回転させて走行する。
燃料電池自動車は、走行中、CO2を全く排出せず、また、ガソリン車と比べ、走行時の騒音・振動が少ないです。
さらに、1回の燃料供給で、ガソリン車並みの長距離走行ができます(航続距離は600km以上)。
出典:一般社団法人水素供給利用技術協会
天然ガスを燃料にして走行する。
天然ガス自動車は、家庭に供給されている都市ガスの原料である天然ガスを燃料として走る自動車です。なかでも、天然ガスを気体のまま圧縮して高圧ガス(CNG)として利用するCNG自動車が世界で最も普及しており、日本でも車両の開発・普及が進められています。
天然ガスは、硫黄分などを含まないクリーンなエネルギーで黒煙(すす)も排出されません。さらにディーゼル車と比較して、窒素酸化物(NOx)の排出量も10~30%程度に抑制されます。
現在使われている次世代自動車の車種情報は次のホームページ(環境省)からご覧ください。
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