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更新日:2023年12月1日

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原子力防災

原子力災害対策を進めます

鹿児島市では、東日本大震災に伴う福島第一原子力発電所の事故の教訓を踏まえるとともに、他の自然災害との複合的な災害の発生にも備えるため、原子力防災計画を平成25年4月に策定し、原子力災害対策を進めています。

九州電力川内原子力発電所の事故に備えた「緊急時防護措置準備区域(UPZ)」は、原発から5~30キロ圏内で、本市では郡山地域の一部(約400世帯、約700人)が対象となり、事故等の発生の場合には、放射線量によって屋内退避や避難をすることになります。

 

防災会議

本市防災会議で決定(平成25年4月24日(水曜日))

 

  1. 鹿児島市地域防災計画原子力災害対策編(原子力防災計画)の概要
  2. 鹿児島市における原子力災害対策重点区域
  3. 原子力災害が発生した時の対応
  4. 放射線の測定状況
  5. 川内原子力発電所に係る原子力防災に関する協定
  6. 川内原子力発電所の概要について

 鹿児島市地域防災計画子力災害対策編(原子力防災計画)の概要

第1章総則

計画の目的、定義、災害の想定、原子力災害対策重点区域等について定めるもの

第2章防災体制

災害応急対策における対応基準や活動体制について定めるもの

第3章原子力災害事前対策

原子力災害対策に係る予防体制の整備や事前対策を中心に定めるもの

《主な対策》

  • (1)情報の収集・連絡体制などの整備
  • (2)避難収容活動体制の整備
  • (3)救助・救急、医療、消火及び防護資機材等の整備
  • (4)住民などへの的確な情報伝達体制の整備
  • (5)原子力防災などに関する住民などに対する知識の普及啓発及び情報発信
  • (6)防災業務関係者の人材育成
  • (7)防災訓練などの実施

第4章緊急事態応急対策

九州電力から異常時における連絡等の通報があった場合の対応、原子力緊急事態宣言が発出された場合の原子力緊急事態時の応急対策を中心に定めるもの

第5章複合災害時対策

複合災害時において、原子力災害に係る防護対策の実施に支障が生ずることがないよう留意して取り組むべきことを定めるもの

第6章原子力災害中長期対策

原子力緊急事態解除宣言が発出された場合の原子力災害事後対策を中心に定めるもの

《主な対策》

  • (1)風評被害などの影響の軽減
  • (2)心身の健康相談体制の整備

 

(注)詳しくは鹿児島市原子力災害対策編の概要(PDF:844KB)をご覧ください。

 鹿児島市における原子力災害対策重点区域

国の原子力災害対策指針や県地域防災計画原子力災害対策編で示された概ね30km圏内

⇒郡山地域の一部(郡山町、郡山岳町、西俣町、花尾町、油須木町及び有屋田町の各一部)

(注)災害発生時には、30km圏内外に関わらず、モニタリング測定結果に基づき、屋内退避や避難などの防護措置を実施することとしております。

川内原発からの距離図(JPG:104KB)

(注)画像はクリックすると大きくなります。

 原子力災害が発生したときは

  • (1)まず、正しい情報を集めましょう。
    テレビやラジオ、防災行政無線などから入手しましょう。
  • (2)屋外にいた人は速やかに、自宅もしくは公共施設などの屋内に入りましょう。
    放射線の影響を少なくすることが出来ます。
  • (3)屋内に入ったら手や顔を洗い、衣類を着替えましょう。
    着替えた衣類はビニールの袋に入れ、他の衣類と区別しましょう。
  • (4)全ての窓、扉を閉めるとともに、換気扇を止めて、外気の流入を防ぎましょう。
  • (5)避難指示が出されたら、自家用車で避難しましょう。
    自家用車が無い場合は、市が準備するバスなどで避難しましょう。

詳しくはこちらもご覧ください。

 放射線の測定状況は

地震、風水害などとは違い、放射線を五感で感じることができません。

そのため、川内原子力発電所周辺からの放射線の影響を監視するため、空間放射線を24時間測定する設備のモニタリングポストが設置されています。

(1)県内における設置状況

計100局(平常時42局)(緊急時58局)

  • 薩摩川内市52局(平常時26局)(緊急時26局)
  • いちき串木野市10局(平常時5局)(緊急時5局)
  • 阿久根市9局(平常時3局)(緊急時6局)
  • 日置市7局(平常時2局)(緊急時5局)
  • 出水市8局(平常時2局)(緊急時6局)
  • さつま町9局(平常時2局)(緊急時7局)
  • 姶良市1局(緊急時1局)
  • 長島町1局(平常時1局)
  • (注)鹿児島市3局(平常時1局)(緊急時2局)

(2)本市における設置状況

  • 常盤コミュニティセンター(鹿児島市郡山町2933番地)

モニタリングポスト(郡山常盤)

 

  • 八重山公園(鹿児島市郡山町5517-1)(緊急時モニタリングポスト)

緊急時モニタリングポスト(八重山局)

 

  • 八重棚田(八重棚田館)(緊急時モニタリングポスト)

 

測定状況:鹿児島県環境放射線監視センターホームページへ(外部サイトへリンク)

(注)風向きや雨量といった気象情報もご覧になれます。

測定状況:九州電力環境放射線モニタリングホームページへ(外部サイトへリンク)

 川内原子力発電所に係る原子力防災に関する協定について

川内原子力発電所に関し、住民の安全確保及び防災対策の充実を図るため、鹿児島市、出水市、日置市、姶良市、さつま町及び長島町と九州電力株式会社が、県の立会いのもと、協定を締結しております。

(1)協定当事者等

甲:鹿児島市、出水市、日置市、姶良市、さつま町及び長島町(6市町)

乙:九州電力株式会社

立会人:鹿児島県

(2)協定の目的

川内原子力発電所に関し、6市町の住民の安全確保及び防災対策の充実を図るため、6市町と九州電力が締結するもの。

この協定の締結により、6市町は、原子力災害等の非常時に、直接九州電力から、情報を連絡されることとなったため、より迅速な対応が可能になりました。(これまでは県を経由して連絡)

(3)協定締結日

平成24年12月27日

 川内原子力発電所の概要について

川内原子力発電所の概要は九州電力ホームページをご覧ください。

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お問い合わせ

危機管理局 危機管理課

〒892-8677 鹿児島市山下町11-1

電話番号:099-216-1213・1513

ファクス:099-226-0748

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