更新日:2023年11月15日
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土地の固定資産税が毎年上がるのは、なぜですか。
地価が下落して、評価額が下がっても、税額が上がる場合があります。
これは、地域や土地によって評価額に対する税負担に格差がある(例えば、100万円の評価額の土地であっても、課税標準額が70万円のものと60万円のものがある)のは、税負担の公平の観点において問題があることから、平成9年度以降、負担水準(評価額に対する前年度課税標準額の割合)の均衡化を重視することを基本的な考え方とした調整措置が講じられているためです。
この仕組みは、負担水準が高い土地は税負担を据え置いたりする一方、負担水準が低い土地については税負担を引上げていく仕組みになっています。
この仕組みによって、地価が下落して評価額が下がった土地でも、負担水準が低い土地については税負担が上昇する場合があるのです。
なお、土地の評価額は、原則として、基準年度の価格が3年間据え置かれますが、地価の下落があり評価額を据え置くことが適当でないときは、中間年度において評価額を修正することができる特例措置が設けられています。
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