更新日:2024年4月1日
ここから本文です。
固定資産税(土地、家屋)の税額の算出方法を教えてください。
次の例で今年度の税額を実際に求めてみます。
土地(面積120平方メートル)
今年度の評価額
33,000,000円
前年度の課税標準額
4,500,000円
家屋(平成10年12月建築、木造2階建て(専用住宅)、床面積100平方メートル)
今年度の評価額
3,751,000円
※今年度は評価替年度ですが、評価額が据え置きとなった場合を想定しています。
家屋によっては評価額が前年度から減価したものもあります。
前年度の評価額
3,751,000円
(1)土地の場合
今年度の本来の課税標準額を算出します。(この土地はすべて小規模住宅用地の課税標準額の特例(6分の1)を受けます。)
33,000,000円×6分の1=5,500,000円(今年度の本来の課税標準額)
前年度の課税標準額と今年度の本来の課税標準額を比較し、負担水準を算出します。
4,500,000円÷5,500,000円=約81.8%(負担水準)
負担水準が100%未満のため、前年度課税標準額に今年度の本来の課税標準額の5%を加えます。
4,500,000円+(5,500,000円×5%)=4,775,000円(今年度課税標準額)
今年度の税額
4,775,000円×1.4%=66,850円
(2)家屋の場合
今年度(評価替年度で前年度の評価額が据え置きとなった場合の想定)
3,751,000円×1.4%=52,514円
実際は、土地と家屋の課税標準額(家屋の場合は評価額と同じ)の合計額に税率を乗じて計算します。
お問い合わせ
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください