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ホーム > 環境・まちづくり > 環境衛生 > そ族衛生害虫・空き地の管理 > ヤンバルトサカヤスデのまん延防止

更新日:2024年3月18日

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ヤンバルトサカヤスデのまん延防止

ヤンバルトサカヤスデとは

ヤンバルトサカヤスデは、農作物に被害を与えたり人を咬んだり刺したりはしませんが、時に異常発生し、おびただしい数で集団移動したり、壁や塀によじ登ったり、家屋の中に侵入したりすることから、非常に不快感を与えるとして不快害虫とされています。

発生地域

市内での生息地域

発生地区位置図(令和5年12月現在)(PDF:496KB)

校区別、町別の発生確認地域(令和5年12月現在)(PDF:167KB)

県内での生息地域

奄美大島、徳之島を始め、鹿児島市、南九州市、指宿市など32市町村

ヤスデを持ち込まない!持ち出さない!

・・・みんなで取り組みましょう・・・

ヤスデのまん延は、生息地域からの庭木等の移動や、堆肥(落ち葉等の腐葉土)等の移動とともに、卵や幼虫が人為的に運ばれることが最も大きな原因であるといわれています。

  • ヤスデの生息地域からの園芸樹木等の根つき植物の持ち出しに注意しましょう。やむを得ず持ち出す場合には、株元・根回り部の土壌に薬剤を十分に注ぎ込みましょう。
  • 堆肥や敷きわら、芋づる等や土木工事等に伴う土壌等を、ヤスデの生息地から搬出するときは、搬出元で必ず薬剤処理や薫蒸処理をしましょう。
  • 一般の家庭用殺虫剤で駆除することもできますが、生息地域から一掃するためには、地域全体で一斉駆除をしましょう。
  • 薬剤を散布する際は、各薬剤の使用方法・使用上の注意等をしっかり守り使用するようにしましょう。

地域で協力し、ヤスデの生息しにくい環境をつくりましょう

  • 土手の草払いや下草刈りを徹底し、日当たりをよくし、暗く湿った場所をつくらないようにしましょう。
  • 側溝は周辺も含めて清掃を徹底し、ヤスデが入り込まないようにして、雨水に流れて移動することを抑制しましょう。

ヤスデ発生地区を随時調査し、薬剤散布による駆除等を行っております。地域や町内会等で自主的に駆除を行う場合は、事前にご相談ください。

ヤンバルトサカヤスデ2ヤスデ

例年10~11月頃に薬剤散布による駆除を行っております。ペットを連れて法面や道路沿いなどを歩かれる際は、ペットが薬剤を口にすることがないよう、十分注意してください。

配布駆除剤について

ヤンバルトサカヤスデの住宅内侵入防止対策として、薬剤を配布しております。希望される方は薬剤を入れる袋(エコバックなど)を持参のうえご来所ください。また、液剤散布用の手動式噴霧器や電動式噴霧器の貸し出しを行っております。液剤はご自身で準備していただき、貸し出しを希望される方は下記へお問い合わせください。

名称

コイレット(粒剤)

クリーンショットB(微粒剤)
性状 殺虫剤(薬剤に接触することにより効果を発揮)
用途 ヤンバルトサカヤスデの家屋内の侵入を防止

配布

方法

一世帯あたりひと月に1袋(受け取りをした日からひと月)

配布

場所

本庁みなと大通り別館4階(環境衛生課)

谷山支所4階(谷山分室)

桜島・郡山支所を除く各支所総務市民課窓口

(配布場所にかかわらず、

二度目以降の受け取りは配布方法に基づきます)

特徴

ヤスデの家屋への侵入防止を目的とした製剤

粒状タイプであり飛散が少ない

使用

方法

建物周辺に帯状に広く薄く散布してください

使用中又は

使用後の注意

1.使用の際はマスクや手袋などの保護具を着用し、体の露出部を少なくして薬剤を浴びないようにするとともに、できるだけ吸い込まないよう注意してください。

2.薬剤の散布中は喫煙、飲食をしないでください。

3.作業時の衣類は、ほかの衣類と区別して洗濯してください。

4.使用後は手や指などを石鹸と水でよく洗うとともに、水でうがいをしてください。

5.使用済みの空容器などは小児などが手を触れないようにするとともに、他に転用しないでください。

詳しい説明は薬剤に記載してありますので、使用前に確認してください。

散布量

1平方メートルあたり

20g~30g

1平方メートルあたり

20g~50g

  • 薬剤の説明文を熟読のうえ、定められた使用方法を厳守して使用してください。使用の結果生じた事故などについての責任を負うことはできません。
  • 法人等に対しての駆除剤配布は行っておりません。ホームセンター等で購入をお願いします。
  • マンション・アパートなどの集合住宅については、建物の管理者や代表者に対してお渡しをしています。
  • 配布する薬剤の種類は、在庫状況により変動いたします。
  • ヤスデをガスバーナ等の火で焼く行為は、危険なため決して行わないでください。

ステンレス板等を用いた侵入防止対策(ヤスデ返し)について

  • 鹿児島市では、ヤスデ対策への取り組みの一環として、令和5年度に、ステンレス板等を用いた侵入防止対策(ヤスデ返し)の実証実験を行いました。
  • ヤスデ返しは、ヤスデがつるつるとした壁面を登れない特性を利用し、家屋への侵入を防止する方法で、家屋外壁下部(犬走10~20cm上部)にステンレス板などを施工します。
  • 鹿児島市が行った実証実験では、10~15センチ幅のステンレス材、アルミ材(ハンガー式アルミ水切)、養生テープ、アルミテープを使用しました。
  • いずれも侵入防止対策としては有効であるものの、ヤスデ返しの表面が汚れると、ヤスデの歩行が可能になるため、定期的に付着物の拭き取りが必要です。
  • ヤスデ返しの幅は、15cm以上あるとヤスデが登りにくいようです。
  • ステンレス板やアルミ材の場合は、結合部のすき間や段差も侵入経路となる恐れがあるため、コーキング材を用いたパテ処理が必要です。

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鹿児島県ホームページ(外部リンク)

リーフレット『ヤンバルトサカヤスデのまん延防止にご協力ください』

「ヤンバルトサカヤスデの防除対策(改訂版)」

 

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お問い合わせ

環境局環境部環境衛生課 環境衛生係

〒892-8677 鹿児島市山下町11-1

電話番号:099-216-1300

ファクス:099-216-1292

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