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更新日:2024年2月6日

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地域猫活動

飼い主のいない猫の対策

飼い主のいない猫をかわいそうだと思い、餌をあげている方がいる一方、猫による被害が後を絶たず、多くの市民の日常生活に影響を及ぼしています。

  • 猫は保健所では捕獲していません
    猫は「動物の愛護及び管理に関する法律」によって愛護動物とされており、みだりに殺したり傷つけたりすることは禁じられています。市の保健所でも捕獲はしていません。
  • エサやりを止めても解決になりません
    「エサやりを止めさせるべきだ」というご意見を多くいただきますが、エサやりを止めることにより、飢えた猫がゴミあさりをするなど、かえって被害が拡大する恐れがあります。

では、どうすれば良いのでしょうか?

鹿児島市では、不幸な猫を増やさず、地域住民への被害を軽減させるための取組として、地域猫活動を推進しています。

地域猫活動とは

地域猫とは、地域の有志が、地域住民の理解と協力を得た上で、野良猫の不妊去勢を行い、エサ場の管理、ふん尿の後始末等、一定のルールに従って飼養管理する一代限りの猫をいいます。(特定の飼養者が存在せず、一定のルールに従って飼養管理されていない猫は含まれません。)

(注)飼い主のいない猫は交通事故などの危険性が高く、寿命は4~5年と言われていますので、地域のすべての飼い主のいない猫に手術をすれば、徐々に野良猫の数が減少していくことになります。

地域にいる飼い主のいない猫の問題を、地域住民・問題解決に取り組むボランティア・行政の三者が協力しあって解決を目指すことにより、人と猫とが共生する地域づくりをしていくという考え方です。

【活動のルール】管理する猫について、以下のことを行います。

  • (1)不妊去勢手術の実施
    これ以上、不幸な猫を増やさないために、不妊去勢手術を行います。
  • (2)エサ場の管理
    決められた場所・時間に餌をあげ、猫が餌を食べ終わったらすぐに容器等を回収し、餌が散乱したら清掃します。
  • (3)ふん尿の始末
    猫は、通常、食事が済んで1~2時間後に排泄するので、エサ場の近くにトイレを準備します。トイレが済んだら、排泄物を除去し、トイレを清潔に保つことが必要です。

活動グループの募集

鹿児島市では、飼い主のいない猫によるトラブルを減らし地域環境を改善するための活動をする、ボランティアのグループ(成人3人以上)を「鹿児島市地域猫活動推進グループ」として認定し、活動を支援します。
地域の方や猫のボランティアの方で、地域環境の改善に意欲のあるグループは、ぜひ届出をお願いします。

助成対象者や助成方法

届出をしたグループは、「猫の適正飼養及び管理ガイドライン」(PDF:2,076KB)に従って以下の活動をしていただきます。

ガイドライン表紙(PDF:2,076KB)

  • 猫トイレの設置と管理
  • エサ場の管理
  • 不妊去勢手術の実施など

鹿児島市では、登録されたグループに対し、以下の支援をいたします。

  • 不妊・去勢手術費用の助成(オス5,000円、メス10,000円)
    市内のほとんどの動物病院で、オス、メスともに1頭あたり、3,000円程度のグループ負担で手術できます。

(注)別途、ノミ・ダニ駆除代など必要な場合があります。

  • 猫捕獲用ケージの貸出し
  • 町会等との調整
  • 関係者会議の開催など

猫の飼い主の方へ

飼い猫が、屋外で繁殖し、飼い主のいない猫の原因となっていることが多くあります。
飼い主のいない猫が増えないよう、猫の飼い主の方はルールを守って飼育してください。

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お問い合わせ

健康福祉局保健部生活衛生課 動物愛護管理係

〒892-8677 鹿児島市山下町11-1

電話番号:099-803-6905

ファクス:099-803-7026

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