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更新日:2024年1月1日

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新春対談(令和6年1月号)

(この対談は、広報紙「かごしま市民のひろば」第680号(令和6年1月号)に掲載されたものです)

広報紙表紙

 

左から 川路さん、下鶴市長、窪田さん、濱村さん

対談の写真

国際性豊かな人材の育成を図るため、本市の若者を姉妹都市などに派遣する「青少年の翼事業」。4年ぶりに再開した同事業に参加した3人と、下鶴市長が対談しました。

【対談者】

3人の写真

  • 川路 仁香 さん(左)

鹿児島玉龍高等学校2年生。フランス・ストラスブール市に派遣

  • 窪田 詩音 さん(中央)

鹿児島国際大学2年生。中国・長沙市に派遣

  • 濱村 直史 さん(右)

甲南高等学校1年生。オーストラリア・パース市に派遣

「青少年の翼事業」を海外への扉に

かごしま国際交流センター市長皆さんにお集まりいただいた、ここ「かごしま国際交流センター」は、京セラの創業者である故・稲盛和夫さんから寄付を頂いて建設し運営している施設です。稲盛さんの特別な思いが詰まったこの施設で、市の青少年の翼事業で海外を体験した若者と対談できることをとても意義深く思います。皆さんは、どんなきっかけで青少年の翼事業に参加されたのですか。

窪田さん高校生の時に、ホテルのフロントで働くためには、英語に加えて韓国語や中国語などの言語が必要になるのではないかと考えました。大学生になり、周りの留学生と簡単な日本語と中国語を交えて話をしたりしている中で、中国に行って、直接人々と触れ合い、理解を深めたいと思っていました。

川路さん私は、玉龍中の時に弓道部に入っていて、玉龍高校の先輩たちが、フランスのストラスブール市の弓道競技者とオンラインで交流する姿を見て、その時からその街に興味が湧き、応募を決めました。

濱村さん僕は将来、地域協力に携わりたいという夢を持っていて、この「かごしま国際交流センター」で青年海外協力隊の方のお話を聞いたこともあります。他の国に行き、世界の平和や日本とは異なる文化について学びたいと思い応募しました。

市長私自身、高校時代から海外に行ってみたいという希望がありましたが、30代になるまでその機会がありませんでした。熱意のある若い皆さんが、市の青少年の翼事業の情報をしっかりとキャッチして、海外に行くチャンスの扉を開いてくださったのはとてもうれしいですね。

海外で感じたこと、気付いたこと

市長皆さんは、それぞれの派遣先でさまざまな経験をされたことと思います。どんなことが特に印象に残りましたか。

ストラスブール

川路さん私が訪れたストラスブール市やその近郊は、白色の壁の建物が立ち並ぶ、ディズニー映画の中のような美しい街並みで、歩けばすぐそこに美術館があるなど、美しいものが身近で守られていることを感じました。

市長古くからの建物が残っているヨーロッパの街はすてきですね。戦災を免れたことに加えて、そこに暮らす多くの人々が、自分たちの街並みを守っていこうという共通の意識を強く持っているからこそ、実現できているのだと思いますね。

長沙市

窪田さん中国の長沙市でホームステイをした際に、ホストファミリーから、「鹿児島」の地名の由来を聞かれたのですが、すぐに答えられなかったことがとても悔しかったです。大学では日本の文化・歴史を学んでいますが、中国に行って、鹿児島のことを知らない自分に気付きました。

パース市

濱村さんオーストラリアのパース市滞在中に、余った食材や食事を「おいしくないから」と捨てる場面を目にすることがありました。食に対する価値観が違うからだと思うと、自分の感じた「もったいない」という気持ちを伝えることに迷いを感じました。それでも、自らの考えや気持ちを、どこまで、どう伝えてよいか考えさせられた貴重な経験でした。

市長今はインターネットで多くの情報を入手できますが、やはり、実際に海外に行って、見て、歩いて、食べて、肌で感じてみないと分からないことも多いと思います。例えば、長沙市は人口一千万人以上の超大都会ですが、イメージのずれが大きい方も多いと思います。皆さんの実体験を、ぜひ周りの人に伝えて、広げてもらいたいですね。

4人の写真

改めて感じた鹿児島の魅力

市長海外に出てみて、改めて感じた鹿児島の魅力がありましたか。

窪田さん長沙市のホストファミリーのお宅では、浴槽がなくてシャワーで過ごしました。生活習慣の違いを実感し、鹿児島でゆったりと温泉につかるのが恋しくなりました。

市長鹿児島は街なかで5分も歩けば銭湯があって、それがほぼ温泉。すごいですよね。

濱村さんパース市も自然が豊かでしたが、帰国して桜島と錦江湾を見たときに、鹿児島は自分が思っていた以上に、自然にあふれていることを実感しました。

桜島

市長都市の目の前にどっしりと構える桜島や街なかの温泉など、鹿児島の自然の恵みはオンリーワンの魅力だと思います。

川路さんフランスでの食事はおいしかったですが、食材自体のおいしさや温かいお料理など、鹿児島の食はいいなあ、と改めて感じました。

市長日本一の黒牛をはじめ、黒豚、鶏、カンパチなどの魚、何でもおいしいのが鹿児島の売りだと思います。これから先、世界中の人にもっと鹿児島を楽しんでもらいたい。そのために、宗教上の制限など多様な食文化に対応できるお店が増えてほしいと、取り組みを進めているところです。

海外とつながっていくまちづくり

川路さんフランスでは、いろいろな国籍の方が暮らしていて、英語で話す人も多かったです。鹿児島でも外国の人と英語で気軽に交流できる機会や場所などがあれば、まちの魅力がより高まると思います。

スタンフォード大学との取り組み

市長若い皆さんの世代は、必ず、外国の人と一緒に働いたり、外国からの訪問客を普通にお迎えしたりします。これまで経験したことのない時代です。市では、アメリカのスタンフォード大学との協働による教育プログラムを行っているほか、本市の青少年が、アジア各国から集まった青少年や鹿児島で暮らす外国の方などと交流できる「かごしまアジア青少年芸術祭」を開催しています。また、高校生の留学支援も始めました。語学の勉強や外国の人との交流を通して、積極的に自分の可能性やコミュニケーションの幅を広げていただきたいですね。

濱村さんパースの海沿いの公園には、ベンチの横にバーベキューコンロが常設されていました。海に面した場所で、夏にはたくさんの人がバーベキューをしながら楽しむと聞き、面白い取り組みだと思いました。鹿児島も同じように海に面しているので、将来、誰もが海辺を楽しめるものができたらいいなと思います。

甲突川沿いでのイベント

市長それは面白いですね。海や川などの水辺を楽しめるまちづくりは、私のメインテーマでもあります。甲突川沿いでは、キッチンカーなどでの飲食や体験メニューが楽しめるイベントを毎月開催しており、水族館近くの海を望むボードウオークでは、夜景や音楽を楽しむイベントを初開催しました。 これらのアイデアは、海外の優れた事例から湧いてきたものです。皆さんも、これから海外のいろいろなまちづくりに触れ、そこで発見したことや体験したことをぜひ周囲に広げていっていただきたいですね。

新年の抱負~未来への挑戦

濱村さん将来は、青年海外協力隊など地域協力の分野に関わりたいと思っています。今年は、高校生の今しかできない体験をたくさんしながら、自分の経験の幅を広げていきたいです。

市長の対談の写真

市長何にでもチャレンジできることが、若さの特権。これからも、外国の方と接する機会も含めて積極的に手を挙げて挑戦してくださいね。

窪田さん私はもっと行動に移す一年にしたいです。青少年の翼の応募も迷いましたが、勇気を持って踏み出したことで、貴重な経験ができました。行動したからこそ知れたことがたくさんあります。中国語をもっと勉強したいですし、海外にもっと行って、いろいろなことを学びたいと思っています。

市長行動力と経験を大いに生かし、ぜひ、中国をはじめ、海外と鹿児島の架け橋になってください。

川路さん私は医療系の仕事に就いて、海外で働きたいと考えています。中学生の時から韓国語の勉強も続けており、語学も学びながら、いつか最先端の医療に携われるよう学習に励みたいです。

市長語学など世の中の役に立つ技能を身に付けることは、自分の人生を、自由に世界中で羽ばたかせることにつながると思います。頑張ってくださいね。新年のスタートに当たり、自分の未来をまっすぐな気持ちで語る皆さんとお話できてうれしかったです。2024年は、皆さんのような若い人達がわくわくし、誰もが快適に健やかに暮らせるまちづくりを、本市に想いを寄せてくださる多くの方々と心を合わせ、さらに力強く進めていきたいと思います。一緒に飛躍の年にしていきましょう。

4人の対談の写真

 

お問い合わせ

総務局市長室広報課

〒892-8677 鹿児島市山下町11-1

電話番号:099-216-1133

ファクス:099-216-1134

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