保育所等の施設の違いと認定

教育・保育給付認定

保育所等を利用する場合は、教育・保育給付認定（以下「認定」といいます。）を受ける必要があります。認定の種類や内容は以下のとおりです。認定をした場合は、保護者へ「支給認定証」を交付します。

2・3号

鹿児島市に「保育所」「認定こども園の保育利用」「小規模保育事業所」の利用申込みをした場合に認定します。保護者が、就労等の理由により「ご家庭においてお子さんを保育できない」ことが条件になります。

• 2号：満3歳以上
• 3号：満3歳未満

1号

満3歳以上のお子さんが「幼稚園や認定こども園の教育利用」のために、園と契約する場合に認定します。認定申請書は園に直接提出します。

 

保育所（認定：2・3号）

保育所とは、就労等の理由によりお子さんをご家庭で保育ができない保護者の方に代わって保育を行う「児童福祉施設」です。養護および教育を一体的に行うことを目的としています。

• 実施年齢：0歳児から
• 利用時間：保育標準時間（最長11時間）、保育短時間（最長8時間）
• 利用申込：鹿児島市に申し込み

 

幼稚園（認定：1号）

幼稚園とは、お子さんに対して教育を行う「学校」です。共通の教育課程に基づく教育を提供し、幼児の自立に向けた基礎を育成することを目的としています。

• 実施年齢：満3歳から
• 利用時間：教育標準時間（4時間を標準）
• 利用申込：直接施設に申し込み

 

認定こども園（認定：1号／2・3号）

認定こども園とは、保育所と幼稚園の機能をあわせもち、就学前の児童に総合的な教育・保育を提供する施設です。保育所と幼稚園の良いところを活かしながら、その両方の役割を果たすことを目的としています。
認定こども園には、「幼保連携型」と「幼稚園型」の2種類の施設があります。

1号（教育利用）と2・3号（保育利用）によって、申し込みの方法や預ける時間が異なります。

幼保連携型認定こども園

 

幼稚園型認定こども園

 

小規模保育事業所（認定：2・3号）

小規模保育事業所とは、0歳児から2歳児を対象とした、定員が19人以下の少人数で保育を行う「小規模保育事業」を行う事業所です。規模の特性を活かしたきめ細かな保育を行います。

• 実施年齢：0歳児から2歳児まで
• 利用時間：保育標準時間（最長11時間）、保育短時間（最長8時間）
• 利用申込：鹿児島市に申し込み

小規模保育事業所は、保育所、認定こども園、幼稚園のいずれかと連携施設として協定を結び、次の3つの機能について保育内容の充実を図っています。

連携機能	内容
保育内容の支援（交流・集団保育など）	小規模保育事業所を利用するお子さんが連携施設に遊びに行って園児と交流したり、年齢に応じた集団保育の体験をします。
代替保育の提供	やむを得ない場合等において、一時的に連携施設の職員がお子さんを保育します。
卒園児の受け入れ先	小規模保育事業所を卒園した後、引き続き保育を提供するための受け皿となります。