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ホーム > 市政情報 > こんにちは市長です > 市長の言葉 > 令和8年仕事始め市長あいさつ

更新日:2026年1月5日

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令和8年仕事始め市長あいさつ

はじめに

新年、明けましておめでとうございます。
皆様方には、健やかに新春をお迎えになられたことと心よりお慶び申し上げます。
また、年末年始の休暇中にも業務に精励していただいた職員の皆様、本当にご苦労様でした。
職員一人ひとりの大変な努力と尽力により、順調に市政運営ができていることに、厚く御礼申し上げます。

時代の難局にあたって

さて、昨今、米国関税措置の影響や台湾有事を巡る地政学リスクの高まりなど、国際情勢が厳しさを増す中、我が国では、引き続き出生数が70万人を割り込むことが見込まれるなど、急速な人口減少・少子高齢化の進行に加え、長引く物価高や度重なる自然災害など、様々な困難に直面しています。
このような中、国では、足元の物価高に対応しつつ、デフレ脱却、成長型経済への移行を目指し、強い経済の実現などを柱とする総合経済対策を打ち出し、国民の暮らしや地方への支援を強力に進めるとともに、我が国最大の問題は人口減少であるとの認識のもと、新たな「まち・ひと・しごと創生総合戦略」に基づき、人口減少を前提としつつ地方創生の取組を推進するとしております。
本市でも、こうした時代の難局にあり、市民生活や事業活動が厳しさを増す中、この困難を乗り越え、次の世代に持続可能で豊かな鹿児島市を引き継いでいくためには、物価高から地域の暮らしを守り抜くことを最優先しつつ、子育て世代や若者をはじめ、全ての方々に「選ばれるまち」をつくり上げることが急務であると考えております。

市民のための市政

本日から、市役所の開庁時間の変更がスタートいたしました。この取組は、職員の働き方改革はもちろんのこと、変更でできる時間を有効に活用し、業務改善に注力することで、市民サービスの質の向上を図ることを主眼としています。
言うまでもなく、市政は市民の信頼の上に成り立つものであり、この変更が、単に開庁時間の短縮に留まり、ご理解をいただいた市民の皆様に不便を強いることになれば、本末転倒であります。
皆さんには、常に「市民のための市政」を念頭に置きながら、「行かなくてもいい市役所づくり」の推進など、デジタルを軸とした業務改善を一層進め、市民サービスのさらなる向上を図っていただきたいと思います。そして、その恩恵を市民の皆様にしっかりと届けることで、市政への信頼を確かなものとし、ともに力を合わせながら、市政をより一層前へ進めていきたいと考えています。

第六次鹿児島市総合計画の折り返しに向けて

さて、令和8年は、本市のまちづくりの指針である第六次総合計画の前期5年の締め括りと、後期基本計画の策定を進める年となります。
前期計画の総仕上げに向け、残された課題の解消や諸施策のさらなる推進を図るとともに、これまでの検証をしっかりと行い、将来を見据えた先導性・実効性のある後期計画を作り上げ、私とともに都市像の実現に全力で取り組んでいただきたいと思います。

職員に望むこと

そこで、この1年のスタートにあたり、職員の皆さんに、業務にあたる上で特に意識していただきたいことを3点申し上げたいと思います。

(1)未来からの視点

1点目は、「未来からの視点」です。
喫緊の最重要課題として、現役世代の急速な減少と高齢者数のピークが重なり、社会・経済の維持が危ぶまれる2040年問題が目の前まで迫っています。
この難局を乗り越えるためには、過去から現在の延長線上で対応を検討するこれまでのやり方では通用しません。人口減少に伴う将来の危機が何か、そして、本来本市があるべき姿は何かを見通した上で、未来からの視点で「今、為すべきこと」を逆算し、実行に移す必要があります。
そのためにも、今回、後期基本計画の策定にあたり、データに基づき、今後の人口減少が各分野に及ぼす負の影響や将来の見通しを分析していただきました。2040年から逆算し、今年1年、そして、次の5年で何を為すべきかをしっかりと見極め、ゴールまでの明確なロードマップを描き、果断に実行していただくようお願いします。
ゴールへの過程においては、市民や事業者の皆様のご理解・ご協力をいただかなければ、前に進めない案件も多くあります。事を円滑に進めるには、現状維持のリスクや見直しの必要性について、関係の皆様とまずしっかりと認識を共有しておくとともに、未来の鹿児島市をともに創るパートナーとして、意識や行動の変容を促していくことが大切です。皆さんには、市民のひろばや市政出前トークなど、様々な媒体や機会を通し、そうした情報の発信や認識の共有を、普段から心掛けていただきたいと思います。

(2)挑み続ける姿勢

2点目は、「挑み続ける姿勢」です。
未来からの視点で、あるべき姿、為すべきことが定まれば、次はその達成に向け、変化を厭わず、リスクを恐れず、積極果敢に挑戦してほしいと思います。
とりわけ、喫緊かつ中長期的な課題でもある人口減少対策には、状況を一気に打開する「決定打」もなければ、これまで誰も気付かなかった「奇策」もありません。当面の人口減少を正面から受け止め、変化への適応や人口減少の緩和に、諦めず、息長く挑み続け、人口規模が縮小する中でも活力ある地域社会を維持していく必要があります。
人口減少問題に留まらず、各部署における制度の運用や市民サービスの提供、内部の管理事務に至るまで、変化の激しい今の時代においては、変化や挑戦を避け、安定を望む、現状維持バイアスは、将来のリスクをさらに大きくするものです。
もちろん、挑戦にはリスクを伴います。むしろ、最初はうまくいかないことの方が多いでしょう。しかし、その結果を次の改善への「糧」とし、挑み続ける限り、私は、それは決して失敗ではなく、目標達成へのプロセスであると捉えています。
リスクを恐れ、現状を先送りすることは、未来への、子どもたちへの責任放棄に他なりません。結果については、全て、私が責任を負います。次の世代に持続可能で豊かな鹿児島市を引き継いでいくため、時代の要請や相次ぐ困難にも逃げずに立ち向かい、挑み続ける姿勢を大事にしてください。そして、管理職の皆さんには、普段から職員にとって、挑戦のしやすい職場づくりに努めていただきたいと思います。

(3)イノベーションへの志向

3点目は、「イノベーションへの志向」です。
目指すべきゴールの達成に向け、不断の挑戦を続ける中では、課題の根深さやマンパワーの不足、時間軸の制約などから、従来の手法や業務の改善では立ち行かないピンチに陥ることもあるかと思います。
私は、困難や逆境は、イノベーションを起こし、新たな時代を切り拓くチャンスであると考えています。新たなアイデアや技術を進んで取り入れ、それらを組み合わせることで、革新的な仕組みや新たな価値を生み出し、この難局を乗り越えていくことが重要です。
地域課題や市民ニーズが一層多様化・複雑化する中、今後、行政だけで対応できる問題はさらに限られてきます。皆さんには、日々の業務にあたる上で、民間のソリューションや大学の専門知識など、それぞれの強みを掛け合わせたイノベーションの可能性を、常に志向していただきたいと思います。そして、官民連携プラットフォームなど、マッチングの仕組みも有効に活用し、多様な主体との連携・協働に積極的に取り組み、現状を打開する新たな仕組みや事業モデルを作り出してください。
同様に、行政内部においても、部署間の垣根を超え、横の連携を密に図ることで、縦割りでは成し得なかった課題の解決や、市民サービスのさらなる向上を図っていただきたいと思います。
今年は、薩長同盟の締結から160年という節目の年です。ご承知のとおり、この同盟は、幕末の動乱期、国の未来を見据え、敵対する薩摩藩・長州藩が互いに手を結び、維新への道を切り拓いた歴史的な決断でありました。
この時代の難局にあたり、我々も、先人達の英断に倣い、行政内外を問わず、多様なつながりを力にイノベーションを生み出し、本市の明るく輝かしい未来をともに切り拓いてまいりましょう。

終わりに

年頭にあたり、いくつかお願いをさせていただきましたが、皆さんが仕事において市民のためにより良いパフォーマンスを発揮するためには、心身の健康に加え、家庭生活やプライベートの充実が何より重要であると考えています。
各自、ワークライフバランスを大切にしていただくとともに、管理職の皆さんには、休暇を取得しやすい雰囲気づくりや、職員一人ひとりの事情に応じた柔軟な働き方への配慮など、働きやすい職場づくりに取り組んでいただきたいと思います。
今年は午(うま)年(どし)です。馬は、その力強く駆け抜ける姿から「前進」「飛躍」などの象徴とされ、またかつては、移動や輸送、農耕など、生活の支えとして、私たちの暮らしに最も身近な存在でありました。
市政におきましても、住民生活を身近で支える基礎自治体として、市民や事業者に寄り添った市政運営を進めながら、「選ばれるまち」の実現に向けた取組を加速させる一年となるよう、皆さまの奮起を心よりご期待申し上げ、仕事始めにあたっての私の挨拶とさせていただきます。
今年も一年、どうぞよろしくお願いいたします。

お問い合わせ

企画財政局企画部政策企画課

〒892-8677 鹿児島市山下町11-1

電話番号:099-216-1106

ファクス:099-216-1108

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