平成18年度鹿児島市決算状況

厳しい財政状況の中、可能な限りの歳入確保と事務事業の徹底した見直しなどにより、健全財政を堅持しました。その一方で、「人とまち個性が輝く元気都市・かごしま」の実現に向け、新生鹿児島市の強みを生かした諸施策を積極的に推進し、市勢の発展と市民福祉の向上に努めました。

＜実質収支約32億6千万円＞

平成18年度の一般会計の決算額は、歳入総額2,104億856万円、歳出総額2,050億7,656万4千円となりました。平成19年度の繰越事業に充てる20億6,930万7千円を差し引き、実質収支（いわゆる黒字）は、32億6,268万9千円となりました。

平成18年度の主な取り組み

第四次鹿児島市総合計画に沿って紹介します。

安心して健やかに暮らせるまち

• 安心安全アカデミーの開催
  
• 災害時要援護者支援プランの策定
  
• 地下壕安全対策
  
• 防災マップと職員用防災ハンドブックの作成
  
• 障害者相談支援
  
• 高齢者福祉センター吉野・北部保健センターの建設
  
• 「安心ネットワーク119」の構築
  
• 鴨池公園水泳プールなどの整備
  
• 雨水貯留施設（玉里中央公園）の整備

豊かな心と個性を育むまち

• 鹿児島玉龍中高一貫教育校の整備
  
• 谷山北公民館（仮称）の整備
  
• 校区公民館（南方）の建設
  
• 科学館のリニューアル
  
• 玉里庭園総合調査事業
  
• 人権教育・啓発に関する基本計画の策定
  

人と自然にやさしい快適なまち

• 学校版環境ISO認定事業
  
• 3R（リデュース、リユース、リサイクル）の推進
  
• 環境未来館（仮称）の整備
  
• 新北部清掃工場の建設
  
• 地球温暖化対策の推進
  
• 美しいまちづくり推進事業
  
• 市電軌道敷緑化の整備
  
• 緑の街並みづくり推進事業
  
• 市道バリアフリーの推進

機能的で多彩な交流が拡がるまち

• 谷山地区連続立体交差事業
  
• 土地区画整理事業
  （原良第二・第三地区、宇宿中間地区、吉野地区、谷山第二地区、郡山中央地区、谷山駅周辺地区）
  
• 幹線道路の整備（高麗通線、武武岡線）
  
• 観光農業公園の整備
  
• 農業・農村ふれあい体験の推進
  
• かごしまアジア青少年芸術祭の開催

にぎわいと活力あふれるまち

• 観光未来戦略の推進
  
• 歴史ロード“維新ふるさとの道”（仮称）の整備
  
• 桜島観光振興プランの策定
  
• かごしま観光プログラムの作成
  
• カゴシマシティビューの施設整備
  
• 安心安全な農産物栽培の推進

基本構想の推進

• 地域まちづくり会議、かごしままちづくり会議の開催
  
• 市民とつくる協働のまち事業
  
• 市長とふれあいトーク
  
• わたしの提言

特別会計

会計名	歳入	歳出	差し引き
土地区画整理事業清算	386万7千円	0	386万7千円
中央卸売市場	7億5,203万5千円	7億5,186万7千円	16万8千円
交通災害共済事業	6,359万5千円	6,315万3千円	44万2千円
地域下水道事業	7,358万5千円	5,904万4千円	1,454万1千円
桜島観光施設	5億1,770万8千円	4億4,813万2千円	6,957万6千円
国民健康保険事業	539億2,580万1千円	557億3,653万8千円	△18億1,073万7千円
介護保険	300億6,827万6千円	295億9,454万7千円	4億7,372万9千円
老人保健医療	599億5,786万9千円	602億2,961万3千円	△2億7,174万4千円
母子寡婦福祉資金貸付事業	5億7,446万円	2億6,519万4千円	3億926万6千円
合計	1,459億3,719万6千円	1,471億4,808万8千円	△12億1,089万2千円