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更新日:2015年3月20日

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市長定例記者会見(平成21年10月28日 水曜日)

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日時:平成21年10月28日(水曜日)9時59分~10時34分

場所:鹿児島市役所本館2階特別会議室

市長 それでは、本日は4項目について発表いたします。

市長発表:第5回安心安全まちづくり市民大会

初めに、11月7日に開催します安心安全まちづくり市民大会について、説明します。

私は、安心安全なまちづくりを市政の重要な柱の一つに掲げ、地域の防犯活動のリーダー育成や防犯パトロールを行っている団体への助成など、さまざまな施策を推進しております。

この大会は、これまで市民の皆様と一緒に進めてきている安心安全なまちづくりの輪をさらに大きく広げるため開催するもので、今年で5回目となります。

大会の第1部では、安心安全なまちづくりに功労のあった団体の表彰などを行い、また参加者全員による大会宣言を行うことといたしております。

また、第2部では、落語家の露の団六(つゆのだんろく)さんによる防犯落語と防災・危機管理アドバイザーとしてご活躍の山村武彦さんによる「間違いだらけの防災常識」と題しての講演を予定しております。

そして、第3部では、町内会や防犯パトロール隊を初め、市民の皆さんと一緒に天文館地区をパレードし、市民みんなで取り組む安心安全なまちづくりをアピールしたいと考えております。

市民の皆様方には、ぜひ多数ご来場いただき、安心安全なまちづくりを考える機会にしていただきたいと思います。

市長発表:姉妹都市パース市への盟約35周年記念答礼訪問

次に、姉妹都市パース市への盟約35周年記念答礼訪問についてですが、11月8日から18日まで、私を団長として、市議会議長、市議会議員、市民代表など12名でパース市を訪問します。

今回の訪問は、本年4月に、パース市から姉妹都市盟約35周年記念式典へ出席いただいた際に、リサ・スカフィディーパース市長からパース市での記念式典への出席の要請を受け、答礼訪問するものでございます。

期間中は、パース市、そしてまた市議会、西オーストラリア州政府への表敬訪問、記念式典への出席、地元経済界との意見交換、記念植樹式への参加などを通じて、両市の交流をさらに深めてまいりたいと考えております。

また、同時期に、青少年の翼事業で高校生8名をパース市に派遣をいたします。

市長発表:まちなかサロンのオープン

次に、まちなかサロンのオープンについて、説明します。

本市のまちの顔であるいづろ・天文館地区は、南部地区への大型商業施設の相次ぐ開業などによりまして、このところ空き店舗率の増加や小売販売額の減少など大変厳しい状況にありますが、まちのにぎわいと活性化に向けて、中心市街地活性化基本計画に掲げた各種事業を行政と民間とが連携して全力で取り組んでおります。

こうした中、本市では「ふるさと雇用再生特別基金」を活用し、先月オープンした大島紬のアンテナショップ「織姫館」に続く施設として、天文館のぴらもーるアーケード内に「まちなかサロン」を、11月25日オープンをいたします。

この「まちなかサロン」は、本市や商工会議所、地元商店街などが出資して設立しました株式会社まちづくり鹿児島が運営に当たります。

当サロンでは、商店街イベントや各店舗の情報、そしてまた観光情報などの提供を行うとともに、手荷物預かりサービスやベビーカーの貸し出しを行い、観光客や子ども連れの来街者が気軽にショッピングやまち歩きを楽しめるよう、各種サービスを提供してまいりたいと考えております。

この「まちなかサロン」が、誰でも気軽に立ち寄れる街の案内所として多くの皆様方に愛され、多くの出会いと交流を通じて、活気とにぎわいに満ち、そしてまた回遊性あふれるまちづくりに寄与し、中心市街地の活性化が図られることを大いに期待しているところでございます。

市長発表:秋恒例のイベント

最後に、秋が深まる11月、本市におきまして開催をいたします主な7つの恒例イベントについて紹介します。

まず初めに、11月2日、3日に開催します「第58回おはら祭」ですが、今年も鹿児島の伝統的な民謡である「おはら節」「鹿児島ハンヤ節」、そして「渋谷音頭」、アップテンポのダンス「オハラ21」に合わせまして、本市のメインストリートをにぎやかに練り歩きます。そしてまた、パレード・マーチング、伝統芸能の披露なども予定しております。参加申込者数は、現在のところ238連51団体、約2万4千人で、今年も大勢の参加のもとで開催いたします。

次に、市民や事業者の環境に対する関心や意識を高めるために、今年も市民、市民団体、事業者、行政が協力・連携して、「環境フェスタかごしま2009」を11月7日、8日の2日間、かごしま環境未来館で開催いたします。

次に、障害者や高齢者、児童、ボランティアを初め、多くの市民と福祉施設・団体の参加のもとに、コンサートやバザーなど多彩な催しを通して相互交流をする中で、福祉に対する市民の皆様方の理解と関心を深めるために、「第18回福祉ふれあいフェスティバル」を11月8日日曜日に、鹿児島アリーナと永吉中央公園で開催いたします。

次に、市内で生産された農林水産物を広く市民にPRし、消費の拡大と本市農林水産業への理解を深めていただくために、「第3回農林水産秋まつり」を11月15日日曜日に、都市農業センターで開催いたします。

次に、本市の近代水道創設90周年写真展を、11月19日から12月3日までの2週間、開催いたします。本展では、近代水道の歴史を写真とともに振り返りながら、現在までの水道局の取り組みなどを紹介いたします。

次に、昨年に引き続き2回目となります「かごしまITフェスタ2009」を、11月27日から29日の3日間、鹿児島アリーナで開催いたします。目覚しく進歩し続けるIT、いわゆる情報技術を、市民・県民の方々にイベントを通じて楽しみながら身近に感じていただくとともに、多くのIT関連企業が集うことにより、地元IT産業のビジネスチャンス創出の機会提供が図られることを期待いたしております。

最後に、今年も交通局におきまして「2009市電・市バスゆーゆーフェスタ」を、11月29日日曜日に開催いたします。このイベントを通じて、市電・市バスが市民生活に便利な交通手段であり、本市の風景として不可欠な存在であることを、多くの方々に改めて理解をしてもらうとともに、今後とも環境にやさしい公共交通機関の利用促進をPRしていきます。

なお、お手元にチラシをお配りしておりますけれども、私は今週の30日、31日の2日間、広島市において、地球環境にやさしい都市づくりを目指し、路面電車のLRT化に取り組んでいる都市間の連携強化を目的に、国内11都市の首長が集まって開催される「LRT都市サミット広島2009」に出席いたします。初日の首長会議に出席をするほか、2日目のパネルディスカッションではパネリストとして、本市が全国に先駆けて取り組んでおります軌道敷の芝生化の取り組みなどを紹介することといたしております。

また、そのほかの秋・冬の各種イベントを「市民のひろば」11月号で紹介いたします。あわせてよろしくお願いいたします。

私からの発表は以上でございます。

質疑応答要旨:合併から5年経過しての評価と課題

記者 11月1日で合併から5周年になりますけれども、市長の感想をお伺いしたいと思います。それから「速やかな一体化、均衡ある発展」というスローガンを掲げていましたが、どの程度達成できたのか。また、財政の効率化はどの程度達成できたのか。できれば100点満点で点数をお聞かせいただければと思います。

市長 新市が発足をして5年になりました。16年11月1日に1市5町が合併し、その1カ月後に私は市長に就任し、速やかな一体化と均衡ある発展ということを目指して、さまざまな施策を行ってきております。早かったようでありますが、また長かったようでもあります。
そして、これまで市長とふれあいトークを平成16年から開始し、合併した5町を中心にこれまで行ってきておりますが、その中でも、やはり合併をしてよかったという方もおられれば、やはり合併をしてサービスが低下したという話もお聞きしています。
しかしながら、新たな資源、貴重な資源として、特に農林水産業や豊かな自然といった地域資源が新たに加わったために、鹿児島市は一回りも二回りも大きな魅力を持った新市に生まれ変わったと思っております。
そういった意味で、これまでの5年間につきましては、合併したそれぞれの地域にある程度予算を特化して実施してきておりますので、新市の一体化も図られてきていると思っておりますし、そしてまた、それぞれの合併された皆様方が、新鹿児島市として、そしてまた鹿児島市民としての意識も十分にお持ちになっていると思っております。
ふれあいトークの場でも、なかなか隅々までは行き渡った市政というものが見受けられないという、そういったお叱りの言葉もまだ受けておりますので、一体化、そしてまた均衡ある発展という点については、私自身は十分に意を用いて取り組んでいると思っておりますけれども、まだ地域の住民の方々には十分にそれが伝わっていないということも若干感じているところでございます。
これからも均衡ある発展、一体化ということに向けて、まだまだ全力投球していかなければならないと考えておりますけれども、その中でも着実な進展は図られていると思っておりますので、私自身は満点に近いものをいただけるのではないかと思っております。
これからもそれぞれの地域に出向いていって、皆さん方の日ごろの市民生活におけるいろいろなご要望、ご提言も聞きながら、新市の一体化に向けてさらに努力をしていきたいと思っております。

記者 財政の効率化についてはいかがでしょうか。

市長 1市5町の合併により、それぞれの財政的なメリット・デメリットがある程度集約をされたと思っておりますが、旧鹿児島市と旧5町、それぞれ財政基盤が異なっておりましたので、合併当時は財政的には少し肥大化し、そのことによって財政の指数等が少し上がり、懸念もしておりましたけれども、行政改革、効率化、そしてまた事業の峻別化を着実に行ってきたことによって、財政的にも安定した財政基盤を築いていっていると思っておりますし、引き続き健全財政も堅持をしていると思っております。

記者 一体化につきましては、満点に近いということでしたけれども、今後、残された課題はどういったものがあるとお考えですか。

市長 それぞれの地域で、合併したことによって、それぞれの地域の特性が少し失われてきた、それからまちの集約化、今まで培ってきた歴史・文化の継承が少し薄くなった、そしてまた高齢者に対する対応・対策がちょっと目に見えないという話も出てきております。
特に、旧5町には限界集落に近い地域もありますので、交通対策や住居の軒数などそういった対策も今後考えていかなければならないと思います。そういった地域特性のいろんな悩みもあるということをお聞きしていますので、それらを一つ一つ解決していかなければならないと思っております。

質疑応答要旨:今後の都市のあり方と鳩山首相の所信表明演説

記者 先ほどの質問に関連してですが、今後、例えば鹿児島市は政令市を目指すという目標があるのか教えていただけませんでしょうか。また先日の鳩山首相の所信表明についての市長の感想をお願いします。

市長 今後の鹿児島市の都市としての位置づけについてですが、本市は今60万5千人という人口を抱えております。しかし、民主党政権になって、この都市のあり方についても再構築するという動きも出ておりまして、九州では道州制等のあり方についていろいろ協議しておりますが、その前提としてはやはり地方分権の進展、そして地方の自立を大前提として、道州制論議というのが進んでおります。
今、政令市、中核市、そして一般市と都市の形態でそれぞれの枠組みがなされておりますけれども、今後政権交代によりまして、そういった枠組みをどういった形で整理されるのか、システムが整理をされるのか十分見極めながら、鹿児島市としての対応をしていきたいと思います。
今のところ、政令市や中核市に対してどうするということはまだ論議はなされてはおりませんけれども、我々中核市としては、従来から申し上げておりますように、政令指定都市に準ずるような権限・権能を与えていただきたいということを中核市市長会等を通じて、国に今要請してきております。
政権交代により、これをどのような形で今、国が受けとめてくれるか、その動向を見極めて対処していきたいと思っております。そしてまた、そのことによって、地方分権がより進展するように、私たちも働きかけていきたいと思います。
鳩山首相の所信表明演説に対する感想ですけれども、選挙で公約されたマニフェストを重視した所信表明であり、そしてまた、これまでとちょっと趣を異にした、わかりやすい言葉で国民に訴えられたということは評価をできると思います。
しかし個々具体的に地方、地方自治体に対する問題点や国民に対するいろんな事業等について、明らかにされなかったのが少し不満ではあります。やはり我々地方自治体を運営するものについては、個々具体的に用途や施策等について説明をしていただければと思いました。
これから国会審議の中で、その具体的なものについては説明があろうかと思いますけれども、ぜひ国民の目線、そしてまた市民の目線に一番近い基礎自治体のこれからの役割等についても十分に配慮した、またそれに基づくいろんな施策を打ち立てて、そしてそれを具体的に説明をしていただければ、なおありがたかったと思います。

質疑応答要旨:合併5年を迎えてのイベントの開催

記者 合併5年ということで、特別な何かイベントなどが予定されていますでしょうか。また1年を通して、時期を改めてまた合併に関するイベントなどを開催する予定でしょうか。

市長 合併5年ということで、特別な式典というものは考えておりません。鹿児島市として、もう合併をして5年もたっておりますし、これまで、先ほどから申し上げておりますように、速やかな一体化ということで努力してきており、そういった面ではもう新生鹿児島市として5年もたっておりますので、やはりこれを区別して何かをするということは考えていないところでございます。

質疑応答要旨:国の概算要求基準を受けた本市の予算編成

記者 国の概算要求基準が出そろっていましたが、鹿児島市としては来年度の予算編成はどのような形で今後行っていく予定でしょうか。

市長 概算要求が出ましたが、今後、個々具体的に各省庁での調整等も行われると思っております。実は、私どもも予算編成方針を立ち上げ、それらを踏まえて各局に予算要求をさせる段階ですが、今回、政権交代によりまして国の枠組み等がだいぶ変わって、概算要求に対する最終的な結論は出てきておりません。
だから、今、従来の枠組みの中で予算を編成するように指示しておりますけれども、最終的に国で方針が決まった段階で、改めて市としての対応を図っていきたいと思っております。
これまでも前政権でも、地方としてあるべき姿を私どもは声を大にして訴えてまいりました。今後も政権交代があっても、やはり地方の実態を十分に踏まえた予算が確立できるように、要望していきたいと思いますし、またそれに基づいた予算編成もしていきたいと思います。

質疑応答要旨:阿久根市長の職員処分

記者 阿久根の件で、同じ首長としてご意見を伺いますが、命令に従わない職員というのは必ずいるかと思うんですが、今回阿久根市長がとった手段というのが正しいと考えるのか、それとも正しくないと考えるのか。またその理由についても教えてください。

市長 正しいか、正しくないかというのは、私の所見としてはちょっと言いづらいところもあります。やはり公務員として、市職員として規律を重んじることは当然だと思います。しかし、規律を破ったり、反論したことに対する処罰等については、市で定めた規約や内規等に基づいて処理すべきであろうと思います。
経過等をお聞きしますと、これも報道等で知った枠内ですけれども、結局内規等を適用したにもかかわらず、市長の判断で懲戒処分にしたと伺っておりますが、職員の立場、そしてまた市の立場というものを十分協議し、論議して、最終的な結論を出されたらと思ったところです。しかし、今裁判になっており、どういった結果が出るかわかりませんけれども、市長の権限というのがどこまで及ぶのかというのも今回の裁判等で明らかにされるのではないかと思います。

質疑応答要旨:概算要求基準に伴う本市予算編成の影響等

記者 概算要求の具体的な数字が見えてきませんが、鹿児島市の予算編成等に影響あるいは弊害が出ているのか教えていただけませんでしょうか。また阿久根市長のことで、市長の権限がどこまで及ぶのかについて関心を持って見守られているという理解でよろしいでしょうか。

市長 予算編成時期ですが、先ほども言いましたように、予算編成方針そのものについては、具体的なものについて、なかなか各局に示すことはできませんけれども、やはり大まかに健全財政の堅持や福祉・教育などに特化した予算、鹿児島市としての環境に配慮した予算については指示ができますので、それらを各局で十分練っていただいて、予算を出していただきたいと思いますし、国の予算に関係あるものについては、国の動向を見ていかなければならないと思います。
そういった意味では、国の最終的な予算の概要が明らかになるのが遅れることによって、少しは影響があろうと思いますけれども、やはり私どもも来年2月初めまでに編成しなければ、議会に提案することはできませんので、そういった意味では情報を入手をして、できるだけ影響がないように編成をしていきたいと思います。
阿久根市長のことにつきましては推移を見守っていきたいと思います。これも新聞報道、またテレビ等で拝見しますと、市の対応や処分を受けた職員の対応などさまざま取りざたされておりますので、やはり推移を見守っていきたいと思います。

質疑応答要旨:千葉ロッテの鹿児島キャンプについて

記者 先週の千葉ロッテの激励会で、鹿児島市に戻ってきてほしいとおっしゃっていましたけれども、この1週間で具体的に球団からのアクション、あるいは市から球団へのアクションがあったのでしょうか。もしなかったとすれば、これからはどういうアクションを市として起こしていくか教えていただけませんでしょうか。

市長 この1週間ではアクションは全くありません。秋季キャンプ開始の際に、私は新監督の西村さんを初め、選手の皆さん方に激励する意味でお会いいたしました。
その際に、秋季キャンプを含め、そのほかのプロ野球の開催について、もしできることがあればということをお話はいたしました。ロッテ球団は「今後ともよろしくお願いします」というだけのお話で終わりました。
これまでのいきさつ等がありますので、すぐロッテ球団のキャンプを行うということは、なかなか難しいのではないかと思っております。春季のキャンプはだめでも、何らかの形で鹿児島をキャンプを含めて公式試合などで鹿児島に来ていただけたらと思っておりますが、まだこちらからそういった話はしておりません。
今、一軍と二軍が薩摩川内でキャンプをし、一鹿児島で一部の選手がキャンプをしております。そしてまた、合同で石垣にも行くということもお伺いしておりますので、それらは今後のロッテ球団の対応もありますし、そしてまた私どもも、以前ロッテを支える会という民間の方々が組織した会なども解散してしまいましたので、これからどういう対応をしていくかということはそういう方々とも話をしていかなければならないと思います。
今の段階では、西村監督は鹿児島に一番関係の深い方ですので、私どもの思いや要望等はお話をしていければと思います。

記者 11年以降の春キャンプの開催について、球団側から提案があれば、断わらないということでしょうか。

市長 球団の最終的な判断でしょうけれども、石垣市も球場などの施設整備もされているようですので、そういった意味ではどのように推移していくかというのはまだ不明瞭であり、球団側の今後の対応を見極めていきたいと思います。

質疑応答要旨:合併による効果

記者 合併して旧鹿児島市が得たものがあれば、お答えいただけませんでしょうか。また新幹線の全線開業を控えて、合併の効果で生かせるものはありますでしょうか。周辺部のハード整備に随分これまで投資されてきていますが、旧鹿児島市、中心市街地とのバランスについてどうお考えでしょうか。

市長 合併したことによって、先ほども言いましたけれども、豊かな自然と農林水産業に関するいろんな資源が旧鹿児島市になかったものだと思っております。そういった意味では、こういった新たな資源を有効活用するのが、今後新幹線全線開業に向けた一つの大きな施策になろうかと思っております。
特に、今グリーン・ツーリズム等が全国でもだいぶ注目されておりますけれども、こういった事業等も合併したことによって推進できる大きな一つの事業でありますし、そのことを新幹線全線開業に向けて、大きく打ち出していければと思います。そしてまた、今喜入地区にも観光農業公園等を実施しておりますので、これらも大きな目玉になろうかと思っております。
そしてハード面の整備は、旧5町は道路や農道、そして防犯の関係等少し遅れがありましたので、それらを推進するために、ある程度予算を投下してまいりました。5年をたちまして、だいぶそれも整備をされたと思っております。
また、旧5町の整備をする一方で、やはり中心市街地を含め旧鹿児島市の整備も同じようなスピードで整備を進めてきていると思っておりますので、それらの各地域の整備等、また予算投下等については、均衡に平均的に整備を進めていると私自身は思っております。

(記者会見終了)

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