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更新日:2020年12月23日

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平成28年7月1日(金曜日)市長定例記者会見

記者会見の模様は鹿児島市動画チャンネル「動画で見る鹿児島市」で配信します。

平成28年7月1日市長定例記者会見の様子

日時:平成28年7月1日(金曜日)10時~10時36分

場所:鹿児島市役所本館2階特別会議室

報道提供資料はこちらをご覧ください

 

皆さん、おはようございます。

連日、蒸し暑い日が続いていますが、市民の皆様には熱中症など、体調管理にご留意いただきたいと思います。

また、これまでの大雨により、地盤が緩んでいるところもあるようですので、土砂災害等に十分ご注意いただきますようお願いいたします。

それでは、本日は、6項目について発表します。

市長発表項目:「保育士・保育所支援センター」の設置

はじめに、「保育士・保育所支援センター」の設置について、説明します。

待機児童の解消に向けて、保育の担い手となる保育士の安定的な確保が必要とされることから、保育士の再就職支援や保育士を目指す学生等の就職の促進などを行う「保育士・保育所支援センター」を設置し、本日7月1日から業務を開始いたします。

概要は記載のとおりですが、同センターに保育士再就職支援コーディネーターを配置し、求職者のニーズにあった就職先の提案や求職者と雇用者双方のニーズの調整などを行います。

今後はハローワークと連携するとともに、県や関係機関等との情報共有を図りながら、保育士の安定的な確保に向けて取り組み、待機児童の解消を図ってまいります。

市長発表項目:姉妹都市マイアミ市への親善訪問団の派遣

次に、姉妹都市マイアミ市への親善訪問団の派遣について、説明します。

平成27年度に姉妹都市盟約25周年を迎えたマイアミ市との交流を一層深めるために、私を団長とする親善訪問団が同市を訪問します。また、この機会に現在進めている「多彩な交流」の都市の1つとして、サンディエゴ市を訪問します。期間といたしましては、7月20日から29日までを予定しております。

この度の訪問を通じて、マイアミ市とは、より強固な絆を築くとともに、サンディエゴ市とは、今後の交流について協議を行うこととしております。

市長発表項目:オープンデータの公開

次に、オープンデータの公開について、説明します。

本市が保有する地図情報や施設情報などのデータを本市ホームページで、オープンデータとして公開します。オープンデータとは、地方公共団体などが保有する公共データで、市民や企業などが利活用しやすい形で公開するデータのことです。

本日7月1日から本市ホームページで、航空写真データや公共施設の位置情報データなどを公開しています。今後、随時拡充していく予定です。

地元ICT企業等がオープンデータを利活用して、市民生活に便利なサービスを開発することなどにより、地域経済の活性化や市民生活の利便性向上などに、つながるものと期待しております。ぜひ、ご活用ください。

市長発表項目:児童書出版助成 助成対象作品決定

次に、児童書出版助成 助成対象作品の決定について、説明します。

児童文学の書き手の育成を図るため、新たに開始した児童書出版助成制度について、第1回目の助成対象作品が決定いたしました。この制度は、平成26年度で終了した椋鳩十児童文学賞の後継事業の1つとして、平成27年度から新たに開始したもので、児童文学の書き手の育成を図るため、出版を予定している児童書に関する『原稿』を募集し、優れた作品に対して助成するものです。

今回、第1回目の対象作品が、「たに けいこ」さんの「森のおしゃべり」に決定いたしました。

今後、作品が出版された後、出版助成を行うとともに、出版物は市が必要部数を購入し市内の学校・図書館等に配布予定となっております。是非多くの方に読んでいただき、読書活動の推進が図られることを期待しております。

市長発表項目:世界文化遺産登録1周年関連事業

次に、世界文化遺産登録1周年関連事業について、説明します。

「明治日本の産業革命遺産」が世界遺産に登録されてから1周年を迎えることを記念し、異人館の入館無料を実施するほか、本庁舎正面玄関看板のリニューアルなどを行います。また、市民や観光客の認知度を高め、世界遺産への来訪を促すため、遺産をPRするラッピングバスの出発式をこの後、11時15分から観光交流センターで行います。

世界遺産登録1周年に際し、市民・県民をはじめ、県外からの観光客に世界遺産を強くアピールし、多くの方に遺産を訪問いただき、その魅力にふれていただきたいと考えております。

市長発表項目:2016夏のイベント

最後に、2016夏のイベントを今回別冊にまとめ、紹介しております。

夏休み期間中を中心に、多くの観光イベント、各施設のイベントを開催しますので、皆様におかれましては報道についてご協力よろしくお願いします。

本日は以上でございます。

 

質疑応答要旨:「保育士・保育所支援センター」の設置について

(記者)「保育士・保育所支援センター」の設置ですが、改めて市長の期待感をお聞かせいただけないでしょうか。

(市長)鹿児島市は、保育所等も含めてなかなか待機児童の解消が図られていません。その原因の1つに保育士が不足していることが挙げられていますので、潜在的な保育士を見つけ出すこと、そしてまた、新たに保育士になられた方々の教育・指導をすることを担う保育士・保育所支援センターを設置しました。国においても平成27年1月に保育士確保プランを策定しましたが、その中で都道府県に1カ所は設置をという旨がありましたので、鹿児島市としても現状を踏まえて保育士の育成、また確保に特段の努力をしたいという思いでこのセンターを設置しました。

(記者)鹿児島県では条例を改正して、例えば、幼稚園の先生や小学校の先生が保育所などで働けるような条例改正もしていますが、鹿児島市は条例改正を行うという方針はありますか。

(市長)まだそこまでは考えていません。このセンターがしっかりと役割を担って保育士を確保して、保育園等と連携をとっていただきたいと思います。また、ハローワークともしっかりと連携をとっていただくとのことですので、そういうシステムの中で保育士をしっかりと確保し、保育園の運営、そして待機児童の解消にもつながっていくのではないかと期待しています。

(記者)鹿児島県内の他の自治体ではこのような取り組みはありますか。

(市長)鹿児島市が最初です。

質疑応答要旨:本市出身のオリンピック出場選手に対する支援について

(記者)昨日看板が設置されたオリンピック出場選手の関係で、鹿児島市から6人というのはこれまででは初めてということですけど、市長が思う選手への期待や、市としてはどのように支援していきたいという気持ちはありますか。

(市長)今回、リオオリンピックに本市から過去最高となる6人の選手が日本代表として出場が決定しました。私ども60万鹿児島市民にとっても大変大きな喜びであって、また誇りであります。今村選手、福島両選手もおいでいただき、その際、オリンピックにかける熱い思い、決意も語っていただきました。各選手の活躍と、またすばらしい成績をおさめることを市民とともに心から期待しております。本市の支援としては、市民のひろば8月号で本市出身の選手を紹介し、また選手の活躍を祈念して激励看板を設置する予定です。また、市の体育協会からの支援や、激励金の支給を今後考えていきたいと思います。

(記者)市の体育協会の支援というのは、例えば激励金という形でしょうか。

(市長)そうです。

(記者)金額も決まっているのですか。

(市長)体育協会から聞いていないのでわかりません。また、市としても何らかの形で支援をしていかなければと思います。

(記者)それは成績に関わらずということでしょうか。

(市長)そうですね、出場したということが快挙ですから。日本代表に6人ということは市として大変誇りです。

(記者)何らかの支援というのは、例えば金銭的な支援や食べ物などの物資でしょうか。

(市長)今までそういう制度はなかったので、これから考えるところです。

質疑応答要旨:プレミアム付商品券発行支援事業について

(記者)プレミアム付商品券の不用額返還をめぐって商工会議所と意見が違っているようですが、市長の見解をお聞かせください。

(市長)意見が違うというよりも、こちらは要綱に基づいて相手方に対して求めているわけですが、相手にそれを理解していただけていません。国の要綱にも運営協力費という項目は全くないし、国からの交付金ですので、県を通じて鹿児島市にその金額が交付され、それを商工会議所や商工会などで構成する実行委員会に交付しました。そして、3月22日までに精算をしてくださいという文書を送付して、精算をした書類が届いたので、それに基づいて精算をした金額で返還を求めました。その返還は国に対して返還するわけですから、4月中旬に県を通じて返還要求がありました。それを市としては商工会議所に返還をしてくださいと再三申し出をしますが、いまだに返還がありません。ほかの団体は返還をしていただきました。しかし、そのままにしておくとこれは国の交付金ですので、国から督促が鹿児島市に対して来ますので、しっかりとした対応をしていかなければ、国の政策に対して鹿児島市が違反をすることになりますので、県から4月の時点で精算をしてくださいという通知があり、それに対して4月下旬に市税を使って立て替えをしています。これは意見の食い違いというよりも、とにかく要綱で決まったことをしてくださらないということですね。相手は、協力費とか、自分たちが汗をかいたからとおっしゃるけれども、それはまた別問題だと思います。それを言うのであれば、国の制度そのものを変えていただかなければ。多分これは、県内でも初めてのケースではないでしょうか。全国的にもあまりないと思います。実行委員会形式で事業をしたところに関してはですね。

(記者)今年度交付する予定だった商工会議所の別の事業の補助金が止められている状態ですが、それで相殺したとしても返還額にはまだ届かないと思いますが。

(市長)届きません。

(記者)規程では相殺することまでは書いてありますが、相殺をもし今後することになったとしてそこから先はどうするのですか。

(市長)結局、国の趣旨、またこの事業の趣旨を納得してもらうまで我々は説明をしなくてはならないでしょうね。ほかの団体は納得していただいて返還していただいているわけですから、その組織の中の一部がそういうことをおっしゃっているわけです。その辺りを商工会議所の中でも十分議論してほしいです。協力費や汗をかいたというのは別な観点で、それは市として何らかの形で支援をすべきではないかという論議であればまだ話はわかりますが、国のお金を使っているわけです。このまま我々が運営協力費を認めますとなったら、今度は国に対して我々が説明をしなければなりせん。

(記者)運営協力費というものは、法的にはどうなっているのでしょうか。

(市長)国の要綱の中にはないです。

(記者)補助金をストップさせて相殺するというのは、規程で定められているのですか。

(市長)(国の要綱の中には)ない。

(記者)今回はそういった対応をとると決めたということですね。

(市長)そうですね。その補助金は、あくまでも鹿児島市が中小企業関係の補助金を出しているわけですので市の裁量で出しています。本来はそういうことはすべきではないと思いますが、やはり返還してもらわないと、やはり鹿児島市の税金を使って返還しているわけですから、やっぱり市民の皆様に迷惑がかかります。

質疑応答要旨:世界ジオパーク認定について

(記者)先月の会見では、資料が日本ジオパーク委員会から届いてから正式な協議会を行うということでしたが、その後届きましたか。

(市長)今のところはまだ届いていません。

(記者)結構時間がかかっていますが、何か手続上の理由があるのですか。

(市長)それはないと思います。我々としても早く、世界ジオパークに申請しなかったという詳細な理由をいただきたいのですが、それがないと推進協議会も開催できないし、今後の方向性も決めることができないので、担当部局からも再三、日本ジオパーク委員会には要請をしているようです。

質疑応答要旨:「子ども食堂」について

(記者)先日、市内で初めて子ども食堂ができたというお話を聞きまして、ほかの自治体では、自治体単位で補助をしたという事例も出ていますが、鹿児島市としての今後の展望としてはどのようにお考えでしょうか。

(市長)まだできたばかりですので、今後の推移を見ていかなければならないと思いますし、また各自治体でいろいろと支援をされていますので、それらの状況等も調査もしなければならないと思います。さまざまな事情を抱える子どもたちの食を支えて、居場所を提供することで、子どもの健全な成長を地域で見守っていくという、大変崇高な取り組みであると思っており、今後この取り組みが広がることを期待していますし、また、そういう広がりの中で、私どもも市としてどういう支援ができるかということも検討していかなければならないと思います。

質疑応答要旨:県知事選について

(記者)市長は、昨日夕方、天文館で自民党の石原伸晃さんと一緒に車の上に立たれていましたが、あの場にはどのような思いで行かれていたのでしょうか。知事選の応援もあったかと思いますが。

(市長)今まで県・市、さまざまな観点でしっかりとお互いに協力または連携をしながら市政・県政を担ってきましたので、私自身の気持ちとしては、このままの体制を続け、そしていろいろな課題が今あります。大きな課題、これからの4年、また10年後、鹿児島市は大きな変貌、また変革、そういう期間になると思います。そういった意味では、やはり県・国の協力が絶対に必要だという思いです。そうすると、これまでの経緯をよく熟知している方が次も引き続き担っていただくのが最良であると、市政を担う私としては、そういう思いで昨日あの場所に立ったところです。

(記者)相手候補はチェンジと繰り返されているのですが、市長はチェンジを望んでいないということでしょうか。

(市長)チェンジというのは何がチェンジなのかわかりません。やはりこれまでずっと引き継いできた事業等について、より深掘りをしながら、まちの行く末をしっかりと方向づけをしていただくというのは、これまでの経験、知識、ノウハウ、そしてまた先見性、そういったものを私自身一番よく知っていますので、相手の候補がチェンジと言われるけれども、どういう形でチェンジされるのか具体的なものがなかなか見えてきませんので、今の段階では、そういう流れの中での支援はしていきたいと思います。

(記者)鹿児島の将来の4年間についても少し触れられたかと思いますが、市長の任期はもう迫ってきている中で、市長の思いはどうでしょうか。

(市長)ひょっとしたら、チェンジという人が出てくるかもしれませんね。しかし、私の思いは6月議会でお話ししたように、第5次総合計画や、地方創生、そしてまたハード面でいいますと、中央駅19・20番、交通局跡、市立病院跡の整備、千日町1・4番街区、それからドルフィンポートの跡地、まちが本当に変貌する、そういう期間になろうと思います。また、それを方向づけする年度が平成28年度に決められていくと思いますので、そこをしっかりと私自身、見定めたいと思いますし、方向づけもしっかりしていきたいと思います。今日の段階では、それをしっかりと3期の期間中にやり遂げたいという思いです。

質疑応答要旨:鹿児島ユナイテッドFC J2ライセンス申請について

(記者)サッカーのJ2の関係ですが、昨日(鹿児島ユナイテッドFCが)Jリーグに書類申請ということで、スタジアムの問題が議会の中でも上がっていましたが、県としては市のほうにということですけれども、市長として改めてお考えをお聞かせください。

(市長)ホームタウンが鹿児島市ですので、今一生懸命頑張っておられ、J2になると、市民・県民も大変喜びますし、また夢もかなえていただいたという思いがあると思います。鹿児島市としては、これまで選手を含め関係団体の方々が努力してくださいました。そういうことを踏まえながら、しっかりとした支援体制はとっていかなくてはいけないと思います。そういう意味では、これまでも県と一緒になってサッカーチームに対して支援しておりますので、やはり市が中心になろうかと思いますが、県や関係団体の協力、特に民間の方々の協力をいただきながら、経営面でもいろいろと条件が課されているようですので、そういったものをクリアできるように今後ともしっかりとした協議、連携、検討をしていかなくてはいけないと思います。

(記者)今、鹿児島ユナイテッドはJ3で非常に好調ですが、昨日J2ライセンスの手続のご説明をされて、恐らくJ2は大きなハードルはないのかなと私は受けとめていますが、その次のステップを考えたときに、スタジアムの問題というのは必ず出てくるお話だと思います。私が北九州にいたときに、土地の選定だとか、スタジアムのお金とか、やはり自治体のバックアップがないと必ずぶつかる問題です。まだ市長の時間軸としては、急ぐ問題ではないとお考えですか、それとも急いで取りかからないといけないとお考えですか。

(市長)今の成績をみると、できるだけ早くしなくてはいけない状況になっているのではないでしょうか。選手たちは一生懸命頑張っていますし、また組織としてもそういう思いが強いということを先般、県のサッカー協会の会長がお見えになられたときに伝えていただきましたので、できるだけ早い時期にと思っています。県知事選が済まないとだめでしょうか。その後、おそらく県と鹿児島市、サッカー協会並びに経済界の方々を巻き込んで協議をしなくてはいけないと思いますので、これをクリアするために、9月までにその方向性を出さなくてはいけないと報道で示されていますので、徳重代表からも、まだ、私どものほうにはそういうことはお伝えしていただいていないですが、今後いろいろな課題等を検討する、そういうお話があろうかと思います。昨日、記者会見されたそうですけれども現時点ではまだないですね。

(記者)県と本格的に協議をするのは、知事選以降でしょうか。

(市長)事務的はもう早くしなくてはいけないと思います。スタジアムをどうするのかとか、経営面で県・市、また各市町村も巻き込んでなのか、そういうところも事務レベルではずっとやっていかなくてはいけないとは思いますが、大きな枠として次の知事がどういう考え方かということをまず聞いてからでしょうね。昨日、そういう条件が示されましたので事務的にはずっとしなくてはいけません。

質疑応答要旨:市長選について

(記者)先ほどの市長選にかかわる話で、いつどのような形でご自身が出るか出ないかを判断されるお考えでしょうか。

(市長)わかりません。

(記者)確率としてはどうですか。

(市長)まだまだです。私自身は、とにかく先ほども言いましたように、3期の任期満了までにしっかりとした方向づけをしたいとの思いがありますので、その後、どういう形で自分の意思を表明するか、現時点ではまだ私自身コメントするまで至っておりません。

(記者)過去を見ると知事選後に大体表明されていますが、それ以降と考えてよろしいでしょうか。

(市長)過去はそうですけど現時点ではわかりません。

 

(記者会見終了)

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