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下水汚泥堆肥化場
汚泥から肥料づくり
家庭や工場などから出される汚水を下水処理場できれいにする過程で汚泥が発生しますが、この下水汚泥には、窒素、りんなど肥料成分のほか有機物も豊富に含まれています。
水道局では、この下水汚泥を原料にして肥料をつくっています。下水汚泥を約30日かけて発酵処理し、この過程で温度が70~80℃に上昇しますので、病原菌や雑草の種子なども死滅し、安心して使える肥料になります。このようにしてつくられた肥料は、緑農地還元のほか、土壌改良材などとしても有効利用しています。
肥料ができるまで(「下水汚泥堆肥化場フロー図」)
- 混合ヤード
下水処理場からトラックで搬入された脱水汚泥と返送品(種汚泥)を投入し、混合します。 - 発酵ヤード
脱水汚泥と返送品(種汚泥)を混合したものに空気を送りながら、約7日間発酵させます。 - 後熟ヤード
発酵ヤードから移動させたものに空気を送りながら、約23日間熟成させます。 - 製品化設備
発酵、熟成したものをふるい分けして袋詰めします。 - 脱臭設備
発酵、熟成過程で発生する臭気をフードで集めて水洗浄し、土壌を通して脱臭します。
連絡先
鹿児島市下水汚泥堆肥化場
〒891-0131鹿児島市谷山港3丁目2番地4
電話番号:099-262-0099
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