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鹿児島市水道局 > 困った時に > 水道水でよくある相談事例 > 水道水に色がついている場合

更新日:2021年12月7日

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水道水に色がついている場合

赤色

白色

青色

黒色

 

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流し始めに赤色の濁り水が出る

【原因】

朝一番や長時間家を留守にした時に赤い色をした水が、蛇口から出ることがあります。これを「赤水」と呼んでいます。紅茶を薄めたようなものから赤茶色に濁ったものまで様々です。この現象は、給水管や管の継手、給湯器に鋼製の材料が使用されていると起こります。空気中で鉄が錆びるのと同様に水中でも徐々に錆び、このサビが剥離して出てきたことが原因です。また、鉄が水に溶け出すことによっても着色します。一分間以内に収まる時は、ほぼ宅内の給水管に起因すると考えられます。また、水道管の布設替工事などによる一時的な赤水の発生もあります。

【対処法】

宅内配管の中の水をしばらく流し続けるとほとんどの場合おさまります。透明な水になってからお使いください。きれいになるまで流した水は、植木や庭のまき水など飲用以外に利用してください。赤水が、短時間で解消しないときには、宅内配管や給湯器の取替えが必要な場合(個人負担)もあります。

【安全性】

赤水の原因となる鉄は、人体に必要な成分で、食物などから摂取しています。厚生労働省の「日本人の食事摂取基準」によると、成人男性が約7mg/日、成人女性が約10mg/日となっており、耐容上限量が、40mg/日から50mg/日程度です。水道水の水質基準値は、0.3mg/L以下となっています。また、鉄が0.3mg/Lを超えて含まれていると、水は赤く着色して見え、味が悪くなるので、容易に気づきます。赤水を誤って少量飲んでしまったとしても、鉄は人体への吸収率が低く、大部分が排出されるため、特に心配することはありません。ただし、多量の赤水あるいは異常に鉄の濃度が高い赤水を飲用した場合は、嘔吐や下痢を催すことがありますので、乳幼児が誤飲した時には、医師に相談してください。

 

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長時間赤色の濁り水が出る

【原因】

長時間赤い色をした濁り水が蛇口から出ることがあります。これを「赤水」と呼んでいます。紅茶を薄めたようなものから赤茶色に濁ったものまで様々です。この現象は、給水管や管の継手、給湯器に鋼製の材料が使用されていると起こります。空気中で鉄が錆びるのと同様に水中でも徐々に錆び、このサビが剥離して出てきたことが原因です。また、鉄が水に溶け出すことによっても着色します。一分間以内に収まる時は、ほぼ宅内の給水管に起因すると考えられます。また、水道管の布設替工事や消火活動に伴う消火栓バルブの開閉による一時的な赤水の発生もあります。

【対処法】

宅内配管の中の水をしばらく流し続けるとほとんどの場合おさまります。透明な水になってからお使いください。きれいになるまで流した水は、植木や庭のまき水など飲用以外に利用してください。宅内配管が原因の場合は、配管や給湯器の取替え(個人負担)で解決します。水道本管が原因の場合は、隣近所でも同じ症状が発生しますので、確認されてから水道局までご連絡ください。

【安全性】

赤水の原因となる鉄は、人体に必要な成分で、食物などから摂取しています。厚生労働省の「日本人の食事摂取基準」によると、成人男性が約7mg/日、成人女性が約10mg/日となっており、耐容上限量が、40mg/日から50mg/日程度です。水道水の水質基準値は、0.3mg/L以下となっています。また、鉄が0.3mg/Lを超えて含まれていると、水は赤く着色して見え、味が悪くなるので、容易に気づきます。赤水を誤って少量飲んでしまったとしても、鉄は人体への吸収率が低く、大部分が排出されるため、特に心配することはありません。ただし、多量の赤水あるいは異常に鉄の濃度が高い赤水を飲用した場合は、嘔吐や下痢を催すことがありますので、乳幼児が誤飲した時には、医師に相談してください。

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白い水、白いお湯が出る(数秒間放置すると消える場合)

【原因】

蛇口から白く濁った水が出るが、容器に入れてしばらく置くと下の方から透明になり、濁りがなくなることがあります。これは、水に気泡(空気)が混入したためです。蛇口から水道水を勢いよく流すと蛇口の出口が負圧となるため、蛇口上部から空気が混入し、気泡となって水道水と一緒に出てくることがあります。また、給湯器によって水が急激に過熱されると、水に溶け込んでいる空気が溶けていることができなくなり気泡となります。これらの気泡は小さいため、水やお湯が白く濁って見えます。

【対処法】

空気によるもので安全性について問題はありませんので、特に対策はありません。

 

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白い水が出る(放置しても白さが消えなかったり、沸かすと白くなる場合)

【原因】

給水管に亜鉛めっき鋼管を使用して間がないと、給水管から亜鉛が溶け出して水が白くなったり、沸かすとお湯が白くなったりすることがあります。この症状は、給水管内に水が滞留している時間が長くなるほど発生しやすく、朝の使い始めによくみられます。

【対処法】

朝の使い始めにしばらく流してから使用してください。バケツ1杯分(約10リットル)が、配管内の水が入れ替わる目安です。このとき流した水は、植木や庭のまき水など飲用以外に利用してください。また、亜鉛の溶出が進行してくると鋼管が露出してサビによる赤水が発生しやすくなりますので、宅内配管の取替え(個人負担)をお勧めしなければならない場合があります。

【安全性】

亜鉛は人体に必要な成分で、食物などから摂取しています。厚生労働省の「日本人の食事摂取基準」によると、成人男性が約10mg/日、成人女性が約8mg/日となっており、耐容上限量が、35mg/日程度です。水道水の水質基準値は、1.0mg/L以下となっています。また、亜鉛が1.0mg/Lを超えて含まれていると、水は白く着色して見え、味が悪くなってきます。誤って必要な量以上を摂取してしまったとしても、体外に排出されるため、特に心配することはありません。ただし、極めて多量に摂取した場合は、医師に相談してください。

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青い水が出る

【原因】

海や湖の水が青く見えるのは、光が水中で散乱するためです。家庭でも浴槽などの大きな容器に水やお湯を溜めると、これと同じ現象で青く見えることがあります。特に青の補色であるアイボリー系(※)のカラー浴槽などで多く見られます。

アイボリー※アイボリー:淡く黄色がかったやや灰味の白色、クリーム色をさらに薄くしたような色

左の画像のような色をアイボリーといいます

【対処法】

透明なグラスなどに水を汲み、明るいところで白い紙に透かして色の有無を確認してください。青く見えるときには、給湯器に使われている銅が水に溶出している可能性がありますが、水が青く見えるほど銅が溶出した事例はありません。

 

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黒い水が出る

【原因】

水道水には、極微量ですがマンガンが含まれていることがあります。このマンガンは、水道水の消毒で使われる塩素によって酸化されると黒色の二酸化マンガンになります。この二酸化マンガンが、水道本管や宅内配管に徐々に付着していき、水道工事等で水の流れが急激に変化すると剥離して蛇口から水と一緒に出てきます。

【対処法】

この現象が一時的な場合は、水道水が透明になるまで捨水し、その後の水をご使用ください。長時間にわたる場合には、水道本管が原因である可能性がありますので、水道局までご連絡ください。また、洗濯する時に衣類が黒ずむ原因となりますので、ご使用をお控えください。

【安全性】

マンガンは人体に必要な成分です。厚生労働省の「日本人の食事摂取基準」によると、成人男性が約4mg/日、成人女性が約3.5mg/日となっており、耐容上限量が、11mg/日程度です。マンガンの毒性は低く、人体への吸収も低いため、健康障害については、極めて大量に摂取したときを除き問題ありません。マンガンの水質基準は、0.05mg/L以下に設定されていますが、これは黒水障害発生の防止のために定められています。

 

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お問い合わせ

水道局水道部水運用課 水質係

〒891-1205 鹿児島市犬迫町1272-1

電話番号:099-238-2555

ファクス:099-238-4488

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