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ホーム > 産業・しごと > 中央卸売市場 > 「買いごろ・食べごろ」~旬のおすすめ野菜・果物

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更新日:2021年10月14日

「買いごろ・食べごろ」~旬のおすすめ野菜・果物

葉まで栄養豊富な柿

柿柿は古くから全国で栽培され親しまれており、甘柿と渋柿に大きく分けられます。甘柿の種類はとても少なく、20種類足らずです。代表は富有柿で、甘柿生産量の約80%を占めています。
甘柿と渋柿の違いは、渋みの原因であるタンニンの状態です。甘柿では実の中に見られる黒い斑点がタンニンの固まったものと言われており、水には溶けません。渋柿では水に溶けるので、渋抜きをして市場に出します。
ベータカロテン、ビタミンA・C、ペクチンなどを多く含み、健康食品として非常に優れています。「柿が赤くなれば、医者が青くなる」と言われるほど栄養価が高いです。
ミキサーにかけピューレ状にし、ムースやシャーベットにするとおいしです。ビタミンCが豊富な葉を使った柿の葉ずしや柿の葉茶もお薦めです。
(令和3年10月13日南日本新聞に掲載)

旬のリンゴ食べ比べて

りんごリンゴは秋から冬が旬で「1日1個のリンゴは医者を遠ざける」と言われるほど栄養価が高いです。

ポリフェノールの一種「カテキン」には抗酸化作用があり、高血圧やがん予防、老化抑制に効果があるとされます。同じくポリフェノールの一種である「ケルセチン」も、動脈硬化やがん予防に期待できます。疲労回復や肩凝り、腰痛の防止にも効果的なリンゴ酸といった有機酸のほか、多くの栄養素を含みます。

果皮に張りとツヤがあり、ずっしりと重いものがお薦めです。軸がしっかりしていて色づきが良いものを選びましょう。品種によって香りや甘み、酸味、食感の違いが楽しめます。

赤はふじやジョナゴールド、シナノスイート、青や黄色は王林やシナノゴールド、黄王などがあります。食べ比べてお気に入りを見つけてみてはいかがでしょうか。

(令和3年10月6日南日本新聞に掲載)

辛味穏やかな新ショウガ

ショウガショウガは熱帯アジア原産で、現在は世界中で香辛野菜として広く用いられています。この時季に店先に並ぶのは、収穫後すぐに出荷される根ショウガで、「新ショウガ」と呼ばれます。貯蔵された後に出荷される根ショウガに比べると、柔らかく辛みも穏やかでみずみずしいです。

独特の辛み成分は、ジンゲロールやショウガオールによるもので、食材の生臭みを消す作用や殺菌作用があります。血行を良くし、体を温め新陳代謝を高める作用もあり、風邪予防や冷え症対策にお薦めです。特に、しょうが湯や豚汁など加熱する料理に使うことにより、効果が大きくなるとされます。

新ショウガは、全体がみずみずしく張りがあるものを選びましょう。一度に使いきれない場合は、薄切りや千切り、みじん切りにしたものを小分けにしてラップに包み、冷凍しておくと使いやすくて便利です。

(令和3年9月29日南日本新聞に掲載)

古くから親しまれてきたカブ

カブはアブラナの一種で、古くから親しまれてきた野菜です。春の七草の一つで「すずな」とも呼ばれます。通年で出荷され、10月ごろから1月ごろまで多く出回ります。
小かぶ、赤かぶが一般的。大きめの「聖護院(しょうごいん)かぶ」はブランド京野菜で、「千枚漬け」が有名です。脳卒中を予防するとされるカリウムや、筋肉の収縮、神経を安定化するとされるカルシウムを多く含みます。また、アミラーゼも含み、胃もたれや胸やけの解消、整腸効果が期待出来ます。
葉がいきいきとした緑でしゃきっとし、ずっしりと重みを感じるものがおいしいです。葉はカブ自体よりも早く鮮度が落ちるので、早めに食べることをお薦めします。
漬物で食べるのがポピュラーですが、煮物、スープ、ポタージュでもおいしいです。煮物にする場合は、肉質が柔らかいので煮崩れを起こさないよう注意しましょう。

ホクホク食感のサトイモ

サトイモサトイモは、親いもを囲むように子いも、孫いもが育つため、豊作や子孫繁栄の象徴とされてきました。品種によって食べる部分が異なり、「石川早生(わせ)」に代表される子いも用、「たけのこいも」に代表される親いも用、「セレベス」に代表される親・子兼用の三つに大別されます。

イモ類の中ではカロリーが低く、カリウムが豊富で食物繊維も比較的多いです。特長であるぬめりは、マンナンとガラクタンという水溶性食物繊維によるもの。マンナンには便秘解消や糖尿病予防効果があり、ガラクタンは血糖値やコレステロール値の上昇を抑えてくれます。

お尻がかたく締まり、しま模様が等間隔でふっくら張りのあるものを選びましょう。泥付きの方が保存に向きます。

最近は年中出回っていますが、旬は秋から冬。ホクホクした食感のサトイモをぜひご賞味ください。

(令和3年9月15日南日本新聞に掲載)

秋を代表する栄養豊富な栗

栗栗は秋を代表する果物としておなじみです。栗ごはん、栗きんとん、甘露煮、マロングラッセなどさまざまなメニューで親しまれています。

普段食べている部分は種で、外側のトゲのある部分が皮に当たります。その中にある一般的に栗の皮だと思われている鬼皮が果肉に当たる部分になります。

栄養価は高く、イモ類よりも多くのエネルギーが取れる優れた食材です。渋皮には抗酸化作用のあるポリフェノールの一種、タンニンも多く含まれています。ずっしりと重く全体につやがあり、丸く鬼皮が滑らかで張りのあるものを選びましょう。

傷みやすいので、なるべく購入したその日のうちに食べるのがお薦め。冷凍する場合、水から鍋に入れて沸騰直前に引き上げ、鬼皮と渋皮をむきます。水気を切って袋に入れ、砂糖を全体にまぶして冷凍すると、鮮やかな黄色のまま保存できます。

(令和3年9月8日南日本新聞に掲載)

サツマイモ貯蔵で甘く

サツマイモの生産量は、鹿児島県が全国1位を誇っています。サツマイモ旬は秋のイメージが定着していますが、秋だけでなく冬にかけてもおいしく食べられます。

収穫後に2、3ヶ月貯蔵すると水分が抜け、甘くおいしいサツマイモに変化します。そのため、8~11月に収穫した場合の食べごろは、10~1月ごろです。

皮の色が全体的に鮮やかで、表面に張りと艶があるものを選びましょう。真ん中が太く、持ったときにずっしりとした重みを感じるものがお薦めです。

水分に弱く、水が付着した部分から傷んでしまうため、土つきの場合は洗わずに土をはらってください。乾燥させてから新聞紙に包んで保存しましょう。すでに洗ってある場合は通気の良い、涼しいところで乾燥させて早めに食べてください。

(令和3年9月1日南日本新聞に掲載)

色と種類が豊富なブドウ

ブドウブドウは、種類が豊富で、果皮の色で三つに大別されます。赤はデラウェアや安芸クイーン、黒は巨峰やピオーネ、緑(白)はシャインマスカットなどが有名です。

乾燥した土地でも栽培でき、ワインの原料としても使われます。数千年前から栽培されていたことが古代エジプトの壁画でも確認できます。鎌倉時代に建立された、山梨県のお寺には、ブドウを手にした仏像がまつられているそうです。

実の表面に付いている白い粉はブルームと呼ばれます。水分の蒸発を防ぐために出している天然の成分で、農薬ではありません。農家は収穫の時に、ブルームをできるだけ落とさないように丁寧に扱います。

乾燥を防ぐために新聞紙やポリ袋などで包み、冷蔵庫に入れて保存しましょう。食べる少し前に冷蔵庫から出して、常温にすると甘味を感じやすくなります。(令和3年8月25日南日本新聞に掲載)

すがすがしい香りのオオバ

大葉すがすがしい香りが特徴のオオバは日本の代表的なハーブです。香り成分による防腐・殺菌作用を生かし、刺身のつまをはじめ、さまざまな料理に風味をプラスします。

通年出荷されていますが、初夏から夏にかけてが本来の旬です。傷みやすいので、コップに少し水を張って軸の部分だけが浸る状態にし、立てたまま野菜庫で保存しましょう。

豊富に含まれるベータカロテンが活性酸素を抑えて動脈硬化や心筋梗塞などの生活習慣病を防ぎ、がん予防にも効果があるとされています。

千切り、みじん切りにして冷ややっこ、サラダ、あえ物などにするほか、片面だけ衣を付けて天ぷらにするのもおすすめ。オオバのベビーリーフ(幼葉)であるペリーラもとても軟らかく、香りも大葉ほど強くないため、サラダとしてそのまま食べてもおいしいです。
(令和3年8月18日南日本新聞に掲載)

食べ比べ楽しめるナシ

ナシナシはシャリシャリとした食感とジューシーで爽やかな甘みが特長です。

幸水や豊水、新高(にいたか)といった果皮が茶色い赤ナシ系と、二十世紀など果皮が緑色の青ナシ系があります。幸水は柔らかい果肉に果汁がたっぷり含まれ甘みが強く、豊水は甘みの中にほどよい酸味があります。新高はみずみずしい食感と風味豊かな甘さを持ち酸味は少なめ。二十世紀はシャリシャリとして甘みと酸味のバランスが良いです。

食べ比べると、甘みや食感の違いを楽しめます。

水分と食物繊維が多く、便秘予防が期待できます。体内の余分な塩分を排出するカリウムも豊富で、高血圧が気になる人にはぴったりです。

果皮に張りがあり、お尻がどっしりとして広いものを選びましょう。同じ大きさなら重みのある方が水分が多くお薦め。

水分が蒸発しないようにポリ袋に入れて冷蔵庫の野菜室で保存し、なるべく早く食べましょう。

(令和3年8月11日南日本新聞に掲載)

夏の疲労回復にモモを

桃果汁たっぷりで甘い香りの日本のモモは、岡山県の「白桃」が元祖です。改良して「白鳳(はくほう)」や「あかつき」など多彩な品種が誕生しました。ジューシーでなめらかな食感が、世界でも高く評価されています。

主成分は、砂糖の1.5倍の甘みを感じるフルクトースと呼ばれる果糖です。疲労回復に即効性があり、体力が落ちやすい暑い夏のエネルギー補給にお薦めです。

きれいな丸みがあり、全体的に赤く色づき濃い部分に白い斑点があるものがおいしいです。全体に産毛が生え、香りが強いものを選びましょう。

常温で、直射日光の当たらない風通しのよい所で保存してください。

甘みと香りを堪能するには、冷やし過ぎないことがポイント。冷やす場合は、30分から1時間程度にしましょう。皮に近いほうが甘みが強いので、薄くむくのがおいしく食べるコツです。

(令和3年8月4日南日本新聞に掲載)

ゴーヤーで夏乗り切ろう

ニガウリゴーヤーは代表的な夏野菜で、沖縄県で使われている呼び名です。和名は「ツルレイシ」または「ニガウリ」といいます。
畑で育てられますが、"緑のカーテン"として栽培されることも多いです。栄養価が高い野菜で、ビタミンCとベーターカロテンを多く含み、風邪やがんの予防、美容効果があるとされます。苦味成分のモモルデシンは血圧や血糖値を下げ、食欲増進や夏バテを予防するとされます。
イボがすき間なくぎっしり詰まっていてほどよい弾力があり、みずみずしいものが新鮮です。
豚肉や豆腐と炒めるゴーヤチャンプルーが有名ですが、酢の物、漬け物、揚げ物、炒め物などさまざまな調理方法で食べられます。薄く切ってしょうゆ、かつお節であえたものや、輪切りにして肉詰めしたものもおいしいです。
ゴーヤを食べて、暑い夏を乗り切りましょう。

(令和3年7月28日南日本新聞に掲載)

油物との相性がいいナス

ナス夏野菜の代表格であるナスは90%以上が水分で、体を内側から冷やす作用があります。鹿児島市青果市場では、県産をはじめ、九州管内のものを中心に入荷しています。

皮の色素は「ナスニン」というポリフェノールの一種で、抗酸化作用があり、生活習慣病の予防などに役立ちます。切り口が茶色になる原因の「クロロゲン酸」も、老化やがんを防ぐとされています。

皮に張りとつやがあり、傷や変色がなく、ヘタやガクがしっかりとしているものがお薦め。低温・乾燥に弱いため、常温で保存して早めに使い切りましょう。野菜室に入れる場合は新聞紙などで包みましょう。

淡泊な味でくせがなく、油との相性がよい野菜です。味も染み込みやすく、加熱すると食感がなめらかになります。天ぷら、焼き物、揚げ物、炒め物、煮物など多彩な調理法でお楽しみください。

(令和3年7月21日南日本新聞に掲載)

トマトの酸味で食欲増進

トマトトマトはナス科の野菜で、南米熱帯地方のペルーやエクアドル辺りが原産地と言われています。

果実の大きさで大玉、中玉(ミディ)、ミニサイズに分けられます。果皮の色は赤色だけでなく黄色や緑色などもあります。購入するときは、ヘタがみずみずしい緑色でピンとしていて、皮につやがあり、重量感のあるものを選びましょう。

ポリ袋やパックのまま、ヘタ側を下にして冷蔵庫の野菜室で保存します。冷凍保存する場合は、ヘタ付きの状態で保存袋に入れましょう。

トマトの赤い色の成分はリコピンで、体内では活性酸素の発生を抑え、動脈硬化を予防する働きがあります。ビタミンCが含まれ、鉄やカルシウムの吸収を良くします。酸味の主成分であるクエン酸は食欲を増進させる働きがありますので、暑い時期の食卓に積極的に取り入れたい野菜です。

(令和3年7月14日南日本新聞に掲載)

星形のオクラ、料理に彩り

オクラ鹿児島県が全国1位の産地を誇る夏野菜の定番オクラ。収穫時期は6月から9月ごろで、これから出荷が最盛期を迎えます。

ぬめり成分には、整腸作用や便秘予防、コレステロールの排出が期待できるペクチンなどの食物繊維が含まれています。他にも高血圧予防に効果があるといわれるカリウムや、エネルギーの代謝を助けるビオチンなどの栄養も摂取できます。

張りがあり、全体が細かい産毛で覆われ、緑色が濃くきれいな色のものを選びましょう。乾燥や低温に弱いので、涼しい環境なら室内で、または新聞紙やポリ袋でくるみ冷蔵庫の野菜室で保存してください。

輪切りできれいな星形が料理に彩りを添えますので、サラダや炒め物、揚げ物、スープなどさまざまな料理で活躍します。栄養豊富でおいしい県内産のオクラを食べてこれからの季節を元気に乗り切りましょう。

(令和3年7月7日南日本新聞に掲載)

エダマメで夏乗り切れ

エダマメエダマメは大豆を未成熟な状態で収穫したものです。枝つきのままゆでて食べたことが名前の由来と言われています。畑の肉とも言われる大豆と同様、栄養価が高く、ビタミン類や食物繊維、カルシウム、鉄分が豊富です。

エダマメのタンパク質に含まれるメチオニンという成分は、ビタミンCなどとともにアルコールの分解を促し、肝機能の働きを助けます。

さやがきれいな緑色で、産毛の密度が濃く、豆が育ち過ぎておらず、粒ぞろいのものを選びましょう。収穫後はどんどん風味が落ちるので、生のまま保存しないでください。かたゆでして水気をよく切り、保存用袋などに入れて冷凍しましょう。お酒のおつまみに塩茹でするのはもちろん、かき揚げや炒め物、スープに入れるのもお薦めです。

さまざまな料理に使えるエダマメを食べて、暑い夏を乗り切りましょう。

(令和3年6月30日南日本新聞に掲載)

旬を迎えるスモモ

スモモ「スモモもモモもモモのうち」という早口言葉がありますが、植物分類学上は、スモモ(李)は「バラ科サクラ属」、モモ(桃)は「バラ科モモ属」です。同じ「サクラ属」であるという観点から見ると、スモモは「モモ」よりも「サクランボ」に近い果物ということになります。

これから旬を迎えるスモモの主な産地は山梨県や長野県、山形県など。これら上位3県で国内生産量の約6割を占めます。量は多くはありませんが、鹿児島でも指宿市や奄美大島で生産されていて、生食のほかに、果実酒やジャムの加工用として人気があります。

ほどよい硬さで少し弾力があり、ふっくらとして重量感があるものを選びましょう。未熟なものは、追熟させるために常温で保管します。赤みが増して甘い香りがしてきたら、酸味が抜けて食べごろです。熟したら、冷蔵庫の野菜室に入れ、なるべく早く食べるようにしましょう。

(令和3年6月23日南日本新聞に掲載)

ブルーベリーで目の疲れ軽減

ブルーベリーは同じ品種の花粉では受粉しないため、複数の品種を混ぜて植えられます。果実は一緒に収穫されるので、同じパックでも異なる品種のものが入っています。

粒が大きく張りがあって皮の色が濃く、表面にブルームと呼ばれる白い粉がふいたものを選びましょう。粒が小さいほどポリフェノールがたくさん取れますが、渋みを強く感じるようにもなります。

収穫後は時間とともに風味が落ちるので新鮮なうちに食べましょう。長期間保存したいときは冷凍してください。

生のままケーキのトッピングにしたり、ヨーグルトと一緒に食べてもおいしくいただけます。簡単に作れて日持ちするジャムにするのも人気です。アントシアニンを含んでいるため、目の疲労を和らげて視力低下を防ぐ効果が期待できます。

 (令和3年6月16日南日本新聞に掲載)

トロピカルな香りと甘酸っぱさ

パッションフルーツパッションフルーツは、鹿児島県が日本一の生産量を誇ります。

県内産は主に6~7月に出荷。日本では、花が時計に見えるのでトケイソウとも呼ばれています。

ベータカロテンが豊富で、抗酸化作用によりアンチエイジング効果が期待できます。カリウムも多いので、高血圧予防にも役立ちます。

果皮がツルツルの状態で販売されているものが多いですが、まだ酸味が強いです。常温でしばらく置いて追熟させると、酸味が抜けて甘みが増します。果皮の色が濃くなり、少ししわが出てきて香りが強くなったら食べごろです。

冷やして半分に切り、スプーンで種ごとすくって食べましょう。ヨーグルトやアイスクリームに添えたり、ゼリーやシャーベットにしたりするのもお薦めです。

トロピカルな香りと甘酸っぱい味わいを楽しんでください。

(令和3年6月9日南日本新聞に掲載)

夏の水分補給にスイカを

スイカスイカは、みずみずしい甘さとシャリっとした爽やかな歯ざわりが魅力の夏の風物詩です。旬を迎え、本市場には県内外からさまざまな種類が入荷しています。

果実の約9割が水分で、すぐにエネルギーに変わる果糖とブドウ糖が含まれます。水分補給ができて疲労回復も早いです。カリウムやアミノ酸の一種・シトルリンも多く、老廃物の排出を促すため、高血圧予防やむくみの解消も期待できます。

ツルの付け根が少しへこみ、ずっしりと重いものを選びましょう。果皮に艶があり、しま模様がくっきりしているものがお薦めです。

追熟しないため、購入後はなるべく早く食べましょう。冷やしすぎると甘味が弱まり、おいしさが半減します。丸のまま風通しの良い涼しい場所で保存し、食べる1時間ほど前から冷蔵庫で冷やすとおいしく食べられます。

(令和3年6月2日南日本新聞に掲載)

栄養満点スイートコーン

スイートコーンスイートコーンは、トウモロコシの中でも甘みが強い品種の総称です。でんぷん質や糖質を多く含みます。食物繊維も多く、胚芽にはビタミンB1、B2、Eが豊富で、栄養的に優れています。
「サニーショコラ」「ゴールドラッシュ」「ピクニックコーン」「ゆめのコーン」といった品種が代表的。黄色と白の粒が3対1で混ざったものをバイカラーコーン、栽培の過程で実入りをよくするために摘果された未熟果をヤングコーンまたはベビーコーンと呼びます。
6月から旬を迎えます。おいしいのは生の状態で3、4日、ゆでたもので2、3日と言われています。あまり日持ちしないのでなるべく新鮮なうちに食べてください。
ゆでるのが主流ですが、葉が付いたままラップをして電子レンジで加熱するのもお薦めです。
ぜひ味わってください。

(令和3年5月26日南日本新聞に掲載)

甘酸っぱいサクランボ

サクランボサクランボの透き通るようにきらきら輝く姿は、しばしば宝石に例えられ「赤い宝石」「初夏のルビー」などと呼ばれます。

サクランボという呼び名は桜桃の愛称です。日本で食べられているのは、主にセイヨウミザクラ(西洋実桜)という果樹のものです。

主成分はブドウ糖などの糖質ですが、葉酸の含有量が比較的多く、貧血予防に効果的です。天然甘味料として知られるソルビトールを豊富に含み、便秘改善が期待できます。

果皮に光沢があって張りがあるもの、軸が青いものが新鮮です。輸送中に傷みやすいので、傷がないものを選び、購入後はなるべく早く食べるようにしましょう。

栽培に手間がかかり、作られる量も非常に少なく、限られた時季にしか出回らないため、高価ではありますが、爽やかな甘酸っぱさとプチプチした食感をぜひ味わってください。

(令和3年5月19日南日本新聞に掲載)

ラッキョウで血液サラサラに

ラッキョウラッキョウは平安時代、中国から薬として伝わったとされています。野菜として普及したのは、江戸時代ごろのようです。日本三大砂丘のひとつである吹上砂丘を主な産地とする鹿児島県は、全国有数の生産量を誇ります。

ラッキョウから生成されるアリシンという成分は、ビタミンB1の吸収を高め、血液をサラサラにして循環器系の機能を正常化する働きがあるといわれています。豚肉などのビタミンB1を多く含む食品と合わせて取ることで、疲労回復効果が期待できます。食欲増進、整腸、殺菌作用などの効果もあるといわれています。

粒がそろって大きめのものが良く、土付きのものは芽が出やすいので、購入したらなるべくその日のうちに水洗いをすると良いでしょう。

甘酢漬けが代表的な食べ方ですが、サラダなど生食や天ぷら、かき揚げにして食べるのもお勧めです。

(令和3年5月12日南日本新聞に掲載)

メロン食べて高血圧予防

メロンメロンは周年出回っていますが、5月~7月に最も流通量が増えてきます。

皮の網目の有無によって大きく「ネット系」「ノーネット系」と分けられます。「ネット系」は繊細な甘みの高級品種が多く、マスクメロンや夕張メロンが有名です。「ノーネット系」はホームランメロンやパパイアメロンなど育てやすい品種が多いのが特徴です。

塩分を排出し、高血圧予防に効果があるといわれるカリウムを多く含みます。赤肉メロンはベータカロテンの含有量が多く、体内でビタミンAに変換し、抗酸化作用により老化抑制やがん予防が期待できます。

みずみずしい香りがあり、色むらがなく均整の取れた左右対称のもので、ずっしりと重みを感じるものを選びましょう。生のまま食べるほかに、ピューレにしてゼリーやムースなどの生菓子、シャーベットなどの氷菓にするのもお薦めです。

(令和3年5月5日南日本新聞に掲載)

皮膚や目の健康保つビワ

ビワこれから旬を迎えるビワは、昔はあちこちの庭先で植えられていました。今ではあまり見かけず、高級果実として扱われています。

ビワと言えば種が大きいイメージがありますが、可食部分は多く、近年は大玉で十分な食べ応えのある品種も開発されています。

ベータカロテンを豊富に含み、髪、皮膚の健康維持や視力維持、消化器官を正常に保つ働きがあります。ポリフェノールも多く含んでいるので、がんを予防する効果も期待できます。

きれいなオレンジ色で、産毛がしっかりと残っているものを選びましょう。ビワは非常に傷みやすく保存が利かない果物なので、購入したらできるだけ早く食べることをお勧めします。

初夏のような爽やかな味わいのビワをぜひ味わってください。

赤ピーマンはビタミン類豊富

ピーマン一年を通して店頭に並んでいるピーマンは、栄養豊富な緑黄色野菜です。これからの時期は県内産が多く出回ります。

独特の香りや苦みから、以前は苦手な野菜の代名詞的な扱いを受けることもありましたが、近年は品種改良によって苦みが少ないものが多く流通しています。

ピーマンは未熟な緑色の状態で収穫されるのが一般的です。しかし、さらに生育して完熟させると赤くなります。完熟した赤ピーマンは柔らかくてクセが少なく含まれるビタミン類が倍増しているという特長があります。値段は少し高くなりますが、いつもとは違う彩で料理を楽しむことができます。加

熱すると苦みが和らぐので、緑色のピーマンは、挽肉詰めのフライや野菜炒め、赤ピーマンはサラダ、マリネなどで味わってみてはいかがでしょう。
(令和3年4月21日南日本新聞に掲載)

南国感じる完熟マンゴー

マンゴーマンゴーは代表的な南国フルーツです。メキシコやタイ、フィリピンなどからの輸入品だけでなく、国内での生産量が増加したことで、とても身近な果物になっています。

完熟したマンゴーは果汁が多く、なめらかな口当たりです。特有の香りと濃厚な甘味が楽しめます。

体内でビタミンAに変わるベータカロテンが多く、肌の健康維持やがん予防に効果が期待できます。貧血予防に効く葉酸や食物繊維も多く含んでいます。

収穫直後の新鮮な果実には、果皮にブルームと呼ばれる白い粉が付いています。少し落ちて艶が出てくると食べ頃です。完熟したものは、果皮をそっと触ると少し弾力があり、甘い香りが漂ってきます。

生食はもちろん、プリンやケーキ、アイスクリームなどの加工品も人気です。

ぜひ味わってみてください。
(令和3年4月14日南日本新聞に掲載)

 

お問い合わせ

産業局中央卸売市場青果市場

〒891-0115 鹿児島市東開町11-1

電話番号:099-267-1311

ファクス:099-267-1314

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