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ホーム > 環境・まちづくり > 地球温暖化対策 > 鹿児島市の取り組み > バイオガス由来の都市ガス供給

更新日:2025年5月2日

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バイオガス由来の都市ガス供給

ゼロカーボンシティかごしまの実現に向けて

  • 本市は国際社会の一員として、2050年までに二酸化炭素排出量を実質ゼロにする都市の実現に、市民や事業者等と一体になって取り組むことを決意し、令和元年12月25日に「ゼロカーボンシティかごしま」への挑戦を宣言しました。
  • 本市が排出する二酸化炭素のうち都市ガス由来は年間190千t-CO₂であり、排出量全体の7%を占めています。(令和5年度実施状況報告
  • ゼロカーボンシティかごしまの実現に向けて、ガスのカーボンニュートラル化の推進が必要です。

バイオガスとは

  • 微生物の力により生ごみや紙ごみ等の廃棄物系バイオマスをメタン発酵すると発生するガスのことです。
  • バイオマス由来であるバイオガスは、燃焼しても大気中の二酸化炭素が増えないとみなすことができる付加価値(環境価値)を有しています。

バイオガスの活用について

都市ガスの原料へ

  • 鹿児島市南部清掃工場では、生ごみや紙ごみ等から発生したバイオガスを精製し、都市ガスの原料として令和4年1月から日本ガス株式会社に供給しています。
  • 日本ガス株式会社は、バイオガスから作った都市ガスを域内に供給しています。

環境価値の提供

  • 令和6年4月からクリーンガス証書制度の運用開始に伴い、バイオガス由来の環境価値を証書化し、エネルギー価値から分離させ移転可能となりました。
  • 日本ガス株式会社は大阪ガス株式会社に対し、2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)会場で使用する都市ガスの一部に証書化したバイオガス由来の環境価値を提供しています。

市立小学校への供給

  • 令和7年4月より、日本ガス株式会社が、市立小学校のうち都市ガスを使用する42校に、バイオガス由来の環境価値を付した都市ガスを供給しています。
    これにより、再生可能エネルギーの地産地消を実現します。
  • 地球温暖化対策の推進に関する法律に基づく温室効果ガス排出量算定・報告・公表(SHK)制度において、令和6年4月の改正により、都市ガスの使用に伴う温室効果ガスの排出量について都市ガス事業者別の排出係数を用いて算定できるようになりました。
  • SHK制度の報告にあっては、小学校の都市ガス使用による温室効果ガスの排出量は全量実質ゼロ(△1,900t-CO₂/年)となる見込みです。

よくある質問

お問い合わせ

環境局環境部環境政策課

〒892-8677 鹿児島市山下町11-1

電話番号:099-216-1479

ファクス:099-216-1292

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