不登校児童生徒の支援
教育相談室
市教育相談室では、児童生徒や保護者をはじめ、広く市民の方々から教育に関する相談に応じています。学習、進路、不登校、いじめ、子育てなどに関する相談がありましたら気軽にご相談ください。
相談は、面談と電話相談があります。
相談日・時間
月曜日~金曜日面談9時30分~17時00分(要予約)
電話相談9時30分~20時00分
土曜日面談・電話相談とも9時00分~12時00分(面談は要予約)
場所
鹿児島市総合教育センター1階(市教育相談室)
鹿児島市山下町6-1(宝山ホール北側)
鹿児島市教育総合センターの地図情報(外部サイトへリンク)
電話番号
- 教育全般099-226-1345
- いじめ相談099-224-1179
面談を希望される方は、事前に電話でお申し込みください。
不登校児童生徒がフレンドシップ(教育支援センター)へ通級する際の相談窓口にもなっておりますので、是非ご相談ください。
フレンドシップ(教育支援センター)
開設の目的
フレンドシップ(教育支援センター)は、不登校(長期欠席を含む)の児童生徒や、一時的な緊急避難等を必要とする児童生徒が、自らの進路を主体的に捉えて、社会的に自立することを支援するため、学校以外の児童生徒の居場所の一つとして様々な活動を通した支援や指導を計画的かつ組織的に行うことを目的としています。
1.通級対象児童生徒の要件
- 原則として、市立小・中学校に在籍している不登校の児童生徒及び緊急避難を要する児童生徒で、校長が認めた者
- 本人及び保護者が、通級を希望していること
- 不登校の様々な要因のうち、主として心因性と思われる児童生徒
- フレンドシップのきまり等を守り、行事等にも参加すること原則として市立小・中学校に在籍している不登校の児童生徒及び緊急避難を要する児童生徒で、校長が認めた者
2.フレンドシップ(教育支援センター)における生活及び支援の内容
- 1日のスケジュールは大きく「学習タイム」と「ふれあいタイム」に分かれています。
- 学習タイムは自主学習です。学習用具を準備してください。分からない所はフレンドシップの職
員に質問することができます。
- フレンドシップ通級中に、相談員に話を聞いてもらうことができます。
- 各フレンドシップでは、近隣の散策などの野外体験活動や、5つのフレンドシップ合同で行う、
リフレッシュスクールを実施しています。
- 通級生の保護者のための、保護者面談等を実施しています。
3.フレンドシップ(教育支援センター)の設置場所
- フレンドシップ長田[長田中学校内:小川町3-10](小・中学生)
フレンドシップ長田の地図情報(外部サイトへリンク)
- フレンドシップ南[南中学校内:東郡元13-34](小・中学生)
フレンドシップ南の地図情報(外部サイトへリンク)
- フレンドシップ谷山[谷山中学校内:谷山中央8丁目20-5](小・中学生)
フレンドシップ谷山の地図情報(外部サイトへリンク)
- フレンドシップ鴨池[勤労青少年ホーム内:鴨池2丁目32-30](小・中学生)
フレンドシップ鴨池の地図情報(外部サイトへリンク)
- フレンドシップ城西[城西中学校内:城西2丁目3-12](小・中学生)
フレンドシップ城西の地図情報(外部サイトへリンク)
4.開設日、生活時間及び通級の方法
- 開設日は、4月中旬から卒業式及び3学期修了式までの、土曜日・日曜日・祝日、年末年始(12月29日~1月3日)を除く日です。(土曜授業実施日は開設します。小学6年生、中学3年生については、卒業式までとなります)
- 生活時間は、上記開設日の9時00分~16時00分としますが、通級生の状況に応じて、開設時間帯内で個人にあった日程・時間割で生活することができます。(夏と冬の長期休業中の通級可能です)
- 通級方法については、通級生及び保護者と在籍学校が話し合って決めます。小学生の通級は、保護者の送り迎えを原則とします。自転車での通級は禁止しています。
- 昼食は各自で弁当を持参してください。
- 携帯電話等、学校へ持って行ってはいけない物の持ち込みは、原則として禁止します。
5.通級の手続き
- 通級を希望する人は、窓口である「市教育相談室」に電話をかけ、面談の予約をします。
「市教育相談室」電話099-226-1345
- 市教育相談室は、面談を行い、通級について保護者と本人に確認をします。その後、「フレンドシップ体験通級許可書」の発行を受け、体験通級を開始します。
- 正式通級を希望する場合は、体験通級期間(2週間)終了日あでに、「市教育相談室」に連絡して面談予約を行い、保護者同伴で来室して手続きを行います。
- 保護者は学校長に「フレンドシップ通級申込書」を提出します。(「市教育相談室」でお渡しします。
学習支援員の派遣
1.趣旨
「学習意欲」があるにもかかわらず、不登校の状態にある児童生徒及び保護者が学習支援を希望する場合、学校の要請に応じて自宅に学習支援員を派遣します。
2.対象児童生徒の要件
市立小・中学校に在籍している不登校児童生徒
3.支援内容
学習支援の内容は、児童生徒や保護者の意見をもとにしながら、学校と話し合って決めます。
- 基礎的・基本的な学習について指導します。
- 保護者及び児童生徒からの学習に関する相談に応じます。
- フレンドシップ(教育支援センター)への通級や再登校について支援します。
4.学習支援の方法
- 支援日は、月曜日~金曜日(祝日、年末年始の12月29日~1月3日を除く)です。
- 1回の申請により、1日2時間程度、週1回~2回、2か月間の範囲で、児童生徒の状況に応じて学習支援を行います。
- 学習支援員が訪問して学習支援を行う時間は、保護者等が在宅していることを原則とします。
5.派遣までの手続き
- 学習支援員の派遣を希望する保護者は、児童生徒の在籍する学校に申し込みます。
- 学校は、保護者や児童生徒の要望をもとに、学習支援の内容を決定し、市教育委員会に申請します。
- 市教育委員会は、申請に基づき支援内容や期間等を決定して学校に通知し、学校は保護者へ連絡をします。
- 学習支援員は、学習支援の内容や訪問期日を学校や保護者と打ち合せて、学習支援を開始します。
スクールカウンセラーによる相談
本市では、スクールカウンセラーを市立小・中・高等学校に派遣し、児童生徒、保護者、教職員の面談に応じています。
面談をご希望の方は、在籍する学校へお申し込み下さい。
学校外での居場所や多様な学びの機会
鹿児島市教育委員会では、市内5か所にフレンドシップ(教育支援センター)を設置し、不登校児童生徒への支援を行うとともに、令和3年度から、市立小・中学校の不登校等の児童生徒が利用している民間施設等との意見交換会を、年間2回開催しています。
詳しくは、次のリンク先の情報をご覧ください。