第49回鹿児島市春の新人賞受賞者

鹿児島市芸術文化協会が主催し、鹿児島市、鹿児島市教育委員会が共催で実施している「鹿児島市春の新人賞」は、文化芸術の将来を担う人材の育成と鹿児島市における文化芸術活動の向上発展を目的として、文化芸術活動を行っており、鹿児島市在住か鹿児島市に主たる活動拠点がある、または鹿児島市出身である若い芸術家を顕彰し、今後の活躍を期待して贈られるものです。

第49回鹿児島市春の新人賞は、令和5年10、11月に選考委員会が開催され、次の3名の方々が受賞されました。

上ノ町 文香(うえのまち あやか)（ピアノ）

 

鹿児島市出身・パリ在住、パリオペラ座ピアニスト

パリ地方音楽院ピアノ演奏家課程を卒業し、伴奏科DEM（音楽研究資格）を最優秀で取得。その後、パリ国立高等音楽院バレエ伴奏科学士課程を終え、同学院コレペティトゥール科修士課程に進学、最優秀で修了。さらに副科指揮のディプロムを最優秀で取得した。国際ピアノコンクールにも挑戦し、3度の入賞実績をもつ。声楽やバレエの伴奏者として主にフランスで活動している。

上別府 宙(かみべっぷ ひろし)（打楽器）

鹿児島市在住、鹿児島県立松陽高等学校非常勤講師

鹿児島交響楽団に所属し、定期演奏会や県内の主要なコンサート、リサイタル活動などにおいて精力的な演奏活動を行っている。打楽器奏者として作曲家の意図を理解し、オーケストラとの調和を重んじた音色をストイックに追求する姿勢は、今後の活動のさらなる発展を予感させる。また、打楽器指導者としての今後の活動にも期待が寄せられている。

北薗 彩佳(きたぞの さいか)（声楽）

鹿児島市出身・川崎市在住、藤原歌劇団所属

藤原歌劇団に所属、歌劇団のメゾソプラノ歌手として多数の公演でその実力を発揮しており、今後の更なる活動が期待されている。また国際声楽コンクール等にも積極的に挑戦し、更なる自己表現の研鑚にも努めている。地元鹿児島でも、鹿児島オペラ協会主催のオペラやかごしま県民第九演奏会にゲスト出演し、地域の文化向上にも寄与している。

過去の受賞者

過去の受賞者リスト（PDF：403KB）

問い合わせ先

鹿児島市芸術文化協会事務局

099-248-7780