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更新日:2015年3月20日

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平成24年1月30日(月曜日)市長定例記者会見

記者会見の様子

日時:平成24年1月30日(月曜日)10時00分~10時30分

場所:鹿児島市役所本館2階特別会議室

※報道提供資料はこちらをご覧ください→報道提供資料(PDF:1,775KB)

市長 おはようございます。
本日が本年最初の会見となります。
市政記者の皆様には、この一年、これまで以上に、市政に対しまして、ご理解とご協力をよろしくお願いいたします。
それでは、本日は、5項目について発表します。

市長発表:ホワイトタイガーの赤ちゃんの一般公開

まず、ホワイトタイガーの赤ちゃんの一般公開について、説明します。

昨年11月18日に誕生したホワイトタイガーの赤ちゃん2頭は、平川の環境にも慣れ、園内で元気にたくましく成長しており、生後3ヶ月となる2月10日から一般公開いたします。ホワイトタイガー展示場のガラスビュー越しにアクリル製のケージを設置して、赤ちゃんの様子を間近に見ていただけるようにします。

また、展示時間は赤ちゃんの体調等を考慮しながら、原則として10時から13時までとし、大人のホワイトタイガーと赤ちゃんを交互に展示します。公開後は、天候などにもよりますが、現在飼育している園内の動物病院と展示場の間は職員が一緒に歩いて移動する赤ちゃんの姿をご覧いただけると思いますので楽しみにしてください。

また、公開当日と2月の土・日曜日には、ホワイトタイガーのおめんやバッジを、先着50人にプレゼントすることにしています。さらに、今回の一般公開にあわせて、赤ちゃんの名前の募集を開始しますので、多くの皆さんの応募をお待ちしています。生まれた当初の愛くるしい様子から、勇猛なトラの赤ちゃんらしく、凛々しくたくましく成長しつつあるその姿を、多くの皆さんにごらんいただきたいと思います。

市長発表:2012春季プロスポーツ鹿児島キャンプ

次に、2012春季プロスポーツ鹿児島キャンプについて、説明します。

本市では、地域経済や観光振興に様々な効果をもたらし、また、青少年をはじめとする市民の皆さんが一流選手のプレーを間近で体感できる機会となるプロスポーツキャンプの誘致を積極的に進めています。

今年も、本市で15回目の春季キャンプとなるJリーグの「ジュビロ磐田」をはじめ、「清水エスパルス」や「ヴィッセル神戸」のほか、韓国プロ野球2チームが、鹿児島ふれあいスポーツランドや県立鴨池陸上競技場などでキャンプを行います。本市としても、各チームや選手の皆さんにとりまして、来シーズン開幕に向けて大きな成果をあげる、より良い鹿児島での春季キャンプとなりますように激励訪問等を行い、最大限のサポートを行ってまいりたいと考えております。

また、今年もJリーグプレシーズンマッチ「清水エスパルス」対「ジュビロ磐田」戦が、2月19日に開催されます。ぜひ、多くの皆さんにプロ選手の迫力あるプレーを堪能いただき、各チームの選手に声援を送っていただきたいと思います。

市長発表:第32回ランニング桜島大会

次に、第32回ランニング桜島大会について、説明します。

本市を代表する大型スポーツイベントとして定着し、雄大な桜島と美しい錦江湾という全国に誇れる景色を堪能しながら、全国でも珍しい溶岩原コースを走る「ランニング桜島大会」を2月26日に開催します。

種目はハーフマラソン、10キロ、5キロの3種目で、今年は、過去最高となる約5,700人のランナーが参加を予定しています。今年も、地元桜島の地域住民や中学生など多くの市民ボランティアに協力をいただき、本大会を盛り上げたいと考えています。

当日、私は、スターターを務めます。参加される選手の皆さんには、雄大な桜島のエネルギーを体感しながら、マイペースで存分に楽しんでいただきますとともに、本大会が、ますます参加者数が増えて、全国に誇れる大会となることを願っています。

市長発表:桜島大根・市長トップセールス

次に、鹿児島の伝統野菜で、今が旬の桜島大根の市長トップセールスについて、説明します。首都圏での桜島大根の消費拡大を図り、あわせて本市の特産品と観光の魅力を広くアピールするため、JA鹿児島県経済連と鹿児島くみあい食品が開催する「鹿児島フェア」にあわせて市長トップセールスを2月4日に、イオン浦和美園店で行います。

当日は、地元の小学校へ学校給食用の食材として、桜島大根の贈呈などを行います。そのほか、首都圏の皆さんに桜島大根の魅力を知っていただくため、昨年に引き続き、東京タワーで今年の「世界一桜島大根コンテスト」の優勝大根を展示PRします。

また、有楽町にある、かごしま遊楽館では、桜島大根加工品の特設販売コーナーの設置や、同レストランで桜島大根を使った特別メニューを提供するほか、かごしま親善大使による観光PRを行うことにしております。

市長発表:第2回消費生活エキスポかごしま

最後に、第2回消費生活エキスポかごしまについて、説明します。

市民が見て、聞いて、体験しながら学べる参加体験型イベントである「第2回消費生活エキスポかごしま」を、2月17日から山形屋で開催します。会場は、衣・食・住などに関する暮らしの知恵や生活情報を学べる展示ブースや、実際に体験しながら知って得するイベントコーナーのほか、特産品の販売など楽しい企画が盛りだくさんです。

また、期間中の18日には、テレビでお馴染みの弁護士、三瀬顕(みせ けん)氏による「身近な生活笑百科~消費者よ、ご用心!」と題して講演会が予定されております。ぜひ、多くの市民の皆さんにご来場いただき、暮らしに役立つ生活情報を楽しみながら学んでいただきたいと思います。
本日の発表項目は以上です。

質疑応答要旨:市議会議員選挙の注目点

記者 市議会議員選挙が春にあると思いますが、何か注目しているポイントとかありましたらお聞かせください。

市長 注目というよりも、それぞれの議員の皆様方が、今後のまち、市政に対していろいろとご意見・ご提言をいただきながら、運動、活動をされていると思っていますので、今後、鹿児島の発展のために、また地域振興のために、それぞれの皆さんがしっかりと、地域の皆さん方のご意見を聞いて、そしてまた、それを市勢の発展のためにぜひ寄与できるような、そういう力を私どもにも与えていただければと思っていますので、頑張っていただきたいです。

質疑応答要旨:新年度予算の特徴

記者 来年度予算編成も佳境を迎えていると思いますが、来年度は新総合計画の初年度ということで、何か特色などがありましたら教えてください。

市長 特色というより、来月また記者会見をして、皆さん方にその内容等についてはお話をしたいと思いますが、今、詰めの段階に来ていまして、しっかりとしたものは、まだ発表できない段階です。
しかしながら、国を含めて県も、大変厳しい財政状況であり、その影響をかなり我々も受けるのではないかと思っていますが、やはり公共事業等が削減されるということもありますし、その中で、逆に中期財政フレームの中では、社会保障費の自然増とか、地域経済の基盤強化に対する財源を含めて、一般財源については平成23年度と大体同額が確保されていますので、そういった面ではやはり、厳しいながらも、今度の第五次総合計画に向けたスタートの年となる予算編成ができるのではないかと思っています。

質疑応答要旨:ホワイトタイガーの活用

記者 ホワイトタイガーについてですが、春にリニューアルを控えていますが、動物園の目玉としてお考えでしょうか。

市長 このホワイトタイガーは、九州では久留米にいるだけで、全国の動物園であまり飼われていないという希少な動物ですので、やはりこのホワイトタイガーを動物園の1つの大きな目玉にしていければと思っています。
また、もう1つは、平成27年度までリニューアルをしていきますが、やはり南国らしい、鹿児島らしい動物園ということを売りにしていますので、そのホワイトタイガーだけではなくて、コアラ、それからカバ、そして桜島を借景としたアフリカ園の雄大さ、これらも十分に、その動物園を支える大きな魅力ではないかと思っています。その中の魅力の1つにホワイトタイガーも加えられたということは、大変ありがたいと思います。

質疑応答要旨:被災地のがれき受け入れ

記者 被災地のがれきの受け入れについてなですが、全国的に表明するところが出てきましたが、鹿児島市としては受け入れないという考えで変わりはありませんか。

市長 十分に安全であるという確証がない限りは、やはり市民の皆様方のコンセンサスは得られないと思っていますので、それは国並びに県でそれを十分に検証していただいて、それらは安全であるという保証がない限りは、なかなか受け入れるという体制が整えられないのではないかと思います。

質疑応答要旨:中央卸売市場のリニューアル

記者 この前、南日本新聞で報道させてもらいましたが、一部議員の方が自らウェブ調査をされまして、中央卸売市場の統合するという意見が53%という結果だったということで、その結果については、市にも提出されたと伺っていますが、市長はそれご覧になられましたか。

市長 新聞報道で見ましたし、それらの結果についても参考として見てみました。

記者 その見られた感想をお聞かせください。

市長 一応、統計として、それを一部のコンサルタントがされたということしかないです。

記者 結果として、600人がサンプルということで、ある程度、専門の会社がやっているということなんですが、そういう比率について、何か思うところはありませんか。

市長 あれは統合をするという形での、相手に対しての質問項目だったと思いますが、私としては、そういう意見もあるということは十分認識しているとこれまで申し上げたとおりです。しかしながら、あの周辺の状況等を考えて、いろいろと整備にかかる経費や期間、それから移転をする場所の確保とか、ここはほとんど県の用地でもありますし、そしてまた、そこにそれらの大きなものを持ってくるには港を埋めなければならないと。そして、今でも魚類市場の周辺は交通量が相当多く、市道・県道を、朝のうちはほとんど埋め尽くしているというような状況、周辺の交通量の増大とか、また環境への影響とか、先ほど言いました、埋め立てをしなければならないというような、諸条件を勘案する中で、平成20年度に中央卸売市場整備計画を立てていますので、それに基づいて今推進しています。ですから、こういう形で今進めていますので、その中で今回のアンケートの結果としては受けとめますが、それを今回のいろいろな整備計画の中で変更するということは考えていないところです。

記者 青果市場の検討委員会で、最後に賛否の意見が分かれたものですから、委員長が挙手採決をとられて、そのときに、青果市場の関係者が3人出られていましたが、3人とも手を挙げられませんでした。そのことについては報告を受けられていますか。

市長 報告は受けました。しかし、この整備計画の中で、市場関係者の皆さん方も、ご自分たちで市場検討委員会というものをつくっておられたということをお聞きしていますが、その中でこの案について話をしたときには、その市場関係者の皆様方からのご意見を聞いて、それをこの俎上に載せているということですので、どういう形でそうなったのか、調査させてみたいと思っています。そういう市場関係者の皆様方の意見を十分取り入れたリニューアル計画でしたので、私としてもちょっと合点がいかないような気がします。

質疑応答要旨:消費税増税について

記者 昨年末に消費税の増税案素案が固まりましたけれども、まず消費税の引き上げについて、市長自身はどのようにお考えかお聞かせください。
また、5%上乗せになった分のうち、地方配分が1.54%引き上げられることになりました。それについて所感と、またその配分の内訳が地方消費税分と交付税の算入部分に振り分けられていますけれども、分けたことについての所感をお聞かせください。

市長 全国的にも全く同じような傾向があろうと思いますけれども、現在において、生活保護とか、それから介護・福祉・医療といったような社会保障関係にかかる費用が毎年増大をしています。やはり少子高齢化というこういう時代を迎えて、やむを得ない状況ではないと思っていますが、それらを考慮すると、社会保障制度を持続可能なものとするためには、やはりそれに資する財源というものも確実に確保しななければならないと思っていますので、その財源の確保をするということで、消費税を増税することはやむを得ないと思っています。
しかしながら、消費税については、国・地方の財政面からは大変重要な課題でありますけれども、一方、国民の皆さん方、市民の皆さん方から見ますと、物価とか消費の意欲などに対して大きく影響が出てきますので、それらに対してやはり国として十分な説明が必要ではないかと思っています。
また、先ほどの消費税の配分等について、今回は国と地方の協議の場でしっかりと地方の立場を踏まえた結論が出たということは、大変ありがたいと思っていますが、やはり市町村独自で社会保障サービスもしていますので、それらにも十分意を用いて、今後もしっかりとした財源手当をしてほしいと思っています。

記者 地方の配分が1.54%のうち、地方消費税分と、あと地方交付税の算入部分に分けられたことについてはいかがでしょうか。

市長 それも国の仕組みでそれをされたと思いますけれども、やはりその分、地方に対してしっかりと手当をしていただいたと思っていますので、先ほど言いましたように、やはり地方交付税等についても、地方が単独でやるいろんな社会保障というものもありますので、それらをカウントして、その分を地方交付税という形で、また消費税の分と分けてしていただいたものではないかと思っていますので、これからも交付税を含めて、そういう消費税の国と地方の配分等についてもやはりしっかりと議論をし、そしてまた検討しながら、また市長会としての立場として、全国の市と一緒になって、国のほうに要求とか要望していければと思います。

質疑応答要旨:ドクターヘリ運航開始から1カ月を経ての課題と対応状況

記者 ドクターヘリが運用から1カ月がたちました。1カ月で見えてきた、例えば医師不足であったりとか、ランデブーポイント関連であったりとかの課題とその解決に向けた、現在検討されている課題の検討策があれば教えてください。

市長 ドクターヘリは12月の末から運航していますが、約1カ月たちましたが、私としてはトラブルもなく、順調に運航をしていると思っています。当初、相当の件数が出るのではないかと危惧していましたけども、ほかの県よりは少ない状況の出だしだったということで、これはそういう事故が少なかったということで、安堵しております。
今、各地域の消防とか、また医療機関の関係者が一丸となって協力して、こういう体制が整っておりますけれども、やはりこれからもこのドクターヘリを活用したいろいろな医療の体制の構築を図っていかなければならないと思います。
今のところ、多くの課題というものは出てきていませんが、今後、多くのドクターヘリ活用が出てきたときには、やはり医者の体制とか、また先ほど申し上げました消防とか、地域の方々との連携とか、そういった中で、いろいろと検討していく課題等が出てくるのではないかと思っています。
今のところ、医師不足とか、また連携不足とか、そしてまた時間というか、そういうドクターヘリを使うことによったいろいろな課題というもの、障害というものは、今のところ出てきていないところです。

国家公務員の給与削減に伴う市の対応

記者 国家公務員給与の削減案が、自民党、公明党、民主党で大筋合意されたんですが、そのうち、7.8%と人勧の0.23%の削減を両方するということです。まだ民主党のほうは労働協約権も盛り込むということで話を進めたいということらしいですけれども、市長として労働協約権を盛り込むことについてはどうお考えなのかお聞かせください。
また、岡田副総理は地方にも身を切るようにと話をされていますけれども、鹿児島市として以前はそういうのは考えておられないという話でしたが、定数削減や、さらなる給与削減などをお考えかお聞かせださい。

市長 労働協約権につきましては、これまでも私は市長会としての立場から、そしてまた皆様方のご意見を受けながら、この協約権については慎重に考えるべきであるということを申してまいりました。やはり給与等のあり方等について、この協約権がありますと、やはり労使双方の協議の中でそれを決めると、それが決定されるということでございますけれども、やはり我々の給与等については、やはり市民のコンセンサスを得る必要があると。そういった意味では、やはり労使交渉をする中で、一定の基本というものがなければならないということで、私どもは、人事院勧告制度を準用した、そういった今給与体系をしっかり構築をしておりますので、そしてそれをまた労使で決めたことを議会で承認をして、初めて給与として実施をしております。労働協約権、そのことをしっかりと踏まえた、そういう形で進められるということであれば、私もやぶさかではないと思いますが、今の段階では人勧を廃止するとか、いろいろと出ておりますけど、まだそれは具体的に形としては、まだ結論としては出てきていませんので、今後国のほうでしっかりとそれは協議し、結論を出していかれるだろうと思っています。
もう1つは、今回の国家公務員の削減は一番の大きな目的が、復興に対する財源確保ということをお聞きしています。そのことについては、十分私どもも理解をします。
しかしながら、私どもの地方自治体においても、それぞれの地域でスクラップ・アンド・ビルド、そして組織機構の見直しとか、職員の定数の削減とか、身を切るような歳出削減等を行いながら行財政運営をしていますので、今後ともそれらを十分、踏襲しながら市政運営をしていきますが、これから国家公務員の給与削減、そしてまた地方公務員の削減という、そういう話が出てくるやにも思いますけれども、しかし、まだ今のところ結論は出ていませんので、そういう状況になりましたら、やはり鹿児島市だけではなくて、それぞれの自治体、多くの組織と言えば、もう全国市長会ですので、私ども、全国市長会を含めて各自治体とまた情報を共有しながら、しっかりと対応していければと思います。

記者 副総理が地方に身を切るようにと言ったことに対しては、どのようにお考えでしょうか。

市長 やはりそれも、多分、東日本大震災の財源確保ということであろうかと思いますが、先ほど言いましたように、地方もしっかりと、今、身を切るような運営をしていますので、それについてはまた今後、どういった形でできるかということを、全国市長会等を含めて協議をしながら、最終的にはその推移を見守っていかざるを得ないと思います。

(記者会見終了)

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