自宅でもできる「鹿児島よかよか体操」

住み慣れた地域でいきいきと自分らしい生活が送れるよう、また、人と人とのつながりを大切にした地域づくりをめざして、介護予防に効果的な体操を鹿児島大学と共に開発しました！

「鹿児島よかよか体操」の開発コンセプトについて

身体の動きをスムーズにすることなどを主な目的としています。この体操は椅子に座ったままで行う運動が多く、ゆっくりした働きと負荷が少ないのが特徴です。

「鹿児島よかよか体操」の効果について

55歳から82歳までの約40名の方々が、週1回の体操などを3か月間体験した結果、以下のような効果（統計的にも有意な改善）が認められました(平成28年度実施)。

1. 歩く速さが改善！（椅子から立ち上がって3m先の目印を回って座るまでの時間の平均値が、6.1秒から5.5秒に改善）
2. 最大の歩幅が改善！（できるだけ大きく踏み出した2歩の歩幅を身長で割った値の平均値が、1.43mから1.53mに改善）
3. 心理面に変化あり！（自己効力感「自分に対する信頼感や有能感」を表す指標の平均値が9.5から10.7に改善）
4. 生活が活性化！（歩数計の平均値が、5,766歩から7,140歩に改善。約1,400歩も増加）

「よかよか元気クラブ」（住民主体の通いの場）について

介護が必要な状態にならないようにするためには、一人ひとりが自分らしく、いきいきとした生活を続けることや、お互いに支えあう地域づくりが大切です。

そこで、概ね週1回、地域の公民館や集会所等に地域の仲間が集まって、鹿児島よかよか体操等で体を動かすなど、自分たちで楽しく活動する「よかよか元気クラブ」を地域で展開しています。

概ね週1回、仲間と集まって体操することで介護予防につながります。

また、あなたのお住まいの地域でも「鹿児島よかよか体操」を取り入れた「よかよか元気クラブ」を始めてみませんか？

詳しくは、各保健センター・保健福祉課へお問い合わせください。

「鹿児島よかよか体操」を安全に行うために

• 準備体操・整理体操を行いましょう。
• その日の体調に合わせ、自分のペースで調整しましょう。
• 膝・腰痛のある人や、通院中の方は、体操の実施について「かかりつけ医」に相談しましょう。また、体操中に痛み等を感じたら、体操をやめましょう。
• 血圧の高い方は、血圧と体調チェックをしましょう。また、体調がすぐれない時は、体操をやめましょう。
• こまめに水分を補給しましょう。
• 動きやすい服装で行いましょう。また転倒等に注意しましょう。

「鹿児島よかよか体操」「らくらく体操」の実際【動画】

• よかよか体操1「準備運動」

• よかよか体操2「肩こり予防に効果的な体操」

• よかよか体操3「膝痛予防に効果的な体操」

 

• よかよか体操4「表情を豊かにする体操」

 

• よかよか体操5「腰痛予防に効果的な体操」

 

• よかよか体操6「体力向上に効果的な体操」

 

• よかよか体操7「整理体操」

 

• らくらく体操「市民歌、おはら節」

• 「らくらく体操」に関する詳細

 

• 各保健センター・保健福祉課では、よかよか体操を行なっており、
• DVDの無料貸出しもしております。
• お気軽に下記までお問合せください。

「鹿児島よかよか体操」「らくらく体操」の実際【リーフレット】

• 鹿児島よかよか体操・らくらく体操リーフレット表（PDF：1,995KB）
• 鹿児島よかよか体操リーフレット裏（PDF：1,228KB）