更新日:2025年8月1日
ここから本文です。
今月、終戦から80年という大きな節目を迎えます。先の大戦では全国各地が壊滅的な打撃を受け、本市も激しい空襲により、9割を超える市街地が焼け野原と化し、多くの尊い命と住まいや仕事などの日常が失われました。
戦後、焦土の中から立ち上がった先人たちが互いに支え合いながら、その英知とたゆまぬ努力により幾多の困難を乗り越えて復興を成し遂げ、今日の目覚ましい発展へとつながりました。
今、私たちが享受している平和や豊かさは、多くの苦難と学びの積み重ねによって築かれた尊い成果であることを、これからも一人ひとりが心に刻み続けていくことが大切だと思います。
その一方で、戦後生まれの世代が人口の9割近くを占め、戦争当時の話を直接聞く機会が減っており、その記憶が風化していくことが強く懸念されています。
本市では、「平和都市宣言」から35周年を迎えたことも記念し、広島市の平和記念式典などに中学生を派遣するほか、原爆被災と本市空襲の被害などを広く知っていただく資料展を長崎市と共催します。
若い世代の皆さんを含め、より多くの方々が改めて戦争の悲惨さや平和の尊さについて学び、考える機会になればと強く思っています。
よくある質問
お問い合わせ
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください