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更新日:2020年12月23日

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平成30年8月30日(木曜日)市長定例記者会見

記者会見の動画は鹿児島市動画チャンネル「動画で見る鹿児島市」をご覧ください。

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日時:平成30年8月30日(木曜日)10時00分~10時30分

場所:鹿児島市役所本館2階特別会議室

報道提供資料はこちらをご覧ください。

皆さん、おはようございます。

夏休みも終わりに近づき、いよいよ新学期を迎えます。
まだまだ暑い日が続いておりますので、市民の皆さまには、引き続き体調管理に留意していただきたいと思います。

さて、表紙にもありますように、今月18日、本市の夏の風物詩、サマーナイト大花火大会を開催しました。

多くの市民や観光客の皆さんに維新から150周年の節目を飾る多彩な花火の競演を楽しんで頂けたと思います。

報道機関の皆さまをはじめ、開催にご協力いただいた方々に改めてお礼を申し上げます。

それでは、本日は9項目について発表します。

市長発表項目:火山防災トップシティを目指して~火山都市国際会議への参加&海外の火山都市との交流

はじめに、火山都市国際会議への参加等について、ご説明します。

9月1日から、京都大学の井口教授らとともにイタリア・ナポリ市を訪問します。

まず、火山都市国際会議に参加し、日本・イタリア両国の火山学会が開催するワークショップで、私が桜島の防災対策を発表するなど、火山防災トップシティを目指す本市のPRを行います。

また、海外の火山都市との交流として、ナポリ市長表敬訪問や、ベスビオ火山観測所の視察のほか、国立ナポリ美術学院のデ・シモーネ教授のご案内で、国立考古学博物館を視察し、火山地域共通の文化について学ぶ予定です。

今回の訪問の成果を、今後の防災体制の充実や新たな文化交流に生かしていきたいと思います。

市長発表項目:フランス・ストラスブール市長の本市訪問・記念講演会

次に、フランス・ストラスブール市長の本市訪問・記念講演会について、ご説明します。

今年1月、私は、パリで開催された伝統工芸品国際見本市に参加した折、ストラスブール市を訪れ、ローラン・リース市長と意見交換を行いました。その際、本市へもぜひお越しいただきたいとお伝えしたところ、このたび、来鹿が実現し、記念講演会を開催することになりました。

このように早速、本市を訪問していただけることを大変うれしく思っております。

リース市長は、LRTを活用した街づくりのパイオニア、都市交通分野のエキスパートとして国際的に高い評価を得ておられることから、公共交通を活用したまちづくりについてご講演いただくこととしております。

講演会は、10月8日に、城山ホテル鹿児島にて開催します。9月から募集を開始しますので、ぜひ多くのみなさんにご参加いただきたいと思います。

市長発表項目:生物多様性の保全にむけて~恵み豊かなかごしま・世界の自然を次の世代へ引き継ぐために

次に、生物多様性の保全の取り組みについて、ご説明します。

まず、第8回生物多様性全国ミーティング アンド 生物多様性自治体ネットワークフォーラム イン鹿児島についてです。

これは、生物多様性の保全と持続可能な利用について、市民の皆さんの理解を深め行動につなげてもらうため、10月8日に本市で開催するものです。

主な内容は、タレントの高木美保さんの講演や、天文館みつばちプロジェクトなど地元団体の事例発表のほか、パネルディスカッションの実施などです。

「市民のひろば9月号」でも特集していますので、あわせてご覧いただきたいと思います。

次のページをご覧ください。

「ボルネオの生物多様性の保全に関する活動のための連携と協力に関する覚書」を、8月24日に本市、旭川市、豊橋市など7者間で締結しました。

マレーシア・ボルネオは、生物多様性の宝庫と呼ばれており、今後、この覚書に基づき、平川動物公園においてもボルネオの野生動物の保全に係る調査・研究や啓発などを構成団体等と連携して進めてまいります。

市長発表項目:市電・かごりん「COOL CHOICE」号出発!

次に、「市電・かごりん クールチョイス号」について、ご説明します。

4月に行った「鹿児島市クールチョイス宣言」のもと、地球温暖化対策の推進のため、市電と「かごりん」をそれぞれ、イラストレーター オカタオカ氏の楽しいイラストによるメッセージ広告でラッピングした「クールチョイス号」が登場します。

出発式は、9月10日、交通局において、本市が認定する「エコ幼稚園」・やはた幼稚園の園児と一緒に行います。

本市で排出される温室効果ガスのうち運輸部門が約4割を占めていることから、公共交通機関や「かごりん」をより一層利用して頂きたいと思います。

市長発表項目:高齢者の健やかな暮らしを応援します

次に、高齢者の健やかな暮らしを応援する各種施策をご説明します。

まず、今年度の新規事業「高齢者の元気応援協賛店 優待サービス」についてです。対象は70歳以上の人で、料金の割引など、様々な優待サービスをご覧の44施設で受けることができます。

また、スタートして1年を迎える運転免許自主返納優遇制度のサービスも、多くの方に利用されています。

次のページをご覧ください。

今年も、「敬老訪問」と「すこやか長寿まつり」を、ご覧のとおり実施します。

9月17日は敬老の日です。永年にわたり社会のために貢献してこられた高齢者の皆さんが、住み慣れた地域で安心して暮らして頂けるよう、引き続き、各面から取り組んでまいります。

市長発表項目:鹿児島の文化芸術活動をサポートします~初めての補助対象事業決定

次に、文化芸術団体等による自主的な活動を活性化することを目的として、今年度創設した「文化芸術活動活性化補助金」について、このたび対象事業が決定しましたので、発表します。

補助金の対象事業は、市内で実施される文化芸術事業で、本市の文化芸術の振興につながる公益性などの観点で審査を行い、ご覧の4事業を決定しました。いずれの事業も、9月以降、各団体により開催される予定です。

この補助金の活用により、市民が文化芸術を身近に感じる機会がよりいっそう充実することを期待しています。

市長発表項目:日本ジオパーク認定5周年 桜島・錦江湾ジオパークスタンプラリー開催中

次に、9月24日に日本ジオパーク認定から5年を迎える桜島・錦江湾ジオパークの取組について、ご説明します。

これまで、行政だけでなく、市民や関係機関、NPO等の民間事業者の方々と一緒になって、様々なジオパーク活動を推進してまいりました。

さらに、今年度は、エリアを、本市全域や、姶良市、垂水市に拡大していく取組も進めており、その一つとして、右のページのとおり、3市の施設を対象とするスタンプラリーを今月から開催しています。11月30日までとなっていますので、多くの方に参加していただきたいと思います。

今後は、3市が連携して、さらなるジオパーク活動の推進に努めてまいりたいと考えています。

市長発表項目:盛り上げます!明治維新150周年(9月編)

次に、明治維新150周年を盛り上げる、食や芸術など、様々な本市のイベントを紹介します。

まず、首都圏で、鹿児島の食の魅力を発信する「"食の都かごしま"フェア」を開催します。今回の食材は、黒豚、黒さつま鶏、きびなごなどで、9月1日から1ヶ月間、両国や、鹿児島と歴史的な縁の深い渋谷区などの料理店で期間限定メニューを提供します。今年は、明治維新150周年や大河ドラマ「西郷どん」で注目を浴びる中、歴史を中心にした本市のPRも行います。

次に、市立美術館では、特別企画展「明治維新150周年 日本洋画の夜明け―山岡コレクションを中心に」を9月28日から開催します。日本初期洋画の宝庫「山岡コレクション」を中心に、幕末から明治の画家たちに焦点を当て、鹿児島出身の黒田清輝、藤島武二などの作品を多数展示します。また、関連イベントとして、「天保年間鹿児島城下絵図」を手に、幕末の城下町跡を巡るフィールドワークなども開催します。

次のページをご覧ください。

現在、西郷、大久保の銅像建立に関する文書など、本市が保有する明治維新関連の歴史的公文書を、市政情報コーナーで展示しています。期間は10月までです。

また、今月来場者が30万人を突破した 大河ドラマ館では、9月の月替わり展示として、桂小五郎と小松帯刀の刀や薩長同盟締結の書付などを展示します。

毎回、多数の観覧希望の申し込みをいただいている、「西郷どんトークショー」ですが、11月4日に開催し、来月から観覧募集を開始します。大河ドラマ出演者の中から、どなたがゲストとしておいでになるか、どうぞご期待ください。

市長発表項目:おすすめイベント情報~かごしまの豊かな自然を体感!

最後に、おすすめのイベント情報を別冊でお知らせします。ぜひ、多くの方にご参加いただきたいと思います。

本日は以上でございます。報道のご協力をよろしくお願いします。

質疑応答要旨:(1)火山防災トップシティを目指して~火山都市国際会議への参加&海外の火山都市との交流 (2)高齢者の健やかな暮らしを応援します

(記者)質問は3点あります。1点目は1ページ目のナポリへの参加ですが、3の内容(1)市長からの対策の発表の日時はいつになるのかと、具体的にどういった内容になるのかを教えて下さい。

2点目、この会議への参加は今回が初めてでしょうか。何回も毎年参加されているものでしょうか。

もう1点が7ページ目の敬老訪問で、最高齢者は、男性、女性それぞれどういった方かと、市長が直接会いに行かれるのか教えて下さい。

(市長)まず、火山防災トップシティの火山都市国際会議への参加ですが、9月4日に私みずから本市の火山防災に関するプレゼンテーションを行ってまいります。今、鹿児島市は国内外に向けて世界の火山防災に対するトップシティを目指していますので、中身である防災対策、避難計画をどうしているか、そして、避難計画の中でも、先般行いましたが、輸送手段等についてどういった検証をしているか、現在、取り組んでいるさまざまな体験等を紹介したいと思っています。世界に本当に希有な活火山桜島ですので、現在も活動を続けている活火山の目の前に60万都市があるということも紹介をし、その60万市民をいかに火山災害から守っていくかという防災対策等について皆様方に紹介していければと思っています。

この国際会議は2年に1回開催されていますが、私は、8年前のスペインのテネリフェ島で開催されたときに参加をし、同じように桜島の防災対策について発表しています。

次に、敬老訪問ですが、これは毎年行っており、88歳の米寿の皆様方に対しまして職員がそれぞれのお宅を訪れ、施設に入っておられる方はその施設にお伺いして、市民の代表としてお祝いを申し上げています。私自身も今回はお二方を訪問してお祝い金をお渡ししたいと思っています。現在、本市の最高齢の方は、女性の方が108歳で、男性の方は107歳でありますが、いずれも氏名等については非公表とさせていただいています。

(記者)火山都市国際会議について関連ですが、今回の訪問で国際会議の誘致をされるのかという点と、インドネシアに行ったり、ナポリと鹿児島の関連もあるかと思いますが、第5回は島原で国内で初めて開催されたということで、そういった意味で誘致の考えがないかをお願いします。

(市長)先ほど申しましたが、鹿児島は世界の火山防災のトップシティとしてこれから取り組んでいく思いで今いろいろな事業を進めています。そういった意味では、鹿児島でも都市国際会議が開催できればと思っており、これから誘致に向けて取り組みを進めていければと思っています。

昨年はインドネシアを訪問しました。今年はイタリアのナポリであります。それぞれの都市で避難体制をその都市の状況に即応した取り組みを進めていますので、それらも参考にしながら、鹿児島市の避難体制をさらに充実させていければと思っていますし、また鹿児島の現状をぜひ世界の皆様方にも知っていただくために、できれば火山都市国際会議を鹿児島で開催したいと思っています。

質疑応答要旨:本港区における県の施設整備、路面電車延伸について

(記者)今日ちょうど同じ時間に本港区エリアまちづくり検討委員会が開かれていまして、7者ぐらいから案が提案されるそうですが、市側に路面電車の設計上の話とか問い合わせが特にあったのか、なかったのかという点と、ストラスブールのまちづくりもあるので、改めて現時点での市長の市電へのお考えをお聞かせください。

(市長)まず、県のほうが募集をしています検討委員会の中の(提案)内容等については全く我々は把握していませんし、また、提出をされる方々から路面電車についての問い合わせもなかったところです。
私どもとしては、30年度末までに県としての本港区を踏まえた整備、グランドデザイン等について策定をすると言われていますので、最終的なグランドデザインの策定に当たっては、今後とも路面電車の関係についてもしっかりと連携をして、私どもとしてもこういった計画があると県の委員会にお伝えしていかなければいけないと思いますし、また、この委員会の中に市の職員も入っていますので、そこでも発言をしていきたいと思っています。

(記者)毎度で恐縮ですが、市側のそうした思いとか、県側に伝わっている感じなど、感触としてはどうですか。

(市長)知事に対しても私自身から、直接路面電車についても話をしていますし、知事も大変すばらしい取り組みだということは言っておられますので、グランドデザインを最終的にどういった形で採用されるか分かりませんが、路面電車の延伸についてもしっかりと取り組んでいただけるものと私は思っています。

質疑応答要旨:磯駅設置検討について

(記者)磯新駅について、先般、上町地区の代表者等が要望書を提出されたかと思いますが、市長の受けとめをお願いします。

(市長)先般、磯駅周辺地域の町内会の皆様方、磯町内会、そして、清水校区まちづくり協議会、大龍校区まちづくり協議会、名山校区コミュニティ協議会の代表の方々から、磯駅設置に対してぜひ実現をしてほしい旨の要望書が出されました。今年度の協議会で、今、交通シミュレーションなどさまざまな観点から設置が可能かどうか検討をしていただいていまして、秋ごろ、11月ごろだと思いますが、その検討結果を報告していただくこととなっています。

協議会において、駅を設置しても問題がないという結果となった場合は、またその時点で、いろいろな関係団体の皆様方と協議をしていかなければいけないと思います。まずは協議会の中で駅設置が可能かどうかをしっかりと検証し、最終的な結論を出していただきたいと思っています。要望に来られた団体の皆様方の思いはしっかりと私も受けとめたところでございますが、さまざまな課題等もまだまだ山積していると思っていますし、また、これに対して協力はできないという方々もおられますので、そういう方々とのコンセンサスもしっかりと踏まえながら最終的な意見を出していただけるのではないかと思っています。

(記者)あわせてですが、今、課題を言われたかと思いますが、利用が観光客に限定される費用対効果でしたり、2013年に出された交通シミュレーションの課題は少しずつクリアしているかと思います。そういった意味で、今回、協議会の決定が市長のお考えになると思いますが、設置するに当たっての課題をもう一度お願いします。

(市長)課題として道路交通への影響、それに対しての費用対効果の課題が解決できるのかといった点や、国道10号バイパスの取り組みも進められようとしていることとの関連や、国道の整備、また、駅をつくる場合にどういった形の方法があるのかなど、いろいろ課題があるようです。課題をクリアしなければ駅設置というのはできませんので、それらを1つ1つクリアしながら、どういった影響があるかを十分に検討していただいて、最終的な意見を集約してほしいと思っています。

質疑応答要旨:認可外保育施設における乳児死亡事案に係る検証委員会の報告書提出について

(記者)認可外保育施設の乳児死亡事案がありました。その報告書が示されていると思いますが、それについての市長の受けとめ、さらに具体的な再発防止策など考えているところがあれば教えて下さい。

(市長)先般、検証委員会から私に報告書を提出していただきました。

まずは、今回の事案でお亡くなりになられたお子様のご冥福を心からお祈りを申し上げたいと思っています。

前原委員長を初め、検証委員会の委員の皆様方には1年の間に10回も検証委員会を開催していただきました。さまざまな面から検証に取り組んでいただき、報告書をまとめていただいたことに対しまして心から感謝を申し上げたいと思います。報告書にある提言を真摯に受けとめて、国や県に要望すべきものは要望し、本市が取り組むべきことについては検討し、速やかに事業化していきたいと思っています。二度とこのような事案が発生しないように本市としての取り組みを進めていかなければいけないと思っています。

国に対しては、報告書を28日に受け取りましたが、その日に提言内容を伝えましたし、県に対しては29日に報告書を提出し、提言内容等も伝えたところです。本市としても提言を踏まえて、今後さまざまな提言内容に含まれる事業を検討する中でしっかりと対応していければと思っています。この報告書の中には、認可外保育施設ではなく認可保育所や認定こども園などの施設、保育教育に係る関係団体にも注視してほしいということがありましたので、今申し上げた関係団体にもこういった提言、報告書を送付して周知を図っていきたいと思っています。

(記者)つけ加えて、認可外への今後の支援策は今考えている部分がありますか。

(市長)内容等を精査して、支援をするものがあれば31年度の予算に計上して速やかに対応していきたいと思います。今いただいたばかりなので、内容をしっかりと精査していきたいと思います。

質疑応答要旨:保育所等利用待機児童について

(記者)関連して、今はまだ鹿児島市でも待機児童の数がかなり多かったり、来年から国が行うとしている幼児教育・保育の無償化であったり、そういったことがあるとさらに待機児童が一気に増えるのではないかという懸念の声も上がっているのですが、そうした保育の問題であったり、あるいは保育士の確保であったり、難しい点もあるかと思います。今後さらにどういった取り組みをしなければならないかという市長のお考えがあれば教えて下さい。

(市長)今お話がありましたように、待機児童はさまざまな対策、対応、取り組みを進めていますが、なかなか減少していない現状であります。入所申し込みの数は増加しており、また、就労したい保護者の保育需要も引き続き高い状況にあります。一方で、今お話があったように保育士不足によって園によっては受け入れが利用定員に達していないということなども待機児童の要因になっているのではないかと思っています。

待機児童解消については国も力を入れていますが、やはり無償化になりますと、さらに園に対しての需要が高まることが予想されますので、今後、さらなる保育所等の整備による定員増や、保育士・保育所支援センターを活用した潜在保育士の掘り起こしなど、ハード・ソフト両面から早期の待機児童の解消に引き続き努めていかなければいけないと思っています。

なかなか保育士さんの確保がそれぞれの園で大変難しいようですので、潜在的な保育士さんの採用にさらに力を入れていきたいと思っています。

 

 

(記者会見終了) 

 

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