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更新日:2020年12月23日

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平成31年3月26日(火曜日)市長定例記者会見

記者会見の動画は鹿児島市動画チャンネル「動画で見る鹿児島市」をご覧ください。

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日時:平成31年3月26日(火曜日)9時59分~10時38分

場所:鹿児島市役所本館2階特別会議室

報道提供資料はこちらをご覧ください。

皆さん、おはようございます。
日増しに暖かくなり、すっかり春めいてまいりました。

3月3日に開催された「鹿児島マラソン2019」では、国内外の約1万3千人のランナーが早春の鹿児島路をかけぬけました。

ご支援、ご協力をいただいた市民や報道関係の皆さんに、あらためてお礼申し上げます。

さて、先般の第1回市議会定例会において、過去最高となる平成31年度当初予算が原案どおり可決されました。

新たな時代にふさわしい"選ばれる都市"を築く取り組みを、市民の皆さんとともに全力で進めてまいります。

それでは、本日は、5項目について発表します。

市長発表項目:鹿児島市のシティプロモーション本格始動

はじめに、本格的にスタートする本市のシティプロモーションについて、ご説明します。

まず、シティプロモーション戦略ビジョンについてですが、鹿児島ファンの拡大を目指す、シティプロモーションの総合的な指針を策定し、都市ブランディングなど、2つの戦略を設定しました。詳細は、お手元にお配りしていますのでご覧ください。


次に、ブランドメッセージとロゴマークが決定したので発表します。

投票総数7,249票のうち、最多の4,693票を獲得したこちらに決定しました。

多くの皆さんに投票していただきましたことを、とてもうれしく思っています。

今後、様々なプロモーション活動において、市民の皆さんや事業者の方々と一緒になって活用してまいりたいと思います。

次に、シティプロモーション動画についてです。

東京藝術大学 大学院 映像研究科グループに参画いただき、本市の魅力を新たな切口で表現した「火山の妖精"さつマグニョン"」が登場する動画を制作しました。

それでは、公開に先駆けて、ただいまから30秒バージョンの動画と、そのメイキング動画をご覧いただきたいと思います。

今後、この動画を活用して、本市の多彩な魅力を、県内外へ積極的に発信してまいります。

次に、「魅力発信スマートフォンアプリ かごぷり」についてです。今後、投稿機能などを充実させ、市民や、本市に関心を寄せてくださる皆さんとともに本市の多彩な魅力を発信してまいります。

市長発表項目:災害に強い安心安全なまちづくりをさらに推進~火山防災トップシティ構想&LINEを活用した防災情報発信

次に、災害に強い安心安全なまちづくりの推進について、ご説明します。

まず、火山防災トップシティ構想ですが、活火山・桜島への理解促進と防災力の底上げを図るとともに、トップレベルの防災対策や、火山の恵みなどの発信により、関係人口の拡大を図ります。

取り組みの柱として、大規模噴火でも「犠牲者ゼロ」を目指す防災対策などを設定し、今後は、構想実現のためのアクションプランの作成や、火山防災トップシティ支援員の配置などを予定しています。

このたび、あまり知られていない、大規模噴火による大量軽石・火山灰被害の影響について、地域での研修会などで、幅広く活用するために、啓発映像を作成しましたので、その一部をご覧いただきたいと思います。

右のページをご覧ください。

今回、国土強靭化地域計画も策定しました。
桜島をはじめ、地域の特性を踏まえた災害への備えを推進してまいります。

また、本日、防災情報の発信を行うため、新たに「鹿児島市危機管理局」のライン アカウントを開設します。

災害時に避難勧告等の発令情報や、避難所開設情報を通知するほか、来月中に防災マップ、気象情報などの確認機能が追加されます。

ぜひ多くの市民の皆さんに登録していただき、適切な避難行動に生かしていただきたいと思います。

市長発表項目:住み慣れた地域での暮らしを支えます~高齢者や若年がん患者等への支援

次に、4月からスタートする、住み慣れた地域での暮らしを支える各種取り組みについて、ご説明します。

家庭ごみの高齢者等戸別収集サービス「まごころ収集」の利用受付を4月から開始し、7月に収集をスタートします。

ごみ出しが困難な要介護者や障害者の方が対象です。

次に、「支えあい活動補助金」は、要支援者の方等を対象に掃除や買い物などの生活援助を行うボランティア団体に対して、運営経費を助成します。

また、若年がん患者に対する療養支援は、40歳未満のがん患者の方の在宅生活を支援し、患者とその家族の負担軽減を図るため、居宅サービス利用などの経費を一部助成します。

誰もが安心して地域で生活できるまちづくりをさらに進めてまいります。

市長発表項目:市電「NexTram KIRIKO」運行開始

次に、市電「ネクスト トラム キリコ」運行開始について、ご説明します。

この電車は、国際観光都市・鹿児島をさらに盛り上げようと、次の時代にふさわしい魅力ある電車として、通常ダイヤの中で運行します。

本市出身のデザイナー・砂田光紀さんが薩摩切子をモチーフにデザインし、これまでにない色や装飾が施されています。

運行開始式を4月18日に行います。試乗会も予定していますので、ぜひお越しください。

「ネクスト トラム キリコ」が多くの方々に親しまれ、本市の新たな観光資源となることを期待しています。

右のページをご覧ください。

このたび「ラクピナ」など、市電・市バスの運行情報が検索できる3つのスマートフォンアプリを活用したロケーションシステムの試験運用を開始します。

市電・市バスが、より身近な公共交通機関となるよう、多くの方々にご利用いただきたいと思います。

市長発表項目:おすすめイベント情報~心弾む春のかごしま など

別冊では、おすすめのイベント情報をお知らせしています。

4月24日には8回目となる「福岡ソフトバンクホークス 鹿児島デー」を開催します。

私も現地で、多くの観客に向けて本市の魅力をPRしてまいります。

さて、来月から「働き方改革法」が施行されます。

私は、これまでも「イクボス宣言」を行うなど、職員のワークライフバランスの向上に努めてまいりました。

4月からは、私も働き方改革を率先して実践するため、公務に支障のない範囲で、月1回は平日に休みをとれるよう努力してまいります。

休暇を含むスケジュールについては、これまでどおり、本市のホームページで事前にお知らせしてまいります。

最後に、先般、かごしま水族館公社において、職員の横領という、あってはならない事案が発生しました。市民の皆様に大変申し訳なく思っております。

同公社に対しては、コンプライアンス意識の徹底及び内部管理体制の一層の強化に取り組むよう指導したところであり、信頼回復に向けて、全力を尽くしてまいります。

本日は以上でございます。よろしくお願いします。

質疑応答要旨:鹿児島市のシティプロモーション本格始動

(記者)ブランドメッセージとロゴマークですが、改めて、決まったこのマークの印象と、どのように活用したいかをお願いします。

(市長)このようなブランドメッセージとロゴマークを、たくさんの方々に投票していただき決定できたことを大変うれしく思っています。市民や鹿児島市に関して心を寄せてくださる皆様方からの一定の評価が得られたのではないかと思っています。

このブランドメッセージとロゴマークについては、さまざまなプロモーション活動におきまして、本市のさまざまな施策はもとより、事業者や市民の皆様方の活動の中で使用することによって県内外に鹿児島の魅力を発信していただきたいと考えています。

(記者)市長の率直な印象というのはどうですか。

(市長)多くの皆様方に参加していただいたことと、A案に決まったということで、鹿児島のいろいろな事業に対して多くの皆様方が関心を寄せていただいているなと、率直にそういう思いです。

(記者)デザイン自体はどうですか。

(市長)それぞれすばらしさがあると私自身は思っています。これに決まったということで、多くの皆様方がこのデザインに対して賛同してくださったと大変うれしく思っています。

質疑応答要旨:災害に強い安心安全なまちづくりをさらに推進~火山防災トップシティ構想

(記者)火山防災トップシティ構想について、先ほど公開した映像を今後どういう形で、いつから公開していくのかということと、これをつくった狙いというのを改めてお伺いできればと思います。

(市長)啓発映像につきましては、これまであまり認知をされていない大規模噴火による大量の軽石や火山灰の影響を、市民の皆様方やいろいろな関係団体の方々に周知していただくために作成したものです。

これまで大正噴火級の大爆発、噴火が起こると、そのためのいろいろな防災対策なり避難訓練等も実施しています。しかし、なかなか実感として、そうした印象というのが多くの皆様方には伝わっていないのではないかということで、こうした映像を使って、ホームページによる周知や、地区別防災研修会の中でもこの映像を活用して避難や防災対策等を呼びかけていければと思います。また、市の職員がそれぞれの地域に出向いて鹿児島市の施策を説明する出前トークがありますが、その中でも活用をしていきたいと思います。

(記者)市長が今言われた、あまり認知されていないというのは、主に市街地側まで影響があるということでしょうか。

(市長)そうです。先般の大正噴火のときも市街地側に大きな影響がありましたので、今、桜島島内の方々はそうした状況等について十分熟知されていますが、市街地側の市民の皆様方はそうした記憶とか体験の意識が薄いと思いますので、こういう事象が起こるということをしっかりと認識していただきたいという思いで作成しました。

(記者)あと1点、トップシティ構想を策定され、この中で、大規模噴火でも「犠牲者ゼロ」ということを目標に掲げていらっしゃいますが、防災の取り組みとしてはかなり、言い方が正しいか分かりませんが、ハードルを高く設定されていると思います。そこに込めた思いや意気込みを教えていただけますか。

(市長)「犠牲者ゼロ」ということを構想の中身の大きな柱の1つに掲げていますが、防災トップシティとして立場を標榜する以上は、高い目標を掲げて、その実現に向けてさまざまな対策、対応、施策をしっかりとつくり上げていくのが市としての大きな責務ではないかと思います。

(記者)今年度は火山防災トップシティ構想であったり、大量軽石火山灰対応計画、国土強靱化地域計画もそうですが、たくさんの防災関連の取り組みが進んだ年だと思います。今年度の総括と来年度以降に向けての意気込みを伺ってもよろしいでしょうか。

(市長)本市の大きな施策の1つに、災害に強い安心安全なまちづくりということを掲げていますが、それをさらに推進するために火山防災トップシティ構想や国土強靱化の計画等を策定しています。やはり鹿児島は、活火山桜島、また、台風や地震など自然災害が発生する可能性が大きな地域ですので、その状況を踏まえながら、やはり市民の皆様方が安心安全に暮らせるまちづくりを進めていくことが大変重要であると思います。そのため、この件については、毎年のようにしっかりとした防災対策、また防災計画も策定して、さらなる防災意識の高揚や、防災対策の充実を図っていかなければいけないと思います。

(記者)防災対策の充実というところとトップシティ構想の部分ですが、トップシティ構想の検討委員会の中で委員の方から、市の研究機関を持つことというのもかなり大きな話題として取り上げられていたと思いますが、そのことに関して市長はどのようにお考えでしょうか。

(市長)火山防災トップシティ構想の中で一部の委員からそうした提言がされたということを私自身も聞いていますし、そうした取り組みを進めることは大変重要ではないかと思っています。火山防災を進める上での課題研究は、一連のさまざまな機関が取り組みを進めています。そうした機関と連携を図ることは大変重要なことであると思っていますが、この枠組みづくりについては全国の事例を研究しながら検討していきたいと思います。

質疑応答要旨:鹿児島市のシティプロモーション本格始動

(記者)ロゴマークの決定についてお伺いさせてください。ロゴマークは3案ありまして、市民の方もどれになるのだろうとすごく心待ちにしていたかと思います。ほかの2案もとてもすばらしいですが、これに決まったということで、市長としてこのロゴマークはいかが思われますか。

(市長)たくさんの方々に応募していただき、また、鹿児島のことについて関心を持っていただいたことは大変うれしく思っています。3案とも私自身、すばらしい企画だったと思いますが、A案にロゴマークが決定したことについて、これをしっかりと活用して、県内外でロゴマークを市民や事業者の方々に活用していただいて、鹿児島の魅力をどんどん発信していっていただければと思います。

(記者)これは赤と青とで桜島で、火山とか海、鹿児島市の自然をすごく強調されているなと思いますが、そのあたりは何か市長のほうでコメントをいただけますか。

(市長)説明の中にも書いてありますが、鹿児島市民を赤い糸で、また、市外の方々を青い糸で表現されています。そしてまた、交流から新しい鹿児島市を紡いでいきたいという思いを桜島の形で描いているという、これがこのロゴマークのコンセプトです。そうした意味では、やはり市民、移住してくる方々、観光で来られる方々を交えながら、また、その方々との連携、連帯感をしっかりと充実させながら、鹿児島の発展、活性化につなげていきたいと、私自身はそういう思いでこのロゴマークを見ています。

質疑応答要旨:働き方改革について

(記者)先ほど働き方改革法の4月の施行で、休みがとれるようにしたいというお話がありましたが、具体的にどういったことをされていく考えですか。

(市長)私は土日も一生懸命頑張って働いていますが、働き方改革法が今度4月から施行されますので、できるだけ職員の皆さんにもこの法に基づいて休みをしっかりとって、そしてまた英気を養ってもらいたいということもありますし、イクボス宣言もしましたので、私自身もできるだけその立場に立つ責任者として、率先垂範という形でとりたいと思っています。

(記者)土曜日、日曜日、休日に公務を入れないとか、そういうふうになるべく入れないというお考えですか。

(市長)はい。

(記者)職員の超過勤務の状況はどのように捉えていますか。

(市長)部署によって大変違いがありますが、やはりある程度残業をする職場もありますので、そのような職場も時間外を減らし、そしてまた休暇をとれるような環境づくりをしっかりと進めていかなければいけないと思います。

質疑応答要旨:市電「NexTram KIRIKO」運行開始

(記者)市電の新車両ですが、まず、名前の由来について、何のイメージで名前がつけられたのかということと、全体の印象としてはどう思っていらっしゃるか教えてください。それと明治維新150年の2018年に新車両が出てくるのではないかと期待していたのですが、ちょっと年をまたいでしまったなというのがあるので、そのあたりどのようにお考えなのか教えていただけますか。

(市長)まず、名称については、私は今年度を選ばれる都市の創造に向けてさまざまな施策を立案、企画をし、そして実行していきたいと考えています。そのような中で、次の時代に向けた魅力ある電車という思いを込めて、英語で次という「Next(ネクスト)」、そして、電車の「Tram(トラム)」ということで、それを組み合わせて「NexTram(ネクストトラム)」という名称としました。

今後、通常の運行の中で多くの皆様方に乗車していただきたいと思いますし、鹿児島になじみのある薩摩切子をイメージした電車ですので、この「KIRIKO(キリコ)」という呼称については、呼びやすく、また、利用者に親しんでもらえる名称ではないかと思っています。

(記者)2018年、明治維新150年で登場するかと期待していたのですが。

(市長)間に合わなかったのではなく、しっかりと企画をしていたということです。新車両ではなく、通常の電車をこのような形に変えていったということです。

質疑応答要旨:新年度の人事異動について

(記者)きのう発表された人事異動のことに関して、今回も女性の積極登用というのが前面に出ていたと思われますが、これまで男性しかいなかったポストに新たに女性の配置というのもあったと思います。そこに関連しまして、市長の女性の管理職への積極的な登用に関する思いをいただけますか。

(市長)女性の積極的な登用ということでは、やはり適材適所、そして能力に応じた登用を進めることを基本にしていますので、男女にかかわらずそれぞれの職責、職務をしっかりと全うできる方々を配置いたしました。その中で、今言われたポストについては、主要ポストにやはり能力、適性に応じた職員配置ができたと思っています。また、鹿児島市の職員の中でも男女区別なくすばらしい人材がたくさんいますので、その中からその部署にしっかりと役割を担っていただく方を今回の人事で配置をし、そうした中で女性の登用がこれまでで過去最高となる、管理職以上に占める割合が14.8%になったということです。私自身はいい人事配置ができたと思っています。

(記者)人事異動の関連で、今回、多くの局長が定年退職されるかと思います。横滑りでしたり配置転換などさまざまな部分で主要ポストはほとんど全員といっていいほど交代すると思います。森市長は市政を40年以上見られているかと思いますが、今回の人事異動にかけた思いと、今回の人事異動のどういった分野で力を発揮してもらいたいか、力を入れる分野をあわせてお願いします。

(市長)平成31年度は歴史的な年を迎えます。改元があったり、皇位継承もありますし、また、鹿児島市も市制130周年、合併から15周年ということで大きな節目を迎えます。鹿児島市の31年度の予算等の内容等についても、今後10年、20年後の将来を見据えた基盤づくりの大きな1年になるのではないかと思っています。そうした中で将来にわたって持続可能な発展を遂げていくためのさまざまな施策をそれぞれの局が担っていますので、どの局が最も重要かということについては、全局がそれぞれの任務をしっかりと遂行し、今申し上げました将来に向けた持続可能なまちづくり、都市づくり、活性化に向けた対応をしっかりと進めていってほしいと思います。今回、多くの局・部長が代わりましたが、それぞれこれまで培った知識や能力、経験等を十分に生かしてもらい、市勢の発展のために全力を尽くしてもらいたいと思います。

質疑応答要旨:磯駅設置支援について

(記者)磯新駅についてお伺いします。きょう磯新駅設置推進協議会が設立されて第1回目の総会が行われるということで、これまでもお伺いしていますが、改めて、磯新駅設置に向けた市長の思いと設置された場合、どのような効果を生んでほしいかという思いをお聞かせください。

(市長)磯新駅につきましては、これまで鹿児島市が事務局になって磯新駅についての検討を進めてまいりました。今後は、民間の方々がそれぞれの立場で磯新駅についての議論を進めていかれるということですので、市としてはオブザーバーとして協議会に参加をして、その推移を見守っていきたいと思っています。きょうの午後、経済団体等が磯新駅設置を推進する新たな組織を設立する予定との報告を受けています。今後、この新たな新組織において、駅設置に向けて機運の醸成や、道路利用者の理解を得るための取り組み、また、費用負担や事業主体についての協議などの検討が行われるものと考えています。市としても、今回の新年度予算の中にも新規事業として計上していますが、この推進組織が行う各種取り組みについて協力・支援をしていければと思います。

(記者)今お話がありました中で、道路面といいますか、渋滞の課題等も理解をしてもらわないといけないというお話がありました。そういうことが徐々にもう理解してもらいつつあった上でこういうのが立ち上がったという理解でよろしいですか。

(市長)先般、協議会の座長からの私どもへの報告の中で、交通シミュレーションの結果とそれからの駅設置によって世界遺産等の国の史跡の価値が損なわれないことや、経済界の理解のもとで地域活性化の核となる経済界が主体的に進める体制が構築されるという、この3点が整ったときには、駅設置が可能であるということで私に報告をしていただいています。そうした交通シミュレーションの結果でさまざまな課題等も浮き上がりましたが、地元住民や道路利用者の理解がまず得られることも1つの条件になっていますので、今後、新たな協議会の中でそれぞれの解決に向けて取り組んでいただけると思っています。

(記者)これまでも経済界の理解が必要だという話をされていましたが、今回、この設立で本格的に議論が始まっていくと思います。現時点で経済界の理解というのは得られている状況にありますか。

(市長)報告を受けている中では、経済界の一部、商工会議所の方々がこの協議会の中で不参加ということは報告を受けていますが、やはりまず、経済界の中で理解をしっかりと深めていくことが重要であろうと思います。

(記者)不参加ということは、市長の中ではどう受けとめられましたか。

(市長)不参加になってもやはりそうした方々の理解を得ることがまず重要であると思います。先ほど言いましたように、経済界の理解のもとでということの文言が入っていますので、しっかりとした理解、また説明を行った上での磯新駅の設置が可能ということです。

(記者)要するに、参加されないということは、まだ理解してもらえていないというような思いでしょうか。

(市長)不参加ということはそうでしょう。

質疑応答要旨:自衛官募集への対応について

(記者)自衛官募集の件で1つお伺いしたいのですが、鹿児島市の対応として現時点でどうなっているか教えていただけますか。

(市長)鹿児島市は、これまで住民基本台帳法第11条の規定によりまして、住民基本台帳の一部の写しの閲覧ということで対応しています。今後もこの対応で進めていきたいと思います。

(記者)一部の写しの閲覧というのは、住民基本台帳を全部見せて、その中で適齢の方の名簿を写す作業をしているということで、18歳と22歳の名簿を作ってそれを写してもらうということではない状況ですか。

(市長)ない(状況)です。

(記者)今回、安倍総理が非協力的だというお話があって、その後に下関などが、京都はその前だと思いますが、提供に切りかえたというところも出ていますが、その考えはないということですか。

(市長)現時点では自衛官募集に関する資料提供についても、今お話ししたように法令に基づいた対応、閲覧という形で対応していきたいと思います。

(記者)鹿児島県の43市町村の中で閲覧にとどめているのは鹿児島市だけだとお聞きしています。恐らく自衛隊から提供依頼の文書が来ていると思いますが、それに対して、どのような形で応じられないという回答をされているのでしょうか。

(市長)先ほど申し上げましたように、法令に基づいて対応しているという形で回答していると思います。県下の43市町村の中で鹿児島市だけがそのような形で対応していますが、全国を見ると、中核市の中でも大半はまだ我々と同じような対応をしていますし、九州県都の中でも5市が閲覧で対応しています。鹿児島市としてもこれまでと同様の対応をしていきたいと思います。

 

(記者会見終了)

 

(市長)平成30年度の最後になりますが、今回でこの記者会見の場を離れて新しい赴任地につかれる方もいると思います。

これまでの皆様のご協力、また、情報発信に心から感謝申し上げたいと思います。

新天地でも皆様方が活躍されることを心からご期待を申し上げたいと思います。

これからもまたどうぞよろしくお願いします。

以上であります。ありがとうございました。

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