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更新日:2021年12月8日

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令和3年12月2日(木曜日)市長定例記者会見

記者会見の動画は鹿児島市動画チャンネル「動画で見る鹿児島市」をご覧ください。

031202市長定例会見1

日時:令和3年12月2日(木曜日)10時00分~10時26分

場所:鹿児島市役所東別館3階災害対策室

報道提供資料はこちらをご覧ください。

皆さん、おはようございます。

早いもので今年も師走を迎え、慌ただしくお過ごしのことと思います。

これから、冬の寒さも本格化していきます。
空気が乾燥するこれからの季節は、インフルエンザなど感染症が特に流行する時期でもあります。

現在、国内では、新型コロナウイルス感染症は落ち着きを見せていますが、海外では、新たな変異株の感染拡大も見られております。

人の往来が増える時期でもあり、感染対策の継続が、やはり必要です。

本日は、5項目について発表しますが、はじめに、感染の予防策など、新型コロナウイルス感染症対策について、ご説明いたします。

市長発表項目:新型コロナウイルス感染症対策

まず、新型コロナワクチン接種についてです。

11月末をもって、早期の接種を希望する方への2回目接種を完了しました。
11月28日時点の2回目接種率は、83.6%となりました。
市民の皆さんや市医師会をはじめ、医療機関の皆さんのご協力により、順調に接種を進めることができたと考えております。

また、昨日12月1日より、2回目接種から8か月以上経過した方への追加接種を開始しました。
5月に2回目接種を終えた約2万3千人の方へ、今月中旬に接種券を発送します。
6月以降に2回目接種を終えた方には、2回目接種から8か月を経過する日の2週間前を目安に、順次接種券を発送します。

次のページをご覧ください。

皆さまの多大なご協力により、感染者数は減少しておりますが、人の移動が増える年末年始は再拡大が懸念されます。

会食の場での人数や時間の制限はなくなりましたが、お店での会食はもちろん、自宅・親族宅での会食においても、マスク会食など、「飲食の場での感染対策の徹底」と「十分な換気」の継続を改めてお願いいたします。

次のページをご覧ください。

地域経済の回復に向けて、今年度2回目となる「コロナ対策関係者会議」を、12月20日に開催します。
ポストコロナを見据えた各種施策について、関係団体等の皆さんのご意見を伺います。

国においては、過去最大規模の経済対策を行うことを決定しており、本市としても、その動向等を注視しながら、時機を逸することなく、予算への計上も含めた検討を行ってまいります。

また、現在、飲食店の支援や、地域における消費喚起策として、「プレミアムポイント事業」を実施中です。
12月から「飲食店応援ポイント」の上限額を、これまでの2倍の10万円に引き上げておりますが、飲食店へのより一層の消費喚起のため、限度額の更なる引き上げを指示したところです。

多くの皆さんに、年末年始の飲食やお買いものにご利用いただきたいと思います。

市長発表項目:稼ぐ観光パワーアップ実証実験スタート!~コロナ後の観光再生に向けて

次に、「稼ぐ観光パワーアップ実証実験」について、ご説明いたします。

コロナ後における観光の再生に向けた稼ぐ力を強化するため、桜島・錦江湾を検証エリアとした実証実験を実施します。

まず、「観光CRMアプリを活用した実証実験」として、本市独自の公式観光アプリ「わくわく」を、昨日12月1日から配信しています。

このアプリを通じて、桜島・錦江湾エリアの観光や加盟店、キャンペーンなどのおすすめ情報の提供や、お得なポイントの取得・利用などにより、鹿児島ファンと感動体験をつなぎます。

アプリに蓄積されるデータは、今後の地域マーケティングに生かしていきます。
現在、ダウンロード特典として、加盟店で使用できる500円相当の割引クーポンを発行中です。

また、高付加価値コンテンツ造成に向けて、活火山・桜島と豊かな海・錦江湾を楽しむモニターツアーの参加者を、12月1日から募集しています。

多くの方々に実証実験にご参加いただきながら、アフターコロナを見据えて持続的に観光地としての魅力を磨き上げ、本市の稼ぐ力の強化につなげてまいりたいと考えております。

市長発表項目:"まってるし鹿児島市"宿泊キャンペーンもスタート!~冬の鹿児島市へようこそ

次に、「"まってるし鹿児島市"宿泊キャンペーン」など、この冬の観光の取り組みについて、ご説明いたします。

コロナ禍における観光振興策として、鹿児島市内の宿泊施設で割引を受けることができる「"まってるし鹿児島市"宿泊満喫クーポン」を昨日(12月1日)から販売しています。

額面5,000円分のクーポンを2,000円で購入できる、プレミア率150%のお得なクーポンとなっており、どなたでも、スマートフォンで購入できます。

右のページをご覧ください。

"コロナに負けない"冬の街を盛り上げるイルミネーションを天文館をはじめ、事業者や地域の皆さんと協力しながら、感染対策にも意を用いて実施します。

今年で7回目となる「天文館ミリオネーション」では、テーマを「KAGOSHIMA YELL!(カゴシマ エール)」に一新し、来場者を元気付けられるような、色彩豊かな光の空間を演出します。
期間中は、グルメスタンプラリーも開催しますので、ぜひ参加され、一緒に冬の鹿児島市を盛り上げていただきたいと思います。

市長発表項目:ICT活用による医療サービスの提供

次に、ICT活用による医療サービスの提供について、ご説明いたします。
市立病院において、ICTを活用した、患者さんに寄り添った新たな3つの医療システムを、12月に導入いたします。

まず、「AI問診システム」は、外来患者が専用タブレットに入力することにより、問診結果などが電子カルテに反映され、医師が患者さんへの迅速かつ適切な診断に有効的に活用できるものです。

次に「初診紹介患者WEB予約システム」は、これまで、平日・日中に電話で受け付けていた初診紹介患者の予約が、登録医療機関からWEBで24時間・365日いつでもできるようになり、患者さんへの迅速な予約時間の案内につながるものです。

そして、「遠隔画像参照システム」は、病院外にいる医師が、自身のタブレットやスマートフォンで、患者さんのCT・MRI画像を確認できるもので、適切な指示や、迅速な診療につながるものです。

いずれも患者さんのデータ等のセキュリティを十分に確保して運用します。

今後とも、ICTの活用などにより、患者サービスの向上や医療スタッフの負担軽減を図りながら、安心安全な医療の提供を一層推進してまいりたいと考えております。

市長発表項目:令和3年度鹿児島市チャレンジド大賞

次に、今年度の「かごしま市チャレンジド大賞」について、ご説明いたします。

この賞は、障害福祉への関心と理解を一層深めるため、各分野で活躍しておられる障害者の方や、障害者を積極的に支援している方などを障害者週間に合わせて表彰するもので、今年度で9回目となります。

表彰式は12月13日に行い、鹿児島市視覚障害者協会などで、長年、理事を務められている木塲 紗代子(こば さよこ)氏など、4部門で個人4名と1団体を表彰します。

これからも、障害のある方々のいきいきとした活躍を応援してまいります。

 

本日は以上でございます。
報道のご協力をよろしくお願いします。

質疑応答要旨:新型コロナワクチンの追加接種について

(記者)先ほど市長からも言及がありましたが、オミクロン株が世界的に流行しているということで、鹿児島市の方針としては8か月を経過した方への追加接種ということなのですが、ほかの自治体では6か月というところで、前倒しを希望する自治体も出てきているようなのですが、市としての考えはいかがでしょうか。

(市長)こちらは厚労省の指針の情報収集を適宜進めておりまして、接種間隔につきましては、特定の条件に合致した場合に6か月に短縮することもできる。ただし、その場合は厚労省との個別協議、許可が必要であるという指針が示されております。本市としましても厚労省の方針の情報収集を進めながら、いかなる場合にも対応できるように準備を進めていきたいと考えております。

(記者)市民の方もちょっと不安が広がっていると思うのですが、市民の方にメッセージがあればお願いします。

(市長)このオミクロン株の流行も懸念される中で、やはり市民の皆様には継続して基本的な感染対策の徹底をお願いしたいと思っております。手洗い、うがい、手指消毒、マスクの着用、そして、会食時もマスク会食の励行であったり、第三者認証など感染対策を行っているお店での飲食を行っていただきたいですし、また、当然にお店が行う感染対策にもしっかりとご協力をいただきたい。いずれにしましてもこれまで同様、基本的な感染対策を徹底して、年末年始の人の移動の時期を含めた、オミクロン株も含めた再拡大を防げるよう一体となって取り組んでまいりたいと考えております。

質疑応答要旨:コロナ対策関係者会議について

(記者)1項目めの最後の部分で、コロナ対策関係者会議を今後開催するという発表がありましたが、もうちょっと詳しく聞かせていただければと思うのですが、この会議の狙い、目的、参加者も含めて教えてください。

(市長)この会議の狙いとしましては、コロナによって様々な業種も影響を受けているかと思いますが、実際のコロナの経済面への影響を含めて、それを肌で感じ、そして、その影響が分かっている各団体の実務者の皆様にご参加をいただくものです。そして、これまでに令和3年の2月、7月にこの会議を開催したところでありますが、できる限り当初予算や補正予算への反映を行うなど、施策への反映を行ったところでありまして、この時期に開催する狙いとしましては、これから国のほうが経済対策で追加の補正を打ってくる、そういった時期に当たりますので、ぜひご要望を踏まえて予算化などの措置も検討してまいりたい、そういった意味でこの時期に開催するものです。

(記者)コロナはこれまでブレーキとアクセルという表現などがよく使われるわけですが、今回、発表事項を見ると、鹿児島市としては今の感染状況も踏まえて、観光振興、観光施策、アクセルというか、そっちの方面にかじを切っているような印象も受けるのですが、この年末年始、今市長からもお言葉のあった、飲食店のダメージなども含めて、どういう方向に持っていきたいのか、市としての考えを改めて聞かせてもらえますか。

(市長)やはり感染状況が県のほうでもステージを設定しておりますが、それに合わせた消費喚起策であったり、経済振興策を行ってまいりたいと考えております。現在は医療関係者の皆様、そして、市民の皆様のご協力のおかげで感染状況が落ち着いた状況にありますので、飲食のプレミアムポイント事業、そして、宿泊の事業などを通じて消費喚起につなげていきたいと考えております。

その一方で、もちろん感染状況によりましては見直しというのも当然視野に入っておりまして、いずれにしましてもその時々の感染状況、ステージに合わせた消費喚起策を行っていきたいと考えております。

質疑応答要旨:観光CRMアプリを活用した実証実験について

参考:CRM (Customer Relationship Management)とは
顧客属性や購買履歴といったデータを蓄積・管理し、それぞれの顧客に応じた最適なサービスを提供することで、長期的な関係を築き、顧客満足度の向上や取引関係の継続に繋げる取り組み

(記者)発表事項2つ目の鹿児島市の公式の観光アプリというのは初めてのものですか。

(市長)恐らくCRMとして活用するのは初めてのものになるだろうと思います。

(記者)先ほども説明がありましたが、このアプリを使うと具体的に例えば、どこのどんな情報が手に入るのかというのが、いまいち分からなかったのですが。

(市長)詳細につきましては担当のほうから答えてください。

(補助職員)観光プロモーション課です。こちらのアプリを使いますと、会員向けの加盟店や特典情報、あと観光地を巡る際のお得な情報、そういったものが取れるのですが、一方でマーケティングというお話が出てきたと思うのですが、属性を入力していただきますので、どういった方がどこで幾らお金を使ったり、どこに立ち寄ったのかといったような情報が手に入り、人の動きや、どういった方がどういったことを好むかなどが分かってきて、その方々に後々メールを送ったりして再訪意欲を高めたり、そういうこともアプリを使ってすることができるというのが狙いでございます。

(記者)つまり、掲載されているお店を訪ねて、そこで何かクーポンというか、情報のサービスを受けたら、それが情報として共有されていくということで、例えば、アプリを参考に見ているだけではもちろん情報は共有されていかないわけですよね。使ってもらってそのデータが蓄積されていくということですね。

(補助職員)そうなります。

(記者)ちなみにこれはどれぐらいの加盟人数というか、利用を目標に当面しているんでしょうか。

(補助職員)当面は利用者3000名分の500円のクーポンを配っているので、とりあえず3,000名は集めたいと考えております。

質疑応答要旨:年末年始の感染対策の徹底について

(記者)コロナの関連で、年末年始が近づいてきていますが、これまでは夏休みだったり、大型連休のときに感染状況から不要不急の帰省といったものは控えてほしいというメッセージを発したこともあったと思うのですが、そのときの感染状況にもよると思いますが、今はそのあたりのスタンスはどのように市民に対応してほしいというような考えを持っていらっしゃるか教えてもらえればと思います。

(市長)今のところは往来制限というのは県のほうからもかかっておりませんし、現状は考えていないところでありますが、今ご指摘のとおり、当然にその時々の感染状況によって出すメッセージというのは変わってこようかと思います。

ただ、その中でやはり申し上げたいのは、基本的な感染対策の徹底をお願いしたいということですね。移動に対しても当然、基本的な手洗い、うがい、手指消毒、マスクの着用、そして、往来する場所も感染リスクが少ない場所を選んでもらうといった基本的な感染対策を改めて徹底していただきたいと、そのことは申し上げたいと思います。

質疑応答要旨:"まってるし鹿児島市"宿泊キャンペーンについて

(記者)3の"まってるし鹿児島市"宿泊キャンペーンというのがあるのですが、これは新しく始める取組だという理解でよろしいのでしょうか。また、これを読んでいると、スマホ購入、スマホ決済というイメージのものなのでしょうか。

(市長)在り方としてはスマホで購入をしていただくものですね。今回のクーポンに関しましては、たしか昨年度も同様の宿泊の割引をやっているので、そちらのほうの説明をしてください。

(補助職員)こちらのほうは額などはちょっと違いますが、同じような宿泊、需要喚起のキャンペーンというのは昨年度もやっております。

(記者)もう1つ、先ほどの質問でもあったのですが、観光アプリを活用した実証実験で加盟店は何店ぐらいあるんでしょうか。

(市長)スタート時点で16店舗ということを聞いております。

質疑応答要旨:サッカー等スタジアムについて

(記者)サッカースタジアムのことでお伺いいたします。県の総合体育館に関する検討委員会が先月、候補地として、ドルフィンポート跡地、そして住吉という一体整備的な方向性を示したわけなのですが、この示された方向性によって、サッカースタジアムの候補地のほうはどのような影響を及ぼすとお考えかお聞かせください。

(市長)まず、県の検討委員会のほうで方針が示されたということでありますが、まだ検討委員会のほうでは協議の最中でありますので、まずは県、そして検討委員会での協議の動向を見守りたいと思っております。その中で、本市としての影響としましては、1つは、体育館の施設規模にもよりますが、都市計画法上の様々な課題も出てこようかと思いますので、そこについては、ぜひとも本市と十分に協議を行いながら取組を進めていただきたいと思っております。

また、サッカー等スタジアム、こちらも本市としまして、本港区エリアの3候補地を掲げているところでありますが、そちらとの調整というのも場合によっては出てこようかと思いますが、まずは、県のほうが、正式にどのような候補地の絞り込みであったり、候補地の決定であったりということがこれから議論されると思っておりますので、その動向を注視したいと考えております。

(記者)となりますと、サッカースタジアムの建設地の決定は総合体育館の後というご認識ということになりますでしょうか。

(市長)やはり3候補地のうち2つが県有地、1つが民間の所有地でありますが、裏を返せば、本市の所有地ではないことから、やはりそれぞれの土地におけるそれぞれの地権者さんがどういう利用を考えているのか、そういったところを踏まえた検討になってこようかと思います。

質疑応答要旨:市電の延伸について

(記者)今の件に関連して、市電の延伸も同じく体育館の動向を注視してと今までなっていたかと思うのですが、それも変わらず、新総合体育館の候補地決定の動向を注視してという形になりますでしょうか。

(市長)そうですね、この市電延伸に関しましても、結局はやはり採算性を見なければならないので、どの規模のどういった施設が立地をして、そしてその上でどれぐらいの需要が見込めてといったことをはじかなければならないので、本港区エリアにどういう施設が立地するか、それによっての検討になってくるかと思います。

質疑応答要旨:サッカー等スタジアムについて

(記者)関連の質問なのですが、現時点で、下鶴市長は、本港区にサッカースタジアムと県の総合体育館が並び建つことは、これは現実性として可能だという認識でしょうか、どうでしょうか。

(市長)これは県のほうの施設規模にもよる話だとは思いますが、本市としましても本港区エリアの3候補地を掲げておりますので、県のほうでこれから検討が進むかと思いますが、その場合はその可能性も含めてぜひ協議をしてまいりたいと考えております。いずれにしても、先ほど申し上げましたとおり、現在、県のほう、そして県の検討委員会で検討を行っている最中でありますので、まずはその動向を注視したいと考えております。

(記者)県民・市民にとって、この総合体育館、さらにはサッカースタジアムともにある意味で待ち望んでいる施設だと思うのですが、やはり一番懸念されるのは、お互いの調整があまりうまくいかずに、それが市民・県民が望んでいる形ではなく、また、これが先延ばしになることを心配される声も非常に多いわけですが、市長と知事は1か月に1度程度意見交換されているという話が以前あったと思うのですが、動向注視という言葉がありましたが、しっかり情報を共有しながらお互いがうまくいく形を今しっかり共有しながら進めているという認識でよろしいでしょうか。

(市長)そうですね、それが今触れていただいたように、塩田知事と私とは毎月1回定期的に意見交換の場を持っておりますし、また、先般は、県の幹部、そして市の幹部が一堂に会する形で県市の意見交換会も行いました。その意見交換会でも方向性も確認しておりますし、また、知事と私との間でも緊密に連携、情報交換を行っている、そのように認識しております。

(記者)ということは、今回の検討委員会がこうした結論、ある1つの方向性を示すということは事前に情報はお持ちだったということですか。

(市長)検討委員会の話というのは検討委員会のほうでもんでいる話ですので、詳しい方向性については当然、事前には話はないわけです。これも恐らく知事のほうにもその検討委員会が今回、方針を示して出てきている話だろうと思いますので、そこのところはない話ですが。

(記者)分かりました。ちなみに今回の検討委員会を終えた後、この件について知事との意見交換、情報の共有というのはされたのでしょうか。

(市長)意見交換の日程が、たしかこの検討委員会が方針を示す前でありましたので、方針を示した後の意見交換会の場はまだ持っていないところです。

質疑応答要旨:子育て世帯に対する10万円の給付について

(記者)話題が変わりますが、子育て世帯に対する10万円の給付についてお尋ねします。5万円を現金で5万円をクーポンでという立てつけになっているのですが、このクーポンでの給付について、市長はどのようにお考えでしょうか。

(市長)このクーポンでの給付につきましては、もちろん効果として、貯蓄に回らず消費に回るということが確定できるということであったり、これからどういう制度設計になるかという話でありますが、狙っている用途であったり、業種・業態であったりといったところへの消費を誘導できるという効果があるかと思います。ただし、一方で、やはり今指摘をされております事務経費の話であったり、何より、実務というのは基礎自治体である市町村が担うわけでありますので、いずれにしても早期に制度を示していただいて、特にクーポンの場合、対応する人手も時間もかかるのでありまして、例えば特に、子育て世帯の方にこの時期に届けたいとなった場合には、当然逆算してやっていかなければならない作業があるので、制度の詳細をなるべく早く発表してほしいと思っております。

(記者)クーポンについては、市町村の判断でクーポンではなく現金での支給も可能だという閣議決定がされているのですが、鹿児島市としてはクーポンでの支給をお考えなのでしょうか。

(市長)そこの選択がどのようになるかというのもまだ示されていないところなのですね。恐らく閣議決定の趣旨としては、場合によっては、例えばクーポンにしたときにそもそもお店がないといった小規模の自治体等を想定されているのかもしれないというふうに考えるものですから、いずれにしましても、選択というのがどういう条件でどこが選択できるのか、こういったところがまだ来ておりませんので、その段階で検討したいと考えております。

(記者)あともう1点、先行して、児童手当の仕組みを使って5万円の給付がされるということなのですが、鹿児島市はいつ頃を予定しているのでしょうか。

(市長)こちらも制度の詳細につきまして情報収集を行い、そして、当然に今後予算化も必要となってまいりますので、なるべく速やかに支給はしたいと考えておりまして、今、鋭意準備を進めているところでございます。

(記者)年内の支給と考えていいのですか。

(市長)これも予算化のタイミングであったり、そして、事務作業のタイミングがありますので、今、確たる見込みを申し上げることはできませんが、いずれにしてもなるべく早く支給をしたい、そういう思いで取り組み、指示をしているところです。

質疑応答要旨:サッカー等スタジアムについて

(記者)質問がちょっと戻って申し訳ないのですが、サッカースタジアムと体育館の関係なのですが、双方が本港区ということで、候補地が重なっているということであれば、今後、県のほうも正式決定した後に市との調整というのが当然トップ同士でもされると思いますが、事務方同士でもこれからやっていかなきゃいけなくなるような状況になると思うのですが、その辺、市としてどのような検討の調整をしていきたいとお考えなのでしょうか。

(市長)これは今後、正式決定された後の話となるかと思いますが、重なる場合におきましては、県のほうに、先ほど申し上げました都市計画法上の課題の協議であったり、そして、サッカー等スタジアムとの調整の協議などに取り組んでいくことになるだろうというふうに考えております。

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