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更新日:2020年12月23日

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令和2年6月30日(火曜日)市長定例記者会見

記者会見の動画は鹿児島市動画チャンネル「動画で見る鹿児島市」をご覧ください。

令和2年6月30日市長定例記者会見-1

日時:令和2年6月30日(火曜日)10時00分~10時28分

場所:鹿児島市役所東別館3階災害対策室

報道提供資料はこちらをご覧ください。

 

皆さん、おはようございます。

新型コロナウイルス感染症に関する緊急事態宣言は解除されましたが、今月、本市内でも新たな感染を確認しました。

宣言解除後も、保健所を中心に、万全の体制で感染拡大の防止に全力を挙げてきたところであり、今後も、感染の早期発見と拡大防止の強化に向けて、関係機関との緊密な連携により、相談から検査に至る体制のさらなる充実を図ってまいります。

また、6月議会で補正予算を組んだ、新型コロナ対策関連の各取り組みについては、市民生活や事業活動への支援策、及び観光浮揚対策など、各面で、スピード感を持って実施してまいります。

これから梅雨も後半に差し掛かり、暑さも厳しくなってまいります。市民の皆さんにおかれましては、「新しい生活様式」の実践に当たり、こまめな水分補給など、例年以上に熱中症対策を心掛けていただくとともに、
避難行動の確認など、しっかりと災害に備えていただきますようお願いします。

また、昨夜から降り続く雨により、市内全域に土砂災害に関する警戒レベル3、避難準備・高齢者等避難開始を午前9時に発令しました。土砂災害の危険性が高まることが予想されます。

土砂災害警戒区域など、崖地近くの危険な場所にお住まいの高齢者など、避難に時間のかかる方は、指定緊急避難所や知人宅などに避難の開始をしていただきたいと思います。

それ以外の方も避難の準備を整え、早めの避難を心掛けていただきたいと思います。

本日は、5項目について発表します。

市長発表項目:避難行動における新型コロナウイルス感染症対策

はじめに、避難行動における新型コロナ感染症対策についてです。

梅雨や台風が到来するこの季節、本市ではこれまで、感染症の拡大防止を図りながら、避難所の運営体制の充実を進めてまいりました。この6月には、感染症に対応した運営マニュアルを設け、「3密」回避のためのスペースの確保や車中泊の方なども含めた健康状態のチェック、体調不良者への対応など、きめ細かな体制づくりを進めるとともに、全237か所の避難所に、非接触式体温計などの衛生用品を完備することができました。

今後も引き続き、段ボールベッドなどのさらなる配備についても検討していくとともに、従事する職員への説明会等も行ってまいります。次のページをご覧ください。

市民の皆さんにおかれては、災害時における新型コロナ感染症のリスクを避けるためにも、今月、各世帯にお配りした「防災診断」のリーフレットなどを、改めてお読みいただき、"いのち"を守る3つのチェックを実践していただきたいと思います。

いのちの「い」は、いますぐに、自宅の安全確認を、です。

安全が確保されている場合には、自宅に留まることも避難です。

安全な親せきや知人宅への避難は、避難所での「3密」の回避にも有効です。

いのちの「の」は、のどかな日に、災害時の備えを、です。

マスクや体温計など、感染予防対策につながる物品も備えておきましょう。

いのちの「ち」は、ちゅうちょなく、迫る危険に即避難を、です。

新型コロナウイルスの感染拡大に対する備えがまだまだ必要な時期です。

できるだけ「3密」を避け、発熱があるなど体調不良の方は、市役所にご相談いただきながら、大切な命を守るための手段として、避難所などへの避難を選んでいただきたいと思います。

市長発表項目:新型コロナ対策 感染拡大防止と経済の活性化

次に、感染拡大防止と経済の活性化について、ご説明します。

最初に、市立病院における、院内PCR検査の充実についてです。

これは、安全な医療を提供し、院内感染防止の徹底のために実施するもので、まず、救急搬送された患者さんなどに感染の疑いがある場合について、今月から検査をスタートしております。

また、院内で全身麻酔で手術を受けられる予定の患者さんに対して、手術を受けて重症化することを防止する等の目的で、明日7月1日から開始します。

検査の充実にあたり、ご覧の機器を新たに導入し、体制の強化を図ったところです。

引き続き、市立病院において安全な地域医療の提供体制が確保できるよう努めてまいります。

次のページをご覧ください。

修学旅行誘致に向けた、観光施設等の利用料の無料化につきましては、新型コロナ感染症の影響により、修学旅行の訪問先を感染者の少ない地域へ変更したいという一定のニーズを見込み、修学旅行生の観光施設等の利用料を免除するものです。

対象は、9月から来年3月に本市に宿泊する修学旅行生等が、かごしま水族館などの8施設や、鹿児島ぶらりまち歩きを利用した場合です。

イメージ図にありますように、国や県の取り組みとの連動性を高めながら、6月補正による2つの新規事業等とともに、効果的に展開し、「稼ぐ観光の実現」に向けて、新型コロナ感染症や国体延期の影響下にある本市観光の早期回復を図ってまいりたいと考えています。

次のページをご覧ください。

事業継続支援金につきましては、対象者を拡大するなど、市内事業者の事業継続をさらに支援してまいります。

業種を全業種とし、農業、建設業、製造業、卸売業などを加えるとともに、開業基準日を引き延ばし、新規開業者の対象の枠を拡大しました。

申請期間も8月31日まで延長しましたので、拡充内容についてさらに周知広報を行い、より多くの事業者の皆さんにご利用いただきたいと思います。

また、社会保険労務士による、雇用・労務相談窓口につきましては、国の雇用調整助成金の拡充に伴い、開設期間をさらにひとつき延長します。

金融相談窓口とワンストップで相談できますので、こちらもぜひご利用いただきたいと思います。

市長発表項目:「ゼロカーボンシティかごしま」に挑戦!

次に、2050年までに、本市域内でCO2排出量実質ゼロを目指す「ゼロカーボンシティかごしま」の取り組みについて、ご説明します。

まず、ロゴマーク等の決定です。ゼロカーボンシティのゼロと、かごしまのKを一体化させ、2050年までに「OK、大丈夫な、良好な」未来を目指すという想いが込められています。

今後、様々な活動で活用してまいります。

次に、ゼロカーボンシティかごしまパートナーの募集が、本日からスタートします。

CO2排出量の削減に資する取り組みを行っている企業と連携し、市民や事業者向けの取り組みに向けて、連携・情報発信を一緒に進めてまいります。

あわせて、本日より、SNSもスタートして、今後さらなるPRに努め、市民や事業者の皆さんと一体となって推進してまいります。

市長発表項目:おたふくかぜ予防接種の一部助成スタート~乳幼児の予防接種などもお忘れなく~

次に、「おたふくかぜ予防接種の一部助成スタート」について、ご説明します。

おたふくかぜの発生及びまん延を予防するため、今年度から、おたふくかぜワクチン接種費用を助成します。

明日7月1日からスタートです。1歳以上2歳未満、5歳以上7歳未満の約1万2千人を対象に、予防接種に係る費用のうち、4千円を助成します。また最近では、外出自粛の影響により、乳幼児の予防接種などを控える傾向があるようです。

お子さまの健やかな成長のためにも、計画的な予防接種や健康診査をお願いします。

新しい生活様式を実践しながら、「子育てをするなら鹿児島市」として、きめ細かな支援を実施してまいります。

市長発表項目:本館周辺整備が完了

次に、「本館周辺整備が完了」について、ご説明します。

昨年から進めてきた本館周辺整備工事が本日完了します。

これにより、明日7月1日から、車寄せ、電光掲示板などが供用開始となります。

3月に先行した憩いの緑地や、就労支援施設の皆さんが、ランチタイムに日替わりで出店する「ナイスハートカフェ」も好評をいただいているところであり、今回の整備完了で、来庁者の利便性が向上し、より親しみやすい市役所となることを期待しています。

次のページをご覧ください。

また、これに合わせて、本市シンボルマーク「マグマシティ」や、シティプロモーションのキャラクター、「さつマグニョン」の記念撮影用パネルを東別館の入口に設置します。

人生の節目の記念撮影スポットとして、多くの方に利用していただき、SNSなどで本市を広くPRしていただきたいと思います。

本日は以上でございます。

報道のご協力をよろしくお願いします。

質疑応答要旨:新型コロナ対策 感染拡大防止と経済の活性化

(記者)新型コロナウイルス対策として修学旅行の誘致を1つ盛り込まれていると思うのですが、こちらは鹿児島に沖縄などから修学旅行先を変更したというニーズの見込みがあるということでこういう取組を始めるということですか。

(市長)やはり修学旅行生など鹿児島市を含めて県内に来られる方々が極端に少なくなり、旅館を含めてホテルの皆様方から大変な窮地に陥っているということでできるだけ修学旅行生を誘致してほしいという願いや依頼もありました。

そういった意味で鹿児島市、鹿児島県を含めて新型コロナ感染症の患者が少ないという状況の下でぜひ国内の修学旅行生に鹿児島市のいろいろな施設を巡ってもらって、宿泊をして楽しんでいただきたいという思いで鹿児島市の公共施設を無料化するという取組を進めたところです。

(記者)修学旅行の誘致については地元の宿泊業者などからもこういう取組をしてほしいという要望もあったのでしょうか。

(市長)要望というよりも、修学旅行生を誘致して、ぜひまたV字回復をしてほしいという思いを受けて私どもで立案したということです。

(記者)まず1つ目に県外の修学旅行生の方に市内のどういうところを見てほしいとか、楽しんでほしいという呼びかけがあれば教えていただきたいのと、2つ目に県外からの観光客が見込まれることになって県民の方が不安に思われるような点もあると思うので、そういうところに対して安心してほしいというようなお気持ちがあれば教えていただきたいと思います。

(市長)まず、水族館や動物公園、近代文学館、メルヘン館などの、鹿児島市が所有する公共施設やまち歩きの利用料、入館料を無料にするということです。そして、修学旅行生はそういう施設を視察していただく、これまでの経過、実績がありますので、そういったところを無料にすることで鹿児島にお越しになるきっかけとなるのではないかと思っています。

また、それぞれの施設が修学旅行に向けたPR、情報発信をしっかり進めていくことで国内外や県内の修学旅行生の皆さん方にも鹿児島市にお越しになっていただけるのではないかと思っています。また、鹿児島市を含めて霧島市、指宿市、そして南九州市で観光連絡協議会を設置しておりますけれども、そういった各市とも連携を図りながらこういう取組を進めているということをそういう場を介して紹介できればと思っています。

(記者)県民の方へ感染症対策を講じた上でお迎えするので安心してほしいとか、そういったところはありますか。

(市長)それはしっかりと常日頃から感染症対策についてはそれぞれの施設で対応していますので、それらは基本的な取組だと思っています。それも十分配慮した上で情報発信をしていきたいと思います。

質疑応答要旨:市立美術館 キスリング展について

(記者)資料の中にございますキスリング展についてですが、これについてお聞かせいただけますか。

(市長)このキスリング展は、世界的に有名なキスリングの美術館の展覧会で、その前は北海道で展示されました。今回は、コロナ感染症が大変危惧されるところですけれども、感染症対策をしっかりと踏まえた上で、ぜひ市民、また県民の皆様方に、すばらしいキスリングの作品をご覧になっていただければと思います。

(記者)どういった展示会になってほしいと思われますか。

(市長)やはりキスリングのすばらしい作品を見ていただいて、多くの皆様方に夢や感動を感じていただければと思います。

質疑応答要旨:新型コロナ対策 感染拡大防止と経済の活性化

(記者)修学旅行の誘致は県外の中学生、高校生を対象にしたと考えればいいのでしょうか。

(市長)県外、県内もですね。

(記者)県内も含めてですか。

(市長)はい。

質疑応答要旨:「ゼロカーボンシティかごしま」に挑戦!

(記者)ゼロカーボンシティかごしまの件ですが、具体的には、CO2排出実質ゼロを目指す取組としてはどういうことがあるのでしょうか。

(市長)やはりCO2排出削減のために、3R運動や、常日頃から実施しているいろいろな運動、そしてまた再生エネルギーなどの形で転換をしていくとか、それぞれの事業者がゼロカーボンシティを目指すために市と連携をし、協力をいただいて、自分たちの企業はゼロカーボンシティについてこういった取組を進めているということを、今後、市といろいろ協議をしながら情報発信をしていただきたいと思っています。

先ほど言いましたように、2050年、30年後までにCO2排出量を実質ゼロにするということを、まずは企業、また市民の方々にも同じ思いでぜひ取組を進めてほしいと、そのことが今回のロゴマークの意図であり、また民間企業や団体からパートナーを募集することが、そういった取組の一環です。

質疑応答要旨:新型コロナ対策 感染拡大防止と経済の活性化

(記者)修学旅行と言えば、小学生、中学生、高校生と考えていいのでしょうか。

(市長)そうですね。

質疑応答要旨:避難行動における新型コロナウイルス感染症対策

(記者)一番最初の避難行動における新型コロナウイルス感染症対策の部分ですが、今から梅雨、台風、そして新型コロナウイルスといろいろなものから市民の方々を守らなければいけない時期に入ると思うのですが、この時期をどういうふうに乗り越えていきたいか、そのあたりをお願いいたします。

(市長)例年、梅雨、台風の時期になりますと、やはり、鹿児島は自然災害が到来し、特に土砂災害や、河川の増水、溢水などが毎年のように発生しており、住民の方々は大変苦労、苦難を強いられています。昨年も今の時期に大変な災害が起きましたが、今年はそれに加えて、新型コロナウイルス感染症をしっかりと防止するという取組が必要だということで、この避難行動において、やはり、まずは自分の命は自分で守るという意識をしっかりと持って、私どもが出す情報を踏まえて行動していただきたいということと、また、避難をされた際には、やはり、鹿児島市の避難所、それぞれ新型コロナウイルス感染症対策をしっかりとしておりますので、それに従って避難行動を、また、避難所の運営等についてもご協力をいただけると思います。

(記者)今度の金曜日、7月3日に、去年大きな災害があって1年になるのですが、改めてその所感(をお聞かせください)。

(市長)昨年の6月末から7月にかけての豪雨で貴い人命が失われました。本当に大変残念な思いがしております。やはり土砂災害、そしてまた先ほど言いましたように、河川の溢水や氾濫というのは、いつどのような形で起こるか分かりません。そういった意味では、やはり市民の皆様方、先ほど説明しましたが、自分の命を守るという、そういう自覚をしっかりと持っていただいて、行動をしていただきたいと思います。

昨年は新型コロナウイルス感染症はなかったですが、その際にもやはり貴い命を失っています。今回は新型コロナウイルス感染症が発生をして、そしてまだまだ終息をしていない状況の中での避難行動になりますので、そういう面でさらに、避難をされる方々、また市民の皆様方には大変なご苦労をおかけいたしますけれども、やはり何回も言いますけれども、自分の命は自分で守るということをしっかり胸に刻んで、迅速な行動をしていただければと思います。

(記者)リーフレットを配ったりとか、その後のいろいろ見直しを図っていただいたりと。

(市長)昨年は避難指示を全域に出しました。それはあくまでも究極の判断だと思っていますが、それ以降、様々な課題が浮き彫りになりましたので、防災計画など、避難方法等も改善をし、そしてその取組をさらに強化しております。それぞれの地域ごとに今回は避難指示を出すとか、また、新型コロナウイルス感染症の発生があったら、またその隔離をするための施設や、(感染の疑いのない体調不良者を受け入れる)避難所を設置したりということで、昨年とまたさらに避難体制については充実していると思っています。

(記者)あとは市民の方々への浸透ですが、大分理解してもらったなとお感じになっていますか。

(市長)市民のひろば等、また防災リーフレット等を配布させていただきました。そして、やはり鹿児島市からの迅速な情報提供ということも、毎回災害が発生をする可能性があったときには市民の方々に防災行政無線等を通じて発信しておりますので、今、市民の皆様方には十分にそういった意識が定着しているのではないかと思っています。

質疑応答要旨:県知事選挙について

(記者)県知事選挙についてお伺いします。戦後最多の7人が立候補という数になっていますが、この状況を市長はどうご覧になっていらっしゃいますか。

(市長)今回の県知事選に戦後最多の7人の方々が立候補されて、今現在、選挙活動をされておられます。それぞれ県政の課題等についてしっかりとしたビジョンを持って県民の方々に発信をされており、そして、今後国の制度等も含め、県の仕組みも変わってまいります。

特に新型コロナウイルス感染症とか、また原子力関係とか、様々な大きな課題を抱える中で、それぞれの候補者の方々がやはり県政の課題等について、こうあるべきだということの主張があって、今回、立候補されたと思っております。今回、現職を含めて皆さんがそれぞれのビジョンを持って、県民の方々にいろんな県政のありようについて情報発信をされていますので、それについて関心がより高まるのではないかなと思います。

(記者)本港区の再開発など、県と市が十分に連携を取らないといけないような課題もあると思うのですが、そのあたりは(どうお考えですか)。

(市長)今回の知事選で知事になられた方には、やはり本港区を含めて、県都である鹿児島市との連携・協力、情報共有、そういったものの大きな課題等がたくさんありますので、そういった鹿児島市のまちづくりについても、県政の1つの大きな枠組みの中でぜひ協力をしていただきたいということと、もう1つは、やはり鹿児島市だけではなくて、県内43市町村ありますので、それぞれの地域にそれぞれ特有の課題がありますので、そういった課題等についても真摯に向き合って、課題解決へ向けて、それぞれの首長さん、またそれぞれの地域の方々と連携をし、課題解決へ向けて努力をしていただければなと思います。

特に鹿児島市の場合は、今後、路面電車観光路線の延伸や、ドルフィンポート跡地の開発、県総合体育館はどこにされるか分かりませんけれども、今の状況では県庁の東側に、論議の1つになっていますが、やはり県がこれから進めようという大きなプロジェクト、鹿児島市と関係がありますので、今後もこれまでと同様に、しっかりとした情報を共有していただければと思います。

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