ホーム > 文化・スポーツ > 文化振興・文化財 > 世界遺産「明治日本の産業革命遺産」 > 「明治日本の産業革命遺産」世界文化遺産登録10周年記念シンポジウム開催のお知らせ
更新日:2025年6月30日
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「明治日本の産業革命遺産製鉄・製鋼、造船、石炭産業」が世界文化遺産に登録されて今年で10年。この間、地域や学校、企業、行政など多くの人たちにより、世界文化遺産の構成要素である「旧集成館」「寺山炭窯跡」「関吉の疎水溝」の調査研究、保全や活用が進められてきました。これまでのさまざまな取り組みやその意義を理解し、大切な資産を将来にわたって守り伝えるための展望を一緒に考えてみませんか?
「明治日本の産業革命遺産製鉄・製鋼・造船・石炭産業」の世界文化遺産登録10周年を記念したイベントを、下記の通り開催します。
当日は、世界遺産に関わり保全や活用に関する取り組みを行ってきた個人・団体の方々に、その取り組みをポスターセッション、プレゼンテーション、トークセッションといった形式でご発表いただきます。これまで世界遺産にさまざまなかたちでかかわってきた方々が、自分たちと世界遺産のつながりをどのようにとらえ、そして、これからの10年を見据えて次の世代にどう継承していくか、世界遺産を構成する資産を将来にわたって守り伝えるための展望を共に考えます。
「明治日本の産業革命遺産」世界文化遺産登録10周年記念シンポジウム-かかわる・つながる・つなげる-
令和7年7月26日(土曜日)10時30分から16時00分まで
センテラスホール(外部サイトへリンク)(センテラス天文館6階鹿児島市千日町1-1)
鹿児島市教育委員会、鹿児島大学法文学部附属「鹿児島の近現代」教育研究センター
無料
10時30分~12時00分
ポスターセッション「世界遺産との多様なかかわり」
世界遺産への登録やそれに向けた準備を契機として、個人・団体を問わずさまざまな人々が「明治日本の産業革命遺産」の構成資産に関する取り組みを行ってきました。そうした多様なかかわり方の事例をポスター形式でご紹介いただきます。
参加団体
学校
鹿児島大学、鹿児島修学館高等学校、吉野中学校、吉野東中学校
企業
日特建設株式会社、福村石材工業株式会社
団体
かごしま近代化産業遺産パートナーシップ会議、若手会
行政
鹿児島県、鹿児島市など
13時00分~13時10分
主催者挨拶
13時10分~14時10分
プレゼンテーション「ヒト・モノ・コトとつながる~それぞれの目を通してみた世界遺産~」
世界遺産登録後の10年を通して、世界遺産にかかわってきた人々が各構成資産とどのようにつながってきたのか。それぞれの取り組みを通して、世界遺産に対する現在の思いを語っていただきます。
発表者
猪俣麻美氏(株式会社島津興業)
「仙巌園の庭園管理-“映える写真”の裏側-」
昌本拓也氏(福岡大学助教)
「研究資源としての世界遺産-寺山斜面地の植生回復モニタリング-」
宿里佳代氏(吉野東中学校教諭)
「教育資源としての世界遺産-総合的な学習の時間『寺山学習』-」
池畑まり氏(鹿児島修学館高等学校2年生)
「地域活動から課題探求へ-寺山の森再生プロジェクトに参加して-」
岡村帆夏氏(鹿児島県立短期大学2年生)
「ガイド活動から得た視点-関吉の疎水溝ボランティアガイドを経験して-」
14時10分~14時20分
インタビュー「世界遺産登録10周年インタビュー誌制作に携わって」
世界遺産登録10周年を記念したインタビュー誌の制作の過程や、インタビュアーとして制作に携わって感じた思いを大学生の皆様にご披露いただきます。
14時20分~15時00分
ポスターセッション
15時00分~16時00分
トークセッション「世界遺産を次代につなげる」
世界遺産の未来への継承には地域の方々やこれからを担う若い人の力が不可欠です。世界遺産にさまざまな立場でかかわってきた方々とともに、世界遺産を次の世代につなげていくための展望を考えます。
登壇者
木方十根氏(鹿児島大学工学部長)
下豊留佳奈氏(郷土史家)
田中佑之介氏(尚古集成館学芸員)
宿里佳代氏(吉野東中学校教諭)
午後からのプログラム(ポスターセッションを除く)に参加希望の方は事前申し込みが必要です(定員200名、先着順)。
ポスターセッションはどなたでも見学いただけます(入場無料)。
参加をご希望の方はこちらの申し込みフォーム(外部サイトへリンク)よりお申込みください。
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