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更新日:2022年7月4日

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令和4年6月30日(木曜日)市長定例記者会見

記者会見動画は鹿児島市動画チャンネル「動画で見る鹿児島市」をご覧ください。

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日時:令和4年6月30日(木曜日)9時57分~10時15分

場所:鹿児島市役所東別館3階災害対策室

報道提供資料はこちらをご覧ください。

報道提供資料(PDF:723KB)

皆さん、おはようございます。

平年より早い梅雨明けとなり、本格的な夏を迎えています。

市民の皆さま、特にお子さんやご高齢の方などにおかれては、感染対策の徹底とともに、こまめな水分補給や、屋外ではマスクを外すなどの熱中症対策にもご留意いただきますようお願いいたします。

さて、原油価格や物価高騰の影響が市民生活にも及んでいる中、先日、市議会6月定例会において、市民・事業者の皆さんへの各種支援などを含む補正予算が議決されました。
市民の皆さまが安心して日常生活を送ることができるよう、必要な支援を迅速に行ってまいります。

また、お手元の「市民便利帳」を明日から全世帯にお届けします。
市役所へのお問い合わせ先や相談窓口などを分かりやすく紹介しています。本市LINE公式アカウントからも電子版をご覧いただけますので、市民の皆さんに、ぜひご活用いただきたいと思います。

それでは、本日は5項目について発表します。

市長発表項目:新型コロナウイルス感染症対策

まず、新型コロナ対策についてです。
昨日、県は、「爆発的感染拡大警報」を「感染拡大警戒期間」に移行し、依然として感染拡大への警戒の必要があるとしており、本市でも1日に150人から200人程度の新規感染者が発生しています。

年代別の感染者数をみると、10代以下と、その親世代にあたる30代、40代の家庭内感染が多くを占めている状況です。

昨年夏の「第5波」は7月下旬から感染者数の増加が始まり、お盆の時期を含む8月中旬から下旬にかけて多くの新規感染者が発生しました。
引き続き、家庭へのウイルスの持ち込みを防ぎ、自分と大切な家族、大切な人を守るためにも、
警戒の意識を緩めることなく、市民一丸となった感染対策の徹底をお願いします。

これから、人流の増える夏を迎えるにあたって、熱中症対策にも留意しながら、改めてお一人お一人が
場面に応じた感染対策を徹底していただきますようお願いします。

新型コロナワクチン接種についてです。
本市における3回目接種率は、60.6%で、年代別接種率は、ご覧のとおりとなっています。

合わせて、60歳以上の方と基礎疾患のある方を対象とした4回目接種も実施しています。
基礎疾患のある方で希望する方は、接種券の発行申請が必要となりますので、市ホームページの申請フォームなどから申し込みをお願いします。

また、来月11日から、ノババックスワクチンの接種を開始します。
18歳以上の方の3回目までの接種が対象となり、本日から予約いただけます。

引き続き、国の方針を踏まえながら、着実に接種を推進してまいります。

次に、「コロナ対策関係者会議」についてです。
4回目となる今回は、7月12日に開催します。
関係団体等の実務者の皆さまから、それぞれの現状やご意見等をお伺いし、地域経済の回復を見据えた施策に速やかに反映させてまいります。

市長発表項目:物価高騰対策等に係る各種支援

次に、「物価高騰対策等に係る各種支援」について、ご説明いたします。

まず、市民生活への支援についてです。

保育所等や、市立小・中学校の給食に係る食材料費の高騰を受け、保護者の負担を軽減するため、各保育施設及び学校に補助を行います。

また、現在実施している「生活困窮者自立支援金」においては、求職活動要件を緩和し、申請期間を8月31日まで延長します。

次に、事業者等への支援についてです。

「明るい商店街づくり支援事業」では、街路灯などの維持管理を行う商店街や通り会等に対し、電気料金の自己負担増額分を助成します。

「農業資材高騰対策補助金」では、農業用施設や機械などを導入する農業者に対し、事業者負担増額分を助成します。

多くの市民、事業者の皆さまに、できる限り速やかに支援が行き渡るよう、スピード感を持って取り組んでまいります。

市長発表項目:オンラインで青少年国際交流体験

次に、「オンラインで実施する青少年国際交流体験」について、ご説明いたします。

コロナの影響が続く中においても、青少年の国際的視野を広げる機会を提供するため、姉妹友好都市等とのオンライン交流を行います。

本市の中学、高校、大学生等に参加いただき、現地の学校とのオンライン交流や、リモートツアーなどを行います。

8月10日にパース市、11月頃にそのほかの都市と交流を行う予定です。

7月から広報紙「市民のひろば」等で参加者を募集しますので、ぜひ、ご応募いただきたいと思います。

ICTの活用による、海外の学生との交流が、国際感覚の醸成や異文化の理解につながることを期待しています。

市長発表項目:「外国人相談デスク」の設置

次に、「外国人相談デスク」について、ご説明いたします。

本市にお住まいの外国人の方などからの、就労や子育てなど、日常生活の困り事の相談に多言語で対応する「外国人相談デスク」を、7月1日から、国際交流センターに開設します。

国際交流財団の相談員が窓口や電話で対応し、オンライン通訳システムも活用することで、
16の言語での相談が可能となりますので、気軽に利用いただきたいと思います。

本市国際交流の拠点施設における新たなサービスが、外国人の方々が本市をより住みよいまちと感じていただくきっかけとなり、多文化共生の推進につながることを期待しています。

市長発表項目:本市の”夏の風物詩”3年ぶりに開催

最後に、市民の皆さまや全国の鹿児島ファンの皆さまを元気づけ、観光都市・鹿児島を盛り上げる夏のイベントを3年ぶりに開催します。

まず、「桜島火の島祭り」を7月30日に、南栄リース桜島広場で開催します。
地域の方々による伝統芸能などのステージショーのほか、約2,000発の花火を打ち上げます。

次に、「かごしま錦江湾サマーナイト大花火大会」を8月20日に鹿児島港本港区で開催します。
20回目の節目の大会として、大玉200発を含む「5,670(コロナゼロ)発」の特別スターマイン花火など、1万5千発の花火を打ち上げます。

開催に先立ち、7月5日から、有料観覧席の販売を開始します。

観覧者の密集・密接の防止も考慮し、ウォーターフロントパークにも有料観覧席を設けますので、ぜひ多くの方に購入いただきたいと思います。
なお、打ち上げの様子は、YouTubeでの動画配信も予定しています。

いずれのイベントも、感染対策に万全を期して、安心安全な大会運営に努めてまいります。

また、本市の海水浴場3カ所も、3年ぶりに開設します。

県内外の多くの方々に、本市を代表するイベントや自然の魅力を体感していただき、地域の活力や、まちの賑わい創出につなげてまいりたいと考えております。


本日は以上でございます。
報道のご協力をよろしくお願いします。

県の爆発的感染拡大警報の引き下げについて

(記者)昨日、先ほどのお話でもありましたように、県が爆発的感染拡大警報を解除して、会食の4人以下の人数制限を第三者認証店に限り解除したのですが、このあたりの県の対策について、市長はどのように評価されているか教えてください。

(市長)今回、県でも第三者認証店における会食の人数制限を解除されたわけでありますが、このことに関しましては、第三者認証店ということで感染対策を徹底されているお店ということなので、そういった中で人数制限を解除したということは妥当な対応であったろうと考えております。

一方で、先ほど申し上げましたとおり、依然として本市においても1日150人から200人の新規感染者が連日発生しておりますので、市民の皆様におかれては、引き続き、警戒を緩めることなく、また、飲食の場においてもマスク会食の徹底など必要な対策、また、各店舗が行う感染対策にしっかりとご協力をいただきながら飲食を楽しんでいただきたいなと思っております。

(記者)ありがとうございます。警戒基準はレベル2を維持したままで飲食の人数の制限を減らすということなのですが、そのことについては妥当な判断であるという評価をされていらっしゃいますか。

(市長)そうですね、妥当な判断だと考えております。

(記者)ありがとうございます。

県が所有する農業試験場跡地の売却検討について

(記者)県の農業試験場跡地について質問です。県は今月、国や市に活用する予定がなければ民間への売却を検討すると明らかにしました。これについて県から打診があったのかということと、跡地について谷山地区の住民がサッカー等スタジアムへ整備を要望していますが、市として活用する予定があるのか。この2点について
お願いします。

(市長)農業試験場跡地の今後の利活用についてのお尋ねだったかと思います。まず、県の方針につきましては報道等で承知はしておりますが、県から市に活用の打診はまだ来ていないところでございます。なお、打診をいただいた際には、庁内で照会を行い、活用の予定がある部局があるのかどうか、そういったところを確認した上で、県にご返答を申し上げることになろうかと思います。

また、サッカー等スタジアムにつきましては、現在、鹿児島市では3候補地につきまして需要予測、そしてまた、稼げるスタジアムの在り方につきまして取りまとめを行っているところでございまして、鹿児島市としては、サッカー等スタジアムは、中心市街地、そして経済活性化の起爆剤として整備を検討しているもの
でありますので、引き続きこの3候補地での調査を継続してまいりたいと考えております。

マスク着用の取り扱いについて

(記者)2点あります。先ほど発表事項で冒頭でも市長から熱中症の関係の言及もありましたが、マスクの屋外の着用について、資料では市のホームページなどでお知らせすると書いてありますが、政府は屋外で距離が取れれば外してもいいと推奨していると思うのですが、市長から何かメッセージなり、言及なりがあれば教えて
ください。

(市長)これから特に梅雨も明けまして熱中症の対策を取っていかなければならない時期になってまいりましたので、屋外、そして周りに人がいない状況におきましては、ぜひ熱中症対策を優先していただきたいと思います。お子さんや高齢者の方は特にご留意いただきたいと思います。

また、お子さんという点につきましては、学校にも、例えば、登下校時の熱中症の懸念がある時期にはマスクを外して登下校をするといった周知も改めてお願いをしているところでありますので、そういったところも市民の皆様にご理解をいただければありがたいなと思っております。

参議院議員選挙について

(記者)もう1点なのですが、公務というより政務のほうになるのですが、今、参院選が公示されて期間中ですが、市長のお考えとして、どういったところが参院選の争点になっているかというところと、どのような論戦を期待しているかというところを教えてください。

(市長)この参院選は、これまでの政権運営の取組に対する評価ということも有権者の皆様の投票行動に反映されていくでしょうし、また何といっても喫緊の物価高騰、原油高騰対策が問われてくるのかなと思っております。いずれにしましても、参院選後、物価高対策、原油高対策は喫緊の課題でありますので、そこに関しまし
て論戦が深まり、そして有権者の皆様が判断する材料が供されることを願うものです。

(記者)出陣式のほう、下鶴市長は野村さんの陣営にご参加されていましたが、何か特定の陣営を支援されたり応援したりするようなお考えというのはあるのでしょうか。

(市長)鹿児島市内におきましても、実は既に畜産の農家の方々から子牛価格の低迷に係る要望も先日受けたところであります。飼料、資材、そして原油の高騰も含めた対策、農業の対策、また市民生活への対策というのも速やかに打っていただきたいという思いから私としては対応していきたいと考えております。

(記者)ありがとうございます。

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総務局市長室広報課

〒892-8677 鹿児島市山下町11-1

電話番号:099-216-1133

ファクス:099-216-1134

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