更新日:2025年11月18日
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本年は、「鹿児島市平和都市宣言」(平成2年2月26日宣言)から35周年、戦後80年の節目の年であったことから、平和を尊ぶ心が育まれ、次世代に継承されるよう、記念事業として、「ヒロシマ平和学習派遣事業」及び「『ナガサキ原爆展』と『鹿児島市の戦災と復興資料・写真展』」を開催しました。
鹿児島市内の中学生10人を広島市に派遣し、平和記念式典参列、平和学習の集いへの参加、平和関連施設の見学などをとおして平和について考え学んでもらい、派遣報告として、令和7年8月11日(月曜日・祝日)に本市中央公民館において開催された「『ナガサキ原爆展』と『鹿児島市の戦災と復興資料・写真展』」オープニングセレモニーの中で発表してもらいました。
令和7年8月5日(火曜日)から8月7日(木曜日)
広島市内
市内中学生10人
【参加校】吉野、鹿児島玉龍、鴨池、伊敷、武、松元、紫原、東谷山、谷山、和田
国立広島原爆死没者追悼平和祈念館見学
被爆体験伝承講話の聴講
平和記念式典参列
平和記念資料館見学
平和学習の集い(被爆体験講話聴講、グループディスカッションなど)
袋町小学校平和資料館見学
本川小学校平和資料館見学
今回のヒロシマ平和学習派遣事業をとおして派遣された生徒自身が感じたことや学んだことを、写真とともに生徒自身の言葉で紹介します。

祈念館では、原爆の悲惨さと平和の尊さを学びました。追悼平和スロープでは時計の針と逆周りに下ることで、被爆直後の広島へと時間をさかのぼる事ができます。さかのぼっていくことで、広島で起きた悲劇の一瞬をとらえることができました。また、被爆者の証言動画では、言葉では言い表せない苦しみや悲しみを感じ、もっと被爆者の証言を伝えていきたいと感じました。
祈念館は、広島で起きた原爆の惨禍を世界中の人々に知らせ、その他意見を後代に継承する施設です。私たちも、自分達の学校などでもこの経験を報告し、1人でも多くの人に、原爆の悲惨さと平和について考えてほしいと思います。

講話をしていただいた方は、朝鮮人の男性の被爆体験を次世代に語り継ぐ活動をしており、今回はその当時のことをお話ししていただきました。
朝鮮人の男性のご一家は、日本に移住し、幼い頃、朝鮮人としてたくさんの差別を受けてきました。そして、16歳で被爆しました。その日は、雲ひとつない晴天で朝から静かだったそうです。
原爆投下直後の広島は、ほとんどの建物が原型を留めず、あたり一面火の海だったそうです。現在の街並みからは想像もできないような景色が広がっていたということを改めて痛感しました。

1日目の行程を振り返るとともに、2日目の平和学習の集いに向け、生徒同士で平和に関する意見交換を行いました。


2日目、8月6日は澄み渡る青空と蝉の声が響くなかで、平和記念式典が行われました。式典には過去最多の120の国や地域から要人が集まり、約7000人の人が参加しました。
戦後80年、今でもなお、世界中の人々が広島を訪れている現状を知り、平和とは、国境を越えて全世界共通の願いなのだと改めて実感しました。
式の中では色々なスピーチを聞き、感動しました。特に、「平和の誓い」での力強いメッセージでは、戦争を経験した人が少なくなっている今こそ、私たちがこの想いを忘れることなく受け継いでいかなければならないと強く感じさせられました。
平和記念式典に参加した後、広島平和記念資料館を訪問しました。資料館には、被爆者の遺品や被爆の惨状を示す写真や絵などの資料が展示され、1945年(昭和20年)8月6日に広島で何が起こったのかについて深く学ぶことができました。
被爆の惨状を示す写真や絵などの資料は、とても衝撃的なもので、言葉では表せないなんとも言えない気持ちになりました。
核兵器の危険性や被爆前後の広島の歴史についても展示されていました。一発の原子爆弾が無差別に多くの命を奪い、生き残った人々の人生も変えたという覆せない事実に向き合うことが大事だと感じました。
被爆資料や、遺品、被爆者証言などを通じて今ある、この生活が当たり前ではないということをより強く考えさせられる機会になりました。


平和学習の集いでは、全国の中学生や高校生と被爆体験講話を聴いたり、平和についてディスカッションをしました。
被爆体験講話では、原爆投下直後の広島の様子や人々の苦しみや悲しみが伝わってきました。講師の方からは、「みなさん、言われたとおり教えられるとおりではなく、自分の頭で考えてください」と、私たち一人一人が自分で考え行動することの大切さを教えてくださいました。
ディスカッションでは「地元での第二次世界大戦からの被害」についてと、「今、平和ではない状態とはどのようなことがあるか、それはどのようにしたら解決できるか」について話し合いました。
講話とディスカッションから、自分のやりたいことを積極的に取り組むことが大切で、紛争や差別、いじめなどの状態を解決するためにはSNSなどを通して世界の人々と平和について考え方を共有することが平和への第一歩に繋がると考えました。また、互いの違いを認め合うことも大切で、それがいじめから世界的な紛争まで、全て問題の解決に繋がっていくと思いました。
今回の平和学習では、住んでいる地域の違う生徒と平和についての考えを深めることができた、これまでにない良い機会となりました。


私たちが最終日に見学した、袋町小学校と本川小学校の平和資料館では、被爆した木材や扉などを見ました。壁に書かれた被爆者たちの伝言、窓ガラスの割れた扉は、原爆の悲惨さについて深く考えさせられるものでした。
世界では今も戦争や紛争が続いています。日本が唯一の被爆国であり、平和の尊さを伝え続けるためには、私たち一人一人が、今回派遣事業で学んだことを継承していくことが大切であり、世界に広げていかなければならないと強く思いました。
今回の「広島平和学習」を通じて、私たちが強く思ったことが2つあります。
一つは、原爆を使用すること、そして戦争は、二度と起こしてはならないこと。
もう一つは、これらのことを私たちの世代が語り継いでいくこと、です。
今日ここにある生活は、あのときの原爆や戦争で尊い命を失った方々が見たかった景色だと思います。この景色を見ることが叶わなかった方々の分まで、永遠の平和のために、生きていかなければならないと誓った、今回の広島平和学習でした。
長崎の原爆被爆資料や、本市の空襲被害状況の写真等を展示する「ナガサキ原爆展」と「鹿児島市の戦災と復興資料・写真展」を開催しました。
令和7年8月11日(月曜日・祝日)から8月17日(日曜日)
鹿児島市中央公民館
鹿児島市、長崎市
(公財)長崎平和推進協会
長崎の原爆被災写真等パネル
被爆資料
戦中・戦後の生活用品
本市の空襲被害状況の写真等パネル
市民から寄贈された戦災・復興資料
戦時下のかごしまに関する歴史的公文書
DVD上映コーナー(原爆を題材にしたアニメ、証言映像等)
折鶴コーナー
図書コーナー
平和へのメッセージコーナー
8月16日(土曜日)・17日(日曜日)の2回実施
8月11日(月曜日・祝日)9時から9時20分
中央公民館エントランスホール
市長、議長、教育長、(公財)長崎平和推進協会職員、「ヒロシマ平和学習派遣事業」の派遣生徒10人
市長挨拶、長崎市長挨拶(代読)、ヒロシマ平和学習派遣生徒による派遣報告、テープカット、














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