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鹿児島市立美術館 > 展覧会 > 小企画展「鑑賞入門 みるを楽しむ」

小企画展「鑑賞入門 みるを楽しむ」

会期:令和5年2月7日(火曜日)~3月19日(日曜日)
 

展覧会について


みるを楽しむ 令和4年度最後の小企画展は、美術館での鑑賞の楽しみ方をご提案する、所蔵作品による「鑑賞入門 みるを楽しむ」を開催します。本展は、みなさんが作品とのかかわりをとおして、自分なりの作品の意味や価値をつくりだす、誰かと話したくなる展覧会です。美術館での鑑賞が初めての人からベテランの人まで、自分の経験や知識、感性などを働かせながら「みる」ことを楽しめるように、会場内に作品と向き合うきっかけの「問い」を設置しました。「この絵の中では、何が起こっていますか?」「この後、どうなってしまうでしょう?」などの「問い」を頼りに、自分の意見について、なぜそう思ったのか理由を考えながら、作品への思いを言葉にしてみませんか。自分自身や一緒に鑑賞する人との対話をとおして、自分なりの作品の意味や価値をつくりだす鑑賞を楽しみ、次の鑑賞体験につながる新たな視点がみなさんの中に増える機会になれば幸いです。

 

(1) おしゃれな渡り鳥 (2) 中国風景 (3) Gate to the Inside    

 

(1) 中村晋也《おしゃれな渡り鳥》ブロンズ 1978年

(2) 藤島武二《中国風景》油彩・キャンバス 1938年

(3) 大川由香里《Gate to the》木 2010年

★出品リスト(準備中)

ギャラリートーク(担当学芸員と一緒に、参加者同士の気づきを共有する鑑賞会です。)

  • 令和5年2月11日(土曜日・祝日)、2月25日(土曜日)、3月11日(土曜日)各回14時から30分程度
  • 場所:展覧会場

※ 申し込み不要ですが、先着10名様までとさせていただきます。ご参加には観覧料が必要です。マスクの着用など、感染症対策にご協力ください。

同時開催(観覧料共通)

冬の所蔵品展 ミニ特集:タイムスリップー100年前の美術

  • 会期:令和4年12月13日(火曜日)~令和5年3月5日(日曜日)
  • 場所:常設展示室(2階)

春の所蔵品展 ミニ特集:ワカガキー巨匠たちの青春

  • 会期:令和5年3月7日(火曜日)~5月21日(日曜日)
  • 場所:常設展示室(2階)

あなたの「問い」に対する思いを紹介してください 

展覧会をご鑑賞いただいた方々の「問い」に対する思いや感想の一部をご紹介いたします。

1 社会人(学生以外の全ての年代の方)
遠藤彰子《八月踊》(外部サイトへリンク)
問い  絵の中には人が何人描かれていますか。
100人を超えていました。海の中、川の上をゆく舟、木かげの2人…左の隅で画帖を開いているのは作者?

 

2 小学生以下(幼児か~小学6年)
アンリ・マチス《ジャス「水槽で泳ぐ人」》
問い それぞれのかたちは何を表していると思いますか。どうしてそう思いましたか。
黄色の人がこちょこちょされてテレビから出てきて、人が見上げているように見えました。

 

3 社会人(学生以外の全ての年代の方)
大川由香里《Gate to the Inside》(外部サイトへリンク) 
問い 作品の中で、あなたが気になる部分はどこですか。どうして気になるのですか。
一枚の板から湧きたつように削りだされた一つ一つの木片が観るものに迫ってくるようで不思議な感じがしました。

 

4 社会人(学生以外の全ての年代の方)
山口長男《B》
問い どんなタイトルをつけますか。作品のどこからそう思いましたか。
キノコの里、サンゴの海

 

5 無回答 
アンディ・ウォーホル《ジャイアント・パンダ》
問い  あなたの知っているパンダとどこが違いますか。 
私の知っているパンダは白と黒の毛色です。なぜウォーホルは、赤と白で描いたのか…パンダ→中国→赤、それとも「赤」がかわいく表現できると思ったからでしょうか…。

 

6 社会人(学生以外の全ての年代の方)
山口長男《B》
乾性油の使い方がとても素晴らしいと、古風的ですばらしい。と話しました。

 

7 小学生以下(幼児か~小学6年)
全体的にユーモアが働いていて頭の運動になって楽しかったです。

 

8 小学生以下(幼児か~小学6年)
アンディ・ウォーホル《ジャイアント・パンダ》
問い  あなたの知っているパンダとどこが違いますか。 
いつも見ているパンダと「色」が違ってびっくりしました。だけどいつものパンダの「黒色」じゃなくて「暖色」のパンダも可愛いなと思いました。

 

9 社会人(学生以外の全ての年代の方)
中村晋也《おしゃれな渡り鳥》(外部サイトへリンク)
問い  作品と同じポーズをとってみましょう。どんなことに気づきますか。
小鳥がいなくなてしまって、慌てて座って踏んづけてしまわないか。服のかげに隠れていないか。ひたすら不安。身体がきゃしゃで気持ちもなおさら不安定。一方、うまく隠れとおしている鳥は満足気。してやったりとつんと澄ましている。

 

10 社会人(学生以外の全ての年代の方)
堀之内一誠《窓辺の一隅》(外部サイトへリンク)
問い  この部屋にはどんな人が暮らしているでしょう。作品のどこからそう思いましたか。
作者の部屋、そして作者はマチスに憧れている。

 

11 社会人(学生以外の全ての年代の方)
山口長男《B》
問い どんなタイトルをつけますか。作品のどこからそう思いましたか。

朝食の食卓を表しています(多分)。タイトルは「朝ごはん」です。絵を見終わってタイトルを考えた後に本当のタイトルを見たら「B」になっていたので、作者の中では複数の組み合わせの朝食があって、今日は「B」セットにしようと決めた。そんな朝なのかなと思いました。

 

12 小学生以下(幼児か~小学6年)
遠藤彰子《八月踊》(外部サイトへリンク)
色々な動物や植物、人が火の光にてらされ、キラキラしていた。みんなが動物や植物なども一緒に踊っていた。踊っていなくてすみにいる人も楽しそうに見ていた。とても幸せな絵だった。

 

13 社会人(学生以外の全ての年代の方)
山口長男《B》

問い どんなタイトルをつけますか。作品のどこからそう思いましたか。

つけるタイトル「ハーメルの笛吹き男」

男の影が見える。黒は静寂。

男が子供たちを連れ去った(死んだ)後の親の悲しみ。

笛吹男にまつわる話に疫病がかかわったものがあったと思う(ペスト?)。

今の時代を反映しているかのような気持ちになった。

 

14 無回答

堀之内一誠《窓辺の一隅》(外部サイトへリンク)

マチスの金魚が青ざめたと思った。

 

15 無回答

浜田知明《いらいら(A)》(外部サイトへリンク)

表題を見なくてもタイトルがよく分かる・イーラ イーラ

お問い合わせ

鹿児島市立美術館

〒892-0853 鹿児島市城山町4-36

電話番号:099-224-3400

ファクス:099-224-3409


最終更新日:2023年3月17日

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      休館日
      • 月曜日
        (祝日の場合はその翌平日)
      • 12月29日~1月1日
      常設展観覧料
      • 一般 300円
        (年間パスポート600円)
      • 高大生 200円
        (年間パスポート400円)
      • 小中生 150円
        (年間パスポート300円)
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