更新日:2022年3月31日
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水素と酸素の化学反応によって発電した電気でモーターを回転させて走行します。
出典:一般社団法人水素供給利用技術協会
燃料電池自動車の燃料となる水素の充填を行います。ガソリン車で例えると、ガソリンスタンドにあたります。
水素を燃料電池自動車に供給するための充填機、水素を蓄えておくタンク、水素の圧力を高める圧縮機などから構成されており、様々な安全対策が施されています。
鹿児島市にも、2020(令和2)年4月、新栄町に県内初となる水素ステーションがオープンしました。
日本水素ステーションネットワーク合同会社HPより
水素は、利用段階ではCO2を排出しないことから、地球温暖化対策に有用なエネルギーといえます。
水素の製造方法によってCO2排出量は異なりますが、再生可能エネルギーを利用して水素を製造した場合、ガソリン車と比べてCO2排出量を大きく削減することができます。
燃料電池自動車は、水素と酸素との化学反応により発電して走行する自動車です。
災害等の停電時には、燃料電池自動車を非常用電源として活用することもでき、1日に10kWhの電気を消費する一般家庭の場合、約6日分の電気を供給することができるといわれています。
鹿児島市は、水素エネルギーの普及促進に向け、2020(令和2)年2月に、公用車として燃料電池自動車(トヨタMIRAI)を1台導入しました。
市における環境学習等の拠点施設である、かごしま環境未来館に配置されています。
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