ホーム > 市政情報 > こんにちは市長です > 市長定例記者会見 > 令和8年度市長定例記者会見 > 令和8年7月29日(水曜日)市長定例記者会見
更新日:2026年8月17日
ここから本文です。
記者会見の動画は鹿児島市動画チャンネル「動画で見る鹿児島市」をご覧ください。

日時:令和8年7月29日(水曜日)10時00分~
場所:鹿児島市役所東別館3階災害対策室
報道提供資料はこちらをご覧ください。
皆さん、おはようございます。
まず、昨日発生した令和8年熊本地震により、犠牲になられた方々のご冥福をお祈り申し上げますとともに、被災された皆さまに対し、心からお見舞い申し上げます。
本市では、昨日、大きな被害の出ている熊本県に緊急消防援助隊及びDMATを派遣いたしました。
市内では、現在のところ大きな被害は確認されておりませんが、引き続き、関係機関と連携しながら情報収集と被害状況の確認を進めるとともに、被災自治体への支援につきましても、迅速かつ適切に、最大限の対応を行ってまいります。
市民の皆さまにおかれましては、今後も余震が発生する可能性がありますので、緊急地震速報を見聞きしたときや揺れを感じた場合には、周囲の状況に応じて、まず身の安全を最優先に、落ち着いて行動していただきますようお願いします。
さらに、家具の固定や非常持ち出し品など災害への備えを改めて確認いただくとともに、引き続き十分な警戒をお願いいたします。
また、先日は、市内で観測史上最高気温を記録するなど、連日、危険な暑さが続いており、熱中症に対しても厳重な注意が必要となっております。
市民の皆さまには、こまめな水分補給や適度な塩分補給、適切な冷房の使用をはじめ、外出時には、本市が市内の126施設を指定しております「クーリングシェルター」もご活用いただくなど、熱中症予防への十分な対策をお願いします。
それでは、本日は6項目について発表いたします。
はじめに、本市の渋滞対策の取り組みについて、ご説明いたします。
本市は、市街地部における道路の混雑割合が全国ワースト1位であり、渋滞による経済損失は年間約410億円に上ると試算されています。
その脱却に向けて、効果的な対策を加速させるため、本市独自の「渋滞対策基本計画」を策定いたしました。
計画では、渋滞対策の取り組みについて、ハード対策として、幹線道路の整備による抜本的な対策、ピンポイント対策として、交差点の改良など、そしてソフト対策として、集中する交通を分散させるための時間帯の変更など、総合的に推進することを掲げております。
今年度は、朝のピーク時間帯に集中する交通を分散させるため、計画に基づく具体的取り組みの第1弾として、時差出勤の社会実験を実施いたします。
実施時期は、11月9日から20日までの土日を除く10日間で、市内、特に中心部や臨海部に自動車で通勤・通学している市民・県民の皆さんを対象に、朝のピーク時間を避けた通勤をお願いいたします。
また、集中する交通を分散・抑制するため、時差出勤以外に、公共交通などへの移動手段の変更や、テレワークにも取り組んでいただきたいと考えております。
目標は、基本計画におけるソフト対策の目標である、主要幹線道路の朝のピーク交通量の1割削減とします。
この時差出勤により見込まれる効果として、例えば、吉野地区や星ヶ峯地区、坂之上地区では、通勤時間を早めることで所要時間が約半分になるというデータもあるほか、渋滞の回避と、公共交通への移動手段の転換により、二酸化炭素排出量の削減にもつながります。
また、時差出勤を実施した場合のメリットとして、従業員側は、通勤ラッシュの回避による時間の有効活用をはじめ、お子さんの送迎や家族との時間の確保などによるワーク・ライフ・バランスの向上などが、会社側は、通勤負担の軽減による従業員満足度の向上や働きやすい職場環境の創出による人材確保・定着の促進、業務効率化などが期待されます。
渋滞は、市民生活や経済活動に大きな影響を与える本市の重要課題であり、その解決に向けては、行政だけではなく、道路を利用する市民や事業者、本市に通勤・通学する方々が認識を共有し、それぞれが自分事として役割を果たしていくことが必要不可欠です。
渋滞全国ワースト1位脱却を目指し、官民一体となって、みんなで取り組んでまいりましょう。
今後、本市といたしましては、まずは市職員が率先して取り組んでまいりますが、市内事業者の皆様に対しましても、個別訪問や関係団体などを通じ、この社会実験への参加のお願いを順次行ってまいりますので、時差出勤やテレワークなどの取り組みに関心があり、協力をご検討いただける事業者の方がおられましたら、ぜひ街路整備課へご連絡いただきたいと思います。
なお、この社会実験へご参加いただく通勤・通学者の方々の登録方法など、詳細につきましては、後日、改めてお知らせいたします。
渋滞対策への皆さまのご理解とご協力を、ぜひよろしくお願いいたします。
次に、路線バス・タクシーの運転者確保に向けた取り組みについて、ご説明いたします。
近年、路線バスやタクシー事業者を取り巻く環境は、大変厳しい状況となっております。
このため、路線や運行便数の維持が難しくなるなど、市民生活を支える地域公共交通の維持・確保にも影響が生じています。
そこで本市では、運転者不足の解消につなげるため、九州で初めて、交通事業者と求職者との人材マッチングを行う「ドライバーバンクかごしま」を、新たに開設いたします。
開設日は8月1日で、開設場所などはご覧のとおりです。
この「ドライバーバンクかごしま」では、求職者・転職希望者と市内の路線バス・タクシー事業者を相談対応からマッチング、就職後のフォローまで一貫した伴走型支援を行います。
市民の大切な移動手段である地域公共交通を未来につなげるため、この「ドライバーバンクかごしま」を通じて、マッチング支援、潜在人材の掘り起こしなど運転者の担い手確保にしっかりと取り組んでまいります。
次に、移住促進の取り組みについてご説明いたします。
本市ではこれまで、暮らしに身近な自然の豊かさや食の恵み、人や気候の温かさなどを通じて様々な移住促進の取り組みを行ってきましたが、このたび、さらなる取り組みとして移住を検討されている方に、観光だけでは体験できない、本市での暮らしを体感していただける「おためし移住」を試行的に実施します。
この取り組みは、ANAと連携して、首都圏などに居住する方を対象にするもので、中核市では初めての実施となります。
本日から、参加者募集を開始します。
受入は、吉田地域と桜島地域で、5つのプランを準備しております。
参加に伴う移動費や滞在費などは参加者負担となりますが、航空運賃について負担軽減サポートがあります。
本日から、ANAの公式ポータルサイトでお申し込みいただけます。
おためし移住で体験できるプログラムとしましては、吉田地域では、農作物の収穫や酪農などの農業、味噌づくりなどの創作に加え、地域の方々との交流が親子で体験できるプランを、桜島地域では、火山と共生する桜島での日常を体験できるプランや、釣りやサイクリング、溶岩道トレッキングなどのアクティビティが体験できるプランのほか、椿油しぼり体験や桜島小みかん・桜島大根の収穫などの農業体験ができるプラン、ゲストハウスの見学や運営者の方々を交えたワークショップなどを通じて、空き家活用による新たな働き方や暮らし方などを考えるプランの、4つのプランを実施します。
観光だけでは感じることができない、地域の方々とのふれあいや、本市の様々な魅力を体感していただくことで、本市での暮らしを具体的にイメージしていただき、将来の選択肢の一つとして鹿児島を身近に感じていただければと思います。
この取り組みを通じまして、本市への移住促進はもとより、国のふるさと住民登録制度も見据えながら、本市と継続的につながる関係人口の拡大にもつなげてまいりたいと考えております。
次に、首都圏でのシティプロモ―ションについてご説明いたします。
鹿児島の豊かな食の魅力を首都圏に発信し、本市への関心を高めるとともに、誘客につなげるため、鹿児島の食の魅力を体感できるフェア「愛にいこう、かごしま。~東京で出会う、鹿児島の味力~」を、来月10日から9月30日までの約8週間、首都圏の飲食店4店舗で開催します。
鹿児島の夏の風物詩である「しろくま」と、西郷プロジェクトの始動とあわせて、薩摩の武士の姿に由来する郷土菓子である「両棒餅」を、期間限定メニューとして本場鹿児島の味で提供します。
フェアの開催に先立ち、8月5日に、本市出身の俳優、大原優乃さんと全国を食べ歩くグルメプレゼンター、はっしーさんのお二人に、本場鹿児島の味を試食していただき、首都圏メディアに向けて強く発信するメディアレセプションを開催します。
このフェアを通して、多くの方に鹿児島ならではの食を楽しんでいただきたいと思います。
そして、食を入り口に鹿児島の魅力に触れ、「鹿児島に行ってみたい」「また訪れたい」と感じていただけるよう本市のファンづくりに取り組んでまいります。
次に、西郷プロジェクトについて、ご説明いたします。
「西郷まちなか博覧会」は、西郷隆盛をはじめとする本市の歴史や文化を、まちなかで身近に体感できる市民・観光客参加型の体験イベントで、秋編を9月19日から開催します。
このたび、特設サイトにおいて、市や民間事業者等が実施する体験メニューの情報を公開し、参加者の募集を開始いたします。
市が主催する体験メニューとしましては、9月20日に、記念シンポジウムを開催します。
西郷南洲顕彰館の吉満館長による基調講演と、芸能界屈指の幕末ファンとしても知られているビビる大木さんをゲストにお迎えし、西郷隆盛と同じ年に生まれたジョン万次郎を切り口に、幕末という激動の時代の魅力を学べるクロストークを行います。
また、若き薩摩藩士たちが切磋琢磨した郷中教育を体験できるイベント「薩摩郷中アカデミー」や、ガイド付きで西郷隆盛ゆかりの史跡を巡り、座禅体験などを通じて、その生涯や歴史を体感していただく「ラストサムライバスツアー」も実施します。
市が開催する体験メニューは、特設サイトからお申し込みいただけます。
あわせて、民間事業者等が実施する体験メニューも公開いたします。
ガイド付きまち歩きや錦江湾遊覧クルーズ、着付け体験など、本市の歴史や文化、観光資源の魅力を体験できる様々なメニューをご用意いただいており、体験メニューの詳細は、特設サイトで公開します。
多彩な体験メニューを用意しておりますので、市民の皆さんはもちろん、市外や県外の皆さんにもご参加いただき、この機会に、西郷隆盛の生涯や薩摩の歴史・文化に触れながら、鹿児島の新たな魅力を発見していただきたいと考えておりますので、多くの皆さまのお申し込みをお待ちしております。
次に、鹿児島マラソン2027のランナー・ボランティア募集開始について、ご説明いたします。
「西郷隆盛生誕200年・没後150年カウントダウン記念鹿児島マラソン2027」は、来年3月7日に実施いたします。
大会ポスターや参加賞のタオルなどは、前回に引き続き、全国的に人気の地元アパレルブランド「カゴマニア」のデザインを採用しています。
今大会はカウントダウン記念大会として、ランナーがきつくなりがちな30kmから39kmに応援看板などを設置する「西郷ロード」や、「西郷賞」の新設など、西郷さんにちなんだ特別企画を実施します。
また、前回好評だった「かぶり水」の設置箇所や温泉券利用施設を増やすなど、ランナーの皆さんへのサービス充実にも取り組みます。
ゲストは、オフィシャルアドバイザーの千葉真子さん、オフィシャルアンバサダーの石原良純さんとめい風るさんのほか、鹿児島情報高等学校の「鹿児島盛り上げ隊」の皆さんにも大会を盛り上げていただきます。
ランナー募集については、マラソンで、来月31日までの申込者を対象とした早割を実施するほか、前回新設した「アオハル割」の定員を拡充し、大会当日時点で25歳以下の方を対象に、先着1,200人限定で、参加料を割り引きます。
ランナーの申し込みは、来月7日から、ボランティアの申し込みは9月1日から、それぞれ大会ホームページで受け付けます。
走る人、支える人、応援する人が一つとなり、スポーツの楽しさや達成感、人と人とのつながりを感じられる大会にしてまいりますので、ぜひ多くの皆さまにランナーやボランティアとしてご参加いただきたいと思います。
最後に、市民の皆さまにお願いです。
4月から6月にかけて、市内全世帯に配布した「お買い物応援ギフトカード」の利用期限は、9月30日までとなっておりますので、早めに、全額ご利用いただきますようお願いいたします。
利用方法などについてご不明な点がありましたら、コールセンターへお問い合わせいただくか、市ホームページでご確認ください。
本日は以上でございます。
報道のご協力をよろしくお願いいたします。
(記者)おためし移住について2点お尋ねいたします。改めて移住に対しての市長の思いと期待することをお聞かせください。
(市長)やはりこれから本格的な人口減少時代に突入する中、鹿児島に興味・関心を持っていただく方の移住を促進していくことは非常に重要になってまいります。そして、コロナ禍以降、仕事の関わり方が一部変わっており、いわゆるテレワーク、リモートワークの働き方も進んできて、必ずしも首都圏の仕事を首都圏だけでやる、そういった働き方ではなく、地方でもできるという時代も訪れていると思います。そういった流れも踏まえて、今回、いきなり移住というのはハードルが高いですから、まずは試験的に暮らしていただいて、地域の暮らし、そして人と人とのつながりを育みながら、最終的には本格的な移住につなげてもらいたい、そういった思いで実施をするものです。
(記者)今回、吉田と桜島の2つの地域が対象ですが、ほかにも例えば、喜入とか松元とかある中で、この2つの地域を選ばれた理由は何でしょうか。
(市長)今回、具体的な移住に向けた地域の文化や人と人とのつながりを体験できるプログラムの用意ができた場所ということで2地域を選定したところです。まずはこの2地域で実施をして、その結果を踏まえて今後検討してまいりたいと考えております。
(記者)ということは、またその広がりも含めて検討されることもあり得るのでしょうか。
(市長)そうですね、今回の結果次第によって検討してまいりたいと考えております。
(記者)ありがとうございます。
(記者)今回、九州初の実施ということですけれども、現状の市の路線バスとタクシー事業者の運転者不足について、まず市長としてどのように受け止められているかということと、今回のドライバーバンクかごしまの開設により期待されることを改めて教えてください。
(市長)市内の路線バス、タクシーの運転者の状況は非常に厳しい状況であると考えております。特に運転者の方々の年齢層が上がっていることも含めて今後の見通しを考えるときに、このままでは減少傾向になってしまうと考えております。そういった中で地域の皆様の交通を守っていくためには、まずは運転者の確保が重要であるとの思いから、例えば、他県にお住まいで鹿児島に帰ってくることを視野に入れている免許を持っている方をはじめ、また、中には免許は持っているけれども運転者としては働いていない、いわゆる潜在の方々の掘り起こしとして相談しやすい場所をつくることによって掘り起こしにつなげていきたいと考えております。
(記者)タクシー事業者の方が主になると思うのですけれど、何かご相談があったり、市に寄せられている声というのは具体的にあるのでしょうか。
(市長)これは協会等とも話をして、バス協会やタクシー協会とも数字の見通しを立てているわけですけれども、やはり厳しい状況であろうと考えております。相談内容については、交通政策課からお願いします。
(補助職員)バス業界、タクシー業界はそれぞれ厳しい状況にございまして、七、八年前からすると大体バス運転手であれば900人が600人強とか、タクシー運転手であれば1,900人ぐらいいた方が1,400人というレベルで数が減っている状況にございます。そういう状況で各業界からも何とか運転手を集めたいという声がございまして、我々公的な分野としてもご協力をして、窓口をつくって、信頼感のある窓口として安心して求職ができる環境を整えたいと考えているところです。
(記者)ありがとうございます。
(記者)時差出勤の件でお尋ねします。目標としてピーク時の1割減を目指すということですけれども、具体的には例えば、自家用車などの車が何台減ることを目指されているのでしょうか。
(市長)それは後ほど担当課に聞いてください。
(記者)あと7時半までに出勤を終えるなり、8時半以降に動くとなると、企業自体もあまり早く来るとあなたが勝手に早く来ているだけでしょうとか、例えば、学校なども送り出す時間が早くなったりする可能性があるので、いろいろなところの協力が必要だと思うのですけれども、それはどのように呼びかけられるのか、もう一度伺ってもよろしいでしょうか。
(市長)例えば、特に企業につきましては、まずは今回の実験への参加をお願いするとともに、将来的には、例えばですけれども、実際の就業規則も含めた勤務時間の変更なども視野に入ってこようかと思います。今回の実験を通じて、例えば、ピーク時間帯に通勤すると、南のほうの工場などに行ったり帰ったりする場合に1時間程度かかるわけですよね、それがずらしてもらうことによって通勤時間が短くなるのでワーク・ライフ・バランスが上がりますよということを実感していただいて、将来的には、例えば今だったらピーク時間帯まで働かなければいけないところを就業規則上ずらしてもらうことも視野に入れてもらったり、そのようなきっかけになる実験になればと思っているところです。
(記者)今回は朝の時間帯ですけど、もちろん夕方にもピークがあるかと思うのですが、今後何か対策をする検討はされていますか。
(市長)まずは特にピークが重なりやすい朝の通勤時間帯をターゲットに行おうと思っております。帰る時間帯は残業などもあってばらけやすいのに対して、現状、朝の通勤の時間帯は各社重なりやすいですので、まずはここをしっかりと効果が出る実験ができるかどうか見極めていきたいと考えております。
(記者)ありがとうございます。
(記者)時差出勤について、先ほど市長から、市の職員が率先して取り組んでいきたいとお話がございましたが、今の段階で具体的にどのぐらいの職員の方にどういった形でという話は進めていらっしゃるのでしょうか。
(市長)現在、自動車で通勤している市職員は1,360人いますので、まずはこの職員に率先して参加していただくことになります。
(記者)ある程度、何人ぐらい協力してもらおうとか、目標というのは設定されていないのでしょうか。
(市長)この1,360人のうち、どうしても例えば、恐らく病院や消防など朝張りつかなければならない人たちはいると思いますけれども、そこを除く職員については全て参加をしていくことを想定して考えております。
(記者)そういった方々からの声を聞いたりとか、検証やデータをまとめられるとか、考えはあるのですか。
(市長)それはもちろん今回社会実験として実施をいたしますので、市の職員はもちろんのこと、ご参加いただいた方々からご意見を集めながら、今後、本格的にどうすれば時差出勤が定着していくのか、そういったヒントにしていきたいと考えております。
(記者)ありがとうございます。
(記者)昨日の熊本地震の関係ですけれども、イオンモール熊本で大規模な爆発があり、かなり犠牲者が出るという見通しですけれども、館内にガスが充満したことが原因ではないかと指摘されています。鹿児島にもイオンモールがありますが、これから鹿児島市内も地震がまだしばらく1週間ぐらいは大きい地震が起きてもおかしくない状況で、今のところイオンモールと何らかのコミュニケーションを取られていたり、今後、対応を検討されていることがありましたら、教えてください。
(市長)これにつきましては、まずは、今回のイオンモール熊本での事象の原因について究明を注視していきたいと思っております。そういった中で、これはイオンさんに限らず、消防一般として、法令に基づいて様々な安全確認は行っておりますので、まずは熊本での事象がどういったことが原因だったのかという情報を収集していきたいと考えております。
(記者)続いて、冒頭に触れられました熱中症予防に関してですけれども、市長も熱中症対策に力を入れられていると思うのですが、熱中症予防については、我々もかなりリスクコミュニケーションの観点から重要だと認識していまして、取材に力を入れています。そうした中で、鹿児島市消防局では週末の発生件数について取材に応じていません。週明け確認という対応をされています。平日に関しても、県に報告済みということで詳細について答えないという対応が続いています。我々も個人情報に配慮して、即応性をもって件数を収集することが行政の責務と考えているのですけれども、週末の件数すら取材を制限する、答えないことの合理的な理由はどのようにお考えでしょうか。
(補助職員)消防局警防課でございます。関係課が救急課になりますが、本日はここに出席しておりません。会見終了後に、救急課に情報提供しまして、答えられる部分か確認をしたいと思います。
(市長)総括的に私からお答えしますと、今どうしても出動件数、熱中症の搬送などが増える傾向にあろうかと思いますので、そういった中で、現場での仕事と両立できる形でどういった情報提供ができるか、ここは改めて検討させていただきたいと考えております。
(記者)件数は、はっきり言って鹿児島県内で鹿児島市だけなんですね。私は、東京と名古屋、福岡でも勤務経験はありますけれども、答えないのは鹿児島が初めてです。
(※県内消防本部へ聞き取った結果、週末の搬送件数を情報提供していない消防本部が他にあることを確認しています。)
件数はそもそも手元にある数字を県に聞いてくれという状況が続いていて、私はちょっと不誠実だなと個人的に感じていますし、局内でも問題意識をかなり持っている人がたくさんいます。本当に市民の命に関わる話だと思うので、しっかりと対応していただければと思います。
(※本市消防局では、求められた時点で整理できている県報告分の件数を直接回答しています。県への問い合わせを依頼することはありません。)
(市長)まずはその理由も含めて精査し、対応について検討したいと考えております。
(記者)よろしくお願いします。
(記者)熊本の地震への対応について改めてお伺いしたいと思うのですけれども、昨日の夕方4時27分頃ですか、かなり鹿児島市内でも揺れがありました。そのとき市長は庁内にいらっしゃったのですか。
(市長)はい、市長室で庁内の協議中でありました。
(記者)庁内での揺れはどうでしたか。
(市長)非常に大きかったので、その場で協議をしていた職員とは窓やガラスから離れて、身の安全を図るようにしたところです。
(記者)先ほど、冒頭のご挨拶の中でも、緊急消防援助隊とDMATの派遣を既に行っているという発表がありましたが、今後想定される市の対応、あるいは現在、関係各課へどんな指示を出しているのか改めて教えていただけますでしょうか。
(市長)まずは被災地の状況の把握に努めるよう、そして、九州市長会の防災部会などを通じた情報収集をして対応に努めるよう指示を出しているところです。その中で、今お示しいただきましたように、既に昨日の段階で、消防から緊急消防援助隊、そして市立病院からDMATを派遣し、今後、水道局から給水車の派遣であったり、危機管理課からは避難所の応援職員の派遣要請を受けまして、今、早急な派遣に向けて準備作業に入っているところです。また、被災地の方々への義援金箱の設置を速やかに行うところです。
(記者)ご承知のとおり、10年前の熊本地震のときは災害関連死というのがかなり増えて問題視されたわけですけれども、改めて、今回の熊本地震は夏場ということもありますし、どういう対応を求めていきたいと考えていますでしょうか。
(市長)これは被災地の皆様、市民の皆様も含めて、まずは、これから余震、そして10年前の熊本地震ではむしろ最初の次に大きな本震が来たということもございます。引き続きしっかりと警戒をしていただいて、家の中では窓や倒れやすい家具から離れた安全が確保できる場所で、特に寝るときには過ごしていただきたいと思っております。そして今、ご指摘いただきましたように、熱中症予防は非常に大事でありますので、小まめな水分補給、そして塩分補給、さらには冷房の使用などに留意しながら過ごしていただきたいと考えております。
(記者)現在夏休み中ということで人の行き来が活発な時期になるのですけれども、当然まだ被害の状況、全容がまだ見えていない中ですが、隣県ということもあります。ひょっとしたら、鹿児島市内の方、市民も相当数、かなりの方が熊本に行かれていた可能性もありますし、今後、行き来など含めて、市民に対して呼びかけたいことはどうでしょうか。
(市長)余震、本震が続くと思いますので、まずはご自身の身の安全を確保していただきたいと思います。その上で、今後、被災地の状況が明らかになってくるでしょうから、必要な支援も含めて、皆さんそれぞれでできること、できる支援を一緒に取り組んでいきたいと考えております。
(記者)ありがとうございます。
(記者)西郷隆盛生誕200年・没後150年ということで、先ほど市長から記念シンポジウムの内容の発表などもありましたけれども、改めて、このイベントへの期待感を一言聞かせてもらえますでしょうか。
(市長)今回、節目の西郷プロジェクトを通じて、そして西郷さんの生涯を通じて鹿児島の魅力を全国に発信する大きな機会にしたいと思っております。その中で、やはり今回、西郷さんの偉業はもちろんのこと、その偉業を成し遂げた思想を育んだ教育や、その背景についてもこの機会に掘り下げていきたい、そういったきっかけになることを願っているところです。
(記者)今回大きな節目の年を機に鹿児島を訪れる方や、観光への盛り上げなど、どのように考えますか。
(市長)これも非常に重要だと考えておりまして、民間事業者の皆様には、西郷さんの生涯にちなんだいろんな新商品の開発、食の開発などもお願いをしておりますし、官民一体となって取り組んでいければと考えております。
(記者)分かりました。ありがとうございました。
(記者)先ほど質問があった熱中症の救急搬送状況のことですけれども、実際、休日の答えがないということと、平日も重傷者の数をマスコミが聞いても報告がない状況でして、昨年、消防局から県に報告する内容以上のことは言わないと通知されて、その理由をお尋ねしたところ、消防局は県に上げた人数の状況把握が夕方の時点で間に合わないことと、患者の容体は変化すること、そのため市長、副市長への報告が済んでいないことを理由として挙げられました。報道機関は市民、県民への注意喚起として、よりリアルな状況を確認して発信しています。まず、この消防局の対応を市長は把握されていたのでしょうか。また、市民にとって大切な情報だと思うのですが、今後、対応を変えられるご予定はあるのか、お伺いしたいです。
(※本市消防局では、熱中症に関する休日の救急搬送件数や平日の重症者数の日毎の件数を回答していないことについては、市長・副市長への報告が済んでいないという理由ではなく、傷病者の容体変化等により数字が変わる可能性があることや、休日においては、その日における救急隊の搬送事案ごとの活動記録を確認し熱中症事案を判断する体制が整っていないという理由から回答していないと説明しております。)
(市長)この件につきましては、今のご指摘で私は初めて知りましたので、理由について合理的かどうかの精査をまずは行わせていただきたいと考えております。
(記者)分かりました。ありがとうございます。
(記者)熊本地震の関連ですけれども、現地では、避難所が開設できない、このような暑い時期にという状況があるようです。そこで鹿児島市にお伺いしたいのが、指定避難所の数とエアコンの設置状況はどうなっていますか。
(市長)数字については後ほど担当課からお答えをいただくとして、その上での質問をお願いします。
(記者)設置状況が例えば少ない場合でしたら方針や対策など、どのようにお考えでしょうか。
(市長)特に指定避難所となっている小中学校の体育館に対しては、計画的に設置していくことを進めているところです。ひもといて話をしますと、数年前まで特にこういった大規模自治体ですと、なかなか体育館への空調の設置についての補助率が非常に低いところがありました。そして今般、国の仕組みが変わって補助が手厚くなったことを受けまして、指定避難所の小中学校の体育館への空調設置を計画的に進めております。具体的には、昨年度10校の設計をして、その設計に基づいて今年度10校設置をするほか、また今年度も同等もしくはそれ以上の設計をして、来年度以降、順次設置をしていく計画を進めているところです。
(記者)これは設置を高めていくという方針ですか。
(市長)そうです。
(記者)最終的に指定避難所全てで設置するのでしょうか。
(市長)体育館の耐用年数等々もあるかと思いますが、基本的にはそこを目標にやっていきたいと考えております。また、今、設置の順序につきましては、地域のバランスであったり、避難所の第1開設、第2開設がありますので、そういった避難所や、実際に避難所を開設したときにどれだけの方が避難しているかを勘案しながら順次設置していこうとしているところです。
(記者)もう1点、安全性を確保できないとして、今回、避難所を開設していないところが熊本はあるようですけれども、そういうときの市の対応は何か決まっているのでしょうか。例えば、老朽化しているとか、窓が破損しているなどの理由で開設できないところがあるそうなのです。
(市長)基本的には安全な場所、例えば、土砂災害警戒区域以外である場所などを指定しているわけでありますけれども、例えば、あるところは開設できないとなった場合には近隣の別のところをご案内するといった取扱いを行っているところです。
(記者)分かりました。ありがとうございます。
(記者)先ほど消防の援助隊やDMATはもう既に出発されているとのことですが、避難所の職員応援や水道関係はもう既に要請が来ているのでしょうか。
(市長)要請が来ているので、準備ができ次第出発するということです。
(記者)今後、例えば災害復興・復旧に向けていろいろ職員の応援も考えられますけれども、市としてすぐ応援に行けるような備えがあるのかお聞かせください。
(市長)例えば職員を派遣する場合、交代していく仕組みを構築しておりますし、準備をしっかり進めているところです。そして今、九州市長会も含めて先遣隊が入って情報収集をしているとともに、今回、避難所に派遣する職員も含めて、市としても被災地の状況把握に努めて、どういった支援が現地に必要なのか情報収集を行って迅速な対応ができるように努めてまいりたいと考えております。
(記者)鹿児島市でも震度4でした。先ほど市民の方に向けての言葉もありましたけれども、改めて、また強い地震があるかもしれません、そういった中で市民に対する警戒の呼びかけをお願いします。
(市長)気象庁からもしばらくの間、大きな地震への注意が呼びかけられています。今後、余震が続く可能性がありますので、ぜひ市民の皆様には、ご自身の身の安全を確保していただきますようお願いしたいと思います。
(記者)ありがとうございます。
(記者)ちょっと細かい話ですけれども、熊本地震の人的支援の規模感は大体どれぐらいの人数か把握されていれば教えていただけないでしょうか。
(市長)緊急消防援助隊が約40人規模、DMATは5人程度だと思いますけど、正確な数字は、担当課からお願いします。
(補助職員)緊急消防援助隊、鹿児島県大隊の鹿児島市の応援隊につきましては9隊、消防車両等が9台、30名派遣しているところです。
(記者)ほかのところで分かれば、避難所の応援職員は何人ぐらいでしょうか。
(市長)応援職員は2名派遣予定です。また後ほど水道局や市立病院にご確認いただきたいと思います。
(記者)分かりました。ありがとうございます。
(記者)被災地の熊本が、鹿児島市にとっては福岡や本州との交通の動線上にあるということで、大きな災害が起きたのに行楽や消費なのかというムードの問題もあって、もちろん被災地の救援が最優先であると思うのですが、鹿児島に商用や行楽で来られる方の人の流れがかなり長期にわたって阻害されることになると、やはり市内の事業者、飲食、宿泊にも影響が出てくると思うのですけれども、そういった中期的な対応について市長はどうお考えでしょうか。
(市長)まずは今ご指摘の物流並びに人流に関する影響につきましては、例えば、高速道路や新幹線等々の状況が今後どう推移するかによりますので、まずは情報収集に努めてまいりたいと考えております。
よくある質問
PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe Acrobat Readerが必要です。Adobe Acrobat Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先から無料ダウンロードしてください。
お問い合わせ
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください