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更新日:2026年8月31日

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令和8年8月26日(水曜日)市長定例記者会見

記者会見の動画は鹿児島市動画チャンネル「動画で見る鹿児島市」をご覧ください。

令和8年8月市長定例記者会見

日時:令和8年8月26日(水曜日)10時00分~
場所:鹿児島市役所東別館3階災害対策室

報道提供資料はこちらをご覧ください。

冒頭あいさつ

皆さん、おはようございます。

まず、先月発生した令和8年熊本地震、並びに、今月発生した令和8年8月千葉豪雨により、お亡くなりになられた方々のご冥福をお祈り申し上げますとともに、被災された皆さまに心からお見舞いを申し上げます。

また、熊本地震の発生からは、明後日で1か月を迎えます。本市では、発災直後から緊急消防援助隊やDMATの派遣をはじめ、備蓄物資の提供などを行っており、これまでに延べ200人を超える職員を被災地へ派遣してまいりました。
現在も、避難所運営を支援するための職員を派遣するなど、被災地への支援を継続しております。
今後も、被災地の状況や要請を的確に把握しながら、被災地の1日も早い復旧・復興に向け、必要な支援を行ってまいりたいと考えております。

(有)水迫畜産によるふるさと納税返礼品の不適正表示事案への対応状況

ここで、発表項目の説明に入る前に、本年3月に明らかになった「有限会社水迫畜産」によるふるさと納税返礼品の不適正表示事案への対応状況についてご説明いたします。

本件につきましては、本市をはじめ、関係自治体による聞き取りや現地確認において「意図的なものではない」と同社から説明を受けていたところであり、捜査機関が指摘しているような意図的な不正表示が行われていたのであれば、極めて遺憾であります。
今後の捜査状況を注視する中で、今回の容疑が、本市ふるさと納税と関わるものであるかを含め、正確な情報収集に努めるとともに、新たな事実が判明した場合には、厳正に対処してまいります。

また、既に明らかとなっている不適正表示事案につきましては、発覚からこれまでの間、寄附者の皆様への対応を最優先に進めてまいりました。

不適正表示があった本市返礼品を受け取られた寄附者につきましては、対象の1,272人のうち、お詫びの品を希望されなかった方を含め、1,183人への対応が完了したことを確認しております。

また、寄附受け付け後に返礼品の発送を見合わせた寄附者につきましては、対象の504人全員にクーポンを発送済みであり、対応が完了しております。

なお、同社の本市における返礼品提供事業者としての取り扱いは、8月25日をもって登録を解除いたしました。

今回の不適正表示事案を受け、再発防止策として、ふるさと納税返礼品提供事業者登録制の運用方法を見直します。
登録時は、食品表示ラベル等の提出を必須化するとともに、提出書類に基づく実地調査を実施するなど、審査を強化します。

また、登録後は、計画的な実地調査を行うほか、事業者説明会での啓発を強化するなど、管理・指導体制を強化します。
これらの見直しにより、再発防止を徹底し、本市のふるさと納税への信頼回復に全力で取り組んでまいります。

それでは、発表項目に移りたいと思います。本日は6項目について発表いたします。

市長発表項目:ふるさと納税で広げる鹿児島とのつながり~鹿児島ファン拡大に向けた取り組みを強化~

はじめに、先ほど冒頭で申し上げた信頼回復の取り組みとあわせて進めてまいります、ふるさと納税に関する今年度の取り組みについてご説明いたします。

まず、クラウドファンディング型ふるさと納税です。本市が抱える課題を解決するためのプロジェクトなどに共感していただいた方からの寄附を募るクラウドファンディング型ふるさと納税を今年度も、来月1日から12月31日まで実施いたします。

今年度は、「アリーナ新章開幕プロジェクト」や「児童相談所整備プロジェクト」のほか、「平川動物公園のコアラ応援」、「世界遺産・寺山炭窯跡再生」の4つのプロジェクトについて寄附を募ります。

また、本市では、これまで以上に多くの方々に本市の魅力を知っていただき、応援していただけるよう、先月、「マグマシティ鹿児島市ふるさと納税特設サイト」を開設いたしました。

同サイトはポータルサイト手数料が不要なため、独自の寄附額を設定している返礼品もあるほか、本市の観光や食などの情報も発信しており、本市の魅力を幅広く知っていただけるものとなっております。

あわせて、「地場産品パワーアッププロジェクト」も始動しております。本市の事業者が実施する生産性や付加価値の向上につながるプロジェクトに対し、共感していただいた方からの寄附を募るもので、ご覧の2つの取り組みについて寄附を受け付けております。

ふるさと納税は、単なる寄附ではなく、本市と全国の皆さまを結ぶ大切なご縁です。
これらの取り組みを通して、全国の皆さまに本市の魅力を知っていただき、「また訪れたい」、「応援したい」と思っていただけるよう、鹿児島ファンの拡大につなげてまいります。

市長発表項目:中小企業者のICT活用による業務効率化などを促進!~「デジタルの日2026in鹿児島」の開催~

次に、市内の中小企業者のICT活用による業務効率化などにつなげるための取り組みについてご説明いたします。

近年、物価高騰や人手不足など市内の中小企業者を取り巻く経営環境は厳しさを増しており、業務の効率化や省力化、生産性向上につながるデジタル技術の活用はますます重要となっております。
一方で、ICT活用に関するノウハウ不足などから、デジタル化に取り組むことができていない事業者も少なくありません。

そこで、今年度、新たに、市内の小規模事業者をはじめとした中小企業者の皆さまに、ICTツールの導入事例や支援制度などを知っていただく機会を提供するため、鹿児島銀行などとの共催により10月5日に「デジタルの日2026in鹿児島」の事業者向けイベントを開催します。

イベントでは、28社の展示ブースや17社が実施するミニセミナー、専門家などによる相談支援コーナーのほか、講演会も開催いたします。

本イベントを契機にDXへの取り組みを進めていただき、業務効率化や生産性向上などにつなげていただきたいと考えております。
多くの事業者の皆さまのご参加をお待ちしております。

市長発表項目:民間との連携でペット同伴での避難を支援!~「災害時におけるペット同伴専用避難所の設置及び管理運営に関する協力協定」を締結~

次に、民間との連携によるペット同伴での避難の支援についてご説明いたします。

災害救助法の適用を受ける程度の大規模災害時において、二次的な避難所として「ペット同伴専用避難所」を開設し、指定避難所での対応が難しいペット同伴の避難者を受け入れます。
このたび、その設置及び管理運営に関する協力協定を、株式会社ユナイテッド・トラッドと締結いたします。

「ペット同伴専用避難所」となる施設は、新栄町にある「ドッグランもぜもぜ」で、通常時は屋内型ドッグランとして運営されています。

近年、ペットは家族の一員であると考えられていることから、今回の協定締結により、飼い主とペットが安心して避難できる環境づくりが進むものと期待しております。

なお、本日午後に協定締結式を執り行いますので、報道機関の皆さまには、ご参加くださいますようお願い申し上げます。

市長発表項目:健康長寿でいきいきと~高齢者の健やかで安心な暮らしを応援~

次に、高齢者の皆さんの暮らしを応援する取り組みについて、ご説明します。

来月21日は敬老の日です。
今年度も、長年にわたり社会のために貢献してこられた方々に敬意と祝意を表するとともに、さらなる長寿を祈念して、お祝い状とお祝い金を贈呈いたします。

あわせて、「すこやか長寿まつり」を開催し、手芸や絵画などの作品展や、踊りや三味線などを披露する「ねんりんステージ」などを通じて、高齢者の皆さんの社会参加や健康づくり、生きがいづくりを後押ししてまいります。

さらに、9月は「認知症月間」でもあることから、さまざまなイベント等への参加を通じて、認知症に関する正しい理解を深めていただきたいと考えております。

また、本市では、認知症になっても安心して暮らし続けられるための取り組みとして、「おかえりサポート」の協力サポーターや「認知症高齢者等見守り活動」協力事業者を募集しているほか、認知症サポーター養成講座へ講師を派遣しておりますので、市民や事業者の皆さまには、この機会に認知症に関する正しい知識と理解を深め、それぞれの立場で見守り活動などにご協力いただきたいと思います。

今後も市民や事業者の皆さまと連携しながら、高齢者の方々が住み慣れた地域で、健やかに安心して暮らしていただけるまちづくりを進めてまいります。

市長発表項目:西郷プロジェクト~食べて、巡って、なりきって!みんなで盛り上げよう!~

次に、西郷プロジェクトについて、ご説明いたします。

西郷プロジェクトの一環として、西郷さんにちなんだグルメメニュー「SAIGOFOOD」を、市内の飲食店や施設など30の参加事業者が9月19日から提供いたします。

この企画は、鹿児島の「食」の魅力をさらに高めるとともに、プロジェクト終了後も、鹿児島ならではの観光コンテンツとして親しまれることを目指しており、メニューには、西郷さんも眺めたであろう雄大な桜島を、「和牛と黒豚かつ」で豪快に表現した「どんぶり」や、焼き芋やおいもプリン、そして西郷さんも好んだ「かるかんまんじゅう」も合わせて楽しめる「西郷どんプレート」など、史実やイメージをもとに考案された料理やスイーツが登場します。
「SAIGOFOOD」のメニュー情報は、9月1日から特設サイトで公開します。

あわせて、「SAIGOFOOD」の提供店舗や西郷さんゆかりのスポットを巡りながら、西郷さんにまつわる謎解きを楽しむことができる「周遊マップ」を9月14日から、市内の観光案内所などで配布します。
ぜひ多くの方に、「SAIGOFOOD」を味わっていただくとともに、西郷さんの魅力やストーリーに触れながら、鹿児島の歴史や文化、食の魅力を楽しんでいただきたいと思います。

さらに、西郷さんに親しみながら参加していただける企画として、11月3日に「西郷どんそっくりさんコンテスト」を開催します。
審査部門は、小学生以上が対象の「令和の西郷どん部門」と未就学児が対象の「未来の西郷どん部門」の2部門で、一次審査を通過した10人に、コンテストに出場していただきます。

9月20日まで、コンテストの出場者を募集しており、自薦、他薦のどちらでもお申し込みいただけます。

このコンテストは、見た目だけではなく、人柄や趣味、エピソードなど、ご自身が思う「西郷さんらしさ」をテーマに幅広く募集しておりますので、多くの方々のご応募をお待ちしております。

また、西郷隆盛生誕200年・没後150年に向けて、鹿児島商業高校の生徒と連携し、カウントダウンボードを制作いたしました。

9月24日から西郷銅像前に設置しますので、観光客をはじめ、多くの皆さまにご覧いただけるものと考えております。
学生ならではの視点やアイデアが詰まったデザインにもご注目いただきたいと思います。

このカウントダウンボードの設置などを通じて、西郷プロジェクトの取り組みを広く発信し、多くの方に関心を持っていただくことで、機運のさらなる醸成につなげてまいりたいと考えております。

市長発表項目:市立美術館特別企画展「写真家ソール・ライターの原点」の開催

次に、市立美術館の特別企画展について、ご説明いたします。

10月2日から「写真家ソール・ライターの原点」を開催します。

ソール・ライターは、20世紀後半のニューヨークを拠点に活躍した写真家で、芸術としての写真がモノクロ中心の時代にカラー写真で自身の表現を追究し、「カラー写真のパイオニア」と称されています。
市立美術館で、写真家の特別企画展の開催は初開催となります。

また、関連イベントとして、暗室で写真を現像するワークショップなども開催しますので、ぜひ多くの皆さまにご来館いただき、豊かな色彩表現にあふれた世界をお楽しみいただきたいと思います。

「お買い物応援ギフトカード」は9月30日までに全額ご利用ください

最後に、改めて市民の皆さまにお願いです。

4月から6月にかけて、市内全世帯に配布した「お買い物応援ギフトカード」の利用期限は、9月30日までとなっております。

残高の換金はできませんので、早めに、全額ご利用いただきますようお願いいたします。

市民の皆さまの中には、お手元のカードに、少額の残高が残っている方もいらっしゃると思います。現金とあわせて利用できる店舗もありますので、使い残しがないよう、期限内にご利用ください。

利用方法などについてご不明な点がありましたら、コールセンターへお問い合わせいただくか、市ホームページでご確認ください。

本日は以上でございます。
報道のご協力をよろしくお願いいたします。

質疑応答要旨:ふるさと納税の取り組みについて

(記者)ふるさと納税の特設サイト開設に関して質問です。目的はふるさと納税の手数料を減らして財源をより確保するということなのか、それとも独自サイトを開設することで今回の水迫畜産の再発防止に関連する点もあるのかをお伺いできればと思います。

(市長)主に鹿児島市の観光情報、食の情報を含めた情報発信を併せて行うとともに、今ご指摘いただきましたようにふるさと納税につきましては、返礼品そのもののパーセンテージの制限と募集費用やその他費用を含めた、何%以内という制限がありますので、そういった中で特設サイトを開設することで、品物によっては、寄附者により有利な形での返礼品を提供できるといった狙いもあるところでございます。

(記者)承知しました。ありがとうございます。

質疑応答要旨:(有)水迫畜産によるふるさと納税返礼品の不適正表示事案への対応状況について

(記者)水迫畜産関連で、ふるさと納税の提供事業者登録制の運用方法見直しについてです。この見直しの内容については、恐らくほかの事業者の皆さんのヒアリングなども行った上でどういった見直しが必要なのかを決められたと推察いたしますが、事業者の皆さんに今回の見直しを行うことの反応や負担感がどれぐらい増えるかなど、何か反応はありましたでしょうか。

(市長)今のところ特に特段の反応は把握しておりませんが、担当課は来ていますかね。どうですか。

(補助職員)ふるさと納税・シティプロモーション戦略課です。今回の見直しに関しましては、都城市など先行して不適正表示があった自治体の取組を参考に策定いたしました。事業者の方々には改めて説明をする予定としておりますけれども、先日、8月に定例で行っている事業者説明会の中で適正な表示の必要性などについては啓発の内容をお伝えしまして、事業者の方からは大変ためになった、自分たちも襟を正したいというご意見をいただいたところでございます。

(記者)ありがとうございます。こういった見直しを含めて改めて再発防止にかける市長の思いを教えてください。

(市長)ふるさと納税につきましては、鹿児島市に思いを寄せてご寄附をいただくものでございます。そして、ご寄附をいただいた方とのご縁を大切に紡いでいくものでもあります。今回の見直しも含めて、寄附者の方々が鹿児島市に向けてお寄せいただく思いを大切にしながら、しっかりと信頼回復を図ってまいりたいと考えております。

質疑応答要旨:ふるさと納税の取り組みについて

(記者)クラウドファンディング型ふるさと納税の募集の中でアリーナ新章開幕プロジェクトというのがございます。アリーナの改修に関しては特定天井の入札や空調も含めた入札が先日ありまして、これから議会を経て工事に実際入っていくところだと思いますけれども、この目標金額1,000万円、内容としてはどういった形で使い道を考えていますか。

(市長)実際にアリーナのリニューアルに要する費用に充てることを想定しております。

(記者)具体的にこういった設備に使うというのは今のところありますでしょうか。

(市長)リニューアル全体として活用させていただくということです。

(記者)エンタメなどの部分に関わってくる話になってきますか。

(市長)そうですね。

(記者)分かりました。ありがとうございます。

質疑応答要旨:(有)水迫畜産によるふるさと納税返礼品の不適正表示事案への対応状況について

(記者)水迫畜産に関連してお伺いさせてください。今、都城市などを参考に見直しをされたとのことでしたけれども、これまでふるさと納税に関する見直しというのは行われたことがあるんでしょうか。

(市長)これまでも対策としまして、令和5年9月から独自に返礼品提供事業者から誓約書の取得を開始していたところです。そして、令和6年10月からは返礼品提供事業者の登録制を開始して、食品表示法の遵守や適正表示について盛り込んだ誓約事項に誓約をしてもらっているところです。そして、毎年実施する返礼品提供事業者説明会におきましても地場産品基準や食品表示法を遵守するよう説明してきたところです。今回の対策はさらにそれを強化する形として行っているものです。

(記者)これまでそういった対応はされていたということですけれども、今回の事案に関しては、そういった対応を進める中で、市としては不十分さのところをつかれたという思いはございませんでしょうか。

(市長)一義的には、今回の場合は水迫畜産が食品表示法等の関係法令を遵守して製造しなければならないものです。そして、これまでも様々な誓約書の取得であったり、登録制であったり取り組んできたところですが、さらにそれを強化する形で行っていくものであります。

(記者)今回の水迫畜産の事案は、鹿児島市のふるさと納税に対し影響がなかったですか。

(市長)これまで本市としては、該当する寄附者の方々への対応に全力を注いでまいりましたけれども、今後を考えたときにやはり信頼回復をしっかりやっていかなければならない、何より、ふるさと納税は鹿児島市に思いを寄せて応援の気持ちを込めて寄附をしてくださいますし、そういった方々の思いが詰まっておりますので、しっかりとその思いに応え、信頼回復を図ってまいりたいと考えております。

質疑応答要旨:熊本地震に伴う観光事業者への影響について

(記者)熊本地震の関連でお伺いします。観光への影響ですけれども、県で11万人宿泊キャンセル、鹿児島市で約7万人宿泊キャンセルということで、観光に対する影響の受け止めを1点目お願いします。もう1点、国で九州の誘客に向けてプロモーションを実施する方針が示され、県でも独自策を検討すると先日の知事会見で説明がありました。市で支援に関してどう検討されているか、もし検討されている状況があれば事業者支援、もしくは誘客促進、どちらに有効性があるかをお伺いできればと思います。

(市長)熊本地震の観光面の影響については大きな影響を受けていると認識をしております。特に発災直後、九州自動車道が止まり、九州自動車道は回復をいたしましたけれども、今なお九州新幹線が止まっていますので、大きな影響を受けているものと認識をしております。実際の数字は県の取りまとめをご紹介いただいたとおりです。影響としましては、やはり宿泊が止まると、宿泊事業者はもちろんですけれども、飲食やお土産品、各観光施設など観光は裾野が広い産業と言われるがゆえに影響が広範囲に及ぶものと捉えております。対策としまして、今、国からも九州応援割実施の方向性が示されておりますが、本市としても市長会など様々なチャンネルを通じて、鹿児島の観光が大きな影響を受けている状況、さらには支援の必要性について働きかけをこれからも行ってまいりたいと考えております。そして、市としての対策につきましては、国、県の対策に加えて、宿泊割引などを通じて人の流れをつくり出すことを重点的に行ってまいりたいと考えております。

(記者)分かりました。ありがとうございます。先ほど宿泊割引など検討したいと話がありましたが、時期は未定でしょうか。

(市長)これは既に当初予算でお認めいただいている分について執行時期などを考えて取り組んでいきたいと考えております。

(記者)分かりました。ありがとうございます。

質疑応答要旨:スタジアムの整備について

(記者)先日、多機能複合型スタジアムについて鹿児島市の新しい方針が示されました。改めて、候補地を1か所に絞り込んだこと、それから多機能複合型についての考え方を改めたことについて、市長のお考えを聞かせてもらえますでしょうか。

(市長)これまでスタジアム検討につきましては、森前市長の時代から様々な段階を経て検討を続けてきております。そういった中で、今回、まずは5月に調査結果をお示ししましたけれども、やはりスタジアムの整備検討、そして実現に向けては時間軸や費用面を意識しながら取り組んでいくことが重要であると考えております。そういった考えの下、まずは来る9月市議会定例会でご論議いただくべく、市としての考え方を整理して、今回、市議会にお示しをさせていただいたものであります。

(記者)これまで下鶴市長が目指してこられた多機能複合型スタジアムの、複合型については断念するという方針が示されました。ここについての思いを聞かせてもらえますでしょうか。

(市長)これはスタジアム本体並びにまちが稼げるスタジアムということを視点に、そして複合化、多機能化につきましては、平成30年の審議会の報告にも盛り込まれておりますし、こういった思いを引き継ぎながら検討を進めてまいりました。一方で、近年、資材費を含めて建築費が高騰、そして金利も上昇傾向にある中、時間軸や費用面をしっかりと捉えながら考えていく必要があると考えております。そういった考えの下、スタジアムの早期実現に向けて、今回、考え方を整理してお示しをさせていただいたものであります。

(記者)これまで様々な検討を踏まえた上で今回の結論に至ったことでございました。この多機能複合型は、鹿児島市がずっと繰り返してきた言葉ですけれども、鹿児島市の回遊性なども高めるために鹿児島港本港区を候補地として掲げたこともありました。今回、鹿児島市与次郎地区に候補地が絞り込まれましたが、この複合型、商業施設などと隣接する形を期待していた鹿児島市民も決して少なくないと思います。就任前から下鶴市長もずっとスタジアムについては思いが強く、様々な場で語られてきたかと思います。そうした多機能複合型に対して期待を寄せてきた市民に対して改めてこういう方針転換になったことについて、市民に何かメッセージはありますでしょうか。

(市長)やはりスタジアムに関しては若い世代、子育て世代をはじめ、あらゆる世代から選ばれるまちをつくっていくために重要なエンターテインメント施設、拠点であろうと考えております。その早期実現に向けて、今回、考え方を整理してお示ししたものでありまして、やはり資材費の高騰や建築費の高騰傾向、金利の上昇傾向を踏まえますと、時間軸がイコール費用面にも関わってきますけれども、時間軸や費用面をしっかりと意識しながら、スタジアムの整備に向けて着実に前に進んでいきたいと考えております。

(記者)分かりました。複合型については断念されるものの、多機能については様々な可能性をこれから探っていくことになるかと思います。この多機能というものをいろいろ検討していくことでエンタメ性を充実させ、そして、まちのにぎわいというものは十分達成し得る目標になるとお考えでしょうか。

(市長)この多機能につきましては、例えば、プロスポーツの試合がないときに市民利用の向上を図るということでありまして、こういった多機能化を通じて、施設の収益性もですけれども、試合がない日にも市民の方々に広く利用していただける、そういった形を目指してまいりたいと考えております。その具体の形につきましては、今後、様々な意見交換を通じながら具体の形を練り上げていくものと考えております。

(記者)分かりました。多機能複合型という言葉を考えると商業施設という言葉が出てくるわけですけれども、今後目指していくものは基本的にはスタジアムをベースとしたシンプルな施設を目指していくイメージでよろしいでしょうか。

(市長)この多機能につきましては、具体的にどのような機能を付加していくかは今後の意見交換などによってくるものと思いますけれども、他都市の事例を踏まえて申し上げれば、例えば、交流のラウンジや会議室利用などの形が他都市のスタジアムでは見られるところです。

(記者)分かりました。今後そのスタジアム、やはり避けて通れないのが費用の問題なんですけれども、これまで下鶴市長も、それから塩田知事も「オール鹿児島」という言葉を使われてきました。この費用面についてもやはり県の負担をしっかり求めていきたい、そのお考えでしょうか。

(市長)本市におけるスタジアム検討につきましては、森前市長の時代からオール鹿児島の枠組みを前提に検討が進められてまいりました。そして、今、候補地の選定を行っておりますけれども、こちらも県と一緒になって進めているものであります。このスタジアム整備が最終的な実現局面になる場合には、やはり費用負担の協議は絶対に必要になってくると考えております。県、市、民間、オール鹿児島の枠組みで実現を目指してまいりたいと考えております。

(記者)分かりました。県の負担を求めるイコール、これは県民の負担を求めるということになりますけれども、今、鹿児島市が目指しているスタジアムが、鹿児島市以外の市町村、あるいは県内全体に対してどれぐらいの波及効果があるのか、しっかり波及効果があるということの理解を求めていくことが今後大切になってくるかなと思うのですが、どれだけの波及効果が県全体に及ぼせるものだとお考えでしょうか。

(市長)その点につきましては、既に県からそういった趣旨のご質問をいただいておりまして、お答えをしているところですけれども、1つは、実際の鹿児島ユナイテッドFCの来場者やファンクラブにつきましては、一定割合、鹿児島市外の方々がいらっしゃると聞いております。たしか3割とか4割という数字を聞いたことがございます。さらには、やはり私は常々、県都としての鹿児島市の役目というのは人口の防波堤、ダムという役割を果たしていかなければならないと考えております。例えば、県内各地様々な皆さんのふるさとがあるわけですけれども、一番いいのは、それぞれ皆さんがふるさとでずっと活躍してくださることだと思っておりますけれども、中には、都市機能が集積したところで暮らしたい、そういったところにアクセスをしたいという思いを、特に若い方はお持ちになられる方は一定数いらっしゃると思います。そういった方々が、東京に行こう、大阪に行こうではなくて、鹿児島市に出ようと、東京に行かずに鹿児島市に住もうと、そう思っていただくことで、例えば週末、それぞれのまちに帰って親御さんと会うことなどができるようになる。鹿児島県全体から考えたときに、県外、特に東京、大阪などへの人口流出を防いでいくためには、やはり県都としての鹿児島市が魅力的な都市機能を備えて、人口の流出を防ぐ防波堤、ダムとしての役割を果たしていく必要があると考えております。そういった中で、やはり若い世代に選ばれるまちにはわくわくするエンターテインメントが必要であります。このことは鹿児島市民はもちろんのこと、鹿児島県全体の人口流出を防ぎ、ひいては楽しめるエンターテインメントがあるから帰ってこよう、そして、それを楽しみに日々の仕事を頑張ろうと思ってくださる施設であろうと思います。そういったところも含めて、県に、そして県民の皆様にご説明をしていきたいと考えております。

(記者)分かりました。最後になりますけれども、今の下鶴市長のお言葉もありました、人口流出の防波堤になっていくという意味において、全国を見渡したときに、今、下鶴市長がぜひ参考にしたいと考えているスタジアム、規模なども含めてどこかありますでしょうか。

(市長)スタジアムの整備は近年出てきたものですので、この効果はこれから徐々に現れていくと思いますけれども、私も近年整備されたスタジアムは基本的には見に行っておりますので、例えば長崎や広島などは非常に魅力的なスタジアムだろうと思っているところです。

(記者)ちょっと長崎はイメージとしては複合型が強いのかなと思うのですけれども、鹿児島市が今これから目指していこうとしているスタジアムの規模感などで参考になるものはありますでしょうか。

(市長)規模感として目指していくのは、J1規格の規模でしょうから、少し大きさが違うかもしれませんけれども、北九州や金沢などが参考になるだろうと考えております。

(記者)分かりました。ありがとうございました。

質疑応答要旨:スタジアムの整備について

(記者)引き続きスタジアムについて伺います。今回、複合化断念ということで、多機能化の看板を下ろしたわけではないのですけれども、多機能化で少しでも維持管理費などを稼いでいくのかが1つ鍵になってくると思いますが、今、市長からもありました金沢は、先日、金沢市役所の方にもお話を伺いましたが、ラウンジなどいろいろな諸室ございますけれども、そこの利用がちょっと難しく、思ったほど伸びないということが現実問題としてあるようです。まちの中の位置関係でいいますと、与次郎も金沢と似たような場所にあるかなと考える中で、多機能性でサステナブルなスタジアムにしていくのかはかなり練っていかないと難しい部分があるかなと思いますが、そこに対する思いはいかがでしょうか。

(市長)多機能化の収益性という部分で見れば、やはりVIPラウンジが重要になってこようかと思います。これは今アリーナの改修でも、Bリーグのアリーナ要件にも入っておりますので、そういった趣旨で今改修を計画しているところですので、収益性という点ではこういった企業向けのVIPラウンジで収益を確保することが、今、スタジアムやアリーナなどで、ある意味標準的な形になっているのかなと思います。

(記者)そんな中でもやはり鹿児島らしい持続可能なスタジアムを1つ追い求めていくというのはこれから必要になってくると思いますけれども、今何かイメージとして思い描いてますでしょうか。

(市長)やはりラウンジとしての利用は基本になるかなと思っていて、例えば、企業さんの専用ラウンジはもちろんのこと、ビジネスの交流の場になるものと考えています。試合を見ながら、様々な意見交換が行われて、そこで新たなビジネスが生まれていく、新たなつながりが生まれていく、そういったところも期待したいなと考えております。さらに、どういった機能をつけていくかにつきましては、むしろ、市民の皆さん、県民の皆さんといろいろアイデアを出し合いながら、こういった機能があるといいよねというところを語っていければと思っております。

(記者)もう1点、今回、複合化の看板を下ろしたのは、前に進めるためには、どこかで現実的な判断をしなければならないという意味で1つ前進と捉えられると思いますけれども、一方で、例えばSNSなどを見ていると、いまだに必要性はどうなんだという話が出てまいります。市長は、常々必要性とか、効果、鹿児島の未来に果たす役割などのお話をされていますけれども、まだ、一般の市民の方々に十分伝わって、浸透しているとはちょっと言い切れない部分があると感じております。改めて、市長がどのようにしてこれから市民の方に理解していただくよう、今回の方針転換も含めて、説明していく場を設けるなどの思いはいかがでしょうか。

(市長)まず、この必要性につきましては、既に平成30年の外部有識者会議の報告などで整理をされていますけれども、改めて、機会を捉えてご説明をしていきたいと考えております。また、今回の候補地選定につきましては、今は市当局としての考え方を市議会にお示しをして、これから来たる9月の定例会でご論議を賜り、市議会でのご論議を踏まえて、市としての考え方を県にお伝えをし、そして、恐らく県では県議会でのご論議も踏まえて、最終的に県と市で一緒になって候補地を決定していく、そのプロセスの入り口であると考えております。その段階段階に応じて、しっかりと市民の皆様にも説明をしていきたいと思いますし、また、その前提となるものは、これはスタジアムだけの話ではなくて、人口減少の危機感をやはり常に市民の皆さんと共有していきたいと考えております。既に、鹿児島市としては、来る2040年問題、サービスが必要な高齢者の数がピークに達し、一方でそれを支える、いわゆる若い世代、現役世代の減少が止まらない状況を見据えて様々な取組を行っておりますけれども、やはり、まちの活力を次の世代に引き継いでいくためには、これから2040年、そしてその先を見据えて市民の皆さんに継続してサービスを提供し続けていくためには、何といっても若い世代に選ばれるまちでなければならないと考えております。そういった中で、1に稼げる仕事、2に子育て・教育の充実、そして3にわくわくするエンターテインメント、これらを兼ね備えた若い世代に選ばれるまちをつくっていくことが重要であると考えております。年間を通じてわくわくするエンターテインメントを実現できるスタジアムの整備は、特に若い世代に選ばれるまちにおいて非常に重要であると考えております。まずはこれから来たる人口減少への危機感をしっかりと市民の皆様に説明して共感をいただき、そして前に進めていきたいと考えております。

(記者)ありがとうございます。

質疑応答要旨:スタジアムの整備について

(記者)下鶴市長が目指したスタジアムは、単なる箱物ではないと思っております。ただ、今回、複合化を断念して、費用面、時間軸を最優先に判断されたのは、いいのかもしれませんけれども、先々のことを考えたときに、果たして施設として成り立っていくのかという危機感を感じる方も少なくないと思うんですけど、果たして大丈夫なのでしょうか。

(市長)ランニングコストのことだと考えておりますけれども、まさに、そこを考慮して多機能化を図っていくということです。そもそも公共施設はまちに必要だけれども、民間だけではなかなか採算が成り立たないものをどこまで公共でやっていくのかという観点があるわけですけれども、例えば鹿児島市でいえば、水族館や科学館、美術館、近代文学館、文化ホールなど様々な施設を持っておりますけれども、基本的にこれらの施設の利用料は頂きますけれども、いわゆる赤字の部分は皆さんの税金を使わせていただいて維持をしているところです。昨今、こういう財政状況ですので、この幅をいかに圧縮するかという考え方から、これまで稼げるスタジアムを標榜して検討を進めているところでして、その維持費をいかに圧縮していくのかは変わらず、多機能化などを含めて検討を進めていきたいと考えております。ですので、維持費をしっかりと少しでも圧縮する考え方は従前と変わらないものであります。

(記者)多機能化だけで賄えていける自信はありますでしょうか。

(市長)これはどこまで賄うかによりますけれども、例えば先ほど申し上げましたVIPラウンジの使用料を確保していくことは1つの柱になるかと思います。

(記者)ありがとうございます。

質疑応答要旨:スタジアムの整備について

(記者)与次郎地区に新しくスタジアムができることで、人がまた集まります。現状、週末に野球場、陸上競技場、イベントが重なったときに非常にたくさんの人が集まっております。そこにさらに1つ集まることによって、集まる人たちの駐車場、交通インフラ、改めていま一度ご説明いただければ助かります。

(市長)この与次郎地区でのスタジアム整備に当たっては、現状から渋滞を悪化させないことを考慮しながら進めていきたいと考えております。そういった中で、駐車場は検討すべき課題であろうかと思いますけれども、一方で、この渋滞という観点で考えたときに、それでは駐車場を増やせば渋滞が解消するのかという観点も含めて検討を行う必要があると思っております。最も重要なことは、公共交通を含めた他の交通手段への分散でありまして、既にクラブとも連携をして、例えば試合時に市電で来場してもらった場合には、市電の料金を割り引く取組も行っていたかと思いますので、重要なことは、他の交通手段への分散をどう図っていくのか。そして、もう1つ重要なことは、イベント全般そうなのですけれども、特に帰るときの交通をどう分散させていくのか。タイミングですよね。こういったところも特にクラブとも連携をしながらやっていきたいなと考えております。

(記者)新しい交通インフラに対して、具体的な施策等を何か検討しているものはあるのでしょうか。

(市長)これは今後の検討になろうかと思いますけれども、いろいろな捉え方があって、例えば、私も見に行ったときに、市電まで歩くこともありますし、途中のお店で飲食を楽しむこともありますので、徒歩や市電も含めて、今後様々な検討をしていくことになるだろうと思います。

(記者)ありがとうございます。

質疑応答要旨:スタジアムの整備について

(記者)候補地を鴨池庭球場に絞って検討を進める理由として、先日の市議会委員会で関係団体からおおむねの了承が得られたという説明がありました。その中で文化団体とのやり取りもあったとのことでした。その文化団体、具体名は公表できないとのことでしたが、3つの文化団体とありました。その3つというのは、どういう理由で選んでやり取りをしたのでしょうか。

(市長)これはこの間、市議会でも庭球場の移設候補先である文化公園について、るる質疑が交わされてきたところでありまして、この文化公園に関わる団体さんと協議をしているということです。

(記者)先ほども渋滞の件で、現状から渋滞を悪化させないとありましたが、庭球場を文化公園に移設するに当たって駐車場を60台分削減するという問題がありますけれども、この60台を削減しても渋滞の状況は悪化しないというご認識でいらっしゃいますでしょうか。

(市長)駐車場をどうするかは今後、スタジアムの検討が進んでいくのに応じて段階を踏んで検討していくことになろうかと思いますけれども、駐車場の確保と渋滞は別個の問題として考えなければならないと思っています。すなわち、よく話されるのが、駐車場をたくさん造ればというご指摘もあるわけですけれども、そうしましたら駐車場への出入りをする車は当然に増えていきますから、そこの渋滞対策をどう考えていくのか、もちろんリンクはするわけですけれども、全く重なるわけではなくて、一部は当然重なるかもしれないけれども、やはりそこは別個の問題として検討していく必要があるのかなと思っています。

(記者)分かりました。一方で、川商ホールを現在利用する方からは駐車場が減ることについてまだ理解を完全に得られていない状況かと思いますけれども、今後、利用者の方に理解を得てもらうためにどのような働きかけをしていくご予定でしょうか。

(市長)先ほど来お伝えしておりますとおり、今の段階は市としての考え方を整理して市議会にお示しをした段階でありまして、これから来る9月市議会定例会においてご論議が交わされ、それらを踏まえて県に市としての考え方を伝え、そして県でも県議会でのご論議などを踏まえて、今、県と市で一緒になって候補地を探すということで合意をしてこれまで取り組んできておりますので、最終的には県と市で候補地を合意の上、決定するという流れになろうかと思います。そういった中でそれぞれの段階に応じて様々な検討は進められていくものと考えております。

(記者)ありがとうございました。以上です。

質疑応答要旨:スタジアムの整備について

(記者)テニス場の移設費について、県は市に負担を求める考えを示していますが、改めて市としての考えを教えてください。

(市長)市としては、それらも含めてスタジアム整備に係る費用について、県、市、民間の費用負担協議を行ってまいりたいと考えております。

(記者)費用負担の在り方について、現時点で県、民間との協議の状況はいかがでしょうか。

(市長)民間からは応分の負担をするという意向も示されておりますし、一方で、県からは、まずは候補地が決定、そして施設の規模、機能を踏まえた上でとの考え方が示されておりますので、我々としては、まずは、市としての考え方を市議会にお示しをし、市議会でのご論議を踏まえて市としての候補地の考え方を県にお示しをして、県と市で候補地を決定していく、そしてやはり実現に当たっては費用負担協議が必要でありますので、費用負担協議になるべく早く入ってまいりたいと考えております。

(記者)今教えていただいた民間というのは具体的にはどのような団体になりますでしょうか。

(市長)これまで要望もいただいておりますクラブや競技団体でありますけれども、最終的にはやはりふるさと納税なども活用した民間活力の活用も視野に入ってくるだろうと考えております。

(記者)ありがとうございます。

質疑応答要旨:スタジアムの整備について

(記者)今回市議会の9月議会の論議を経て県と決めていくということですが、そういった意味では最終的に決まるという意味での時間軸について市長はどのように考えていますでしょうか。

(市長)時間軸として決まったものを申し上げられる段階ではありませんけれども、やはり様々な社会情勢の変化を捉えたときに時間軸というのは意識をして取り組んでいくべきものと考えております。そういった考えの下、5月に調査結果を出し、そして6月市議会で調査結果を踏まえたご論議を賜り、そして今般、市としての考え方を整理してお示しをしているところです。

(記者)調査結果によりますと、来年度には基本構想・基本計画に入るとなっていますが、結論は年度内と見てよろしいでしょうか。

(市長)調査結果でお示ししているスケジュールは、あくまで最速という想定ですので、今後の状況によって変わり得るものだろうと考えております。

(記者)ずれることもあるということですね。

(市長)例えば市議会でのご論議の中身であったり、さらにはその後の県でのご論議の中身であったり、そういった様々な要素がありますので、今、具体的なスケジュールをここでお示しすることは難しかろうと思います。

(記者)ありがとうございます。

質疑応答要旨:スタジアムの整備について

(記者)今回1つの大きな節目ということですが、テニスコートを移すことで文化公園を実質解体し、川商ホールの駐車場360台分のうちの60台を削るという、言えば犠牲を強いることになると思うのですけれども、そのようなご認識はおありですか。

(市長)犠牲という表現がどういうことを指すのか私には判然といたしませんので、記者のお考えだろうと思います。文化公園につきましては、特に大家の方々のモニュメントがございますし、モニュメントの配置につきましては、公園内での再配置などを基本に市民の方々に親しまれる場所での配置をしっかりと考えていきたいと思います。また、駐車場を含め渋滞対策につきましては、先ほど来、るる質疑が交わされてますけれども、エリア全体として検討を進めていく必要があるものと考えております。

(記者)そこの対策を時間軸でおっしゃった場合に市民の理解という意味では非常に大きなことだと思うのですけれども、どういうタイミングで文化公園の今後の在り方を示されるのか、あと駐車場問題も含めた交通対策、どの時点で具体的なものを示されるおつもりでしょうか。

(市長)それは検討の段階に応じてということになろうかと思います。といいますのが、今この進め方をやっている大前提は、スタジアムに係る予算の執行に当たっては候補地の選定などが行われてからということの附帯決議を市議会からいただいておりますので、市民の代表である市議会からいただいている決議の趣旨を十分に踏まえて、まずは候補地選定に当たって市としての考え方を9月の市議会定例会でご審議、ご論議を賜るべくお示しし、これから9月の市議会で様々なご論議があり、その上で市としての考え方を整理し、県にお伝えをして、県で議会も含めてご論議があり、そして最終的に県と市で候補地の選定をすることになろうかと思います。それぞれの段階がありますので、段階に応じて検討を進めていくということが1つ。そしてもう1つは、先ほど附帯決議について申し上げました。すなわち、いろいろな検討、そして調査をするに当たってはそのベースとなる数字なども必要でありますから、調査を行うに当たっては調査費用が必要となってまいります。そういったときには当然に予算措置を伴うものになりますので、ここも段階を踏んで、先ほどの附帯決議の趣旨もしっかりと踏まえながら、まずは候補地選定に向けて市としての考え方を整理し、お示しをして、これから市議会でご論議を賜る、そういった段階であることをご理解いただきたいと思います。

(記者)今回の議会の議案の中でひょっとしたら調査費等の予算が出るかなと思ったのですけど入っておりませんでした。先ほど今後のスケジュールを考えるとかなり急がないといけないと思うのですけれども、そこら辺のご見解はいかがでしょうか。

(市長)これはただいま申し上げましたとおり、以前の市議会の附帯決議において、スタジアム関連の予算の執行に当たっては候補地選定などにめどをつけてからという、そういったご指摘、附帯決議をいただいておりますので、まずは候補地の選定を最優先に行っている、その上で、必要な調査などがあればその予算について議会にお願いをする、そういった流れになってこようかと思います。

(記者)ありがとうございます。

質疑応答要旨:児童クラブ利用待機児童について

(記者)下鶴市長が掲げている子育て支援について1点質問させてください。放課後児童クラブの現状について、最新の数字では4つの校区で現在31人の待機が出ている状況であります。この現状について、下鶴市長はどのような受け止めでしょうか。

(市長)放課後児童クラブの待機児童につきましては、低学年は解消されているものの、高学年で一部の校区で発生していると認識をしております。この待機児童の解消に向けては、毎年、需要予測を行いながら解消に向けて取組を進めているところです。

(記者)当然目指すところは待機ゼロになるのでしょうか。

(市長)それを目指して取組を行っております。一方で、同じ待機児童という点で保育所等との対比もされますけれども、放課後児童クラブの待機児童対策というのは、特に保育所等との違いで申し上げれば、校区ごとの設置が基本となっておりますので、校区ごとにどう解消していくかがございます。常に鹿児島市では毎年予測を行いまして、待機児童が出そうな、既存の受皿では不足をするところは新設や民間クラブの誘致を進めているところですが、一方で、新設の単位もありますので、昨年から新たな対策として広域型、つまり、1つの校区で数人発生するところをまとめて、例えば、送迎の確保も行いながら近隣の複数校区で解消を目指す広域型などの取組も進めているところです。

(記者)年々この待機児童も減っている状況ではあるのですけれども、31人解消するに当たって、今もご説明ありましたけれど、一番のネック、課題は何だとお考えでしょうか。

(市長)やはりどの業界も人手不足がありますけれども、放課後児童クラブの支援員の方々の確保が大きな課題になっております。中には受皿不足で待機が出ているところもありますが、受皿はあるけれども、人手不足によって定員までの受入れができていない場合もありますので、引き続き、支援員の確保に全力を注いでまいりたいと考えております。

(記者)そうした中、国のこども家庭庁が主導で企業などの力を活用した預かり機能、いわゆるアフタースクールのモデル事業が鹿児島市でも行われておりますけれども、アフタースクールの期待感について下鶴市長のお考えはいかがでしょうか。

(市長)様々な手段を講じて待機児童の解消は目指していかなければならないと思いますので、こういった様々な手段が出てくるのは非常にいいことだろうと思っております。

(記者)ありがとうございました。

よくある質問

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