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更新日:2015年3月20日

市長定例記者会見(平成22年3月25日 木曜日)

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日時:平成22年3月25日(木曜日)10時30分~10時49分

場所:鹿児島市役所本館2階特別会議室

市長 皆さん、おはようございます。
昨日は、東京出張でしたので、代々木体育館に鹿児島女子高(バレーボール部)の(激励)応援に行ってきました。八王子実践(高校)にストレートで勝ったということで、大変うれしく思います。今日はまた優勝候補の筆頭に挙げられています大分県代表の高校との事実上の決勝戦ということで、教育長が応援に行っているようですから、大変うれしく思っています。
今週の火曜日の23日に平成22年第1回市議会定例会が終了し、22年度予算をはじめ関係議案が原案どおり可決されました。
22年度には九州新幹線が全線開業し、東北新幹線の全線開業とあわせて鹿児島から青森まで高速鉄道でつながり、まさに「新幹線大交流時代」を迎えることとなります。
本市としましては、新幹線全線開業を、本市がさらに大きく発展する絶好のチャンスとして捉え、地域活性化や魅力あるまちづくりにつなげることが重要であると考えています。
私は引き続き、市民の皆様方と一緒になって、共に行動し、そして「人とみどりが輝くまち・かごしま」の実現に向けて、全力で取り組んでまいりたいと決意を新たにしています。
それでは、本日は2項目について発表します。

市長発表:歴史ロード“維新ふるさとの道”グランドオープン・南洲橋ライトアップ

初めに、歴史ロード“維新ふるさとの道”グランドオープンと南洲橋ライトアップについてですが、明治維新で活躍した多くの偉人を輩出した加治屋町(かじやまち)の甲突川左岸緑地と西郷隆盛誕生地を、2カ年をかけて整備を進めてまいりました歴史ロード“維新ふるさとの道”が完成しましたので、本日その完成記念式典を行い、供用開始します。

今回完成しました高見橋から南洲橋間につきましては、明治維新後の近代日本の幕開けをイメージして、石造りの維新歴史ゲートをはじめ、薩摩と世界との交流を紹介する広場や、薩摩暦などの薩摩と時、暦の関わりを紹介する広場などを整備したところでございます。

20年度に、幕末期をイメージして整備した南洲橋から高麗橋までを含む全長440メートルの「維新ふるさとの道」を、幕末から明治維新、近代日本の黎明期に思いを馳せながら、多くの市民の方々や観光客の皆様方に歴史探訪の散策を楽しんでいただきたいと考えています。

また、夜間は歴史ロード内の施設などに加えまして、南洲橋も今夜からライトアップしますので、甲突川河畔の魅力ある夜景をお楽しみいただけるものと思います。照明に当たりましては、LEDを採用したライトを設置するなど、省エネ対策や環境にも十分配慮したところでございます。

昨年の維新ふるさと館の入館者数やシティビュー夜景コースの乗客者数は、「篤姫」の放送があった20年に比べまして増加しているところでありまして、今回の完成によりまして、さらに多くの皆様方でにぎわい、回遊性のあるまちづくりにつながることを心から期待しています。

市長発表:平川動物公園「アフリカの草原ゾーン」などのリニューアルオープン

次に、平川動物公園「アフリカの草原ゾーン」などのリニューアルオープンについて説明します。

平川動物公園では、平成18年度に策定しました「再整備基本計画」に基づき、平成21年度から「動物にも人にもやさしい、南国鹿児島らしい特色ある動物公園」を目指してリニューアルに着手し、27年度まで順次整備を行っています。

いよいよ明日、リニューアルの第一弾として、「アフリカの草原ゾーン」をはじめ、「アシカ・ペリカンプール」と「マントヒヒ・バーバリーシープ展示場」がオープンします。

明日は、午前10時からオープニングセレモニーを開催します。

新たな施設では、動物たちの生態や行動をより間近に観察できるよう、工夫を凝らした展示手法を取り入れることで、これまで以上にいろいろな目線から動物たちの姿をご覧いただけます。

また、今回のリニューアルオープンに合わせまして、長崎バイオパークから1歳になるオスのカバ「龍馬くん」が、また名古屋市東山動物園から2歳になるオスのコアラ「ウルルくん」が仲間入りします。さらに、秋には神戸市立王子動物園からメスのカバ「ナナミちゃん」も来園の予定です。

平川動物公園に誕生するカバのカップルが多くの来園者に愛されるとともに、可愛いカバ、そしてコアラの二世が誕生することを心から期待しています。

今後の整備においても、園内の掘削(さっくつ)による、日本初の温泉を活用した動物飼育など、全国で「鹿児島に平川動物公園あり」と言われるよう、努めてまいります。ぜひ、ご期待いただきたいと思います。

私からの発表は、この2つの項目です。

質疑応答要旨:歴史ロード“維新ふるさとの道”グランドオープン

記者 今日、歴史ロード“維新ふるさとの道”がグランドオープンしますが、今後、まちの回遊性をどのように図っていくおつもりでしょうか。

市長 今日、歴史ロード“維新ふるさとの道”がグランドオープンします。そして甲突川の、先ほどお話ししましたように、左岸の整備として、これらを整備しました。そして今年8月には、甲突川の右岸にも観光交流センター等が整備されます。そして、中央駅から甲突川を挟んだ両岸の整備を進めることによりまして、この甲突川河畔を通り、そしてまた、今天文館界隈も整備を順次進めているところですので、歩いて鹿児島の中心市街地を散策できる対応が十分できてくるものと思っています。そういった意味では、来年の九州新幹線全線開業に向けてのまちの回遊性というものが順次整備を進められ、盤石な体制を整えられ、多くの皆様方に鹿児島のまちの魅力を楽しんでいただけるものと思っています。

質疑応答要旨:平成21年度の総括

記者 市長にとって、21年度はどのような年だったでしょうか。

市長 21年度は、市政運営、大変厳しい状況でした。リーマンショックに始まって、世界的な経済・金融不安、そして新型インフルエンザが流行した。そしてまた、定額給付金等の仕組み等が国からも示されたり、一番大きかったのは、9月の政権交代により、これまでのシステム、そしてまた枠組みが大きく変わった中での市政運営、地方自治体の運営をしていかなければならないという大きな変動の中での鹿児島市のまちづくりに一生懸命取り組んできたと考えています。
いろいろな大きな課題等もいくつか出てきました。1つには九州新幹線全線開業へ向けての取り組み、そして、それに対する街なかの回遊性を含めたまちづくり、また環境対策、子育て対策等いろいろな課題に積極的に、そして迅速に取り組んでいけたと思っています。やはり、今地方から国を変えようという大きな気概を持ちながら、鹿児島の魅力を大きく国内外に発信することで、自立できる、そして自己決定できる、また鹿児島らしさ、そして鹿児島ならではのまちづくりが着実に推進できた年ではなかったと思っています。

質疑応答要旨:九州新幹線全線開業1年前を控えた課題

記者 新幹線全線開業まであと1年ということで、鹿児島市で解決しなければならない大きな課題は何かございますでしょうか。

市長 大きな課題というのは、先ほども話しましたように、鹿児島ならではのまちづくりをしなければならないと思っています。鹿児島は、これまでも歴史や文化、そして豊かな自然を売り物に、全国に情報発信してきていますし、それらのことで多くの皆様方が鹿児島を訪れていただいていますが、九州新幹線全線開業を機に、やはり経済圏が福岡や大阪など関西方面に移る可能性もなきにしもあらずという不安も1つにはあると思います。
しかしながら、福岡、熊本、鹿児島3市で連携しながら、九州全体の一体化を含め、繁栄を今、一生懸命模索をしているところですが、その中でも、やはりそれぞれの自治体がそれぞれの魅力を持ってまちづくりを取り組んでいくということで、先ほども言いましたように、鹿児島の場合は歴史や文化、自然、そして食等、他の都市にないものを大きく前進させる、そして積極的に取り組むことで、まちの魅力をこれまで以上に増していきたいと思っています。
これだけ時間が短縮されますと、さまざまな分野で大きな影響がマイナスの面にしても、プラスの面にしてもあろうかと思いますけれども、できるだけマイナス面を抑制し、プラス面を加速させたまちづくりをしていくことが大きな課題ではないかと思っています。

記者 マイナス面とプラス面とおっしゃったと思いますが、具体的に教えていただけますでしょうか。

市長 経済・商業に関する面については、これだけ短時間で福岡、先ほど関西方面と結ばれるということになりますと、1つには鹿児島にあるいろんな企業の支店や営業所等が福岡に移転をするとか、企業の進出がなかなか思うようにいかなくなるのではないかといった面も危惧されます。
もう一方では、プラス面としては、そういったほかの都市にない大きな魅力を鹿児島は持っていますので、それらを1つの大きな財産として、また、まちの活性化の原動力として、これまで以上に磨きをかけることによって、他の都市にはない、鹿児島ならではのまちづくりを進めることで、九州新幹線全線開業が大きなプラス効果として、私どもにプラス効果をもたらしてくれるのではないかと思っています。

質疑応答要旨:政権交代後の予算編成の変化

記者 政権交代後、初めて平成22年度の一般会計予算をつくって、今回定例会で可決されましたけれども、振り返ってみて、それ以前と比べて変化がありましたでしょうか。

市長 政権交代等でシステム、枠組みの変化がありました。特に大きな変化としては、それぞれの自治体、特に鹿児島市を含め鹿児島県、鹿児島県内の地方自治体でいろいろな課題があるものを、直接国へ要望することができなくなり、県連で受けるということで、そういった意味で、そういった要望が国のほうへ直接、我々の実情が伝わっていけるのかという不安も最初のうちはありました。
しかし、実際、国の予算を見てみますと、我々の要望したものがしっかりと踏まえられ、そして国の予算の中にもしっかりと組まれていましたので、そういった面での不安は払拭されましたけれども、やはり大変厳しい国の予算の中で、鹿児島市の場合は、やはりまだまだ都市基盤整備というものが遅れていると考えていますので、そういった面でこれからも公共事業を含めた都市基盤整備、そしてまた地域活性化の意味での経済対策・雇用対策の面でも、そういった対策を含めて国の予算や方針等に対して、これからも強く要望していかなければならない課題も多くあるのではないかと感じながら、予算編成をしたところです。
そういった意味では、子ども手当などを含めて、国の予算そのものの占める割合が大きくなったこと等もあり、もう1つは、経済・雇用対策を積極的に打ち出したことにより、7.4%という、これまでにない大きな伸びを示す予算編成ができたと思っています。
これからも新政権においては、地域主権ということを大きな目標、大きな柱に掲げていますので、地域主権に沿った予算が国で組まれると思いますので、それに対応した実体的な鹿児島市としての予算を編成していければと思っています。

(記者会見終了)

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