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鹿児島市立美術館 > 展覧会 > 令和4年度秋の所蔵品展

令和4年度 秋の所蔵品展                        ミニ特集:版画のいろは  

※郷土ゆかりの作品や印象派以降の西洋美術に加え、ミニ特集では、所蔵品を通して版画表現の基礎を紹介します。

会期:令和4年9月27日(火曜日)~令和4年12月11日(日曜日)※新型コロナウイルス感染症の拡大状況によっては変更になる場合もございます。

  • 会場:2階(常設展示室)
  • 観覧料:一般300円、高大生200円、小中生150円
  • 年間パスポート:一般600円、高大生400円、小中生300円 ※購入日から1年間、所蔵品展・小企画展を何度でもご覧いただけます。 

 

展覧会概要

 洋の東西を問わず、版画は宗教画や経典を広く普及させるために誕生したと言われています。紙の発明と印章の文化を持つ中国は印刷が最も早く7世紀から始められ、日本では8世紀の経典「百万塔陀羅尼(だらに)」に端を発します。西洋は意外と遅く、15世紀初頭の木版画(凸版)から始まり、同じく15世紀に銅版画(凹版)が発達、石版画(平版)は18世紀末に誕生します。一点ものの油彩画に比べて、巨匠の作品でも複数制作できる普及版として版画は人気を博しました。しかし、19世紀に広まった写真によって、絵画全般は再現技術の座を奪われ、なかでも複数制作という利点を持っていた版画は大きな痛手を受けます。それでも、木版画の温かみ、銅版画のシャープさ、石版画の自由さなど、版画ならではの独特の魅力が見直されていきます。さらに、作家のサインを入れ、エディションと呼ばれる印刷枚数を限定することによって、美術品としての希少性を高め、版画は新たなジャンルとしての地位を確立しました。
 今回のミニ特集では、それぞれの版画技法の特徴を比較しながら、その多彩な味わいをお楽しみください。
  

主な展示作品

  • ミニ特集で紹介する作品

 ジャズ「コドマ兄弟」

 アンリ・マチス 『ジャズ』より《コドマ兄弟》

 小さな世界7

 ワシリー・カンディンスキー 《小さな世界Ⅶ》

  • 印象派以降の西洋美術や郷土ゆかりの作品

 ローランサン「マンドリン」

 マリー・ローランサン《マンドリンのレッスン》

 松に麒麟の図

 木村探元《松に麒麟の図》

 能道《四角筥》

 藤本能道《色絵枯葉小禽図四角筥》

 

 

 

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お問い合わせ

鹿児島市立美術館

〒892-0853 鹿児島市城山町4-36

電話番号:099-224-3400

ファクス:099-224-3409


最終更新日:2022年10月7日

  • 休館日カレンダー

  • 常設展観覧料など

    • 開館時間
      • 9:30~18:00
        (入館は17:30まで)
      休館日
      • 月曜日
        (祝日の場合はその翌平日)
      • 12月29日~1月1日
      常設展観覧料
      • 一般 300円
        (年間パスポート600円)
      • 高大生 200円
        (年間パスポート400円)
      • 小中生 150円
        (年間パスポート300円)
      • 観覧料の詳細はこちらから

      ※特別企画展はその都度定める料金
      ※2F展示ギャラリー・アートライブラリーのご利用は無料
      ※毎月第3日曜日は小・中学生常設展示観覧料無料

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