更新日:2025年1月21日
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尖圭コンジローマについて
ヒトパピローマウイルスが病原体の病気で、性器周辺に尖ったようないぼがびっしりとできる皮膚症状が特徴です。
ただし、自覚症状が無い場合も多くあります。
このウイルスは皮膚や粘膜の微小な傷から進入して感染します。そのため、外陰部にアトピー性皮膚炎や接触性皮膚炎などがあると、特に感染しやすいといえます。
なお、このヒトパピローマウイルスの中には発ガンと関わっているものもあります。
本市では、現在、市内の指定された医療機関(「定点医療機関」といいます。)から毎月、尖圭コンジローマの発生件数を報告していただいており、月ごとにその統計をとっています。
令和6年の本市の患者報告数の推移は下記の通りです。
潜伏期間は長く、数週間から3ヶ月程度ともいわれます。
そのため、治療終了後も最低3ヵ月は厳重な経過観察をして、再発の早期発見に努めることが必要です。
陰茎、亀頭、包皮、陰のう、肛門周囲、尿道口などに薄い茶色のいぼができ、カリフラワー状になることもあります。
陰唇、膣、肛門周囲、尿道口などに薄い茶色のいぼができ、カリフラワー状になることもあります。
分娩時の母子感染により、乳児が喉頭乳頭腫を発症する可能性も示唆されていますので、妊婦で発症した場合には分娩までに治療を終了する必要があります。
レーザー治療、電気で焼く治療、液体窒素による凍結療法などがありますが、外科手術により切除する場合もあります。
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